ASUSのROGブランドから発表されたROG Flow X13 GV301は専用のeGPUが付属する、13.4型のゲーミング2-in-1コンバーチブルノートPCだ。

スペシャルな機能が多すぎるため、いろいろと忙しいモバイルノートPCであることに間違いわなく、ちょいと多めに貸出期間を設定してもらいつつ、発売前に検証機を借りられたので検証結果および注目ポイントを紹介していく。

スペック

ROG Flow X13 GV301
モニター
  • 13.4型(3840×2400ドット)60Hz
CPU
  • AMD Ryzen 9 5900HS
dGPU
  • NVIDIA GeForce  GTX1650
eGPU
  • NVIDIA GeForce RTX3080
メモリ
  • 32GB
SSD
  • 1TB (NVMe)
サイズ(幅×奥行×厚さ)幅約299mm×奥行き約222mm×高さ約15.8mm
バッテリー持続時間約9.1時間
無線通信規格Wi-Fi6/Bluetooth V5.1対応
充電タイプUSB-PD/XG mobile
重量約1.35kg
保証12か月間のインターナショナル保証

インターフェース規格など仕様詳細はASUS製品ページから閲覧可能です。

ASUSの製品は購入後、あんしん保証および3年の延長保証あんしん保証プレミアムに加入可能です。

日本国内のメーカー保証以上に手厚い保証なので、ハードに使うゲーミングノートPCを購入検討されている方はあんしん保証も検討するとよいでしょう。

ROG Flow X13 GV301の特徴

動画でもレビューしているので是非チェックを

Ryzen 9 5900HS搭載で最高クラスの性能

Zen3アーキテクチャのRyzen 9 5900HSはTDP35Wで8コア16スレッドとなっている。最大ブーストクロックは4.6GhzとゲーミングノートPCに搭載されるインテルCPUと比較すると控えめに思えるのだが、Zen3アーキテクチャの強みは高クロックを長い時間維持可能な点であるため、ゲームプレイ時の安定性に期待が持てる。

また、ライバルのインテル第11世代CPUは4コアにとどまっているため、動画編集のクリエイティブなタスクやマルチスレッドをいかせるゲームタイトルにおいて、AMDのCPUを搭載したモデルのほうが性能が高いという理由でこのROG Flow X13に採用されたのだろう。

後述するベンチマーク結果においては、TDP45WのRyzen 9 5900HXと同等クラスのシングルスレッド性能を発揮可能。つまり、Ryzen 9 5980HSを搭載したROG Flow X13は 13.4型で最高クラスの性能ということだ。

ROG XG mobile GC31でRTX3080 mobileを使用可能に

ROG Flow X13最大の特徴は、ASUSが用意した別売りの専用の外付けのeGPUボックスと接続し、デスクトップPC並みのパフォーマンスを13.4型で実現したこと。

このROG XG mobile GC31は外部GPU機能のほか、ACアダプター、USB HUBの役割を担う。

このROG XG mobile GC31は従来のThunderbolt 3に対応した外付けのeGPUボックスより、大幅に小型化しつつ、最新のRTX3080 mobileを採用しているため、非常に高性能だ。

タブレットモードも可能なフリップ機能を搭載

ROG Flow X13はゲーミングブランドでありつつも、ZenBook シリーズに採用されているフリップ機構を搭載し、圧倒的なパフォーマンスのほかにファンクショナルな機能を搭載している。

ビジネスシーンを想定した機構ということでタッチにも対応。

これまでも、「家で使ってよし、外で使ってよし」の製品はノートPC界隈にあったのだが、パフォーマンスが中途半端で振るわなかったり、筐体が持ち運べないほど大きくなってしまったりと、「帯に短したすきに長し」な製品が多かった印象だ。

しかし、ROG Flow X13は機能性、携帯性、性能を高い次元でまとめており、ASUSのこれまでのテクノロジーを集結させた傑作だと感じた。

ROG Flow X13はデスクトップPCを卒業したいユーザーにおすすめの1台だ。

ROG Flow X13 GV301

公式サイトで確認

性能について

Ryzenモバイルプロセッサはバッテリ駆動時にパフォーマンスが落ち込むという指摘がZen2アーキテクチャ時代にライバル社からあったが、Zen3においてはバッテリー駆動時のサイレントモードでも非常に優秀な結果となった。

