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HP OmniBook Ultra 14-kg(Snapdragon X2 搭載2026年モデル)レビュー 超薄型高級感のあるプレミアムノートPC

HP OmniBook Ultra 14-kgをレンタルしたのでレビューします。

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HP OmniBook Ultra 14-kgのスペック

HP OmniBook Ultra 14-kgのスペック
モニター14型(2880×1800ドット)16:10光沢OLED
CPUQualcomm Snapdragon® X2 Elite X2E
GPUAdreno
メモリ32GB オンボード (LPDDR5x-9523MT/s)
SSD2TB(NVMe)
サイズ(幅×奥行×厚さ)幅約312mm×奥行き約215mm×高さ約10.7mm
無線通信規格WIFI7 BE211、Bluetooth 5.4
バッテリー70Whr
充電タイプ65W ACアダプター
重量約1.27kg
保証1 年間のハードウェア保証

特徴 特徴 Snapdragon搭載で超薄型・長時間駆動を実現

HP OmniBook Ultra 14-kgは、Snapdragon X2シリーズを搭載した日本HPのプレミアムノートPCです。

最大の魅力は、Snapdragonシリーズを採用することで、筐体そのものを非常に薄く設計できている点です。本体重量は約1.27kgで、昨今のモバイルノートPCと比較すると最軽量クラスというわけではありませんが、そのぶん筐体の薄さや質感に優れています。

また、側面部にはアルマイト加工が施されており、高級感と耐久性を両立している点も特徴です。単に軽いだけのモバイルノートPCではなく、外に持ち出したときに上質感やプレミアム感をアピールできるデバイスに仕上がっています。

人とは少し違った、特別感のあるノートPCが欲しい人におすすめのモデルです。

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価格や仕様は変更となる恐れがありますので、必ず公式ページでご確認ください。

デザイン

HP OmniBook Ultra 14-kgは、アルマイト加工が施されたシャーシを採用しています。

カラーはストーンブルーです。明るすぎず、重すぎない絶妙な色味で、透明感のある上品なカラーリングだと感じました。一般的なシルバー系のノートPCとは違い、落ち着きがありながらも、少し特別感のある見た目です。

天板は中央にHPロゴを配置したミニマルなデザインです。カラー自体は軽やかな印象ですが、筐体の質感はしっかりしており、プレミアムノートPCらしい重厚感があります。

また、ボディ本体は鍛造プレスによって成形されているとのことで、薄型ながら剛性感はしっかりしています。手に持ったときの頼りなさは少なく、薄型ノートPCにありがちな華奢な印象はあまりありません。

側面部はアルマイト加工による金属らしい光沢感があり、光の当たり方によってエッジ部分がきらりと反射します。ストーンブルーの落ち着いたカラーと金属感のある仕上げが組み合わさることで、薄型ながらも高級感のあるデザインにまとまっています。

底面部も天板と同じく、ストーンブルーを基調としたカラーで統一されています。

全体的にフラットでシンプルなデザインですが、側面に向かってボディが削り取られたような形状になっており、薄型ノートPCらしいシャープな印象があります。

底面上部には横長の吸気口が大きく配置されています。超薄型筐体ながら冷却用の開口部はしっかり確保されており、デザイン性と冷却性能の両立を意識した設計だと感じました。

また、ゴム足も細長く配置されているため、設置時の安定感もあります。底面までカラーや形状がきれいにまとまっており、見えない部分もプレミアムノートPCらしい仕上がりです。

実測重量は、本体のみで約1,271gでした。

14型のモバイルノートPCとして見ると、最軽量クラスというわけではありません。1kg前後の軽量モバイルノートPCと比較すると、数値上はやや重めです。

ただし、HP OmniBook Ultra 14-kgは超薄型ボディと高級感のあるシャーシを採用しているため、持ったときの印象はかなりスマートです。重量を極限まで削ったモデルというより、薄さ・質感・剛性感を重視したプレミアムモバイルノートPCという位置づけだと感じました。

