m-Book N510レビュー|ブルーレイドライブを搭載可能な15.6インチノートPC

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マウスコンピューターの発売するNシリーズの新型『m-Book N510』は、「普通のパソコン」を欲している人に非常にお勧めできるノートPCです。

家電量販店などでよくあるノートPCを検討している方に特におすすめできます。

マウスコンピュータ―から一番性能の高い「m-Book N510XB-M2SH2」をお借りしたのでレビューいたします。

m-Book N510の特徴

動画で確認

動画でこのパソコンのおすすめポイントをまとめました。

結論としてはオールラウンドで戦えるスタンダードノートPCという位置づけ。特にやりたいことはないけれど、そこそこの性能でなんでもできるノートPCをもとめているひとにおすすめです。

そこそこの性能で10万円ぎり

特に注目すべき点としては、

  • CPU Core i7 8550U
  • GPU GeForce MX150
  • ストレージ M.2SSD(SATA)
  • 光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ

上記を有して、税抜き99,800円で購入でき非常にコストパフォーマンスの高いノートPCです。

簡単な動画編集から、写真編集までこなせる性能。

なお、最上位モデルの『m-Book N510XB-M2SH2』は、ブルーレイドライブ、そしてPCIe(NVMe)接続でSSDを搭載しています。

GeForceMX150搭載

GeForce MX150は最新のゲームに適したノートPCというわけでもないのですが、一昔前の人気ゲームなら快適なプレイが可能です。

下記は過去の動画のMX150を搭載した別PCのレビュー動画。格闘ゲームの鉄拳7をプレイした内容を公開しています。

昨今はゲームの描画が綺麗で、要求性能も上がっていることからPCの価格もあがりがちなのですが、「ライトゲーマーだし、ゲーミングPCはいらない」

と考えている人におすすめできるGPUです。

SDカードスロット+DVDスーパーマルチドライブ標準搭載

デジカメ写真の取り込みや、DVDへの書き込みが可能なノートPCは最近では少なくなってきています。

理由としては、薄型化と省電力を重視するためですが、「標準で搭載されていないと不安だし後からアダプターをつけるのは面倒だ!」

という方も安心して使えるよう、全部入りとなっています。

以上のように、そこそこの性能(ノートPCのなかではハイスペック)かつ、全部入りインターフェースも充実。これだけそろっていれば万人におすすめできるパソコンです。

一方、動画でも語っていますが、「YouTubeの動画投稿専用にしたい!」「最新の人気ゲームをプレイしたい」など自分の用途が明確に決まっている場合は、ややスペック不足を感じるかもしれません。

もし、ゲームのプレイや写真編集、動画投稿に興味があってそれ専用のパソコンの購入を検討されている方がいらっしゃれば下記記事を参考にしていただいた方が良いと思います。

おすすめとラインナップ

m-Book N510
製品番号CPUメモリSSDHDDおすすめ
BD-M2S2Core i7 8550U8GB256GB
SD-M2SH2Core i7 8250U8GB256GB1TB
XB-M2SH2Core i7 8550U16GB256GB1TB

個人的なおすすめとしては『m-Book N510XB-M2SH2』です。

16GBメモリと高速なSSD+HDDで性能としては申し分なし。

m-Book N510XB-M2SH2のスペック

今回メーカーからお借りしたm-Book N510XB-M2SH2のスペックは下記のとおりです。

液晶15.6インチ
CPUCore i7 8550U
メモリ16GB
SSD256GB
HDD1TB
重量2.2kg
バッテリー約5.3時間
サイズ377.x257x25.4mm

 

外観・デザイン

面白みはないけれど飽きのないデザイン

全体的にグレーの配色。往年のマウスコンピュータ―らしい落ち着いたカラーリングです。

最近ではアルミ筐体のノートPCを販売していますが、樹脂素材を使った普通のノートPCです。

とはいえ、全体的に「最近のノートPC」といった感じで削るところは削り軽量化されています。

前モデルのN500ではよりスタイリッシュな印象を受けましたが、余計なギミックを削り落とすことでコストカットしハイパフォーマンスに仕上げているということでしょうか。

天板です。ノートPCを折り曲げるヒンジの部分が斜めにカットされています。これはノートPC独特の傾斜を持たせた際に大きさを目立たせない工夫だと思います。

底面のバッテリーを見ていただく通り、バッテリーサイズは小ぶり。

バッテリーが本体を押し上げて角度がつきます。

角度が付くとキーボードが打ちやすくなります。しかし奥側がういてしまうため、天板部を斜めにカットしている、というわけです。

A4クリアファイルと比較

オーソドックスな15.6インチなので大き目です。

m-Book N510シリーズはシンプルながらもよく考えて作られたノートPCだと思います。

キーボード・タッチパッド

キーピッチは18mmとノートPCとしては普通です。

“やじるし”が0の隣にあって打ちにくいと感じる人もいるかもしれませんが慣れるしかないです。

キーストロークは1.8mmあり、ノートPCとしては深め。打鍵感はよく、かなり強めに押し込んでもたわみはありません。ボディの剛性は高そうです。

なお、マウスコンピュータ―が発売しているノートPCのキーボードのうち味やその他の懸念点は下記にまとめてありますので、購入を踏みとどまっている方は参考にしてみてください。

