ThinkPad E16 Gen 2をメーカーからレンタルできたのでレビューします。
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ThinkPad E16 Gen 2のスペック
ThinkPad E16 Gen 2 | |
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モニター | 16型(1920×1200ドット)16:10 |
CPU | Core Ultra 5 125H |
GPU | Intel Arc Graphics |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB(NVMe) |
サイズ(幅×奥行×厚さ) | 幅約356mm×奥行き約247mm×高さ約19mm |
無線通信規格 | WIFI6E(802.11ax)、Bluetooth 5.3 |
バッテリー | 47Whr |
充電タイプ | 65W ACアダプター |
重量 | 約1.81kg |
保証 | 1年間のプレミア保証 |
仕様、詳細はThinkPad E16 Gen 2 製品ページで確認できます。
特徴
レノボのThinkPad E16は16型で据え置き作業用に適したサイズのノートPCです。
法人向けノートPCらしく、カスタマイズに対応し、モニターやメモリ・ストレージのカスタマイズが可能です。
もちろん、販売ページにあるつるしモデルを購入しても大丈夫です。
ThinkPad E16 Gen 2は省電力のCore Ultra Uが選択可能です。
標準モデルのバッテリーサイズは47Whですが、カスタマイズで57Whに変更も可能です。16型を持ち運ぶ予定のある方はバッテリーサイズの変更をおすすめします。
バッテリーサイズの変更によって作業可能時間は2~3時間程度伸びると思われます。
ThinkPad E16 Gen 2
公式サイトでみるデザイン
天板側は金属素材で作られています。
幅約356mm×奥行き約247mm×高さ約19mmです。従来の15.6型と同じくらいのサイズで16型を実現しています。リュックなどにも入れられると思います。
重量は1.8kg程度。
ACアダプターは65Wタイプのものが付属します。
合計で2kgを超えます。
モニター
モニターサイズは14型です。搭載パネルはIPS駆動方式の液晶パネルです。
解像度はフルHD+(1920×1200ドット)を採用しています。
光の映り込みが少ないノングレアタイプなので事務作業用に最適です。
色域
モニターの色域はsRGBカバー率が59%。
キーボード
キーボードはJIS配列のフルサイズスケールのキーボードです。
ビジネス仕様に特化したキーボード配列で打ちやすいキーボードを探している人におすすめです。
タッチパッドも独立型のボタンが搭載されているため操作性は非常に高いです。
インターフェース
左側
- USB-C(3.2Gen2)
- USB-C(Thunderbolt 4)
- USB-A(3.2 Gen 2)
- HDMI
- オーディオジャック
右側
- USB-A(3.2 Gen1)
- 有線LAN
- セキュリティロック
性能
Cinebench R23
Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。
マルチコア性能は10049ptsシングルコアは1625ptsです。
16型のノートPCとしては控えめなスコアです。
昨年モデルと比較して少しパフォーマンスが伸びていますが、シングルコア性能は少し不利な結果に。
3DMark Time Spy
重量級ゲームタイトルを想定したベンチマーク3DMark Time Spyの結果です。
GPU性能はCore Ultraシリーズの中では平均的な性能でした。
バッテリーの連続動作時間
PC内部に保存されたHD画質の動画をループさせてバッテリーの連続動作時間を計測するベンチマークソフトの結果です。
100%から3%になるまでかかった時間は8時間14分でした。
バッテリーサイズは47Whで最新の16型ノートPCとしてはコンパクトです。
それでも従来機と比較して着実にバッテリーの持続時間は伸びています。
「U」プロセッサであればさらにバッテリー持続時間は伸びるでしょう。
PCの温度とファンの動作音
Cinebench R23の10minuteテストでCPU使用率を100%にし、PCの温度を確認します。
コア温度は80℃近くまで上昇します。
動作周波数は波打つようにコントロールされていて他のモデルよりも抑えられています。
表面の温度
PCの表面温度はベンチマークテスト中で43.9℃でした。
ファンクションキー付近が特に熱くなるので注意が必要です。
シングルファン設計なのでThinkPad Eシリーズは「Core Ultra U」がおすすめ
ファンの回転音の大きさ
40.3db程度です。ファンの回転音は聞こえますが、そこまで気になりません。
まとめ 持ち運びも視野にいれられるビジネスノートPC
ThinkPad E16はビジネスシーンで必要な拡張性を備えつつ、10万円前後で購入できる点が魅力です。
パフォーマンスも平均的でおもしろみはありませんが、ユーザーが必要な機能を手に入れやすい点がおすすめできます。
例えば、カメラにも顔認証を搭載したモデルが選べたり、バッテリー持続時間を重視してCore Ultra U+バッテリー変更を選べたりといった点です。
デメリットは下記
- シングルファンなので高性能な構成で買うのはやめておきましょう
といった点が気になるポイントです。