デイリーアーカイブ 11月 21, 2019
NEXTGEAR-MICRO am560BA1レビュー 8万円台で買えるRyzen 5 3600搭載ゲーミングPC
8万円台で購入可能なゲーミングPCはどの程度の性能なのか。 この記事では、マウスコンピューターから実機をお借りしてその検証結果と僕の感想を記載していきます。
NEXTGEAR-MICRO am560BA1の特徴
NEXTGEAR-MICRO am560BA1は第3世代Ryzenを搭載したコスパの高いゲーミングPCとなっておりまして、価格がとにかく安く、それでいて中級クラスのゲームのプレイまで快適に行える点が特徴です。
8万円台で購入可能 とにかく安くゲーミングPCが欲しいという方はまずこのNEXTGEAR-MICRO am560BA1を選択肢に入れると思うのですが、個人的には非常に良い選択肢だと思っていて、マウスコンピューターの強みであるBTOを活かせる作りです。
GTX1660まで搭載可能 G-Tuneはグラフィックボードのアップグレードに対応していて、NEXTGEAR-MICRO am560BA1はGTX1660にアップグレードできます。 上記のように、最近ではメモリの価格やSSD本体の価格が安くなってきていることもあり、別途用意すれば、安くて高性能なゲーミングPCに仕上げられます。
コンパクトで設置場所の確保が楽 NEXTGEAR i690シリーズとの比較です。am560はm-ATXサイズのマザーボードを採用しているため一回りコンパクトのミニタワー型のPCとなっています。他社デスクトップPCと比較しても非常にコンパクトです。 大きなミドルタワーPCと比較して拡張性が低いのですが、ゲームのプレイを優先してPCの購入を検討しているのであれば、問題ありません。 また、PCケースはフラットで直線的な形状をしているため、PCの上に物を置いたりすることもできますし、これによってPCの性能が落ちることはありません。 ゲーマーの意見を取り入れたPCケースのため、ユーザーが使いやすいよう設計されています。 下記動画では、G-Tuneの製品担当者に実際に取材してきたものですので、コンセプトや強みを詳しく知りたい方は参考にしてみるといいかもしれません。
おすすめの構成、ラインナップ NEXTGEAR-MICRO am560の構成 型番
おすすめ
CPU
GPU
メモリ
SSD
HDD am560BA1
〇
Ryzen 5 3600
GTX1650
8GB
256GB
- am560SA1 Ryzen 5 3600X
GTX1660
8GB
512GB
- am560SA1-SP Ryzen 7 3700X
GTX1660
16GB
512GB
- am560SA2
〇
Ryzen 7 3700X
GTX1660Ti
16GB
512GB am560SA1-SP2
〇
Ryzen 7 3700X
RX5700
16GB
256GB
1TB ゲームの用途によって分けたほうがいいのですが、フォートナイトやPUBG、Apexlegendsを快適レベルで遊びたいのであれば、GTX1660Ti以上のモデルがおすすめです。 また、動画編集などを行う場合、現状動画編集ソフトの問題でRadeon RX5700ですと、実行性能がGTXシリーズに負ける可能性があるため、YouTube用に動画のアップロードを検討されている方は、am560SA2が無難だと思います。
セールでお得に購入可能 マウスコンピューターは公式サイトにて、PCのセールに力を入れています セール対象製品になったものをベースとしてカスタマイズして購入してもよいですし、そのまま購入しても、問題のない構成で販売されるため、初心者の方で選び方がわからない方はセール対象製品の中から選んでみるのもよいかもしれません。 マウスコンピューターの最新セール情報【限定特価】 NEXTGEAR-MICROam560のスペック サイズ
ミニタワー CPU
Ryzen 5 3600 GPU
GTX1650 メモリ
8GB SSD
256GB(M.2) 電源
500W(80PLUS BRONZE) 寸法
幅188.8×奥行396×高さ400mm 保証
1年間メーカー保証+365日電話サポート マウスコンピューターでは1年間のメーカー保証に加え365日の電話サポートに対応しています。 LINEサポートも行っていますので、初心者の方には安心だと思います。
ゲーム性能
デスクトップ用のGTX1650がゲームのプレイがどの程度快適にできるか、実際に1試合プレイしその平均フレームレートを計測しました。 フレームレートは、60fps以上で合格、100fps以上で快適としていますが、競技性の高いゲームタイトルでは、フレームレートが勝率を上げるカギとなるので、勝率を優先したい場合は、上位のグラフィックボードを選んだほうがいいかもしれません。
フォートナイト・PUBG中級ゲームタイトルの快適性 フォートナイトの平均フレームレート フルHD(1920×1080ドット) エピック(最高画質) 97fps 高画質 109fps 中画質 132ps 人気ゲームタイトル『Fortniteフォートナイト』は中画質で132fpsでした。この数値であればゲーミングモニターの性能も活かせますし、おすすめできる性能はあります。 PUBGの平均フレームレート フルHD(1920×1080ドット) ウルトラ 54fps 高画質 69fps 中画質 90fps 一方PUBGでは、最近高画質化された影響か思うようにフレームレートが上がりませんでした。中画質で90fps程度。もちろんプレイに支障はないのですが、今後もアップデートが入る可能性もあるので、その点が気になります。
ファイナルファンタジー15|重量級ゲームタイトルの快適性 ファイナルファンタジー15の平均フレームレート フルHD(1920×1080ドット) 標準品質 48fps 重量級ゲームタイトルファイナルファンタジー15のベンチマーク中のフレームレートを計測。フルHD標準品質でやや快適レベル。 "やや"は最低フレームレートが60を切るシーンが何度もあり、カクツキがわかるレベルということです。 設定を一段階落とした場合、快適レベルまで向上するので、重量級タイトルのプレイもできなくはないレベルです。
シャドウオブザトゥームレイダー シャドウオブザトゥームレイダーの平均フレームレート フルHD(1920×1080ドット) 最高画質 41fps 高画質 47fps 低画質 65fps PC用ゲームで有名なシャドウオブザトゥームレイダーでは、低画質でやっと60fpsといった感じ。
NEXTGEAR-am560BA1のゲーム性能まとめ
GTX1650グラフィックボードはPUBGやフォートナイト、Apexlegendsなどの中級クラスのゲームタイトルをプレイするのにはおすすめできます。 画質を中程度に落とせば、ゲーミングモニターの性能を活かし、有利に進めることもできるでしょう。ただし、配信などを同時に行うのはかなり厳しいです。 また、高グラフィックな重量級ゲームタイトルをプレイする場合低画質まで落とさないと快適性を感じられません。 安定性を求めるなら、GTX1660Ti搭載モデルを。配信や動画編集を行う場合は、RTXシリーズを搭載した。NEXTGEAR i690GA5がおすすめです。 GTX1660Tiモデルは、mouseブランドのデスクトップPCでレビューしましたが、各ゲームでフレームレートが安定していたので快適性が高かったです。 GTX1660Ti搭載のマウスPCレビュー
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