格ゲー配信者に貸出すゲーミングノートPCをASUS Storeでを購入した話

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ASUS StoreはASUSが運営する直販サイト。格闘ゲーム「鉄拳7」をプレイする配信者で国内屈指のファラン使い(ファランは鉄拳7のキャラクター)をPC向けオンラインゲームプラットフォーム「Steam」に召喚したかったため、自分に何かできることはないだろうか。

そう考えて、初めてASUS StoreでゲーミングノートPCを購入してみた。

恒久的に貸出すので、今回PCを貸出すかえぴょんさんがが企業にスポンサードされない限りはずっと貸出すつもりだ。

今回の記事はASUS Storeで実際にゲーミングノートPCを購入してみた感想、機種選定理由をメインに記載していく。

ASUS Storeで購入したゲーミングノートPC

今回購入したPCはASUSのROGブランドから発売されている「ROG Zephyrus G15 GA502IU」という機種。スリムラインで、スタイリッシュなデザインが特徴的なPC。

購入価格はセール+僕のブログあてにASUSから発行してもらったクーポンを使って税込み送料込みで97,660円だった。

このPCはAMD Ryzen 7 4800H/GTX1660Ti Max-Q/メモリ16GBを搭載した高性能なモデルだが、2021年2月のセール(旧正月を祝うセール、ASUSは台湾メーカーなのでセール価格が異常に安かった)で安く購入可能だったため、とりあえずポチッタ。

ASUS Storeのシステムは、PCやインターネットで商品を購入するしたことがない人にとってはわかりづらいシステムかもしれない。というか高額なPCを購入するので分割を選択できると購入者数がもう少し増えそうな気もする。

とはいえ、実際に買ってみるとPCは2重梱包だったし、大手外資系メーカーよりも丁寧に発送されていて感心した。

格ゲー用に配信用にゲーミングノートPCを選んだ理由

冒頭で紹介した通り、格ゲー配信者のかえぴょんさんにPCを貸出す前提で購入している。

フルHD画質で格闘ゲームを配信するだけならば、ハイエンドのゲーミングPCはいらないってことを確認するため、あとは税込み10万円以下に抑えたかったという個人的な理由。そして、ASUS Storeを利用して、ROG Zepyrsu G15を買ってみたかったという理由だ。

実際、鉄拳7はノート用のGTX1650でも性能は十分なので、あとは配信用の帯域分稼げれば格ゲーの配信PCとしては十分。そうなるとGTX1660SUPERクラスからがおすすめ。ということになりそうだけど、GTX1660TI Max-Q搭載モデルが税込み10万円以下で購入できるのであれば購入しない手はないだろう。

実際にこのマシンで編集された動画データを書きだしてみたがすらすらと書きだしできた。録画したデータを編集してアップロードするのにも十分すぎる性能だ。

実際の使用感については、かえぴょんさんにあとから聞いてみようと思う。

eSportsの収益化とスポンサーの話

という全く関係のない話を記事内に突っ込んでしまうんだけど、美談にしないために一応書いておく。かえぴょんさんにはゲーミングノートPC貸出す条件として、僕のサイトをYouTubeの概要欄に掲載してもらう条件を提示している。あくまでも交換条件を結んでいるので、決して無償ではない。(けどこれで売り上げ的なリターンが得られるとも思っていない。)

僕は鉄拳7を初めて3年くらいたつが、一向に中級者を抜け出せない。なら、強い人にPCを貸してみて配信してもらえればeSportsがとアフィリエイトという領域でどれくらい稼げそうなのかわかるのでは?という実験的な意味合いも含まれている。

好きとお金のバランスが難しい

以前、「note」で、女子ゲーミングチームをベンチマークとしてみていると記載した記事があるが、

結果として、視聴者数を伸ばすのは難儀しているようで、配信プラットフォームの変更やメンバーの変更があり、「ゲームだけで収益を確保する」のは非常に難しいようだった。(みんなかわいいから当初は爆発的に増えると思っていた)

