【マウス】教えてお兄ちゃんパソコン。Core i5 8265U搭載のm-Book B401Hをレビュー

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マウスコンピューターが発売するm-Book B401Hは、同じく限定モデルm-Book B508Hと同様の3500台限定モデルとなっています。

特徴は、14インチナローベゼルデザインとwhiskey Lake世代のCore i5 8265Uを標準搭載した新型ノートPCです。

今回実機をメーカーからお借りしたのでB400HB508Hとの比較も混ぜつつ紹介していきます。

m-Book B401Hの特徴

動画で確認

動画でサクッと見たい方はご覧ください。音声解説付きです。

新色のゴールドカラーを採用

並行発売されている、スペック表からわかるm-Book B400Hとの違いは3つあり、一つ目がカラーリングです。

シャンパンゴールドカラーからゴールドカラーに変更されました。このゴールドカラーはマウス完全新色で、色合い的にはアップル社のiPhone5Sから6Sまで標準ラインナップで存在していたゴールドカラーに近い感じ。色合いとしてはとても自然で全くいやらしくなく使うことができます。

Core i5 8265U搭載

二つ目が第8世代の新型CPU whiskey Lake世代のCPUを搭載している点です。

CINEBENCH R15のベンチマークスコア※
Core i7 8565U(B508H)
605
Core i5 8265U(B401H)
571
Core i7 8550U(B507H)
504
Core i5 8250U(Pavilion cs0000)
422
Core i5 8200Y(Spectre Folio)
254

具体的にこのCPUの何がすごいかといった点ですが、Core i5 8250Uよりも平均的に10%ほど処理能力がアップしています。

マウスコンピュータ―のパソコンは排熱効率が高いので、他社製のものと比較するとベンチマークスコアが出やすくなっています。(同じCPUでも処理能力が高い)そして、携帯性を重視するノートPCにおいてパフォーマンスのアップには二重の意味があり、単純性能と向上と省電力化があります。

特にこのB400Hシリーズはその恩恵が現れます。

LTE付きモデルにBTOカスタマイズできるため、持ち運び用としてはバッテリー持続感が伸びた方が当たり前にうれしいですよね。

※LTEカスタマイズする際はドコモ系の電波に対応するmicroSIMカードを別途用意する必要があります。

3つ目は、USB3.0 Type-CからUSB3.1 Type-Cに変更された点ですが、PCへの給電やディスプレイ出力には対応していないため、USB3.1に対応した機器とのデータのやり取りの速度が向上したわけですが、ここでは深く触れません。

B508Hとの違い

同じ限定モデルのB508Hも同時に借りていたため、比較写真を撮影しました。B508Hのほうが、キーボードの深さやナローベゼルの幅(液晶ディスプレイのフチ)などが優れています。

ただ、B508Hのベゼルは黒でおおわれており、見た目としての統一感は、B401の方が良いと思いました。

上記の特徴から、持ち運び重視ならをB401H、室内で据え置きで使うならB508Hを選択するとよいと思います。

m-Book B401H|持ち運び用におすすめ

  • Core i5 8265U
  • LTE搭載可能
  • 税抜き99,800円
公式サイトで確認

スペック

OSWindows 10 Home 64ビット
液晶ディスプレイ14インチ(1920×1080ドット)・タッチ非対応
CPUCore i5 8265U
グラフィックIntel UHD Graphics 620
メモリ8GB
ストレージ256GB (SATA)
光学ドライブなし
通信機能無線 IEEE802.11 ac/a/b/g/n (最大433Mbps) + Bluetooth 5モジュール内蔵/1 有線 (1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T(RJ-45)
インターフェースUSB3.0×3/USB3.1 Type-C×1/ヘッドホン出力×1/マイク入力×1)/HDMI×1/mini Displayport×1/SDリーダー
セキュリティケンジントンロック/マカフィーリブセーフ(60日)
サイズ/重量329.8×225×19.5mm
バッテリー駆動時間約9.8時間
オフィス別売り
カメラ100万画素(Windows Hello対応)
保証1年間無償保証・24時間×365日電話サポート

本体デザイン・外観

ボディ本体の色・デザイン

キーボード面と背面に統一感を持たせるカラーリングがとても良いです。

せっかくのナローベゼルなのに、液晶上部の『カメラ』がきになるひともいるかもしれませんが、Windows Helloに対応したカメラであるため、ログインが非常に簡単。

ヒンジ部は折り返し部分が背面からわからないような構造になっており、背面はすっきりした印象です。

背面、天板部はアルミ削り出しボディということが一目でわかるゴールドカラーがやはりマッチしていて、iPhoneを使う人が多い日本では全くいやらしさを感じさせないでしょう。

mouseロゴは光沢感があるため、この部分だけ汚れが目立つ可能性がありますね。

折りたたんだ際の前面部です。厚さは約2cmほどで極薄というわけでもありませが、スマートな印象を受けました。

側面・インターフェース

右側面

  • USB3.1 Type-C
  • USB3.0
  • miniDisplayport
  • HDMI
  • SDカードリーダー
  • LAN端子(Ethernet)
  • ケンジントンロック

