デイリーアーカイブ 1月 7, 2019

1ギガ(GB)ってどれくらいなのかスマホとポケットWi-FiでYouTube,AbemaTV,PUBG,PokemonGoを検証してみた

「ギガが足りない、ギガが足りない。」と思うのは、多分YouTubeの見過ぎです。 とはいえ、1GBってどれくらいなのか。YouTubeってどれくらい見れるのか理論値だけ公表しているサイトは多いものの実際の利用でどれくらい見れるのかがわからない。 「YouTubeだけ」とか、「Huluだけ」とか、「Pokemon Goだけ」など単体のサービスに重点を置いた理論値を計測しているからです。 そこでこの記事では、「実際に普通にスマホを使ってYouTubeを観たらどれくらい」、「実際にゲームをプレイしてどれくらい」、「実際に音楽を聴いてどれくらい」といったものをわかりやすく紹介します。 スマホの1ギガ(GB)がどれくらいなのかポケットWi-Fiを使って調べてみた ポケットWi-Fiと格安スマホを使って検証 検証方法はいたって簡単です。 Huawei P20liteとYmobiliのポケットWi-Fi305ZTを接続 ポケットWi-Fiの『データ通信量表示機能』で使ってYouTube、AbemaTV、PUBGモバイル、Pokemon Go、AmazonMusicを利用 データ通信がどれくらいなのかを確認 ちなみに、死んだ魚の目をしているのは明け方に思いつきでやったからです。 前提条件として、P20Liteはバックグラウンド通信をオフにしておらず、一般的な利用シーンに合わせています。(検証前に確認してなかっただけですが) またWi-Fiルーターのデータ通信量表示機能が"絶対に正しい"とはいえない点に留意しながら読む必要があります。"あくまで目安" 動画で確認 [youtube https://www.youtube.com/watch?v=9X42XD6QPPw] 文章読むの面倒という方もそうじゃない方も動画を見ると一発で終わります。 結構大雑把にまとめていますが、視覚的にわかりやすく動画にしてみました。7分ほどなのですぐにおわります。 映像系サービス 実際に"YouTubeで1GB"はどれくらいなのか YouTubeは144p,480p,1080pの3つの画質で検証しました。 検証動画はどれも同じでHIKAKIN氏の【ヒカキンTV 2018】名場面動画メドレー!で、動画の時間は11分43秒です。 画質 10分弱の消費ギガ 1GBになる再生回数 144P 230MB 約4.5回 480P 420MB 約2.1回 1080P 305MB 約3.4回 という結果になりました。 480Pがかなり怪しく、絶対にバックグラウンド通信をしていただろ!と突っ込みたくなるような結果なのですが、検証であるためこういう結果も真摯に受け止めなくてはならない。 おおむね、中画質でも30分視聴すると1GB消費される計算です。 例えばWimax 2+などでパケット容量ギリギリで「ついうっかりバックグラウンド通信を起動したまま、YouTubeを使って3日間で10GB到達してしまった!」なんてこともありえます。(そこまで細かく考えて使ってる人いないと思うけれど・・・) 最近では、広告枠をフルに使うYouTuberが多くすべての動画が10分以上で構成されるため、フルで動画を全部見ると3本で1GB消費されてしまうので要注意。 実際に"AbemaTVで1GB"ってどれくらいなのか 若者に人気のAbemaTVは5つの画質から選択できるし、目安が書かれているので非常にわかりやすいです。 今回は、"低画質"でEVO2018(e-Sports・格ゲーの祭典)を視聴し検証してみました。 10分間低画質で視聴してどれくらいギガが消費されるのか 画質 10分間の消費ギガ 1GBになる再生回数 低画質 50MB 約20.5回   回数としていますが、AbemaTVは低画質で3時間視聴すると1GBに達します AbemaTVのアプリが教えてくれる"目安"はやや緩めにかかれているかもしれません。 ただ、最高画質=低画質の4倍のデータ量目安で記載されてるけれど、僕の計測結果を単純に4倍すると最高画質=10分間で200MBなので50分で1GBに到達する計算です。やはり目安なのです。 映像系サービスでは、ストリーミングに最適化されたサービス=AbemaTVやHuluなどとYouTubeではギガの消費量、パケットの消費量が大きく異なります。 節約する手段としては、実況配信などでAbemaTVがYouTubeを使って宣伝していたりしますが、直接AbemaTVを見に行った方がよいということ。 音楽配信サービス 実際AmazonMusicで1GBってどれくらい 僕はAmazon Prime会員なのでAmazonで配信されているAmazonMusicが聞き放題です。好きなアーティスト・ELLEGARDEN(エルレガーデン)の楽曲を10曲フルで再生してみました。 音質 10曲消費ギガ 1GBになる再生曲数 最高音質(256kbps) 30MB 約360曲   冒頭の動画では250曲といってましたが、1024MB=1GBで計算すると360曲ですね。ただ音楽は曲によって再生時間が変わるため動画コンテンツよりも一概に何曲再生できるか決めつけられません。 250曲~360曲程度と覚えておくと良いでしょう。 AmazonMusicの音質に係る再生ビットレートはApple Musicなどと同様ですので、その他サービスでもこんな感じになるはずです。 LINEMusicは320kbpsがあるためやはりやや聞ける曲数は少なくなります。 Spotifyはロスレスなどでさらに高音質のサービスがあるようですが、その場合聞ける曲数は減ります。 音楽配信サービスは約300曲聞くと1GB減ると覚えておくとよいと思います。 ゲーム 実際Pokemon Goはどれくらいで1GBなのか 10分間の検証ではデータ通信量がピクリともしなかったため、その後起動し続けた結果でいくと下記のとおりです。 環境 10分間の消費ギガ 1GBになるプレイ時間 自宅で動かない 数MB 約50時間 位置情報を取得するたびにパケット消費量が増えるため、家で計測した結果はほとんど参考になりません。 実際に頻繁に移動するプレイヤーと、じっくりプレイする人のパケット消費量はかなり差が出ると思われます。 PUBGモバイル PUBGモバイルも10分間で計測しました。Huawei P20liteですので、グラフィックはスムーズ、フレームレートは『中』 画質スムーズ 10分間の消費ギガ 1GBになるプレイ時間 中フレームレート 20-30MB 約30時間 バトルロイヤル系のゲームでは、他のプレイヤーデータおよびマップ情報を取得する際に5MB-10MBほど消費されているようでプレイ中は緩やかな消費でした。 10分間で30MB程度でしたので、1試合まるまるプレイすると100MBは超えるでしょう。 以外だったのはPUBGなどの多人数が他のゲームでも映像配信サービスよりもパケットの消費量は少なかったことです。 まとめ YouTubeは中画質でも30分で1GB AbemaTVは低画質で3時間で1GB 音楽は300曲で1GB ゲームは30時間から50時間で1GB でした。※今回の実機検証はできるだけリアル値に近づけるため、矛盾が発生した個所もありますが、「そうなる可能性が高い」とも言えます。参考程度にしておいていただければと思います。 これだけ"ギガ"が減る要因があると家に光回線のWi-Fiや使い放題のモバイルルーターなどがないと暇つぶしがとても大変な時代ですね。 自動通信をオフにしたり、位置情報サービスをオフにすることはたしかにパケットの節約になりギガがなくなる問題を緩和できますが、ただただ不便になるだけともいえますので、しっかりとしたネット環境の構築をお勧めします。 おすすめはWiMAX通信を利用したWiMAXルーターです。 そもそもWiMAXが何かわからない方は基礎基本をまとめた下記記事をご覧ください 【初心者向け】WiMAX 2+の基礎基本|お得な契約方法やおすすめのプロバイダをまとめて紹介

