【限定3500台】m-Book B508Hレビュー|Core i7 8565U搭載 ナローベゼルの15.6インチノートPC

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マウスコンピューターが2019年春にリリースしたノートPC、m-Book B508Hは最新のCPU Core i7 8565Uを搭載し、液晶ディスプレイにナローベゼル(液晶のフレームが狭い)を採用した、トレンドに忠実なノートPCです。

もちろん、これだけハイスペックでも価格はマウスコンピューターらしい設定で即買いレベルのコスパを発揮してくれました。

ただ、残念なことにm-Book B508Hは3500台限定なので、売り切れ次第終了です。PCの購入を検討しているのであれば早めに購入した方がいいです。

メーカーからレンタルした実機を使ってレビューしていきます。

m-Book B508Hの特徴

動画で確認する

10分程度の動画に解説をまとめました。文字を読むのが面倒だと思ったら動画でチェックしてください。

Core i7 8565U搭載、第4世代のデスクトップ CPU 『Core i7 4770K』(OC)シングルコア性能で圧倒

結論から書くと、2019年はWhiskey Lake(第8世代CPU)Core i7 8565U搭載ノートPCを買っておけば間違いないだろうと感じるほどにパフォーマンスが引き上げられていました。

ベンチマークテストの結果だけ切り取れば、B508Hに搭載されているCore i7 8565Uの性能はデスクトップPCのCore i7 4770Kよりも”シングルコア性能”が17%程度向上しています。

昨年発売されたCore i7 8750Hなどのノート用ハイエンドCPUはデスクトップPCと差がなくなってきていると記載してますが、今回驚きなのは『U』(低電圧モデル)なのに、デスクトップPCを凌駕してしまったこと。

ナローベゼル搭載で携帯性が向上

最近はやりのナローベゼル(モニターのフチが狭い)は見た目だけではなく、ノートPC本体の大きさを小型化できるというメリットがあります。

具体的にm-Book B508Hは既存の14インチモデルと同等クラスの筐体に、15.6インチの液晶ディスプレイを搭載しています。

本体サイズが小さくなる=重量が軽くなるため、携帯性とパフォーマンスの両立が可能になりました。

視認性の良いキーボード+理想的なキーストローク

キーボードに印字される文字盤が非常に見やすい。タイピングが苦手な人にもお勧めできますし、持ち運びなどでデザインを気にする人にもおすすめ。

キーストローク(キーの沈み込み)1.8mmは写真で見比べてみても(B401Hと比較)”キーの深さ”がはっきりとわかります。打鍵感はもちろんめちゃくちゃいいです。

性能が高い、携帯性が向上、キーボードが打ちやすいというスタンダードノートPCの抑えるべきポイントを完璧に抑えつつ、軽量を重視したアルミ素材を使ったオシャレなボディが特徴なおすすめのノートPCです。

m-Book B508H

  • Uシリーズ最高のCore i7 8565U搭載
  • ナローベゼル採用で持ち運びしやすい
  • 圧倒的に打ちやすいキーボード
公式サイトで確認

スペック

OSWindows 10 Home 64ビット
液晶ディスプレイ15.6インチ(1920×1080ドット)・タッチ非対応 IPSパネル
CPUCore i7 8565U
グラフィックIntel UHD Graphics 620
メモリ8GB
ストレージM.2SSD 512GB
光学ドライブなし
通信機能無線 IEEE802.11 ac/a/b/g/n (最大433Mbps) + Bluetooth 5モジュール内蔵/1 有線 (1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T(RJ-45)
インターフェースUSB2.0×1/USB3.0×3/USB3.1 Type-C×1/ヘッドホン出力×1/マイク入力×1)/HDMI×1/mini Displayport×1
セキュリティケンジントンロック/マカフィーリブセーフ(60日)
サイズ/重量360.4×244.5×23.1mm /約1.6kg
バッテリー駆動時間約8.6時間
オフィス別売り
カメラ100万画素(Windows Hello対応)
保証1年間無償保証・24時間×365日電話サポート

外観・デザイン

新色の秀逸なゴールドカラー

マウスコンピューター完全新色の”ゴールド”を採用した本体カラーは非常に落ち着いた色合いで、アクセントとなるチーズが目立ちすぎず、かといって全く存在感がないわけでもない絶妙なバランス感覚を保っており、オシャレ。

キーボード面を見ると、よりゴールド感は強まりますが全くいやらしさは感じません。

ゴールド系のカラーはiPhoneから流行りだしましたが、パソコンなどのボディが大きいモノは”高級感”を出すのが難しく一歩間違えると”いやらしさ”に直結してしまいます。

B508Hは全くいやらしさを感じさせない落ち着いた配色なのでカラーに不安のある方も安心です。

“ゴム足”は目立ちませんが、しっかりと傾斜を作り出しキーボードを打ちやすくしてくれます。

大きさ/サイズ

  • A4クリアファイル
  • B401H
  • B508H

の順番で比較しています。B508Hはナローベゼルによる小型化で縦の長さが短くなっているため『15.6インチのパソコン感』がありません。(ちなみにB401Hもナローベゼルです。)

重量|15.6インチなのに1,5kg台!