左側面

  • 電源
  • USB3.0
  • 電源ボタン
  • マイク
  • イヤフォン

重量

重量持ち運びのしやすさ
700g~1kg
1kg~1.5kg
1.5kg~2.0kg
2kg以上×

本体重量は1.45kgで電源合わせて1.6kgでしたので、携帯性はかなり高いと思います。

15.6インチサイズでCore iシリーズを搭載するパソコンはどうしても電源が大きくなりがちなのですけれども、B401Hは13.3インチの筐体をもつパソコンと同じサイズの電源を利用するため、電源と一緒に持ち運部ことを考えてもかなりよい。

液晶ディスプレイについて

m-Book B401Hの液晶は癖のない自然な発色です。

ノングレア液晶なので、反射が少なく目が疲れにくいです。

色域測定

分校測定器によるRGBのガンマカーブです。やや赤が強いとでていますが、肉眼で見ても不自然さは感じられませんでした。

Adobe sRGB=白枠との比較です。

m-Book B401Hは広色域ではありませんが、自然な発色で一般的な用途に向いたディスプレイです。

キーボード・タッチパッドについて

やや柔らか目のキーボードで、マウスコンピュータ―独特のパコパコ感があります。ただたわみを感じることはなく強めに打鍵しても問題ありません。

キーピッチはグッドなサイズの18.75mmですし、本体の剛性も高いのでキーストロークの浅さによる打ちづらさは全く感じません。

反対に冒頭で紹介したB508Hはキーストロークが深めで軽快なタッチタイピングは可能ですが、キーストロークを稼いだ分本体がやや厚みを増していて、”たわみ”がありました。

これは好みによりますが、僕はB508Hの方が好き(デスクトップキーボードを愛用している人はキーストロークが深い方が打ちやすいはず。)

タッチパッド

クリック感のないタイプ。13.3インチ筐体なので名刺入れと変わらないサイズ。

滑りは悪くありません。クリックボタンは左クリック右クリックがセパレートされていない浅めのタイプです。しっかりと押し込んでる感覚が欲しいや大きさに不満を持つ人がいるかもしれないのでマウスを使った方がいいと思います。

ベンチマーク結果について

Cinebench R15

シングルコア性能は、156cbで5年前のデスクトップCPU最上位と同じくらいの性能です。

Intel UHD Graphics 620の性能

ファイナルファンタジー14は今となっては古いゲームですが、MMORPGの基準値でもあったため、計測してみました。結果は、HD画質に落とせば高品質で2333(普通)でした。

続いてカプコンの有名タイトル『バイオハザード6』のベンチマークテスト

こちらも同様に、HD画質で測定。正直なところまだまだ「オンボードチップで十分!ゲームをプレイしよう!」とはいえません。

しかしながら、確かな性能向上もあり、写真編集や動画編集ならいけそうだなとも思います。

ストレージ性能

ADATA社のSSDが使われていました。SATA接続のSSDとしては標準的な速度です。

以下、起動速度の検証結果です。電源オンからWindowsのホーム画面が開くまでの時間を手動計測しました。

1回目2回目3回目平均
12秒7512秒9312秒8312秒83

バッテリーもち

PCMARK8の『Battery life』で計測したところ3時間7分でした。この検証はベンチマークソフトを起動させ続けて常に同じ輝度、同じパフォーマンスを出させ続けるため、メーカー公称値の約9.8時間とは大幅なズレが生じます。

Windowsには省電力モード、などで輝度を下げるなどしてバッテリーパフォーマンスをあげることができます。この検証結果は参考程度にとらえてください。

実性能・動画の書き出し(レンダリング)、Adobe lightroom ClassicによるRAW現像

プロ用編集ソフトで動画をYouTube用に書き出し

プロ用動画編集ソフト『Vegas Pro15』を用いて実際にYouTubeにアップロードした元データを使ってレンダリング=書き出しを行い、その速度を検証します。

動画に用いられたデータは5分程度のFHDファイルと、テロップ、アニメーション有り、『Vegas Pro インターネットHD1080p59fps』フォーマットに変換

CPU単体処理

QSV処理(CPU+iGPU)

ハードウェアCPU単体QSV
Core i7 8565U(B508H)28分16秒12分41秒
Core i5 8265U(B401H)30分02秒13分16秒
Core i7 8550U(B400H32分46秒15分41秒
Celeron N4100(B507E1時間4分分52秒27分39秒

“動画の書き出し”においては、ベンチマークテスト上と同じような性能差になっていました。単純にCore i7 8550UよりもCore i5 8265Uの方が早く処理を終えることができました。

RAW現像

Adobe Lightroom Classicにて、α7Ⅱで撮影したRAWファイル(1枚あたり24Mb)を100枚JPEGに書き出しするスピードを計測したところ4分58秒でした。

スペック書き出しにかかった時間
Core i7 8565U メモリ8GB(B508H4分22秒
Core i7 8550U,メモリ8GB(B400H)4分17秒
Core i5 8265U メモリ8GB(B401H)4分58秒
Core i5 8250Uメモリ8GB(Pavilion cs)4分52秒
Celeron N4100,メモリ4GB(B507E)12分49秒