今回はCinebench R20/Cinebench R23およびクリエイティブタスクの検証時にバッテリー駆動(サイレントモード)と電源接続時を比較して検証する。

Cinebench R20

Cinebench R20はCPUのパフォーマンスのみでコンピューターグラフィックを生成し、CPUの性能を測定するベンチマークソフト。点数が高ければ高いほど高性能とされているが、実際のソフトウェアを動作させた際の実性能と差が開く可能性があるが結果下記の通り

 

Cinebench R20の総合スコア

Ryzen 9 5900HX
5177pts
Ryzen 9 5900HS(Turbo時)
4657pts
Core i9 10980HK
4132pts
Ryzen 9 4900HS
4040pts 
Ryzen 9 5900HS(サイレントモード)
4037pts
Core i7 10875H
4037pts
Ryzen 5 4600H
3143pts
Core i7 10750H
3053pts
Core i7 11370H
2755pts
m-Book K700 Core i7 9750H
2643pts
HP ENVY X360 13 Ryzen 7 4700U
2437pts
HP ENVY x360 15Ryzen 5 4500U
2270pts
Core i5 10300H
1941pts
ThinkPad E14 Gen 2(AMD)
1604pts
Prestige 15 Core i7 10710U
1587pts
mouse X5 (Core i7 10510UI)
1534pts
ThinkPad E595(Ryzen 5 3500U)
1333pts
ThinkPad X390(Core i7 8565U)
1245pts

マルチスレッド性能は4657ptsと非常に優秀でインテルCPU搭載機をしのぐ性能だ。

サイレントモードでもつよつよパフォーマンスを実現

また、電源に接続せずサイレントモードで動作させた場合で4037ptsと昨年発売されたRyzen 9 4900HSや、現在クリエイター向けのノートPCに搭載されるCore i7 10875Hと同等の水準。

これはシングルスレッド性能でも同様の結果でほとんど性能の低下がみられない。モバイル環境でもデスクトップ級のパフォーマンスをひねり出す。

Cinebench R23

 

Cinebench R23の総合スコア

Ryzen 9 5900HX
13306pts
Ryzen 9 5900HS
12058pts
M1
7372pts
Core i7 11370H
7135pts 

最新のCinebench R23(Minimum Test Duration OFF)では12058pts8コア16スレッドの強さを感じ取れた。OCされたRyzen 9 5900HXよりは不利だが、既存のモバイルPCに搭載されるCPUのなかではトップクラスの性能だ。

 

Cinebench R23のシングルスレッドスコア

Core i7 11370H
1520pts 
M1
1482pts
Core i7 1165G7
1448pts
Ryzen 9 5900HS
1441pts
Ryzen 9 5900HX
1430pts

 

Cinebench R23には今回のように1度で性能を測定する方法と動画で紹介しているようにストレステストを含んだ測定方法があるため、スコアの上ぶれ下ぶれが発生する。

クリエイティブタスクの快適性に直結するシングルスレッド性能は1441ptsで、他社チップと比較して若干不利といった結果。とはいえ、実行性能上ほとんど差を感じることはないだろう。

また、バッテリー動作時(サイレントモード)でもシングルスレッド性能はTurbo時と同水準。マルチスレッド性能が低下するため、バッテリー動作時では重量級ゲームをプレイした際の快適性に変化がありそうだが、バッテリー動作時では、動作がGTX1650のためほとんど気にならないはず。

クリエイティブなタスクでも、シングルスレッドの性能がこれだけ高ければ性能の低下を体感することはないはず。

フォートナイト

フォートナイトは、実際にソロでプレイを5分程度行い、その平均フレームレートを計測。中画質プリセットは3D描写を100%に設定。(スカイダイブ時は非計測 プレイ内容を完全再現できないのであくまで参考程度の指標としてとらえてください。

画質はプリセットの「最高画質」「高画質」「中画質」を選択。

フォートナイトの平均フレームレート(RTX3080)
フルHD(1920×1080ドット)
エピック(最高画質)
152fps
高画質
183fps
中画質
203fps

最高画質では平均152fpsで描画可能。すると平均フレームレートは203fpsという結果に。

GTX1650でのフレームレート

フォートナイトの平均フレームレート(GTX1650)
フルHD(1920×1080ドット)
エピック(最高画質)
48fps
高画質
65fps
中画質
94fps

