mouse B5-R5は国内メーカーマウスコンピューターが販売する15.6型のディスプレイとフルサイズテンキーを搭載したスタンダードノートPCだ。

このノートPCはAMDのRyzen 5 4500Uプロセッサを搭載することで低価格かつ高性能にまとめた構成が魅力で直販サイトでの販売価格は税抜79,800円と購入しやすい価格。

メーカーより実機を借りたので検証結果を紹介しよう。

YouTubeでもまとめているので是非チェックしてほしい!

スペック

mouse B5-R5のスペック
モニター
  • 15.6型(1920×1080ドット)
CPU
  • AMD Ryzen 5 4500U
iGPU
  • AMD RadeonGraphics
メモリ
  • 8GB
SSD
  • 256GB
サイズ(幅×奥行×厚さ)幅360mm×奥行き239mm×高さ19.8mm
バッテリー持続時間
充電タイプDCジャック/USB-C
重量約1.62kg
保証1年間無償保証・24時間×365日電話サポート

マウスコンピューターは購入後の無料電話サポート・購入前の事前LINEサポートが魅力の国内メーカーなので、国内メーカーを選びたいユーザーにおすすめ。

mouse B5-R5の特徴

mouseを象徴するスタンダードモデル

mouse B5-R5はAMD社のCPU Ryzen 5 4500Uを搭載するスタンダードのノートPCだ。性能と機能性を重視するマウスコンピューターならではの価格帯で、税抜79,800円で購入できる。

また、テンキーだけでなく、有線LANやフルサイズのHDMIポートなど、宅内での利用に便利なインターフェースが搭載されている。

1.5万円でLTEモジュール搭載可能

mouse B5シリーズはBTOでLTEモジュールを増設できる。価格は1.5万円。「標準 SIM」と規定されているサイズで、3G/LTE通信に対応。

バンドはマウスコンピューター公式ページの「カスタマイズ・見積のカスタマイズページ」から確認できる。

つながりやすい周波数帯域は俗にプラチナバンドといわれているが、mouse B5-R5に搭載可能なモジュールの対応バンドはドコモがBand19(800MHz)、auはBand18/26(MHz)、ソフトバンクはBand8(900Mhz)がで全キャリアのプラチナバンドに対応している。

2021年3月にスマホ向け通信料金が安くなったタイミングでLTE使い放題の5G契約をしLTEを利用するのもありだろう。

15.6型ながら重量は約1.6kgと同クラスでは比較的軽量

既存の15.6型のモデルは一般的には2kg程度だったが、mouse Bシリーズは金属素材と樹脂素材を組み合わせた筐体で重量は約1.6kgほどに。

これは薄型のベゼルや採用素材によるもので、SIMを搭載できることからもわかるとおり、持ち運びを想定してのこと。

使い勝手のよい15.6型のスタンダードノートPCを10万円以下で手に入れたいならこのモデルがおすすめ。

なお、価格や仕様は変更となる恐れがあるため必ず公式ページにて確認をお願いします。

性能について

mouse B5-R5はコストパフォーマンスの高さに定評のあるAMD社Ryzen モバイルプロセッサを採用している。今回は初期インストールされているControlCenter 3.0でファンの回転数を最大にして最もパフォーマンスが伸びる状態で計測。

Cinebench R20

Cinebench R20はCPUのパフォーマンスのみでコンピューターグラフィックを生成し、CPUの性能を測定するベンチマークソフト。点数が高ければ高いほど高性能とされているが、実際のソフトウェアを動作させた際の実性能と差が開く可能性があるが結果下記の通り

 

Cinebench R20の総合スコア

Core i9 10980HK
4132pts
Ryzen 9 4900HS
4040pts 
Ryzen 5 4600H
3143pts
Core i7 10750H
2926pts
m-Book K700 Core i7 9750H
2643pts
Ryzen 7 4700U
2437pts
Ryzen 5 4500U(検証機)
2298pts
HP ENVY x360 15Ryzen 5 4500U
2270pts
Core i7 1165G7(最大PF)
2029pts
Core i5 10300H
1941pts
Core i5 1135G7(Inspiron 14 5000)
1711pts
ThinkPad E14 Gen 2(AMD)
1604pts
Core i7 1065G7
1600pts
Prestige 15 Core i7 10710U
1587pts
mouse X5 (Core i7 10510UI)
1534pts
ThinkPad E595(Ryzen 5 3500U)
1333pts
ThinkPad X390(Core i7 8565U)
1245pts

結果は2296ptsでまずまずといった結果に。従来のインテルCPUよりも高性能で、上位グレードのCPU Ryzen 7にも迫る勢いだ。

ノートPCは筐体のサイズや、実行環境によりベンチマーク結果の状況が左右されるが、2021年現在でmouse B5-R5はスタンダードノートPCのなかでは比較的高性能だ。

PCMARK 10

FutureMarkが提供するPCMARK 10は、MicrosoftOfficeのWord、Excelに類する互換ソフトウェアや、ビデオ通話会議ソフト、画像編集ソフトのバッジファイルを実際に動作させ、どの程度の快適性があるかをスコア化。提供元はおおむね4000点以上あれば快適としている。

結果は総合スコアが4,498で一般的なタスクを行う上では非常に快適という結果に。Ryzen 5 4500Uを搭載していれば、上記を想定した利用であれば全く問題なく利用可能だ

