Victus 16は日本HPから販売されているゲーミングノートPCでGTX1650から選択可能。リーズナブルな価格と所有欲を満たすデザインでライトゲーマーからミドルゲーマーにおすすめのシリーズ。

今回メーカーより検証機を借りられたので検証結果及び使い勝手を紹介。

スペック

検証モデルはRyzen 5 5600H/GTX1650/8GB/512GB

Victus 16(AMD)
モニター
  • 16.1型(1920×1080ドット)
CPU
  • Ryzen 5 5600H
iGPU
  • AMD Radeon Graphics
dGPU
  • NVIDIA GeForce GTX1650
メモリ
  • 8GB
SSD
  • 512GB(NVMe)
サイズ(幅×奥行×厚さ)幅約370mm×奥行き約260mm×高さ約23.5mm
バッテリー持続時間
充電タイプ150W ACアダプター
重量約2.46kg
保証標準保証・1年間の引き取り修理

使用・詳細は日本HP公式ページから確認してください。

特徴

動画で見る

フルHD144Hzの16.1型ゲーミングモニターを搭載

Victus 16はエントリーモデルから144Hzの高リフレッシュレートで動作するパネルが採用されている。明るさは標準的なノートPCとあまり変わらないためゲーム用として考えた方が良いだろう。

筆者の僕は、バンダイナムコが販売している「鉄拳7」の中級者程度の腕前を持つので実機で配信しながらゲームをプレイしてみた(下記動画、30分ほど)

感想として「専用のモニターよりも遅い」と動画内で言及しているが、写真にある通り、ノートPCから後ろにある専用のモニターへ出力しながら配信していたため起きた遅延だった。(ノートPCは外部モニターに映像出力をすると、信号がオンボードGPUも経由するため0.1秒から0.2秒ほどの遅延が起きる。人間が反応できるほどの遅延というと0.2秒程度なので約1フレームほどの遅延が起きたということ。)

後日、ノートPC単体でゲームをプレイした際、240Hzモニターでプレイした時と同等のレスポンスが得られたことが確認できたため、格ゲープレイヤーであれば、Victus 16には別途ゲーミングモニターを購入する必要性はないと判断できる。(とはいえ、複数枚のモニターを使った場合遅延が起きるので配信には向かない。)

また、検証機は8GBの構成で販売されているモデルであり、「配信+軽いゲーム(鉄拳やSFなどの格ゲー、マイクラなど)」のプレイ程度の要求スペックは満たせる。

16型のモニターが素晴らしい

実際に格ゲーをプレイして思ったのは16.1型のモニターが非常に視聴しやすいということ。

格闘ゲームやシューター系ゲームなど競技性の高いゲームタイトルは、24型程度のモニターサイズが最適とされている。これはプレイヤーが画面に集中しやすいからというのが理由である。

16.1型もこれに漏れず、小さすぎず大きすぎずで画面に集中しやすいモニター。

そしてモニターそのものの背が低すぎないので疲労も溜まりにくいと感じた。

筆者のようにプレイするゲームタイトルが軽量のゲームばかりであればエントリークラスをおすすめしたい。

清潔感のある白い筐体を採用

Victus By HPはこれまで同社のエントリーゲーミングPCシリーズを牽引してきた Pavilion Gamingシリーズの後継にあたるシリーズで、ライトゲーマーやクリエイターにとって使いやすいデザイン、カジュアルに触れられるノートPCとして販売されている。

筐体は最近流行しているホワイトを採用。おそらく本体シャーシはマグネシウム合金や樹脂が採用されている。

ビジネスワークで使われるスタンダードノートPCのようなデザインでありながら高いパフォーマンスを発揮可能な設計が魅力。

持ち運び、というよりは据え置きに近いが持ち運んだ際も周囲に溶け込みやすいデザインだと感じる。

価格は10万円から市場を牽引するゲーミングノートPC

Victus 16はベースモデルから512GBのSSDを搭載し、16.1型のモニターサイズでコストがかかっているものの、価格は税込で99,900円からと非常にリーズナブルだ。

また、上位機のRTX3060搭載機は149,000円とこちらも手が出しやすい。メモリ増設も簡単なのでゲーミングノートPCを検討しているユーザーには是非チェックして欲しい製品だ。

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価格や仕様は変更となる恐れがありますので、必ず公式ページでご確認ください。