特徴で、”14インチのサイズ感なら携帯性が向上した”と記載しましたが、その理由として1.5kg台に重量を抑えている点が挙げられます。

重量持ち運びのしやすさ
700g~1kg
1kg~1.5kg
1.5kg~2.0kg
2kg以上×

最近では1kg以下で購入できるものが増えています。具体的には、国内大手の富士通などが販売するカーボンを利用した13.3インチの超軽量モデルは価格が1段高くなるため選択肢からは除外されやすいです。

マウスコンピューターのB508Hのメリットは15.6インチでありながらサイズを抑えることでテンキー付きのキーボードかつ1.5kg台で持ち運びもできるパソコンに仕上げてきている点、コレは驚異的です。

インターフェース

右側面

  • USB3.1 Type-C
  • USB3.0
  • mini Displayport
  • HDMI
  • SDカードリーダー
  • LAN端子(Ethernet)
  • ケンジントンロック

左側面

  • 電源
  • USB3.0
  • USB2.0
  • マイク
  • イヤフォン

Windows Helloについて

Windows Helloに対応した100万画素の顔認証カメラで初期設定時に(後からでも設定可能)ユーザー登録しておくと、ロック画面にパスワードを入力する必要がありません。

わずか1秒ほどで解除されました。非常に便利です。

液晶ディスプレイ

反射の少ない、ノングレア液晶を搭載しています。

視野角はかなり広いです。

色域

分光測定器『i1Display Pro』を使って液晶ディスプレイの発色、色域を確認しました。

ガンマ補正曲線を確認したところ綺麗な線がでました=クセのない発色は色の再現度が高い

コンテンツクリエイトに適したAdobe sRGBと比較すると、表示できる色域は一般的です。

Core i7 8565Uのパフォーマンスを使ってRAW現像(写真のレタッチ)やイラスト制作を本格的にを行う場合は別売りの広式域モニターを使うのが良いでしょう。

普通の利用用途であれば問題ありません。

キーボード・タッチパッド

m-Book B508Hのキーボードは15.6インチのテンキー付き107キーボードです。キーストローク1.8mm、キーピッチ18.2mmと理想的なノートPCキーボード。

冒頭で紹介したように、キーそのものが浮き上がっているため、キー一つ一つを手で触って感じることができますし、ポジションを取りやすく、打鍵音も静か。ただ、人によっては”キーの小ささ”が気になる方がいるかもしれません。

後はキーそのものが浮き出ていることによる弊害か、キーをかなり強目に押し込むと若干キーボードがたわむ。(僕は普段の打鍵圧が弱めなので気になりませんでした。)

タッチジェスチャー対応のタッチパッドはクリック感のないタイプです。滑りはよくて軽快。操作性はかなり高いと感じました。

クリックボタンは、比較的浅めですが押してる感じがはっきりと会って使いやすいと思います。

ベンチマーク結果

Cinebench R15

冒頭で紹介した通り、605cbとノート用の省電力CPUでありながら、第4世代のデスクトップCPUのハイエンド Core i 4770Kをしのぐパフォーマンスを持っています。

コスパを求めるならCore i7 8565U搭載ノートがおすすめな理由

話がちょっとそれますが、冒頭のツイッターの内容に触れておきます。

CINEBENCH R15のベンチマークスコア※
Core i7 8565U(B508H)
605
Core i7 8550U(B507H)
504
Core i5 8250U(Pavilion cs0000)
422
Core i5 8200Y(Spectre Folio)
254

※性能は大きく変わらないためMacbookAirに搭載されているCore i5 8210Yではなく、HP Spectre FolioのCore i5 8200Yを参考として出しています。

“UIやアプリが気に入っているからApple社のMacを選ぶ”という選択肢もありなのですが、ことコストパフォーマンスにおいては、MacbookAirは選択肢から外れWindows PCの中から選ぶのが賢い、と。