ACアダプターとケーブル込みの重量は約170gです。充電器まわりはかなり軽量なので、本体とあわせて持ち運んでも合計は約1.44kgほどに収まります。

1日持ち運ぶモバイルノートPCとして十分現実的な重量で、外出先でも長時間使えるSnapdragon搭載機としては扱いやすい構成です。

モニター

モニターは、14型の2.8K OLEDディスプレイを搭載しています。解像度は2880×1800ドットで、タッチ操作にも対応しています。

今回はARM版Windows搭載機のため、いつも使用している測定機材・ソフトウェアとの互換性の都合で、色域の実測テストは行っていません。

ただ、肉眼で見た印象では非常に明るく、OLEDらしい鮮やかな色表現が感じられるモニターです。黒の締まりもよく、写真や動画を表示した際のコントラスト感はかなり高いです。

一般的なIPS液晶搭載ノートPCと比較すると、発色のリッチさや映像の見栄えは明確に上です。ブラウザやOffice作業だけでなく、動画視聴や写真閲覧でも満足度の高いディスプレイだと思います。

また、解像度が高いため文字表示も精細です。14型サイズながら作業領域を広く使いやすく、プレミアムノートPCらしい画面品質を備えています。

キーボード・タッチパッド

キーボードは日本語配列です。

キーストロークは浅めで、軽いクリック感のある打鍵感です。薄型ノートPCらしいキーボードで、深く沈み込むタイプではありませんが、軽いタッチで入力しやすい印象です。

一方で、中央部のG・T・F・Hキー周辺を強めに押し込むと、ややたわみがありました。通常のタイピングで大きく気になるほどではありませんが、しっかり打鍵する人だと気になる可能性があります。

タッチパッドはハプティックフィードバック対応です。タッチパッド自体のサイズが大きく、カーソル操作やジェスチャー操作は快適です。

物理的に沈み込むタイプではないため、クリック感は振動で再現されます。クリックできる範囲が広く、薄型筐体との相性も良いと感じました。全体として、タッチパッドの操作性は良好です。

インターフェース

左側

  • Thunderbolt 4 with USB Type-C 40Gbps
  • ヘッドホン出力/マイク入力コンボポート

右側

  • Thunderbolt 4 with USB Type-C 40Gbps×2

性能

Cinebench R23

Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。

CPU性能は、Cinebench R23で確認しました。

今回のHP OmniBook Ultra 14-kgはSnapdragon X2 Eliteを搭載していますが、Cinebench R23はネイティブ動作ではなく、エミュレーション動作での計測になります。

結果は以下の通りです。

  • マルチコア:13,790pts
  • シングルコア:1,650pts

エミュレーション動作であることを考えると、かなり高いスコアだと思います。

マルチコア性能は、Core Ultra 5 125HやRyzen 7 8840HS搭載機に近い水準で、一般的なモバイルノートPCとしては十分に高性能です。ブラウザ、Office、画像編集、軽めのクリエイティブ作業程度であれば、性能不足を感じる場面は少ないと思います。

一方で、シングルコア性能は最新のIntel Core UltraやAMD Ryzen搭載機と比較すると、やや控えめです。とはいえ、実用上は十分な水準で、普段使いのレスポンスも良好です。

重要なのは、これがARMネイティブではなくエミュレーション環境での結果という点です。Cinebench R23のような従来型のx86アプリでもこれだけのスコアが出ているため、Snapdragon X2 EliteのCPU性能そのものはかなり高いと考えてよいです。

ただし、アプリによってはエミュレーションの影響を受けるため、すべてのWindowsアプリでIntel/AMD搭載PCと同じように性能を発揮できるわけではありません。対応アプリを中心に使うのであれば快適ですが、特殊な業務ソフトや古いアプリを使う人は注意が必要です。

Cinebench 2024

Cinebench 2024は、Snapdragon X2 Elite上でネイティブ動作するベンチマークです。

結果は以下の通りです。

  • マルチコア:1,113pts
  • シングルコア:157pts

ネイティブ動作のCinebench 2024では、非常に高いCPU性能を確認できました。

特にマルチコア性能は優秀で、比較表の中でもトップクラスのスコアです。Snapdragon X2 Eliteは18コア構成ということもあり、マルチスレッド性能ではかなり強力です。