ゲームプレイヤーの収益源は現状投げ銭がメイン、食えないのにイニシャルコストは高くなっていく。

現在のゲーム配信者の収益源は、そのほとんどが投げ銭によるもの。

こと、格闘ゲームにおいては一握りのトッププレイヤーが配信だけで食えるか食えないかといった状態だ。(格ゲープレイヤーではない人でも知っているトップオブトップの人は除く。)あとはグッズを作って販売するのが鉄板商売だが…

配信者が用意する配信機材をまともにそろえるだけでも数十万円。映像や音のクオリティはそのまま視聴維持率に直結す。

配信機材だけではなく、映像の仕組み化によってチャンネルを戦略的に成長しなければ、視聴者は増えず、投げ銭はもらえない。(という考え方をしているから僕はつまらない人間なのかもしれない。)

そんなところを少し手助けできればと思った次第。

かえぴょんさんは磨けば光る原石かもしれないと感じた。

企業のスポンサー契約は、企業にメリットある状態じゃないと結ばれることはないし、スポンサー収益を得るにしろ、機材提供にしろ、ある程度実力がある前提で行われている。

いわゆる、磨けば光るダイヤモンドの原石的な配信者に機材提供をするためには、成長できる見込みがあるにもかかわらず、企業から目をつけられていない人を探すことだ。

配信で食うには実力のあるプレイヤーにチャンネル登録者が1万人いればおk

ライブ視聴を行ったことがあり、そのうちゲーム実況を視聴するユーザーは15-19歳が95人中48%、20代が141人中46%で、年代別でみるとゲーム実況を見る視聴者が多いゾーン。(それ以外は音楽とかそのほかね)

さらに実際に投げ銭をしてくれる割合はこのなかから、6%-13%(年齢別なので詳細を知りたい方は資料を見てね)

で、キッズが一番投げ銭してくれる。ザックリ100人の同時接続者がいたら5人は課金してくれる計算。

課金してくれる人の中でみると課金金額は500円以下が最も多い。

仮に、同時接続100人程度で1回の配信で5人から一人500円ずつの投げ銭をもらえる前提で一か月、ゲーム配信を毎日行った場合(30×2500円)75,000円ほど。これの5倍ならで375,000円でサラリーマン並みの収入を得られる。

つまり、同時接続数が500人以上いれば投げ銭だけで食えるかもしれない。ただし、同時接続数が400人から500人というとメジャー格ゲータイトル「鉄拳」で言えばトップオブトップのプレイヤーの「ノビ」さんか(とかちくりんさんとかetc)、かわいくて強い「たぬかな」さんがゴールデンタイムに配信しないと厳しい水準。

とはいえ、彼らのチャンネル登録者数は1万人くらいからつゴールデンタイムに配信すれば500人は集まるし、投げ銭の金額も500円ではなく、1000円以上が結構ある。

チャンネル登録者数が1万人の配信者は配信だけで食っていける可能性がある。(とはいえ彼らはトップオブトップの実力があるからという前提もわすれてはならない。)

と「note」で記載した通り、しかるべき実力と、配信者に好感度があれば、1万人いれば配信時の投げ銭だけで食べていける可能性がある。

誤解しないでほしいのは、この数字をただの数字としてとらえてしまうと、チャンネル登録者が1万人いる人がみんな30万円稼げるのかという話で、チャンネルの属性や配信者の人柄にも大きく影響される。

今回PCを貸出すかえぴょんさんは、PS4の配信のみでチャンネル登録者数1000人オーバーを達成したやる気と根気がある人なので(もちろんプレイヤースキルもある)成長に必要な条件はすべてクリアしている。

実力や視聴者から好かれる人柄があるのに、機材がないからYouTubeチャンネル成長が遅れている配信者の一人だと思ったので、今回ゲーミングノートPCを貸出すことにした。

まとめ:僕もeSportsを盛り上げたい

格闘ゲームを数年プレイしていると、どういう人のプレイがうまくて、何が”神技”なのかわかるようになってくる、これは一般的なスポーツの世界でも同じだと思う。人が感動するところに観客は集まり、観客が集まれば、そこに企業が集まって仕事として成立する。

決してお金だけではない、eSportsの世界の楽しさを知れたから今回に至った。

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