デイリーアーカイブ 11月 12, 2018
Ryzen 7 2700XとRyzen 5 2600はどっちがおすすめ?ベンチマーク結果で比較したら圧倒的にRyzen 5 2600がおすすめ
Intel Coreシリーズが第9世代となり、i7のハイパースレッドが閉じられたことで、Core i7 8700Kにゲーミングスコアで負けるというニュースを見て、「Ryzenでよくね?」と思う方もいらっしゃるでしょう。 この記事では、2018年現在でAMD社の第2世代目の『Ryzen』CPUを検討されている方のために、自作PCおよびメーカーから借りた貸し出し機による検証結果をお伝えしたいと思います。(AMD好きはすでに買っていると思うし、今この記事を読んでいる人は価格的にインテルではなくRyzenを検討しているでしょうから。 先に、結論だけ記載しておくとRyzen 5 2600が圧倒的におすすめです。
Ryzen 7 2700XとRyzen 5 2600のスペック Ryzen 7 2700X
Ryzen 5 2600 コードネーム
Pinnacle Ridge
Pinnacle Ridge プロセスルール
12nm
12nm コア数
8コア
6コア 動作クロック
3.7Ghz
3.4Ghz Turbo Core
4.3Ghz
3.9Ghz TDP
105W
65W 希望小売価格
329ドル
200ドル 付属CPUクーラー
光る
光らない オンボードグラフィック
なし
なし 同じ世代のCPUなので、オンボードグラフィックはなく、単純にランクの違いによる差と考えて問題ありません。 大きな差としては、価格およびCPUのコア数ということになります。目下検討されている方に関しては、価格.comやAmazonなどの価格差を見て2万円弱(正確に言うと1万8千円程度)の差でいったいどれほどの性能差があるのか。
市場はコスパ重視とパフォーマンス重視が明確に分かれている 価格.comのデータによると、2018年10月のCPU全体の売れ筋は15000円~20000円(Ryzen 5 2600やIntel Core i3 8100など )のミドルスペックCPUがが17.98%、35000円以上のハイパフォーマンスモデル(Core i7...
Ryzen 5 2600搭載デスクトップPCでおすすめの『STYLE-R0X4-R52-RNV』をレビュー
3か月前に僕のパソコンはRyzen 7 2700Xと生まれ変わったわけですが、気になっていた点を検証せずにRyzen はいいぞ!といえるはずもないので検証します。 今回パソコン工房からレンタルしたパソコンはRyzen 5 2600にGTX1060(6GB)のグラフィックボードを搭載した『STYLE-R0X4-R52-RNV』です。 パソコン工房のデスクトップパソコンにはBIOSに独自のものを利用していないDSP版Windowsを採用したモデルがあり、BTOメーカーでデスクトップを購入したいユーザーにとってはありがたいと思いますし、自作PCとの比較を行いたい僕にとっても"おあつらえ向き"のメーカーなのであります。 ということでRyzen 5 2600を搭載したデスクトップPC『STYLE-R0X4-R52-RNV』をレビューしていきます。
STYLE-R0X4-R52-RNVの特徴
ASUSのX470-PRO PRIMEマザーボードを採用 パソコン工房といえば、マザーボードにASUS製(もしくはMSI)を採用することが多く、自作PCユーザーにとっても購入しやすい構成であることが売りです。 前回、僕が自作PCでRyzen 7 2700Xマシンを構成する際に、ROG STRIX X470-F GAMINGと迷ったのがこのPRIMEで、M.2SSDのヒートシンクが標準搭載でありながら、ASUSのAuraSYNC(オーラシンク=マザーボードがピカピカ光る)に対応しているため、ASUSのROGブランドにこだわりがなければ、このPRIME X470-PROを購入していたと思います。 そのほか、Ryzenの急所となるDDR4メモリーが3600Mhzまで対応している点も強い。(Ryzen CPUはメモリークロックが低いと本領発揮できないという少年漫画の主人公のような弱点があります。僕は割り切って2400Mhzで使ってますが) あとは、BIOSの日本語設定がわかりやすいのが個人的にはお気に入りポイントで、他メーカーのもので自作したことがないASUSマンなので、まぁASUS推しになっちゃいます。
MSI社のGeForce GTX1060(6GB)ショートボードモデルを搭載 RTXシリーズがリリースされるも、ゲームをプレイするうえでコスパが悪く今だにGTX10xx番台が人気です。 なかでも電源容量が500W以下で安定動作し、費用対効果の高いGTX1060(6GB)を搭載していました。ショートボードタイプなので、全体的にすっきりした印象です。 パフォーマンスが低いということもなく、2連ファン、3連ファンタイプと同等の性能を持ちます。
Windows 10 DSP版インストールメディア付属モデル マウスコンピューターのように配線ガッチガチに固めているという感じではないのですが、拡張ベイが搭載済みのほかに4つあるため、ストレージ容量が不足した際にも簡単に増設できそうな点はBTOメーカーを敬遠しがちな方にも良いと思いました。(でも線はしっかり黒で統一されていてよい) ちなみにDVDスーパーマルチドライブ標準搭載されています。それは『STYLE-R0X4-R52-RNV』がWindows 10のDSP版(Delivery Service Partner version)で構成されているからです。(DSP=PC本体ではなくPC"パーツ"にWindowsのライセンスが付与されること。) 自作PCに挑戦したいけれど、最初は不安だからという方はDSP版のパソコンが販売されているモデルをパソコン工房でデスクトップを購入することをオススメします。(OEM版もあるので注意してください STYLE-R0X4-R52-RNV
136,980 円(税別)~
公式サイトで確認 パソコン工房の評価と評判|秀逸なPCケース、PCパーツは業界最安値クラス
BTOと自作どっちがいいのかメリットとデメリットを語る
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