マウスコンピューターが販売する「mouse B5-i7」は15.6型で1.6kgの重量の軽量スタンダードノートPCです。CPUは第10世代のCore i7 1065G7で人気のSurface ProやSurface Laptopと同じような構成で販売されているためパフォーマンスに期待できます。
また、有料オプションでLTEモジュールを増設すればどこでもインターネット通信を行えます。
メーカーより実機をお借りしたのでベンチマーク結果とおすすめポイントをまとめます。
動画で見る
実際に動画で開封して使用感をチェックしています、是非ご覧ください。
スペック
mouse B5-i7のスペック | |
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モニター |
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CPU |
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iGPU |
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メモリ |
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SSD |
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サイズ(幅×奥行×厚さ) | 幅360mm×奥行き239mm×高さ19.8mm |
バッテリー持続時間 | – |
充電タイプ | DCジャック |
重量 | 約1.59kg |
保証 | 1年間無償保証・24時間×365日電話サポート |
インターフェース規格など仕様詳細は商品ページの『仕様詳細』よりご確認いただけます。
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納期について
メーカー公式サイトでは3営業日出荷ということなので注文して手元に届くのは5日程度の日数を要します。(実際の日数は注文日や住んでる地域によって異なります。)
デザインや使い勝手について
オーソドックスなシルバーの天板が特徴です。天板とキーボード側をつなぎとめる部品は黒でよいアクセントだと思います。
光の反射がないと落ち着いた感じの色合いでビジネスシーンに最適な落ち着いた色合いです。シンプルイズベスト。
キーボード側も同様にシルバーと黒でまとめられており、派手さはありません。落ち着いた雰囲気のノートPCを探している人には良い選択肢だと思います。ベゼル幅も狭めなのが良いです。
底面
底面は吸気の穴が大きく空いているのが特徴です。mouse B5は15.6型のスタンダードノートPCですので、同一のCPUを搭載しているタブレットタイプや薄型のモデルよりも高いパフォーマンスを発揮可能です。
ディスプレイについて
mouse B5に搭載されているディスプレイはフルHDノングレアタイプのパネルでした。
トーンカーブは緑が強く出てましたが、実際に見てみると不自然さはあまり感じません。
mouse B5の色域 | |
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sRGBカバー率 | 63.5% |
mouse B5に採用されているパネルは一般的な事務作業に適したものでした。写真編集や動画編集を行いたい場合別途専用のモニターを用意したほうがよいでしょう。
インターフェース
USBPDに対応したポートを装備しているので、社外製の充電器からも充電可能です。その場合45W以上の出力のモノを選びましょう。
別途15,000円(税抜)でLTEモジュールを増設可能です。
キーボード
キーボードは3列テンキー搭載のフルサイズスケールキーボードです。3列テンキーの配列が気にならなければあとは自然に使える配列だと思います。
キーストロークは深めで柔らかい感じです。強く打鍵するとたわみがきになりました。
ベンチマーク結果
Cinebench R20
Cinebench R20の総合スコア | |
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Core i9 10980HK | |
Ryzen 9 4900HS | |
Ryzen 5 4600H | |
Core i7 10750H | |
m-Book K700 Core i7 9750H | |
Ryzen 7 4700U | |
HP ENVY x360 15Ryzen 5 4500U | |
Core i7 1165G7(最大PF) | |
Core i5 10300H | |
Core i7 1165G7(通常時) | |
Core i5 1135G7(Inspiron 14 5000) | |
ThinkPad E14 Gen 2(AMD) | |
Core i7 1065G7 | |
Prestige 15 Core i7 10710U | |
mouse X5 (Core i7 10510UI) | |
ThinkPad E595(Ryzen 5 3500U) | |
ThinkPad X390(Core i7 8565U) |