最高画質では平均48fpsで動作。

GTX1650はエントリークラスのGPUなので、中級クラスのフォートナイトは中画質から快適といえる水準に。

PUBG

PUBGはトレーニングモードで建物周辺を5分程度集会した平均を算出。

おそらく、実際のゲームプレイでは、平均で10fps以上上下するものと思われます。テストモードでの集会はプレイヤーの数によってフレームレートがブレますのでこちらも参考程度に。

プリセットは、「ウルトラ(最高画質)」「高画質」「中画質」を選択

PUBGの平均フレームレート
フルHD(1920×1080ドット)
ウルトラ
157ps
高画質
150fps
中画質
156fps

PUBGは各画質においてそれほど大きな変化はなかった。

サイバーパンク2077

トリプルA級のビッグタイトルサイバーパンク2077ではフルHD解像度でレイトレーシングウルトラ/ウルトラにて計測。DLSSはバランス。

サイバーパンク2077の平均フレームレート
フルHD(1920×1080ドット)
ウルトラレイトレ有DLSSバランス
81fps
ウルトラレイトレなしDLSSバランス
103fps

画質ウルトラレイトレ有では81fpsで快適水準に。ステージによって変動がある可能性は否めないが、レイトレなしでは平均100fps越えでプレイ可能だ。

サイバーパンク2077がこれほど快適に動作するのであれば、フルHDの環境下でレイトレーシングをオフにすればすべてのゲームタイトルを最高画質でプレイ可能といっていいだろう。

シャドウ・オブ・ザ・トゥームレイダー

シャドウ・オブ・ザ・トゥームレイダーのベンチマーク機能を使って、最高画質、高画質、中画質のプリセットを計測。

選択画質は「最高画質」「高画質」「中画質」。

のSOTの平均フレームレート
フルHD(1920×1080ドット)
最高画質
70fps
高画質
74ps
中画質
74fps

シャドウオブザトゥームレイダーもPCゲームの中では重量級だが、最高画質で70fpsという結果に。最高画質でプレイしても快適にプレイできることが分かった。

ゲーム性能まとめ

eGPUによる性能低下はあまりみられず、昨日レビューしたRyzen 9 5900HXを搭載したROG Strix SCAR 17と同等の快適性で、実性能はデスクトップ版のRTX2070Superと同等クラス。

ただし、DLSSなしでテストしたシャドウオブザトゥームレイダーでフレームレートが伸び悩んだため、帯域の制限は受けている可能性がある。今回はフルHDのテストがメインなので気にならなかったが、4Kでゲームをプレイする際には性能差がより表面化しそうだ。

また、GTX1650利用時(ACアダプタ非接続時)でも15.6型のゲーミングノートPCと同等クラスの性能を発揮していたため、モバイルゲーミングノートとしても機能してくれる。

Adobe Premiere Pro CC動画の書き出し速度検証

過去YouTubeにアップロード用に作成したプロジェクトの書き出し時間を測定しました。α7R4で撮影したフルHD動画をH264 YouTube1080Pプリセットで書き出し、その時間を検証するというもの。

Premiere ProCCは2021年2月22日時点の最新バージョンに更新、ハードウェアエンコーディングで実施しました。

  • XAVC S FHD24P(50Mbps)
  • 動画の長さ15分11秒
  • テロップ/カット編集/画像挿入あり
  • シーケンス設定は24fpsです。
機種24fpsの書出し時間
ROG Flow X132分1秒
ROG Strix SCAR 172分13秒
ASUS TUF DASH F152分22秒
ROG Flow X13(バッテリー動作)3分10秒
XPS 13(9310)6分25秒

弊ブログで毎度おなじみのYouTube動画の書出しでは、処理時間が2分1秒と非常に短い時間で書出しを終えることができた。計測史上最速でデスクトップPC以上のパフォーマンスを確認。

また、バッテリー動作時(GTX1650使用時)でも3分10秒ほどと快速。モバイルノートPCとして利用している時でもフルHDの動画編集なら快適といっていいと思う。

Lightroom Classic CCにてRAW現像時間を検証

Adobe Lightroom Classic CCにてα7Ⅱで撮影した24MPのRAWファイル100枚を一斉に書出し、その速度を検証しました。

LightroomClassic CC初期プリセットで画質を100に設定し、デスクトップへ書出し。結果は下記のとおり。

機種書出し時間
ROG Strix SCAR 171分26秒
ROG Flow X131分32秒
ROG Flow X13(バッテリー動作)1分35秒
ASUS TUF DASH F151分41秒
XPS 13(9310)1分37秒