従来のSnapdragon X Elite搭載機やSnapdragon X Plus搭載機と比較しても、明確に高いスコアが出ており、世代が進んだことによる性能向上を感じられます。ARM系プロセッサは、これまで「バッテリー重視」という印象が強い製品もありましたが、Snapdragon X2 EliteではCPU性能もしっかり高められています。

一方で、シングルコア性能は157ptsで、M4 Mac miniには届かないものの、WindowsノートPCとしては高い水準です。普段使いのレスポンスやブラウザ、Office作業では快適に使える性能だと思います。

Cinebench R23ではエミュレーション動作ながら高いスコアを記録し、Cinebench 2024ではネイティブ動作でさらに高い性能を確認できました。Snapdragon X2 Eliteは、従来のSnapdragon搭載PCよりもCPU性能が大きく向上しており、特にマルチコア性能を重視する作業で強みを発揮するプロセッサです。

バッテリー持続時間

HD画質の動画をループさせるテストの結果です。

バッテリー駆動時間は、UL ProcyonのVideo Playback Battery Lifeで確認しました。

テスト時の条件は、バッテリー残量99%から開始し、終了時は4%。画面輝度は53%で固定しています。

結果は23時間32分でした。

14型ノートPCとしては非常に長い駆動時間です。Snapdragon搭載機らしい省電力性能がしっかり出ており、動画再生ベースのテストではトップクラスの結果でした。

特に注目したいのは、HP OmniBook Ultra 14-kgが2.8K OLEDディスプレイ搭載モデルである点です。高解像度かつOLEDパネルを搭載しているモデルは、一般的にバッテリー消費が大きくなりやすいですが、それでも23時間を超える駆動時間を記録しています。

比較表で見ても、14型ノートPC全体の中で上位に入る結果で、2.8Kクラスの高解像度ディスプレイ搭載モデルとしてはトップクラスのバッテリー持続時間です。

実際の利用では、ブラウザ作業、Office作業、動画視聴、Web会議などを組み合わせるため、この数値そのまま使えるわけではありません。それでも、1日外出して作業する用途であれば、バッテリー残量を大きく気にせず使えるモデルだと思います。

薄型・高解像度OLED・長時間駆動を両立している点は、HP OmniBook Ultra 14-kgの大きな魅力です。

SSDの読み書き

SSDは2TBモデルを搭載していました。CrystalDiskInfoで確認したところ、インターフェースはNVMe Express、転送モードはPCIe 5.0 x4でした。

CrystalDiskMarkの結果は以下の通りです。

  • シーケンシャルリード:10,287MB/s
  • シーケンシャルライト:9,661MB/s
  • ランダムリード:269MB/s
  • ランダムライト:389MB/s

シーケンシャルリード・ライトともに非常に高速で、PCIe 5.0 SSDらしい高い読み書き性能を確認できました。

一般的なノートPCではPCIe 4.0 SSDでも十分高速ですが、本機はそれをさらに上回る速度が出ています。大容量ファイルのコピーや、写真・動画素材の読み込みなどでは快適に使える性能です。

また、2TBの大容量SSDを搭載しているため、動画データや写真データを多く保存したい人にも扱いやすい構成です。ストレージ容量と速度の両方に余裕がある点は、プレミアムノートPCらしいポイントです。

一方で、普段のブラウザ作業やOffice作業では、ここまでの速度差を体感する場面は多くありません。どちらかといえば、大容量データを扱うユーザーや、長く快適に使いたい人向けの余裕あるストレージ構成といえます。

PCの温度とファンの動作音

Cinebench R23の10minuteテストでCPU使用率を100%にし、PCの温度を確認します。

Cinebench R23を10分間連続で実行し、動作周波数とシステム温度の推移を確認しました。

動作周波数は、テスト中おおむね3.8GHz前後で推移しており、かなり安定しています。テスト開始直後に一部変動はあるものの、その後は大きくクロックが落ち込む場面は少なく、長時間負荷をかけても安定した性能を発揮できる設計だと感じました。

