m-Book C100SN-S2レビュー11.6型で5万円以下の国産モバイルノートPC

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マウスコンピューターのCシリーズは、安価なCeleron CPUを搭載することで省電力駆動するモバイル用ノートPCです。

筐体は11.6型とノートPCのなかでも小さいモニターを搭載し、最廉価モデルの価格が税抜き34,800円からと非常にリーズナブルで買いやすい。

メーカーから実機をお借りし検証した結果をお伝えいたします。

m-Book C100の特徴

動画で解説を見る

10分程度で僕が動画で解説しています。チャンネル登録もお待ちしております。

MicrosoftOffice作業や株PCに最適

日本国内2位の口座保有率を誇る楽天証券の株取引ツール『マーケットスピード(旧)』を動かしてみた際のリソースモニターです。

起動時にCPU使用率が100%になりましたが、通常時は30%ほど。株の取引きツールは10年以上ソフトウェアが変わっていないということもあり、ノートPC1台で株のチャートや板を監視する程度の実力はあります。

狙うセクターや銘柄が決まっている人であれば、Celeron N4100で十分です。

ただし、他の証券会社のソフトウェアや今後新しくなった際はこの限りではないので注意が必要です。ご自身の利用している証券会社の推奨スペックをよく確認しましょう。

Office系ソフトのベンチマークテストはそこそこ

PCMARK10というベンチマークソフトはOffice系ソフトウェアやスカイプなどのビデオ通話がどの程度快適なのかを表す指標として、参考になります。

PCMARK10
CPUCleron N4100Core i7 8565U※
Productivity27326729
Spreadsheets Score29257798
Writing Score25535807

VAIO SX12 ALL BLACK EDITION

価格が10万円程度、あるいはそれ以上する高性能ノートPCに搭載されているCPU Core i7 8565Uと比較するとスコアは倍以上の開きがありますが、一般的な作業を行う上でのハンデは軽度のものです。

このソフトウェアは大規模なシートの処理を行うもので、中小企業でよく使われる表計算を行う上では不便を感じることはないでしょう。

とはいえ、大きなデータを扱う場合はもたつきを感じるでしょうから、マクロを組んでシートを作成するのが前提の方はCore iシリーズのノートPCを検討したほうがいいと思います。

おすすめは8GBモデル

m-Book C100シリーズは最廉価モデルが34,800円と低価格で購入可能な点が魅力ですが、インターネットブラウザでGoogle Chromeの利用がメインの方は8GBをおすすめします。

前述した株トレードソフトのリソースモニターを見ていただくとわかりますが、4GBですとインターネットの閲覧もやや厳し目です。

おすすめとラインナップ
機種おすすめメモリSSD
C100E2N-S64※4GB64GB
C100BN-S14GB120GB
C100SN-S28GB240GB
C100SN-S58GB480GB

※OSがWindows 10(Sモード)となっています。詳細はマウス公式ページでご確認ください。

Windows 10(Sモード)では、Microsoft Storeアプリケーションのみインストール可能です。

m-Book C100SN-S2のスペック

僕が今回お借りしたのは最もおすすめできるm-Book C100SN-S2。メモリ8GB、SSD240GB搭載のモデルです。概要は下記のとおり。

m-Book C100SN-S2
モニター11.6型HD(1366×768ドット)
CPUCeleron N4100
メモリ8GB
SSD240GB
サイズ約292.4×206.5×24.5mm
重量1.2kg
保証1年間無償保証 24時間365日サポート

 