RAW現像においても非常に早い書出し速度、メモリが32GBということもありノートPCのなかでもトップクラスのクリエイティブ性能だろう。

また、Cinebenchで測定した際の結果通り、シングルスレッド性能の低下がないため、RAW現像テストにおいては誤差の範囲に収まった。バッテリー動作時にCPUパフォーマンスの低下は体感上ほとんどない。

クリエイティブ性能まとめ

動画編集における性能は現時点で筆者のデスクトップPC以上の性能が確認できた。書出し時間は誤差もあるため、圧倒的な差とはならなかったが、デスクトップPCに搭載されるRyzen 7 5800X+RTX2070Superと互角以上の性能といえるため、本体が13.4型とは思えない性能だ。

もちろんACアダプタ(eGPUボックス)に接続されているときじゃないと本領発揮できないのは致し方ないことだが、バッテリー動作時でもフルHD動画の編集は非常に快適だったし、RAW現像の項目を見てわかる通り、実性能において、バッテリー動作時と電源接続時で差がなく、モバイルノートPC群のなかでも同様に最高クラスのパフォーマンスをもつ。

キワモノ的な扱いを受けそうではあるが、その性能は確かで、外でも家でも同じPCで作業したいクリエイターにおすすめできる性能だ。

デザインについて

ROG Flow X13は金属素材の天板にカーボン調のデザインを採用した点が特徴的で、従来のROGシリーズからは同社のロゴを小さく、どんなシーンでも使いやすいデザインとなっている。

キーボード側も同様に黒でまとまっており、スタイリッシュな印象だ。

ROGというよりはASUSのハイエンドモバイルノートPC ZenBookに近い製品クオリティでカラーの統一感や筐体の細さからそのこだわりがみてとれる。

底面も同様。金属素材の冷たい質感も相まって、黒が一層引き立つデザイン。内部のデュアルファンやヒートパイプも隠されており、非常に統一感のあるデザインだ。

側面のインターフェースを搭載するのに必要最低限の厚さのみを残して側面につれて薄くなっていくため、真横から見るとその薄さに驚かされた。

ROG XG mobile GC31 について

  • USB-3.2 Gen 1 Type-A×4
  • DP
  • HDMI
  • RJ45
  • SDカードスロット

eGPUボックスの役割とACアダプター、USB HUBの役割を担うROG XG mobile GC31はeGPUボックスとしては非常にコンパクトだ。重量は実測値で980gほどで、ノートPC本体と合わせても2.3kgほどなので携帯性も高い。

高さはスタンドに乗せたスマートフォンと同じ程度なので邪魔にはならないだろう。ただし、各ポート類が電源ケーブル側にあるため、自由度が低い点が難点だ。

左側に見えるROG XG mobile GC31はノートPCと接続するコネクタ部が30cmほどで、設置個所を限定される。

写真は設置イメージ。

PCと接続するケーブルをeGPUボックスに集約すれば、出先から帰宅した際にすぐにデスクトップモードに切替が可能。写真では、HDMIをノートPC側に接続しているが、eGPUボックス側にDPとHDMIがあるため2画面までであれば不要だ。ノートPC側にもHDMIとUSB-Cが搭載されているため、最大で4画面への外部映像出力が可能。

性能もさることながら省スペースでデスクトップ環境を構築でき、なおかつ持ち運びも許容範囲内で非常に利便性の高いセットアップだと感じた。

インターフェースについて

ROG Flow X13は単体で見れば薄型のモバイルノートPCの位置づけだが、専用コネクタも含めるとUSB-Cが2つ、USB-Aが1つ、HDMIが1つと豊富なインターフェースも魅力的だ。