タッチパッドのクリック感はやや硬め。

普通に使う分には全く問題ありませんが、マウスを利用することをおすすめします。

インターフェース

個人的なおすすめポイントは、拡張性の高さです。

D-sub15pinやHDMIなど外付けモニタに出力もでき、USBが4ポート(Type-C含む)実用性が高く、別で何か購入しなければならないといった手間が省ける点が良い

最近では、写真編集をされる方が多くなる一歩で、SDカードスロットを廃止するノートPCも少なくありませんがN510シリーズには搭載されています。

液晶モニターについて

カラーマネジメントツールによる、色域測定の結果搭載パネルはLG製の『LG Display_ LP156WFC』でした。

LG製なのでIPSパネルです。

上記動画(4分35秒)を見ていただくと色のつぶれがないのがわかります。

トーンカーブを測定するとRGBのブレが確認されました。

実際に見ると「やや青みがかってるかなぁ?」と感じる程度。極端に変とかではないです。

sRGB比で61%ほどのカバー率なので色域は広くありません。専門で写真編集を行うのには適していませんが、プライベートで楽しむ分には問題ないと思います。

性能

単純性能では同じ性能のモデルよりもやや低めです。

CINEBENCH R15

相対的な性能では、Core i7 8550Uの性能は低め。

CINEBENCH R15のベンチマークスコア※
Core i7 8565U(B508H)
605
Core i7 8550U(B507H)
504
Core i7 8550U(X280)
477
Core i7 8550U(N510)
447
Core i5 8250U(Pavilion cs0000)
422
Core i5 8200Y(Spectre Folio)
254

 

なぜかというとファンの回転数があまりあがらないから。(つまりこのノートPCは静か)「ノートPCがうるさくて困る」という方はパフォーマンスとトレードオフで静穏化できます。

個人的な意見としては、ピークパワーに固執するならハイスペックモデルをチョイスするべきだと思うのでこの試みは素晴らしいと思いました。

PCMark10

PCMark10はMicrosoftOfficeの互換ソフトやGIMP(画像編集ソフト)の処理にかかった時間をスコア化しているベンチマークテストです。

Officeソフトは超快適に動作します。MX150のパフォーマンスのおかげもあり、画像編集もいけます。

Adobe Photoshopの快適性について

Photoshopにもベンチマークテストがありまして、それぞれ重たい負荷をかけた際の処理時間をスコア化するといったものです。相対的なものではありますが、性能の比較に使えます。

Photoshopが快適に使えるかどうかを表す指標は、レンズフィルターやリサイズなどの重たいタスクをこなして、その処理にかかった時間をスコア化。

米国の『Puget Systems』が開発したテストで、現存する最高のCPU Core i9 9900K+RTX2080Ti搭載モデル、メモリ64GBを1000点とし、そのマシンがどのくらいの作業スピードを持つのかが相対的に測れます。

Adobe Photoshop CC Benchmark
Core i7 8750H メモリ32GB GTX1050(4GB)
732 
Core i9 8950HK メモリ16GB GTX1050Ti
709
Ryzen 7 2700X メモリ16GB GTX1060(6GB)
760
Core i7 8550U メモリ16GB MX150
587
Core i7 8550U メモリ16GB intel UHD620
556

 

フィルターをかけたり、重たい作業をする場合はカクツキを感じることもあるかもしれませんが、スタンプツールで写真を修正したり、バナーを作成したりは楽々できます。

Adobe lightroomClassicのRAW現像

Adobe lightroomClassic CCにて、Adobe Lightroom Classicにて、α7Ⅱで撮影したRAWファイル(1枚あたり24Mb)を100枚JPEGに書き出しするスピードを計測したところ3分3秒でした。

  • 画像形式JPEG
  • カラースペースsRGB
  • 画質60
  • メタ情報『すべてのメタデータ』人物情報の削除、場所情報を削除
スペック書き出し時間
Core i7 9700K メモリ16GB(DGZ530)1分24秒
Core i7 8750H メモリ32GB1分52秒
Core i7 8550U メモリ32GB MX1503分3秒
Core i7 8550U メモリ16GB intel UHD6202分51秒

