HP Pavilion 14-dv レビュー 10万円以下から購入可能なお家用スタンダードノートPC

0
3268

日本HPが販売するHP Pavilion  14-dvをメーカーからレンタルできたので使い勝手やベンチマーク結果を掲載。

スペック

HP Pavilion 14-dv
モニター
  • 14型(1920×1080ドット)
CPU
  • Core i5 1235U
iGPU
  • Intel Xe Graphics
メモリ
  • 16GB(8GB×2)(DDR-4 3200)
SSD
  • 512GB
サイズ(幅×奥行×厚さ)324mm×216mm×17.5mm
バッテリー最大約7時間30分
無線通信規格Wi-Fi6/Bluetooth V5.2対応
充電タイプDCジャック45W/USB-C
重量約1.42kg
保証1年間引き取り修理サービス・パーツ保証

 

特徴

動画で見る

家でも外でも使える万能型のスタンダードノートPC

HP Pavilion 14-dvはモニターのサイズは14型で重量は実測値で1.42kgほど。

この重量であれば、持ち運びも可能で、家用、持ち運び用、どちらでも使える。

HP Pavilion 14-dvは画面占有率が84.0%のディスプレイを搭載。従来の13型の同等のサイズで14インチを実現している。

そのため、左右のベゼルの幅が細く、スタイリッシュな印象。

豊富なインターフェース使い勝手が良い

HP Pavilion 14-dvはモバイルノートPCとスタンダードノートPCのいいところどりをしたようなPCで、インターフェースが豊富な点が魅力。

右側に映像出力やPC本体の充電も可能なUSB PDに対応したUSB-Cのポート、従来のUSB-Aポート、HDMIポート、DCジャックといった感じでマルチに使えるインターフェースが搭載されている。

左側にはオーディオジャックとUSB-Aといった形で、USB-Aを左右どちらでも使えるようにしているのも良い点。

HPらしいデザインにこだわった作りで所有欲を満たせるデザイン

HP Pavilion 14-dvはSAKURAカラーを採用。可愛らしい色合いではあるものの、ボディはアルミシャーシを採用しているため高級感もある。

最新のMacBook Airはちょっと高いと考える女性におすすめしたいノートPCだ。

価格、上位モデルとの違い

HP Pavilion 14-dvは下のグレードが税込92,000円から購入可能だ。このモデルはメモリスロットの記載があるため、自分で増設することも可能だと思われる。

ただし、メーカー保証の対象外になってしまう恐れがあるため、安心を求めるなら最初から16GBのメモリを搭載しているスタンダードモデルG2から購入すべきだろう。

また、Microsoft Office Home&Business 2021をセットで購入すると、当サイト限定のクーポンの条件を満たせるため、Microsoft Officeを実質13,433円で購入可能だ。これは Officeじゃなくて保証などでも可能なので、お得に購入したい方は購入時にクーポンを利用しつつ、オプションをセットで購入するのをおすすめ。

上位モデルとの違い

  • メモリがDDR5ではなくDDR4
  • カメラの画素数が500万画素ではなく92万画素
  • 顔認証ではなく指紋認証
  • USB-C Thunderboltではない
  • 搭載バッテリー容量がやや小さい
  • キーボードの配列が特殊

といった感じで、細かい箇所でコストカットは施されているが、CPUなどの性能は上位モデルと差がないため、「持ち運びに特化したい」「複数の機器を接続してデータ転送を大量に行いたい」といったニーズがなければ差は感じられないため、単に家用に欲しいといった場合はこのモデルで必要にして十分だ。

HP Pavilion 14-dv

公式サイトで確認

価格や仕様は変更となる恐れがありますので、必ず公式ページでご確認ください。

うっしーならいふ×日本HP限定クーポンでさらにお得に

日本HPより当サイト限定で7&オフクーポンを発行しております。ぜひご利用ください。

デザイン

HP Pavilion 14-dvは14型のスタンダードノートPC。

アルミシャーシにSAKURAカラーを採用。

SAKURAはスマートフォンなどに採用されているローズゴールドカラーにちかい色合い。

キーボード側はシルバーのカラーで作られており、落ち着いた印象だ。

ネジは精密ドライバーを利用すれば回せる。

重量

HP Pavilion 14-dvの重量
本体1.420kg
充電器0.350kg

 

モニター

搭載されているパネルはタッチ対応の液晶パネル。色域は下記。

色域

HP Pavilion Plus 14-ehの色域
sRGBカバー率60.7%
DCI-P3カバー率45.0%
Adobe RGBカバー率45.2%

ウェブコンテンツの基準となるsRGBカバー率は60.7%と一般的な作業用になっている。

キーボード・タッチパッド

HP Pavilion 14-dvはフルサイズスケールのキーボードを採用。指紋認証は矢印キーの下に配置されている。これはHP Pavilion Aeroなどにも見られる配置で廉価グレードのモデルならではもの。