デザイン

Victus 16はモニター側が黒でキーボード側が白のカラーを採用したツートン配色を採用している。パッとみた印象は非常にスッキリしていてスタンダードノートPCに近いようなデザインだ。

筐体は一見するとかなり薄型だが底面からフチにかけてカーブすることで有線LANをうまいこと配置している。

これによって「薄そうだけど実はちょっと厚いボディ」を実現している。ゴム足の部分においても段差が設けられている。おそらく冷却効率を上げるための高さを手にれているのだと思うが、ぱっと見ではわからないようになっている。ゲーミングノートPCっぽさをなくすための工夫なのかもしれない。

内部はPavilon Gamingに似たような配置の基盤が採用されていた。M.2ストレージが2つあるため別途ストレージを増設できる。

また、メモリスロットも2つあるためこちらも増設可能だ。

電源は150W出力で持ち運びできそうなサイズかんのACアダプターが同梱されていた。

キーボードについて

キーボードはフルサイズスケールのテンキー付きキーボードを採用。フォントが好みで日本語が少し目立たないような感じがとても僕の好み。

電源ボタンはキーボードの「delete」キー左に配置されており、その右には「OMEN Gaming Hub」の呼び出しボタンがある。キーボードも一見するとスタンダードノートPCのように使えるがゲーミングノートPCのソリューションも組み込まれているということだ。

日本HPが販売する製品はJIS配列に忠実なので打ちづらさは感じないだろう。

打鍵時の感触はPavilionシリーズに近い感じだが、16.1型の筐体が頑丈で力強く打鍵してもたわみがなく打ちやすい。

おそらくシューター系のゲームをキーボードでプレイするなら専用のものがあった方がいいかもしれないが、仕事用に使いたい場合は使いやすいと感じる人が大多数ではないだろうか。

タッチパッドも同様でフチを押してもしっかりと反応してくれる高精度タッチパッドが採用されており操作性は非常に高い。

モニター

Victus 16に搭載されているパネルは最大250nitの明るさを持ち、144Hzで動作する。

ゲームの優位性については一般的な専用のモニターと同等と考えて良いと思う。

色域について

Victus 16に搭載されているパネルの色域をキャリブレーションツールで測定したカラープロファイルをsRGBと比較してみたところカバー率は65.2%ほどだった。

ゲーム用途に特化している印象で、クリエイティブワークで利用するのであれば専用のモニターを購入した方が良いだろう。

明るさは実測値で230nitほどだった。

インターフェースについて

左側

  • DCジャック
  • 有線LAN
  • HDMI
  • USB-A
  • USB-C
  • SDカードスロット

右側

  • USB-A
  • USB-A

Victus 16は左側に主要なポートを備えている。SDカードスロットまで搭載しているため写真編集や動画編集もしやすい拡張性だ。

また従来のUSB-Aのポートも多く搭載しているため、キーボードやマウス、カメラ、マイクなどを接続できるため配信もしやすいだろう。

USB-Cはデータ転送速度が最大5GbpsのものでDPによる映像出力は可能だったが、PC本体への充電には対応していなかった。

性能について

Cinebench R23

Cinebench R23はCPUのパフォーマンスのみでコンピューターグラフィックを生成し、CPUの性能を測定するベンチマークソフト。点数が高ければ高いほど高性能とされているが、実際のソフトウェアを動作させた際の実性能と差が開く可能性があるが結果下記の通り

 

Cinebench R23の総合スコア

Core i7 11800H
14111pts
Ryzen 9 5900HX
13894pts
Ryzen 7 5800H
12651pts
Ryzen 9 5900HS
12058pts
Ryzen 7 5800H
11670pts
Core i7 11800H
11250pts
Ryzen 7 5800H
11224pts
Ryzen 5 5600H(レビュー機)
8815pts
Ryzen 7 5800U
7889pts
M1
7372pts
Core i7 11370H
7135pts 
Ryzen 5 5500U
6727pts
Core i7 1165G7
6594pts 
Core i7 1165G7
5379pts
Ryzen 5 4500U
4463pts
Core i5 1135G7
4223pts

最新のCinebench R23(Minimum Test Duration OFF)では8815pts。メモリがシングルチャネル動作だったことが大きく影響している可能性がある。

シングルコア性能もやや低い数値。

3DMark Time Spy

FutureMarkが提供する3D Mark Time Spyは、DX12に対応したゲーム系のベンチマークソフトでCPU、GPUや総合スコアを算出し相対的な性能がわかる。

