マウスコンピューターの「キーボードが打ちづらい」「ファンがうるさい」「液晶がしょぼい」などの疑問に全機種レビューしてる僕がお答えします。

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この記事では、インターネット上で散見されるマウスコンピューターの使いづらさや、ファンの音などを全機種レビューしている僕が解説する記事です。

この記事を読んでわかること

  • マウスコンピューターのキーボードが打ちづらいと言われる理由
  • ファンのうるさい理由と解決策
  • 液晶ディスプレイの品質が悪いと言われている理由

上記の問題は「mouse」ブランドだけでなく、「G-Tune」や「DAIV」シリーズにも共通するところなので、しっかりと解説していきます。

マウスコンピューターのキーボードは他メーカーと比較すると打ちづらい”配列”

mouseの全てのパソコンをレビューする僕がいうのだから間違い無いのですが、マウスコンピューターのパソコンはテンキーが特殊な配列となっており打ちづらいです。

問題は”配列”だけなので慣れればどうということはありません。

他社キーボードとの比較

通常のテンキー付きノートパソコンのキー配列

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外資系メーカー大手の日本HPのPavilion csとの比較画像です。

通常ノートパソコンのテンキーはHPのように、押す回数の多い「0」がややキー二つ分のスペースがあります。HPだけでなく、一般的なテンキー付きのノートPCのキーボード配列はこんな感じです。

マウスコンピューターの15.6インチパソコンのキー配列

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「0」のすぐ隣に「→」が配置されています。実際に使ってみるとOfficeなどの作業で数字を打ち込むとこの→移動キーを押してしまいミスタイプを誘発します。

マウスコンピューターの担当にも確認してみましたが「仕様」とのこと。

この点ついては、メーカー側も承知しており、いずれ改善されると思います。

マウスコンピューターのキーボード配列は他社と比較すると打ちづらいのは間違いありません。

ただ勘違いしないで欲しいのは、今あげた問題は”配列”の問題であり「キー」の直接的な打ちやすさや打ちづらさと異なります。

キーストロークやキーピッチは理想的

売れ筋モデルB508Hのキーボード写真

ノートパソコンのキーボードの打ちやすさを測る指標として適切なのは、キーピッチやキーストローク数値をみることです。

キーピッチは、キーの中心から隣のキーの中心までのことで、18.5mmから19mmが「フルサイズキーボード」と言われています。

約20mm弱のキーピッチが理想的とな理由はキーに触れる人間の指の大きさに対してちょうど良いと言われているからです。とはいえ、日本人は欧米の人たちと比較すると指が小さいため、17mm程度でも打ちづらさを感じない、あるいは19mmだと広すぎると感じる人も多いでしょう。

こんな感じで、キーボードは人によって「打ちやすさ」が変わってしまうのがキーボードなので、Twitterなどの口コミや、他サイトの意見などは参考にするのはアリですが、真に受けるのはやめましょう。

僕個人の意見として「どうしてもテンキー配列が普通なノートパソコンを買いたい」というなら、旧IBMのThink Padブランドであるレノボ製を買うのが一番正しい選択です。

また、マウスコンピューターの公式ページの商品ページを見るとギャラリーから上記のようにキーボードの配列やキーストロークなどが確認できますのでぜひご確認ください。

マウスコンピューターなら外付けテンキーの検討もあり

そもそもテンキーは別で購入した方が間違いなく打ちやすくなるため外付けテンキーも検討してみてはいかがでしょうか。

マウスコンピューターのパソコンは「USBなどのインターフェースが豊富」といった利点があります。薄型軽量化する他社と違い、ユーザーの利便性を第1に考えているマウスコンピューターのパソコンは他社売れ筋モデルと比べてUSBのポート数が1つ多いです。(平均的なもので全てがそうではないですが)

外付けのテンキーは打ちやすさを向上してくれますし、何よりやすいので低価格で手に入れることができます。

ファンがうるさいのは高性能PCな証拠

実はこれも本当です。比較的高周波音に近い「キーン」って音がなるのは有名です。特に「m-Book J」や「mBook-B」シリーズなどの持ち運びも可能な売れ筋モデルで上がる声ですね。

上記モデルは小径の小型ファンを高速回転させるためこのような音がなります。

なんで高速回転させなきゃいけないのかって話をします。

パソコンのファンはなんのためについてるかというと、CPUなどの半導体が熱を発した際に製品を冷やすためですね。

最近のノートパソコン市場の製品づくりの難しさについて

「いや、こんなこと消費者にとって全く関係ないでしょ?」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、結構問題です。

昨年Appleが発売したMacBook Proシリーズにおいてサーマルスロットリング(熱によるパフォーマンスの低下)が発生した件が一時期話題になりました。

サーマルスロットリングはCPUの自衛機能です。人間は熱を出したら発汗して体温を下げますが、機械はそれができないため、熱が一定の温度に達すると自ら性能を落として動作します。

パソコンに搭載されてるファンは、人間が暑い日にエアコンなしで扇風機をつけるのと同じ原理なので、高回転=よく冷えるといった図式です。

上記問題は「高性能で高品質(だと信じていた)なMacBook Proを買ったはずなのに言われてたほどの性能を出せてないじゃん。」ってことです。これって問題だと思いません?