エンターキーの右側にさらにキーが配置されているタイプのキーボードで、タイピングポジションがやや左にズレる点が気になる。

タッチパッドは大型のものが採用されており、操作性は高い。押した感じはベコベコしているので好き嫌いは分かれる。

カメラシャッターは非搭載。

キーボードのバックライトは搭載している。

インターフェース

左側

  • オーディオジャック
  • USB-A

右側

  • USB-C
  • USB-A
  • HDMI
  • DCジャック

搭載されているUSB-CはUSB-C 3.2 Gen2を搭載している。

性能について

Cinebench R23

Cinebench R23はCPUのパフォーマンスのみでコンピューターグラフィックを生成し、CPUの性能を測定するベンチマークソフト。点数が高ければ高いほど高性能とされているが、実際のソフトウェアを動作させた際の実性能と差が開く可能性があるが結果下記の通り

 

Cinebench R23の総合スコア

Core i7 12700H
16525pts
Core i7 12700H
16052pts
Core i7 12700H
15241pts
Core i9 12900H
14884pts
Ryzen 7 6800HS
14496pts
Core i7 11800H
14111pts
Ryzen 9 5900HX
13894pts
Core i7 12700H
13673pts
Core i7 12700H
13180pts
Ryzen 7 5800H
12651pts
Ryzen 9 5900HS
12058pts
Ryzen 7 5800H
11670pts
Ryzen 76800U
11306pts
Core i7 11800H
11250pts
Ryzen 7 5800H
11224pts
Core i7 1260P
10686pts
Ryzen 7 5825U
10085pts
Ryzen 5 5600H
8815pts
Core i7 1250U
7987pts
Ryzen 7 5800U
7889pts
Ryzen 5 5625U
7838pts
M1
7372pts
Core i7 11370H
7135pts 
Core i5 1235Uレビュー機
6514pts

最新のCinebench R23(Minimum Test Duration OFF)では6514pts

マルチコア性能、シングルコア性能もメーカー側でパフォーマンスの調整が行われているようで、大きく伸びなかった。

あくまで事務作業用のPCとして検討するのが良さそうだ。

PCMark 10

Microsoft Office互換ソフトや画像編集ソフトのバッチファイルを動作させてスコアを算出するPCMark10ではスコアが5242でMicrosoft Officeは非常に快適なレベル。

また、画像編集やビデオ編集にも使える性能だ。

バッテリーの連続動作時間

PCMark 10のバッテリーテストにて計測。

HP Pavilion 14-dvバッテリーの動作時間
PCMark 10 Modern Office5時間50分

HP Pavilion 14-dvはバッテリーの連続動作時間が、同じサイズのPCと比較して不利な結果に。

おそらく、バッテリーの容量を小さくしているからだと思われる。

SSDの読み書き

クリスタルディスクマークの結果。搭載されていたSSDはウェスタンデジタル製。シーケンシャルライト、リードともに大容量データの読み書きでも速度落ちがほとんどない。ランダムアクセスも良好で、クリエイティブで利用しても問題ないと思う。

PCの温度とファンの動作音について

ピーク時のCPU温度について

Cinebench R23の10minuteテスト実行時の挙動をHWInfoで計測した。

サーマルスロットリングは発生しておらず、安定した挙動。

ただし、動作周波数は徐々に低下しており、意図的にパフォーマンスを制限している可能性がある。

HP Pavilion 14-dvはパフォーマンスを追い求めるよりも、小さなバッテリーで長い動作時間を確保するためにあえてパフォーマンスを制限しているということが考えられます。

PCの表面温度

Cinebench R23 10minuteテスト時のPCの表面温度を計測。

最も熱い箇所で35.9℃ほど。低温火傷の心配はなくストレスフリー

ファンの動作音

39.2dbほど。ファンの音は聞こえるが、不快になるほどではない、

HP Pavilion 14-dvの評価とまとめ

良い点

  • 高級感のあるアルミシャーシ
  • PC業界では新鮮なSAKURAカラー
  • 10万円以下から購入可能で家用に最適
  • 使いやすいインターフェース

気になる点

  • キーボードの配列
  • 市場のモバイルノートPCと比較するとバッテリーの連続動作時間が短め
  • モニターの色域が標準的

学生やビジネスパーソンにおすすめのエントリースタンダードノートPC

価格高騰の最中に10万円以下から最新のノートPCが購入できるのが素晴らしい。

また、このPCは持ち運び用と据え置き用で迷っているユーザーの悩みを解決しやすい特徴を持っているため、低予算でPCを検討している人に見てもらいたいノートPC。

気になる点で挙げている色域の狭さやバッテリーの連続動作時間も行う作業や使い方によっては全くデメリットにならないため、キーボードの配列の箇所だけ検討してもらえれば失敗は避けられるだろう。

HP Pavilion 14-dv

公式サイトで確認

価格や仕様は変更となる恐れがありますので、必ず公式ページでご確認ください。

うっしーならいふ×日本HP限定クーポンでさらにお得に

日本HPより当サイト限定で7&オフクーポンを発行しております。ぜひご利用ください。

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)