 

動画の書き出し

Vegas Proにて5分程度の動画を書き出し、YouTubeにアップロード済みのテロップ・アニメーション・音声有。フルHD画質1080p59fps。

CPU単体

QSV(CPU+iGPU)

Vegas ProはMX150に最適化されておらずNVENCを利用できません。

性能に関して言えば、m-Book N510シリーズは画像編集・写真編集は大丈夫だけど本格的な動画編集となるとちょっと厳しいです。

動画編集を本格的に行いたい場合はKシリーズかDAIVブランドから発売されているパソコンをおすすめします。

そのなかでも特におすすめなのがDAIV-NG5510ですので是非下記記事を参考にしてください。

SSDの読込速度

ウェスタンデジタル社製のSSDが搭載されていました。PCIe接続なので読込速度は高速です。

PCIe接続の最高理論値はシーケンシャルリード(読込速度)が3500MB/sですが、一般的な使い方(このノートPCで行える作業の範囲)でいえば、これより早くても遅くてもぶっちゃけ関係ないです。

十分高速です。

ゲームの快適性

ファイナルファンタジー14やバイオハザード6など、一昔前に流行ったゲームであれば快適に遊べます。PUBGやフォートナイトなどのがちがちのFPSをやる場合は本格的なゲーミングノートPCが必要となります。

個人的な意見として、鉄拳7やストリートファイターなどの格ゲーからFF14までプレイ可能なのでライトゲーマーなら許容できるレベルだと思います。(少しでもゲームのプレイをしたいと思うならGTX10xxシリーズ搭載モデルを購入しましょう。)

重量

重量は、バッテリー装着時で2.07kg、AC合わせて2.4kgでした。

持ち運びに適した重量ではありませんし、バッテリーサイズが小柄なので連続駆動時間は短いです。

バッテリーの連続駆動時間

公称では約5.2時間となっていましたが、PCMark8のBattery lifeを『Work』にて行った結果です。

2時間7分という結果ですが、実利用ですと3時間程度が良いところかなと思います。

耐久性

ファイナルファンタジー14のベンチマークテストを1時間実行しその際のCPU温度GPU温度、PC本体の表面温度を測定。

CPU温度

GPU温度

最大温度は82℃と高めであるものの、N510の使用用途であればここまで上がることはあまりないでしょう。

PCの表面温度

キーボードの中心部が最も熱く41.8℃でした。ただしキートップ(キーそのもの)はそれほど熱くありませんでした。

底面は47.6℃とこちらも低い温度。

15.6インチモデルはパソコン内部のスペースに余裕があるため、このモデルはシングルファン1基ですが冷却性能は高いと思います。

ファンの音について

ソフトウェア上で計測した最高回転数は約5183rpm/sでした。(ノートPCによって最高回転数は異なります。)

m-Book N510シリーズに搭載されるファンは13.3インチや14インチに比べても小径が大きく、不快な音はしません。(人が不快だと感じるのは小型なファンが全開で回った時のファンノイズです。)

どうしても気になるようでしたら、付属の「ControlCenter3.0」にてFAN SPEED SETTINGにより変更が可能です。

難しいようでしたら、デスクトップ右下のインジ―ケーターからアイコンをクリックして、静音(サイレント)にするだけでオーケーですが、ピークパワーが落ちます。負荷のかかる作業をする際はパフォーマンスに変更しましょう。

m-Book N510の評価とまとめ

m-Book N510XB-M2SH2の評価
価格安い。専用GPUと256GB構成がうれしい
性能ノートPCとしてはやや高いくらい。拡張性があるのがメリット
携帯性重め。家用。
液晶IPSパネル、色域は普通。よくもないし悪くもない
デザインオーソドックスなスタンダードノートPC

 

動画でもいいましたが、このノートPCがおすすめな人は、「やりたいことがきまっていないけれど、後々、動画編集や写真編集をしたくなった際にも使い勝手が良いノートPCを探している」という人におすすめです。

ただし、ゲームのプレイや動画編集などはできなくはないけれど、専用で使うのであればパワー不足を感じるでしょう。

「かといって、そんなにハイスペックなノートPCが必要かどうかもわからない。」そんな優柔不断な人のためのノートPCだと感じました。

エントリーモデルは税抜き99,800円と手が伸ばしやすい金額なので、国内メーカーで15.6インチモデルを検討している人にもお勧めできます。

なお、価格や仕様は記事執筆時のもので変更となる恐れがあります。必ず公式ページで確認をお願いします。
このほか、当サイトではマウスコンピュータ―のレビュー記事、動画を多数執筆、投稿しています。
マウスコンピューター担当にも確認できますので、ご不明な点ご質問がございましたらコメント欄をご利用ください。

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