この問題はAppleが修正パッチを配布して鎮火しましたが、この件は”天下のAppleの製品で起きた不具合”だったから話題に上がりましたが、普通のノートパソコンでも十分起きえます。

反対に、よく冷える環境を使ってるパソコンはCPUのパフォーマンスを100%発揮でき、真の意味でコスパがよくなります。

マウスコンピューターとHPの売れ筋モデルを比較

CINEBENCH R15のベンチマークスコア※
Core i7 8565U(B508H)
605
Core i7 8565U(Spectre x360 13)
570

型番はレビュー記事にリンクされています。

さらに細かく追求するのであれば、実機で検証した数値を見てもらう方が良いでしょう。マウスコンピューターの売れ筋モデルm-Book B508HとHPの売れ筋モデル Spectre 13 x360を比較したものが上記表です。

実際にCPUの性能を測定するCinebench R15というベンチマークソフトを使うと同じCPUなのにスコアが違う。といった”事実”が浮かび上がります。

これはなぜおきるのか。

汎用性に特化したマウスと、携帯性を重視したHPの違いです。

これはいたって簡単。

  • 公共施設に持ち運ぶことを考えた際、性能を遮っててでも静音化させた方がいいHP Spectre 13 x360
  • 家で使う機会が多いことを考えた際、価格を安く、性能を高くといった元来のマウスコンピューターm-Book B508H

2機種の違いがスコアに出ているわけです。

どっちが優れているか?は用途によることが大きいという認識を持っていただければ幸いです。

ファンの音を無音にする方法

ここまで読んでいただいて「10万以上のパソコンを購入するのに持ち運び重視かパフォーマンス重視かどちらか選択しなきゃいけないわけ?」という疑問を持つ人のために追加で解説しておきます。

ファンコントロール付きモデルを購入すればどちらもいけます。

マウスコンピューターのBシリーズに搭載されているCONTROL CENTER

ファンが「うるさい」「耳障り」なのは先ほど紹介した通り、小径のファンを高回転で回すことによるものです。

ちなみに上記、B508Hのファンが高速回転している際にソフトウェアで見たところ、5900rpm(1秒間に5900回転)でした。

マウスコンピューターのファンコントロールセンターは、「エンターテイメント」「パフォーマンス」「静音」「省電力」のプリセットから選ぶことができ、”静音”にすると3000回転程度に収まります。

ファンの回転数を落とすとパフォーマンスも落ちる

本来のパフォーマンスは571点、ファンの回転数を落とすと335点までスコアが低下

この結果は、先ほどのCinebench R15をm-Book B401Hというマウスコンピューターの売れ筋モデルで計測させた結果です。

  • エンターテイメント時→571
  • 静音時→335

ファンの回転数を落とせばそれに伴いパフォーマンスも低下します。この場合40%程度ベンチマークスコアで落ちました。動画編集などの重たい作業を行うわけでないのであれば、実際のパフォーマンスでは影響を感じづらい部分です。

そして先ほども記載した通り、最近のCPUは基本パフォーマンスが元からかなり高いという理由があルため、実利用でそこまで問題があるわけではありません。

むしろ、パソコンを携帯する際はファンの回転数を落とす、家で使うときはファンの回転数を上げるなどの工夫を行うことによってパフォーマンスを柔軟に変化させながら使えた方が利便性が高いです。

こうしたファンコントロールは安いモデルに搭載されていないことが多いのですが、マウスコンピューターは売れ筋モデルに搭載しているため安心です。

それでもファンの音がきになるならファンレスモデルがおすすめ

「いやファンコントロールとかめんどくさいんだけど?」

と考える人であれば、Microsoft Surface Pro6などのファンレスモデルをお勧めします。

ちなみに、どちらも高性能かつオシャレですが、価格はマウスコンピューターと比較すると高めです。

ボタン一つでファンの回転数を変えられるのでなんとかそこくらいは設定しましょう。

個人的な意見としては、CPUのポンテシャルを100%発揮できるマウスコンピューターがおすすめなんですけどね(こうかくとまた「メーカーからお金もらってるんだろ」みたいな批判コメントが来るかもしれませんがもらってません。検証結果をもとに記載しています。)

液晶ディスプレイの品質が悪い?

この疑問を持つ人は、パソコンや家電にあまり詳しくない方が多いかと思いますが、ノートパソコンに搭載される液晶ディスプレイで”視野角が広く綺麗に見える液晶”IPSパネルはそのほとんどが韓国のLG製のIPSパネルだと思って間違いありません。

液晶ディスプレイの発色を機械的に測定できるカラーマネジメントツール

しかもLG製のパネルはかなり品質が良いことをカラーマネジメントツールを使って測定済みです。

カラーマネジメントツールは、液晶ディスプレイの光を測定する機械。

 

上記はB508Hの階調曲線を計測した結果ですが、発色の仕方にクセがなく、自然です。

液晶ディスプレイの評価を下す時にありがちなのが、「鮮やかで綺麗(ハイキー)」みたいなことが往々にしてあります。特性としてはRGBの赤(R)が強かったり、青(B)弱かったり…こういう特性はHPのパソコンにありがちです。

「液晶ディスプレイの綺麗さ」もキーボードの打ちやすさと同様判断する人で変わります。

確かに数年前まではIPSパネルが高かったためノートPCに搭載すると価格が高くなってしまうという事実もありましたが、現在では量産体制が築かれているため、低価格たいのPCでもIPSパネルが搭載されていれば綺麗に見えますよ。

IPSパネル表記のないモデルは注意

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マウスコンピューターのパソコンは「商品ページ」もしくは「仕様詳細の欄にIPSパネル表記」のあるものはIPSパネルを間違いなく使っていますが、表記のないものに関しては不明点もありますので公式ページで確認しましょう。

僕はmouseブランドのノートパソコンは全機種レビューを行なっていますが、特別発色がおかしいといったモデルに当たったことがないのでなんとも言えませんが、機械モノなので”ズレ”はあり得ます。

不安な方はIPS表記のものを選びましょう。

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