CHUWI GemiBook XPro 14.1型 レビュー3万円ノートPCの正解か

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CHUWI GemiBook xPro 14.1型を楽天セール時に購入したのでレビューします。

結論として、セール時に実質価格で3万未満でノートPCを必要としている方の選択肢としてはありです。ただし拡張性はほとんどないのでビジネスワークに限定した用途のみに使えるノートPCだと考えてください。

GemiBook xpro 14.1型のスペック

CHUWI GemiBook xpro 14.1
モニター14.1型(1920×1080ドット)
CPUIntel N100
iGPUIntel UHD Graphics
メモリ8GB(オンボードメモリスロット0)
SSD256GB(NVMe)
サイズ(幅×奥行×厚さ)幅約323mm×奥行き約219mm×高さ約19.9mm
無線通信規格WIFI6(802.11ax)、Bluetooth 5.2
バッテリー38Whr
充電タイプ36W ACアダプター
重量約1.46kg
保証標準保証

仕様、詳細はCHUWI公式ページで確認できます。

特徴

CHUWIのGemiBook xPro 14.1型使いやすいフルサイズスケールのキーボードを採用している14.1型のノートPCです。最新のIntel N100プロセッサを採用することで必要最低限のパフォーマンスとバッテリー連続動作時間を確保しており、MicrosoftOfficeを使った作業などの専用PCとしてお勧めできます。

メモリは8GBで増設できませんが、ストレージのM.2 SSDの256GBはあとで増設することも可能です。

また、1.4kg程度の重量で持ち運びにも最適です。

仕事や家庭用で使えるIntel N100プロセッサ採用

GemiBook xProに採用されているCPUはIntel N100プロセッサです。

インテル第12世代のCPUなどにみられるP(パフォーマンス)コア+E(高効率)コアで構成されていることが多いのですが、Intel N100はPコアを排除しEコアのみで動作する4コア4スレッドのCPUです。

5年前のCore i5程度の実力があり、低消費電力で動作するCPUなので、MicrosoftOfficeの利用でビデオ通話アプリのビジネスワークに最適です。

価格

楽天市場で38,800円で販売されています。楽天スーパーセールなどでポイントの還元率があがると3万円を下回る価格で販売されることがあるので、購入する場合はそのタイミングが良いでしょう

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デザイン

本体の天板部には樹脂素材が採用されています。

本機は暗めのカラーを採用していることやデザインはがシンプルなのであまり安っぽさは感じない仕上がりです。遠くからみたら3万円台のノートPCには見えないと思います。

サイズは幅約323mm×奥行き約219mmです。A4ノートよりも大きいです。

重量は実測値で1.43kg程度。

ACアダプターは36Wタイプのものが付属します。重量は158g程度です。

モニター

モニターサイズは14.1型です。一般的な作業や持ち運びに適しているサイズだと思います。

色域

モニターの色域はsRGBカバー率が64.9%でした。モニターのクオリティは高くありません。が低価格モデルとしては比較的高品質なパネルを採用していると思います。

キーボード

キーボードはUS配列です。Windows 11では日本語入力を行えば問題ありませんが、配列に戸惑ってしまうかもしれません。

また、エンターキーの右にHomeボタンなどが割り振られているため、タイピングポジションに慣れるまで誤タイプしてしまう可能背があります。

押し感は一般的なノート型のキーボードの感じで、キーピッチもフルサイズスケールなので慣れ次第で普通に使えると思います。

インターフェース

左側

  • DCジャック
  • HDMI
  • USB-A
  • USB-C
  • オーディオジャック

右側

  • セキュリティロック

インターフェースは標準的なスタンダードノートPCに搭載されているものと同レベルです。

しかし、USB-CからPC本体への給電および画面の出力はできませんでした。

性能

Cinebench R23

Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。

マルチコア性能は3025ptssシングルコアは937です。

インテルN100は下から数えたほうがが早い性能です。

しかしながらシングルコア性能はRyzen 5 7520Uに匹敵するので、事務作業であれば性能が低いと感じることはないと思います。

PCMark 10

PCMARK 10はMicrosoftOfficeの互換ソフトやビデオ会議ソフト、画像編集ソフト、動画のカットなどをバッジファイルで動かしてどの程度の快適性があるかをスコアかするベンチマークテストです。

エッセンシャルがアプリの立ち上げやウェブの閲覧です、真ん中がワードやエクセル、右がコンテンツクリエイトの快適性を示すスコアです。

総合得点は3000点以上なのでビジネスワークやウェブ閲覧の利用ではまずまずといった結果です。

ただし、コンテンツクリエイトが明らかに弱いので、その点には注意しましょう。

PCの温度とファンの動作音

Cinebench R23の10minuteテストでCPU温度と動作周波数を確認してみました。

CPU温度は最大が80度程度で動作周波数の平均コアクロックは2.8GHzで動作していました。

パフォーマンスがビタで管理されているは珍しいです。

表面の温度

PCの表面温度はベンチマークテスト中で36.8°でした。操作には全く問題ない温度です。

ファンの回転音の大きさ

ベンチマークテスト中のファン回転音は40.0dbほどでした。ファンが回っていることにPCを操作している人が気が付く音の大きさですが。それほど不快感はありません。

内部の拡張性について

ネジをすべて外せば裏蓋をあけることができます。右下にある保証シールをはがす必要があるため、開封するとメーカー保証の対象がになる恐れがあるため注意してください。

内部は非常にシンプルなつくりになっていて、SSDのみ交換できるようになっています。

ファンも非常に小さいのですが、前述のとおりパフォーマンスは発揮できていたので問題はないです。

まとめ 3万円切りなら買ってもいいかも

強めのセールで3万円以下なら購入を検討してもよいかもしれません。

デメリットは以下

  • USB-CがDP、PC充電に非対応
  • メモリの増設負荷
  • 指紋認証、顔認証に非対応
  • 筐体が安っぽい
  • ACアダプターが特殊

といった点が気になるポイントです。価格重視で壊れてもいいノートPCが欲しいという人は是非チェックしてみてください

2 コメント

  1. R23のスコアで3000なので低いというふうな表記をされていましたが、このスコアは第7世代のi7や第八世代のi5以上のものなので、一概に低いとは言えません。
    またあのスコア表ではデスクトップ向けCPUも入ってきているのでノートPCとしては悪いスコアではないとおもいます。
    また廉価版のCPUであるので、ここまでの性能が出ていればお得だと思う。

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