グラフィックススコアは3368点でGTX1650を搭載しているモデルとしては控えめ。

おそらくCPUと同様メモリが8GBシングルチャネルで動作しているためパフォーマンスをうまく発揮できていない可能性がある。

SSDの読み書き

搭載されていた512GBのSSDはSKhynix製のもの。PCIe Gen3のSSD。ベンチマークテストでシーケンシャルリードの落ち込みはなく、シーケンシャルライトの速度が低下、ランダムアクセスライトは同じ水準だった。10万円以下のノートPCに搭載されているSSDではかなり品質が高い。

Apex Legends

人気のシューター系ゲームApex Legendsはテクスチャ関連の設定を中画質、VRAMメモリの使用量を2GBに設定したところ、平均で65fpsほどだった。

最低画質まで詰めれば100fps付近までは狙えるかもしれないがまずはメモリの増設が先かもしれない。

144Hzのモニターを活かすためには平均で144fps以上の描画が望ましいのでRTX3060以上のモデルの検討を。

SOT

重量級ゲームのシャドウ・オブ・ザ・トゥームレイダーはフルHD解像度で低画質に設定した。

ゲームソフト内にあるベンチマーク機能を利用したところ平均で67fpsほど。重量級のゲームタイトルもなんとかプレイ可能といった感じだ。

サイバーパンク2077

超重量級ゲームタイトルサイバーパンク2077はフルHD解像度で低画質に設定したところ、ソフトウェア上では平均44fps。

内部のメモリを8GBから16GB以上に換装すればそれなりにプレイはできそうな水準だが、快適を求めるのであればRTX3060のモデルが望ましい。

鉄拳7

冒頭の動画で見ていただけると幸いだ。

フルHD解像度でプリセットのままの状態で常に60fpsをキープしていた。格ゲーであればGTX1650でプレイと配信は可能(ただし外部モニターに出力すると遅延するので配信する場合はモニター1枚で頑張るしかない。)

PCの内部の温度、ファンの動作音

PCの使用率を100%にできる負荷テストOCCTを使いVictus 16の挙動を確認。

最高温度は83°近くまで上昇したが、サーマルスロットリングの挙動は見られず安定していた。

この時のPCの表面温度は30℃程度で非常に低い温度だった。背面の排気穴が大きいことからも常に安定してパフォーマンスが発揮できるように設計されている。

ファンの動作音について

今回はファンの動作が負荷のかかり方によって変化する「自動」で計測。結果として38.8dbほどで非常に静かな水準。

一般的なノートPCと同等かそれ以下。

ゲーミングノートPCとしてしっかり機能しているからこその、このアイドル時の排熱効率の高さなのだろう。

Victus 16(AMD)の評価とまとめ

良い点

  • ゲームのプレイがしやすい16.1型のモニターを搭載でゲーミングモニターは必要なし
  • 低価格なのにパーツのクオリティが高い
  • アイドル時、ピーク時にファンの動作音が気になりづらい
  • スタンダードノートPCとしても使えるデザイン

気になる点

  • インターフェースが価格なり
  • 2.0kgオーバーで持ち運びが辛い

ライトユーザー、カジュアルゲーマー用ゲーミングノートPCの決定版

ライトゲーマー、カジュアルゲーマーが増えてはいるが、如何も「ゲーミングノートPCです。」といったデザインが好みではないユーザーのための選択肢としてVictus 16は非常に優れていると感じた。

それでいてしっかりとパフォーマンスを発揮できる「羊の皮を被った狼」的なノートPC。

また、筐体が大きいのでミドルクラスのGPU、RTX3060を搭載してもパフォーマンスを存分に発揮できると思われる。

用途は、家でゲームのプレイだけでなく動画編集などのクリエイティブワークを行いたいユーザーにおすすめ。

自分のプレイしたいタイトルに合わせてスペックを決めるのが良いだろう。

格闘ゲームやマインクラフトなどの軽いゲームを遊ぶだけならGTX1650搭載モデルを、Apex LegendsやFortniteで平均144fpsを狙うのならRTX3060搭載モデルをといった具合だ。

気になる点は、クリエイティブワークで専門的に使いたい場合、モニターの色域が標準的であることや、USB-3.2 Gen 1程度なので高速なデータ転送が行えず外部機器を使った際の限界値があまり高くない点だろう。

総合的に「コスパ最高クラス」のノートPCでカジュアルゲーマー、ライトゲーマーにピッタリだと感じた。

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