マウスコンピューターはPCを購入すると1年間無料で電話サポートが受けられるのが他の格安ノートPCと比較するとメリットといっていいかもしれません。

外観やデザイン

天面はビジネスシーンにぴったりなグレー配色にmouseのロゴが。

A4サイズのクリアファイルよりもやや小さめで持ち運びにぴったりなサイズだと思います。

キーボード側はモニターのフチ、およびがキーボードが黒です。派手さはありませんが飽きの来ないデザインだと思いました。

折り返し部にバッテリーが装着されており、傾斜を持たせるような設計です。

モバイルタイプのノートPCのなかでも各種ポート類は多いほうで、そのため全体が厚め

そのため、重量が実測値で1.132kgと最近のモバイルPCとしてはやや重め。軽量さよりも利便性を重視した設計と思われます。

モニター

従来型のフレームが大きめのモニターです。

ノングレアタイプのため光の反射は抑えられていますが、視野角は狭く事務作業に適した液晶パネルだと思います。

色域・トーンカーブ

トーンカーブは青が極端白く画面を見ると青白く見えます。

ウェブコンテンツの基準となるsRGBカバー率は56%ほど。

画面そのものが小さいので、色つぶれや変化を感じるシーンは少ないかもしれませんが、角度が少しずれたりすると見辛くなります。

液晶パネルは期待しないほうがいいでしょう。

キーボード

右側エンターキーが狭く、矢印キーも狭い

11.6型の筐体なのでキーピッチが17mm程度しかなく、打ち辛さを感じました。最近ではモバイルノートPCでもフルサイズスケールのキーピットをもつノートPCが多いため、この打ち辛いと感じる部分は一般の人にも当てはまると思います。

一方でキーストロークの(キーの沈み込み)は1.7mmとそれほど悪くはありません。

タッチパッドは左右がつながった物理ボタンを搭載しています。スペースはそこまで広くありません。もう少しスペースがあったほうが使いやすいと思いますので、据え置きでも使う方はマウスを用意したほうがいいと思います。

インターフェース

左側面

左側面インターフェース
VGA(D-sub15)
HDMI
USB3.0
イヤフォン
マイク

 

右側面

右側面インターフェース
DCジャック
LAN端子
マルチメディアカードスロット
USB 2.0
USB 2.0

 

11.6型のノートPCながら拡張性の高さもこのノートPCの推しポイント。一般的な使い方では発揮できないかもしれませんが、デジカメで撮影した写真をすぐに確認したい外回りの営業や現場作業監督に役立ちそうです。

ベンチマーク結果

Cinebench R20

CPUの性能を図るCinebench R20の結果です。

Cinebench R20
Core i7 8565U
1472
Celeron N4100
349

※当ブログの過去の計測結果です。実際の性能とは異なる可能性があります。

最新のCore iシリーズと比較すると大きな差があります。写真編集などクリエイティブな作業を行うにはCPU性能が全く足りません。オフィス系ソフトの利用や動画視聴にとどめておくのが良いでしょう。

Crystal Disk Mark

SSDはADATA製を採用していました。SATASSDとして最高速ではありませんが、実用性は高いと思います。

PCMARK8

PCMark8というバッテリーの連続駆動時間を計測するテストを行いました。計測結果は4時間4分でした。

比較的負荷の高い作業を行わせるため、実際の使用では6-7時間程度は持つものと思われます。Celeron N4100はパフォーマンスが振るわない分上位のCPUよりも省電力なので比較的安いノートPCでもバッテリーの連続駆動時間は長いのです。

m-Book C100の評価とまとめ

m-Book C100の評価
価格同スペックモデルと比較するとちょっと高い
性能搭載CPU通りの性能と思われる
携帯性小型ながら1.1kg程度で悪くはない
液晶事務作業専門
デザイン普通オブ普通

中小企業の現場PCにおすすめ

個人で購入するのであれば、前述のとおりどこでも市況監視したいトレード用のサブPCとしてやゴロ寝PCとしてはありだと思います。

また、おすすめする層がニッチになりますが、小規模なチームで動く作業場の導入に最適です。

もちろん「ビジネスPCならば法人用を」といいたいところですが、数台程度の発注がしづらいと感じる方や、そもそもビジネスクラスの保証・サポートを求めていないからとにかく低価格でノートPCが欲しいと感じる経営者の人はこのPCを検討してもいいかもしれません。

なお、価格や仕様は変更となる恐れがありますので必ず公式ページでご確認ください。

法人用向けモデルも検討の方は下記を参考にしてください。

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