Anker PowerCore+ 26800mAh PDレビュー 2ポート搭載の超大容量モバイルバッテリー

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Ankerが発売するAnker PowerCore+ 26800 PD はモバイルバッテリー市場のなかでも容量が最大クラスのモバイルバッテリーです。

MacbookProやMacbookAirのほか、USB PD対応ポートを装備しているノートPCの充電に使うえるとあって、モバイルノートPCを常用するユーザーからの評価が高く、市場でも人気。

今回、Amazonプライムデーにて購入した製品をレビューしたいと思います。

Anker PowerCore+ 26800 PD の特徴

動画で確認する

動画で解説していますので文字を読みたくない方はこちらもどうぞ。

チャンネル登録もお待ちしております。

超大容量、スマートフォンを7回程度充電可能

Anker公式サイトより引用

モバイルバッテリー、リチウムイオンバッテリーは電圧変換する際に”無駄”が生じるため実際は記載されている容量の6割~7割程度とされています。

つまり、26800mAhのうち18760mAhが実際に充電可能な電力となります。

iPhoneXSは7回iPhoneXRなら6.4回

Anker公式によると、Anker PowerCore+ 26800 PDは『iPhoneXSを約7回分充電ができる』と、記載されています。

iPhoneのバッテリー容量は、日本国内では公表されていませんが、中国では、政府の認可を取るためにAppleが中国政府に提出した情報が公開されています。

iPhoneの充電可能回数
機種iPhone XS MAXiPhone XSiPhone XRiPhone 8 PlusiPhone 8
バッテリー容量3174mAh2658mAh2942mAh2691mAh1821mAh
充電可能回数約5.9回約7回約6.4回約7回約10回

各iPhoneのバッテリー容量から計算すると上記のようになります。26800mAhのモバイルバッテリーがあれば、長期出張や旅行の際など、スマホの充電切れで困ることはないでしょう。

最大30W出力のUSB PDに対応、モバイルバッテリーへの充電も高速

USB PDパワーデリバリー一番のメリットは、バッテリー本体への充電時間を短縮できる点です。

僕が過去購入した製品にAnker PowerCore (大容量13000mAh )という製品があります。

購入当初は大容量のモバイルバッテリーを購入して舞い上がっていましたが、13000mAhのバッテリーそのものを充電するのに4時間以上を要していたため、ついうっかりモバイルバッテリーを充電し忘れると全く使い物になりません。

USB PDに対応しているモバイルバッテリーのメリットはモバイルバッテリーそのものを素早く充電可能な点

Anker PowerCore+ 26800 PDはUSB PDに対応しているため、26800mAhという大容量にもかかわらず、上記の13000mAhと同じ時間で充電を終えました。

つまり、Anker PowerCore+ 26800 PDであれば、普通のモバイルバッテリーを充電する半分の時間でバッテリー本体を充電できるということ。(バッテリーによって差があるため”Ankerの”とさせていただいてます。)だからといって、充電時間を減らせているわけではないのだけれど、常にフル充電である必要はないと思ってるし、1時間の充電で7000mAh弱使えれば全く問題ない。僕は。

このほか、AnkerはAnker PowerCore 10000 PDという製品を販売しており、『スマホの充電がメインでモバイルバッテリーの充電時間が気になる人』はそちらを選んでもよさそう。

 

Anker PowerCore+ 26800mAh PD の付属物について

Anker PowerCore+ 26800mAh PDを購入すると下記が同梱されています。

  • Anker PowerCore+ 26800mAh PD本体
  • Anker PowerPort Speed 1 PD30
  • ポーチ(写真にない)
  • Micro USBケーブル
  • USB-C&USB-Cケーブル

僕が、AnkerはAnker PowerCore 10000 PDではなく、Anker PowerCore+ 26800mAh PDを購入した理由は、”Anker PowerPort Speed 1 PD30がついてくるから”

ぶっちゃけAnker PowerPort Speed 1 PD30が付属してくるから買った

プライムデーで安くなっていて本当に良かったなと思うのが、コレ。

コレがついてくるんですよ。

Anker PowerPort Speed 1 PD30はAnker 公式サイトで2,299円(税込)のACアダプタ。

もちろんモバイルバッテリーだけでなく、スマートフォンやほかのPD対応の機器に充電が可能。30W出力なのでモバイルノートPCの充電までできる(一部PCは出力不足で充電しながら利用できませんが)

これだけでお得感Max!