【レビュー】HP Pavilion Gaming Desktop 790|GTX1070搭載ミニタワーデスクトップPC

日本HPが発売するPavilion Gaming Desktop 790はCore i7 8700を搭載するゲーミング・クリエイター向けデスクトップPCです。 メーカーからGTX1070搭載のパフォーマンスプラスモデルの実機をお借りしましたのでレビューします。 Pavilion Gaming Desktop 790の特徴 動画で確認 10分弱の動画にしました。レビュー環境を紹介する動画ですが、外観の特徴をつかむのに最適だと思います。 [youtube https://www.youtube.com/watch?v=i6uDdlqwi-0] 小柄ながらハイパフォーマンスを持続可能なミニタワーデスクトップPC 第8世代のインテルCPUを搭載したモデルは第9世代搭載モデルと比較しても実利用での体感性能はほとんどかわらないといってもいいほど優秀です。Pavilion Gaming 790はCore i7 8700を搭載しています。 上記画像はCPUクーラーです。比較的小さめですが良く冷えます。 サーモグラフィーカメラによるVRM(CPU用に電圧変換してくれる箇所ここの温度が高すぎると故障の原因になったり突然パソコンが止まったりする。)周辺の温度も50℃程度でしたので安定していると思います。 "クリエイター向け"としていることからもイタズラにパワーを求めるだけでなく、持続的なパフォーマンスを発揮する設計でなければなりません。 Pavilion Gaming 790はうまく調整がされているため、小型のミニタワーデスクトップPCですが、高負荷な処理を連続で行ってもサーマルスロット(CPUの温度が上がるにつれCPU自ら壊れないようパフォーマンスを下げる)が発生することはありませんでした。 シャドウブラック/アシッドグリーンの独特なデザイン 真四角ではなく、八角形にすることで他のデスクトップPCとの差別化を図るデザインはさすが"HP"といったところで、スリムな印象を与えます。 あまりないことではあるのですが、真四角のデスクトップPCの場合「フチに体をぶつけてしまった」あるいは「家具にぶつけてしまって傷がついてしまった。」といったこともありえます。 デザインだけでなく、ユーザーフレンドリーな設計になっているといえるかもしれません。 ブラッシュメタル加工が施されたフロント部はかなり洗練された印象を受けます。 512GBのNVMe接続SSDと高速2TBHDDを標準搭載 Windows 10 Proを起動するためのSSDはNVMe接続のSSD、データ保存用には回転数の高い2TBのHDDがパフォーマンスモデルおよびパフォーマンスプラスモデルに標準搭載されています。 NVMeはシルバーのHDDの下にありますが、写真では確認できません。(おそらく自分で取り外しするのはかなりしんどいはず) Intel ProシリーズのPro 6000p ビジネス用SSDでした。 Pavilion Gaming Desktop 790|動画編集にもおすすめ タイプ:省スペース ...

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