システム温度は、最大で80℃前後まで上昇する場面がありました。ただし、その後は徐々に下がり、最終的には65℃前後で安定しています。

今回の温度は、HWiNFO上のSystem Board Thermal Zoneを参考値として確認したものです。Snapdragon搭載機のため、Intel/AMD搭載機のような明確なCPUコア温度ではありませんが、筐体内部またはSoC周辺の温度推移として見ると、発熱はしっかりコントロールされている印象です。

超薄型筐体ながら、動作周波数を高い水準で維持できている点は好印象です。Snapdragon X2 Eliteの省電力性能に加えて、HP側の冷却設計もかなり安定志向に調整されていると感じました。

表面の温度

高負荷時のキーボード面の表面温度をサーモグラフィで確認しました。

キーボード中央部は37.1℃前後、ヒンジ付近の高温部でも41.7℃前後でした。パームレスト周辺はさらに低く、右側では29.5℃前後に収まっています。

高負荷時でもキーボード面の温度は人肌程度で、タイピング中に強い熱さを感じるほどではありませんでした。特に手のひらが触れるパームレスト部分の温度が低く抑えられているため、長時間作業でも不快感は少ないと思います。

超薄型筐体ながら、表面温度はしっかりコントロールされています。Snapdragon X2 Eliteの省電力性と、HP側の冷却設計がうまく機能している印象です。

ファンの回転音の大きさ

高負荷時のファンの動作音は、実測で約39.0dBAでした。

ノートPCとしてはかなり静かな部類です。Cinebench R23を10分間連続で実行した際も、ファンの音は控えめで、耳障りな高周波音も目立ちませんでした。

Snapdragon X2 Eliteは高いCPU性能を発揮しながらも、発熱とファンノイズを抑えやすい点が魅力です。HP OmniBook Ultra 14-kgは超薄型筐体ですが、動作音は非常に静かで、カフェや図書館、オフィスなど静かな場所でも使いやすいモデルだと思います。

高性能ながら静音性も重視したい人にとって、このファンノイズの少なさは大きなメリットです。

まとめ 薄型で高級感のあるプレミアムモバイルPCが欲しい人におすすめ

HP OmniBook Ultra 14-kgは、Snapdragon X2 Eliteを搭載することで、薄型筐体と長時間バッテリー駆動を両立したプレミアムモバイルノートPCです。

特に魅力的なのはデザインです。ストーンブルーの落ち着いたカラー、アルマイト加工による金属らしい質感、鍛造プレスで成形されたボディによって、薄型ながらも高級感と剛性感のある仕上がりになっています。単に軽いだけのモバイルノートPCではなく、所有感を重視したい人に向いたモデルだと感じました。

性能面でも、Snapdragon X2 Eliteは非常に優秀です。Cinebench R23ではエミュレーション動作ながら高いスコアを記録し、Cinebench 2024のネイティブ動作ではさらに高いマルチコア性能を確認できました。ブラウザ、Office、Web会議、資料作成といったビジネスワークであれば、快適にこなせる性能です。

また、バッテリー駆動時間も非常に優秀です。UL Procyonのビデオ再生テストでは23時間32分を記録しており、14型ノートPCとしてトップクラスの結果でした。2.8K OLEDディスプレイ搭載モデルでこの駆動時間を実現している点は大きな魅力です。

一方で、Snapdragon搭載機である以上、アプリや周辺機器の互換性には注意が必要です。普段使っているソフトウェアや業務用アプリがARM版Windowsで問題なく動くかどうかは、購入前に確認しておいたほうがよいです。

HP OmniBook Ultra 14-kgは、価格の安さで選ぶPCではありません。薄型で高級感があり、バッテリー駆動時間を重視しつつ、ビジネスワークを快適にこなしたい人におすすめのプレミアムモバイルノートPCです。

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ウチヤマチカラ
ウチヤマチカラhttps://usshi-na-life.com
静岡県出身。2014年にブログ「うっしーならいふ」を開設。家電量販店スタッフとしての経験を活かし、ノートPCを中心に“わかりやすさ”重視のレビュー・製品解説を発信しています。 2017年からはYouTube「ウチヤマチカラ/うっしーならいふ」でも活動し、実機検証をベースにしたPC選びの情報をお届けしています。
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