Ankerはユーザーへのサービス精神にあふれすぎていて、PD対応のACアダプタが付属していることをゴリゴリに出してないんだよね。良く読めばわかるけど。

市場のなかでも比較的高価格の商品は選択肢に上がりにくいのだからもっとガンガン記載してもいいと思う。(タイトルに含まれているけど見づらいよね。)

外観・デザイン

Anker PowerCore+ 26800mAh PD本体はリチウムイオンバッテリーを内蔵しているため、横長になっています。

ちょうど、13000mAhのモデルの倍のサイズ。

充電ポートは3つ

最大5V/3A=15Wに対応したUSBポートが2つと、前述したUSB PDがあります。

合計3ポート。

IQ=Power IQのことでAnkerが提唱する独自技術。

要するに、各機器に対応する適切な電力で充電が可能なのでどの機器を接続しても高速で充電できますよってこと。

重量

重量は実測値で586g。

リチウムイオンバッテリーが増量した分そのまま上乗せされているので、13000mAhの倍以上。

普段使いで常用するのには適さないサイズ感。遠出する際の強力なアイテムになるのは間違いない。

出力の検証

さて、僕はAnkerを信頼しているのですが、しっかりと公称値通りの出力がされているかチェックしなくては

スマートフォンはどれくらいで充電完了するのか、通電チェッカーを使って検証してみました。

USB PDポートからの充電

まずはUSB PD、僕のメイン端末はGoogleから発売されているPixel 3aで最大18Wの高速充電に対応しています。

実際に検証してみると15W程度でモバイルバッテリーは安定動作しています。

3000mAhのスマートフォンは1時間程度でフル充電

アプリ『Battery Mix』のバッテリーログ。

残9%の状態から、USB PDで充電を開始し、満充電になるまでを計測。

その間、わずか1時間程度。Pixel 3aは3000mAhですので、iPhoneシリーズはほぼすべての機種が1時間程度でフル充電が可能ということ。

これは強い!高出力バッテリーだからできるパワープレイ。

USB ポートからの充電

続いて、USBポートに接続。

こちらは7.5Wで電力供給。PD利用時と非利用時では、電力に2倍の差があるということは、充電時間も2倍となります。(厳密にいえば安全性を確保するために、現在販売されているスマートフォンの多くは70%程度から電力供給をセーブする機能があるため一概には言えないのですが…)

ミラーレスカメラの充電

普段利用している、α7Ⅱを充電してみました。

USBの規定値である2.5Wで供給していました。

ワイヤレスヘッドフォン/イヤフォン

MPOWのH5は1.3W(5V/0.25A)で供給

完全ワイヤレスイヤフォンmifo O5は5.21W(5V/1A)で供給

様々な機器でテストした結果、Anker PowerCore+ 26800mAh PDは接続機器によって、出力が変更されていました。

USB充電できる機器に接続して充電ということであれば「Ankerなら大丈夫」と言えそうです。(あくまで僕が検証した結果の話ですが)

Anker PowerCore+ 26800mAh PDで充電できるもの
スマートフォン/iPhone
ノートPC未検証(いずれ検証します)
デジカメ(ミラーレスカメラ)
ワイヤレスイヤフォン/ヘッドフォン

 

評価とまとめ

デカい!しかし最上の安心感を得られるモバイルバッテリー

スマートフォンだけでなく、カメラやワイヤレスイヤフォン、PCまで充電できるのですから、長期旅行や出張のときに、コレ1つもっていくだけで、電源を確保するという作業を減らせますし、心理的な不安もなくなります。

また、海外旅行に行くときもわざわざ別で現地に合わせた電源プラグを購入、持っていく必要がないため、それほど荷物になるとも思っていません。

僕の個人的な評価は最高。なにせAmazonプライムデーで30%オフで購入したのですから。

前述した通り、本製品のほかに、Anker PowerPort Speed 1 PD30が付帯してくるのだから、最高にお買い得でした。

加えて、信頼性の高いAnker製で最大容量クラスのモバイルバッテリーですから、これ以上はないんですよ。

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