僕が、m-Book B508Hのパフォーマンステストをしつつ、「最近のMacbookAirはケシカランな」と突然思い立ち、有名PCレビューサイト『the 比較』さんのMacbookAirのレビュー記事を読みながらこんなことを思いました。

SSDの読込速度

ADATA社のSSDが採用されていました。シーケンシャルリード(読込速度)は561Mb/sと一般的なスピード。

以下、起動速度の検証結果です。13秒弱で電源ONからWindowsのホーム画面を起動できます。

1回目2回目3回目平均
13秒0813秒0512秒8212秒98

マウスコンピューターでは、NVMe接続のSSDへカスタムしたり、追加でHDDをカスタムが可能です。個人的にはNVMeにするよりもHDDを増設した方が利便性が高いと考えているので、容量に不安のある方はHDDを追加することをおすすめします。

実性能・動画の書き出し(レンダリング)、Adobe lightroom ClassicによるRAW現像

プロ用編集ソフトで動画をYouTube用に書き出し

プロ用動画編集ソフト『Vegas Pro15』を用いて実際にYouTubeにアップロードした元データを使ってレンダリング=書き出しを行い、その速度を検証します。

動画に用いられたデータは5分程度のFHDファイルと、テロップ、アニメーション有り、『Vegas Pro インターネットHD1080p59fps』フォーマットに変換

CPU単体処理

QSV処理(CPU+iGPU)

ハードウェアCPU単体QSV
Core i7 8565U(B508H)28分16秒12分41秒
Core i7 8550U(B400H32分46秒15分41秒
Celeron N4100(B507E1時間4分分52秒27分39秒

iGPUを使ったQSVにおいては、5分動画の書き出しが12分41秒と大幅に高速化しています。実際の性能比較でもCore i7 8550Uよりもパフォーマンスが向上していることがわかりました。

Core i7 8565U搭載ノートPCならば、ショートムービー程度は作ることが”簡単”にできるでしょう。

RAW現像

Adobe Lightroom Classicにて、α7Ⅱで撮影したRAWファイル(1枚あたり24Mb)を100枚JPEGに書き出しするスピードを計測したところ4分22秒でした。

スペック書き出しにかかった時間
Core i7 8565U メモリ8GB(B508H)4分22秒
Core i7 8550U,メモリ8GB(B400H)4分17秒
Core i5 8250Uメモリ8GB(Pavilion cs)4分52秒
Celeron N4100,メモリ4GB(B507E)12分49秒

RAW現像はCPUの性能よりもメモリーの容量が多い方が短時間で処理を終えるため、画像の処理、動画の処理を行う用途で購入するのであれば、HDDの増設のほかにメモリーを増設して16GBにするのをおすすめします。

作業中のPC温度を計測

PCの表面温度

キーボード

CPU付近の温度は36.5℃で表面温度は全く熱くなりませんでした。

CPUが格納されている本体裏面の表面温度は47.5℃でした。作業中膝にのせて作業をするのは避けましょう。

CPU温度

CPU本体は最高で89℃とかなり高い温度が出ていました。サーマルスロットリング(CPU温度が上がり続けてパフォーマンスが低下する)は発生していなかったため問題はないと思いますが、日常的に重たい処理をさせ続けるような使い方を想定している場合は、DAIVブランドのモデルがおすすめです。

まとめと評価:万人におすすめできるスタンダードノートPCの決定版

m-Book B508Hは限定モデルだけあって、液晶ディスプレイなどへの外部出力、SDカードスロットなどインターフェースもまんべんなくそろっています。なにより、従来の15.6インチよりも小型化、軽量化した点が非常におすすめできる。

パソコン本体の性能は全く申し分なく、前モデルm-Book B507Hよりもより良いノートPCに進化していると感じました。

10万円前後の価格帯でどのPCを買おうか迷っている人もいると思いますがCore i7 8565Uの性能が圧倒的なので、3500台限定が売り切れる前にm-Book B508Hを購入することをおすすめします。

翌営業日出荷サービス対応

B508Hはマウスコンピューターの『翌営業日出荷サービス』に対応しており、最短で翌々日に手元にパソコンが届きます。

m-Book B508H|109,800円

  • Uシリーズ最高のCore i7 8565U搭載
  • ナローベゼル採用で持ち運びしやすい
  • 圧倒的に打ちやすいキーボード
公式サイトで確認

なお、価格や仕様は記事執筆時のもので変更となる恐れがあるため必ず公式ページで確認してください。

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