CPUのレンダリングスピードを計測するCinebench R20では、1600ptsでした。マルチスレッド性能はRyzen 3 4300Uくらいの性能です。
PCMark 10
MicrosoftOfficeの互換ソフトやGIMP(画像編集ソフト)ビデオ会議ソフトを動作させて、パソコンの一般的な処理能力を計測するPCMark 10は総合スコアが3815点でした。
テレワークやリモートワークなどの要件は余裕でクリアできる性能があります。Officeソフトも非常に快適に動作させることができるでしょう。画像編集なども一般的な範囲で行う場合は問題ない水準だと思います。
バッテリーの持続時間
mouse B5 i7の連続動作時間 | |
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JEITA 2.0 | 約7.0時間 |
PCMARK8(Work) | 3時間45分 |
ある一定以上の負荷をかけ続けるバッテリーテストPCMARK8では3時間45分という結果でした。PCMARK8ではかなり厳しめの評価となり、実際の動作時間よりも短くなる傾向があります。
一般的な用途で使った際にはおそらく5-6時間程度、動作させることは可能だと思います。心配であればモバイルバッテリーを携帯するとよいでしょう。
SSDの読み込み速度
CrystalDiskMarkの測定結果です。SSDはSATA接続でした。一般的な作業を行うには十分な速度だと思います。
クリエイティブ性能について
Adobepremiere Pro CC
過去YouTubeにアップロード用に作成したプロジェクトの書き出し時間を測定しました。α7Ⅱで撮影したフルHD動画をH264 YouTube1080Pプリセットで書き出し、その時間を検証するというもの。
Premiere ProCCは2020年10月31日時点の最新バージョンに更新、ハードウェアエンコーディングで実施しました。
シーケンスの設定は一般的な30fpsに設定し、書き出すというもの。想定は一般的なYouTubeへの動画アップロードです。
- XAVC S FHD60P(50Mbps)
- 動画の長さ7分34秒
- テロップ/カット編集/画像挿入あり
mouse B5 | |
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30fpsで書出し時間 | 7分18秒 |
検証結果は上記の通り、AdobePremiere Pro CCを用いた動画編集においては、インテル製のCore i7 1065G7を搭載しているためフルHDの動画編集なら、タイムライン上のカーソルを高速で動作させてもカクツキを感じることなく編集できます。
ただし、エンコード時間はやや長めです。動画の長さと書出し時間があまり変わらないので、専用機として考えるならば外部グラフィックスを搭載したモデルのほうがよいでしょう。
持ち運びもできるPCとして考えるならぎりぎり合格ラインです。
ファンの音と熱について
ファンの動作音
mouse B5の動作音 | |
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アイドル時 | 約41.1db |
ピーク時 | 約51.1db |
最大パフォーマンスを発揮する際は少し大きめの音が鳴ります。15.6型でファンが大きめなので13型と比較すると不快感は提言されています。
冒頭の動画をみていただくとわかりやすいかもしれません。
PCの表面温度について
キーボードの表面温度は一番熱い箇所で33.0度と人体に全く影響のない温度でした。高負荷作業時でも安心してキーボードをタイプできます。
ただ、排気部は50度程度になっていましたので触れないように注意しましょう
mouse B5の評価とまとめ
良い点
- オプションでLTE搭載可能
- 15.6型でも1.6kg程度で軽い
気になる点
- 1世代前のCPUなのでグラフィックスが控えめ
- キーボードの3列テンキーが気になる
15.6型で携帯性も重視したい人におすすめ
mouse B5は第10世代CPUなので最新モデルと比較するとやや見劣りする性能ではありますが、排熱設計はしっかりしているためユーザーが不快感を感じることがない点が魅力のポイントです。
また、有料ではありますがLTEモジュールを搭載できるので、別途SIMを用意すればどこでも通信可能なPCにできるという点は仕事で利用したいユーザーとしては非常にありがたいはず。
持ち運びしつつ、15.6型の大きな画面で作業領域を確保したいユーザーにおすすめの1台です。
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セールでお得に購入可能
マウスコンピューターは公式サイトにて、PCのセールに力を入れています。mouse シリーズはセール対象になることも多く、ほかのシリーズよりもお得に買える可能性が高いです。
セール対象製品になったものをベースとしてカスタマイズして購入してもよいですし、そのまま購入しても、問題のない構成で販売されるため、初心者の方で選び方がわからない方はセール対象製品の中から選んでみるのもよいかもしれません。
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