左側面

  • USB Type- C3.2 Gen2
  • PCIE=eGPU用ポート
  • HDMI
  • オーディオコンボジャック

右側面

  • 電源ボタン
  • USB Type-A 3.2 Gen2
  • USB Type-C 3.2 Gen2

右側のUSB-Cは最大100WまでのUSB-PDに対応する。

ディスプレイについて

グレアタイプの13.4型パネルを採用したディスプレイはWQUXGA(3840×2400ドット)の広い解像度を持つ。

色域

キャリブレーションツールでトーンカーブを計測したところ、RGBがフラットで自然なディスプレイ。

色域はウェブコンテンツの基準となるsRGBカバー率が99.8%でウェブコンテンツの制作に使える水準のパネルが採用されている。

パネルの型番はシャープ製で信頼性の高いパネルが採用されていた。ウェブサイトの制作、動画編集など、ウェブにアップロードするコンテンツに最適なディスプレイだ。

キーボード

パームレスト側にROGのロゴがうっすらわかる程度に印字されている。

ROG Flow X13は86のキーからなる日本語配列キーボードが採用されている。形からしておそらく英字配列のモノを組み替えていると思われ、少しだけ残念。

とはいえ、出荷台数がグローバル市場と比較して少ない日本市場ではこれが限界なのだろう。

打鍵感は良好だが、キーのサイズが気になった

ASUSはZneBook シリーズで培ってきたモバイルノートPCのキーボードの打鍵感をそのままROG Flow X13に突っ込んだ感じで、打鍵感は良好。1.5mmほどのストロークでわずかにクリック感を感じる最新のはやりのキーボードだ。

個人的にキートップの小ささが気になった。

タッチパッドはボタンがなく、クリック感のある浅めのタッチパッドだ。

クリックすると「カチっカチっ」となるタイプ、推した時のあそびはわずかなので使いやすいと感じた。

PCの温度、ファンの動作音について

PC内部の表面温度について

CPU使用率を100%にできる「OCCT v7.3.2」にて1時間動作させた際のCPUの温度は最大が96℃だった。

目視で確認していた限り、周波数は最大で4.6Ghzで、常時3.9Ghzほどで動作していた。

Ryzen 9 5900HXは4.2Ghzほどで同際していたため、高負荷をかけ続けた場合、筐体の大きいタイプのほうが有利なのは変わらずだが、13.4型でこの安定感は魅力的だ。

PCの表面温度

キーボード側の中央は45.6℃で高い温度となった。ASUSの冷却システムはモニター側が熱くなるよう設計されているため、それほど気にする必要はないと思うが、キーの中心を触る際は注意が必要だ。

モニター側は47℃

ファンの駆動音について

ファンの動作音はeGPUボックスがついた「Turbo」時で55.8dbほど。RTX3080を搭載しているため、ファンの動作音が非常に気になる。

前述の通り、ACアダプターは設置スペースが限定されるため、置き場所を変更して騒音をさけるとなると、ノートPCごと隔離せねばならずもモビリティが損なわれてしまう。

eGPU非接続時はTurboモードは選べないため40dbほどの静粛性となる。

ROG Flow X13の評価とまとめ

良い点

  • ノートPCのなかで最高の性能でFHD環境下ならすべてのゲームを最高画質で快適にプレイ可能
  • 電源未接続でもパフォーマンスの低下はなく、モバイル時でも最高クラスの性能
  • 質感の高いデザインでどのシーンでも使える
  • インターフェースが豊富
  • キャリブレーション済みのシャープ製パネル

気なる点

  • デスクトップ時のファンの動作音
  • ACアダプターの設置個所が限定
  • PCの表面温度が45℃
  • 外付けGPUとセットで税込み30万オーバー

1台ですべてをまかなうスーパー欲張りセットPC

「ROG」ラインから発売されるだけあって、その性能はたしかで、専用の電源に接続された状態であれば13.4型のモバイルノートPCのなかで最強の性能だろう。

また、Ryzen 9 5900HSは電源未接続時でも圧倒的なパフォーマンスを発揮できることから、出先で利用した際にも非常に信頼のできるノートPCだ。

ただし、据え置き型として最初から割り切って使うのであれば、ROG Strix SCAR 17のほうが性能が高いため、出先で使いたいというニーズがなければ選ぶ理由としては弱いだろう。

デスクトップPCとノートPCの良い点を高い次元でいいとこどりした欲張りセットPCなので、1台のPC(eGPUボックスで)ですべてを完結したい欲張りなユーザーにおすすめの1台だ

在する。

ROG Flow X13 GV301

公式サイトで確認

なお、価格や仕様は変更となる恐れがあるため必ず公式ページにて確認を。

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