PCMARK 8

同じくFutureMarkが提供するPCMARK 8はバッヂファイルを連続動作させて実駆動時間の目安を計測可能なソフトウェアだ。

バッテリーライフは動作時間の目安だが、電源をつけっぱなしで処理を続けても5時間以上は持つということ。実際には5時間ぶっ通しで利用することは極めてまれなので1日以上は動作すると思われる。

デザインについて

mouse B5-R5はアルミ素材の天板をはめ込んでいるタイプで、アルミ削りだしではないため、PC全体の剛性感や質感が外資系メーカー製のPCに見劣りする。

前述の通り、軽量さと機能性を併せ持っているため、デザイン重視ではなく「使いやすさ」を重視するならコレといった感じだろう。

天板のカラーリングはシルバーで、ヘアライン加工が施されている。全体的にはトレンドを意識したシンプルな作り。

サイズはA4サイズのクリアファイルよりも一回り大きい程度。従来の15.6型よりはコンパクトになっている。

キーボード側は黒が多く目立つツートンタイプ。

重量は実測値で1.616kg。重量は感じるが、持ち運びできる範囲に収まっているといえる。

底面パネルも天板同じく金属素材が採用している。ゴム足と吸気穴といったオーソドックスなタイプ。裏蓋は精密ドライバーがあれば開封可能なので、自分でメモリやSSDを増設もできる。(行う際は自己責任で)

キーボード

mouse B5-R5はテンキー付きのフルサイズキーボードが採用されている。最新のモバイルノートPCのような浅めストロークではなくビジネス用PCなどに見られる深いストロークで比較的打ちやすいキーボードだと思う。

とはいえ、テンキーが3列であることや、キーボードの筐体は樹脂なのでたわみが少し気になるところだろうか。

インターフェース

  • ケンジントンロック
  • 有線LAN
  • USB-A 3.1×2
  • micro SDカードスロット

LTEモジュールを増設した際は左側にSIMスロットが配置される

  • USB-C
  • USB-A 3.1
  • HDMI
  • DCジャック

付属のUSB-Cポートは65W以上の出力で給電可能なUSB-PDに対応。高出力なモバイルバッテリーやACアダプターがあればここから充電も可能だ。

最近省かれがちなフルサイズのHDMI出力を装備している点が良い点で、外部ディスプレイへの出力が簡単、テレワークやリモートワークで室内専用でPCを検討している方はこの点もしっかりとチェックするのがおすすめ。

ディスプレイについて

ノングレアパネルを採用した15.6型のディスプレイで、ベゼル幅は上側が約1cmほど、左右が5mmずつ程度といったところで2021年現在では標準的なベゼル幅だ。

色域・トーンカーブ

キャリブレーションツールでガンマカーブを測定したところ、RGBはフラットで自然な色合いだった。

採用パネルはLG製で、ウェブコンテンツの基準となるsRGBカバー率は60%ほど。

昨今のスタンダードノートPCにはsRGBカバー率90%オーバーのモノが多く、価格なりといったところだ。ウェブデザインや写真補正を行うのであれば別途PC用モニター購入を検討したほうが良いだろう。

PCの温度やファンの駆動音

CPU温度

OCCTv7.3.0は、CPU使用率を100%にできるソフトウェアで検証用などで用いられる。

無償版で1時間動作が可能なため実施したところ、70℃台で安定動作。限界付近で攻めていても熱で壊れる可能性は低い。

PC表面の温度

また、この時のPC表面温度は中心部で30℃弱。

最も暑い箇所でも36℃に満たない温度なので、低温やけどなどの心配もない。

ファンの駆動音

ファンの動作音は最大で約48db程度。これはCPU使用率が100%時の話で、通常時は40db程度に収まる。一般的な作業を行っている際はほとんど気にならない駆動音だ。

mouse B5-R5の評価とまとめ

良い点

  • 国内モデルとしては低価格
  • CPUの動作温度やPC表面温度が安定している
  • インターフェースが豊富
  • 追加でLTEモジュールが搭載できる

気になった点

  • 同クラスのモデルと比較した際デザインがやや見劣りする点

スタンダードノートPCをお求めの方にお勧め

マウスコンピューターはここ数年でデザインの変更に取り組んではいるものの、外資系メーカーが既存のフラグシップモデルの流用で低価格かつデザイン性の高いモデルを市場に投入してきている手前、各社のラインアップ総当たりで比較してしまうと、デザインやパーツのクオリティで少しずつ見劣りしてしまう。

しかし、マウスコンピューターのノートPCを検討するうえで重要なポイントは、「初心者にも使いやすい」を重視している点なので、USBのポートの多さや映像出力、そしてカスタマイズすればLTEモジュールまで利用できる点だ。

また、PCの評価とはずれるが、マウスコンピューターは購入相談から保守サポートまで一元管理が売りのメーカーなので、mouse B5-R5はド安定なスタンダードノートPCを求める初心者に最適な1台だと思う。

なお、価格や仕様は変更となる恐れがあるため必ず公式ページにて確認をお願いします。

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2 コメント

  1. マウス社のryzenラインナップたいへん興味があります
    ただ、一つ懸念があるとすれば、納期です。
    CPUが世界的に品薄みたいですが、どのくらい待たなければならないのでしょうか?

コメントをいただけると喜びますヽ(`▽´)/

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