RAW現像においては、あまり性能を発揮できておらず、ピークパフォーマンスにおいてはCore i7 の強さが如実に出ていた。

つまり、CPUのピークパワーを使わないソフトウェアであれば最新のCore i5 8265UとCore i7 8550Uではほとんど差が出ないくらいパフォーマンスをあげてきているということでしょうね。

作業中のPC温度を計測

バイオハザード+を起動させ続け1時間立った時にPCの表面温度を計測しました。

PCの表面温度

キーボードの中心温度が32.6度でした。ほのかに暖かい程度ですので持ち運んでの利用でも快適に使えるでしょう。

CPUの付近

CPU付近の温度は47.7℃。流石に作業中ここに触れる人はいないと思いますが、触ると普通に熱いので触らないようにしましょう。

底面

底面温度は47.4℃でした。マウスコンピューターのパソコンはファン音が大きいといわれがちですが、まぁここまで排熱できてればいいかなぁと個人的には思います。

CPU温度

CCPU温度はMaxで78℃と高い数値ですが、ベンチマークソフトの連続使用でこの程度であれば問題はないと思います。

ファンの音

コントロールセンター3.0を使ってファンセッティングを「静音」にできる

Max6000rpm(1秒間に6000回転)弱で回転するファン音はキーンという耳障りな音を発します(40db以上)が、パフォーマンスが下がることを前提で、『ファンコントロール設定』すれば静音化が可能。

付属の、『CONTROL CENTER 3.0』の出荷時の設定は「エンターテイメント」ですが「静音」に切り替えることで3000rpm付近を維持することが可能です。これによりほぼ無音でパソコンの操作が可能。(耳をすませば聞こえる程度)

ちなみに静音によって「ファンの回転数を半分程度に落とすとどの程度パフォーマンスが下がるか」、という話ですが…

571(ファン全開時)→335(サイレント時)

なんとパフォーマンスも40%オフに!

とはいえ、このスコアってSurface Goに搭載されているPentium Gold4415Yと同等以上の数値なのでOfficeソフトを使ったり、事務作業には全く支障が出ないレベルです。

持ち運びの際にはパフォーマンスよりも周囲への配慮から『音』を気にする人も多いでしょうから、あえてパフォーマンスを抑えて静かに使うのもありです。

逆説的に言えば、「静かなパソコンです!」と、うたわれたノートPCは本来のCPUパフォーマンスを発揮できていない可能性がありますよね。

「Max付近ではうるさいけれど、静かに運用するのも可能だよ」みたいなファンの回転速度にも可用性を持たせたノートPCが最高なわけです。つまりB401Hは最高

神コスパモバイル向けノートPC

メリットとデメリットをまとめます。

メリット

  • 従来の13.3インチに14インチ液晶で見やすい(ナローベゼル)
  • Core i5 8265Uのパフォーマンスをフルで使えるポテンシャル
  • ファンコントロールで静かに外で使える
  • インターフェースが充実
  • ゴールドカラーがオシャレ
  • LTEモジュールをつけられる
  • 価格が安い

デメリット

  • 最近の”モバイルノートPC”としてはやや重たい
  • キーボードのパコパコ感

「マウスコンピューターのパソコンはファンがうるさい耳障りだから買わない」という意見がネットで散見されますが、単にパソコンの設定項目を見落としている可能性もあります。

Core i5 8265Uのパフォーマンスが大幅に向上したことで、性能を100%使わず(ファンの回転数を下げて)とも、普段使いには申し分ない性能を発揮してくれます。

むしろ、この性能を持った状態でLTEチップをBTOカスタマイズできるって神PCなのでは?とさえ思いました。(LTE搭載機は価格が高い)学生ならこのPC買っておけば間違いなさそうです。

もちろん、キーボードや液晶ディスプレイのパフォーマンスなど細かいところを詰めていけば他のPCの方が優れている点もあるでしょうけれど、現状ノートPCの”モバイル向けジャンル”としてみた時のコスパが異常なので、持ち運びが多いけど性能面でもあまり妥協したくないという人はm-Book B401Hがおすすめです。

m-Book B401H|持ち運び用におすすめ

  • Core i5 8265U
  • LTE搭載可能
  • 税抜き99,800円
公式サイトで確認

なお、仕様や価格は執筆時のものであり変更となる恐れがあるため、必ず公式ページで確認をお願いします。

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2 コメント

  1. うっしー様のサイトを拝見して、mouseのノートパソコンを注文させていただきました。
    息子のプログラミング学習用ですが、うっしーさんの記事は分かりやすく、大変参考になりましたので、
    感謝しております。

    • えいじさま
      コメントいただきありがとうございます。
      息子さんのプログラミング学習用にmouseのノートPCをご購入いただいたということでおめでとうございます。
      弊ブログは、”読んでいただける人に寄り添うレビュー記事の執筆”を心がけております。
      引き続きよろしくお願いします。

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