本記事では、筆者が購入して使っている「Yoga Slim 7i Aura Edition Gen 9」を使用し、その検証結果をもとに、搭載されているIntel Arc 140Vがどの程度のゲームを快適に楽しめるのかを解説します。
Yoga Slim 7i Aura Editionのスペック
今回の検証で使用するのは、筆者が2024年現在メインPCとして採用しているYoga Slim 7i Aura Editon Gen 9です。
このノートPCに搭載されているCPU Core Ultra 7 258Vの内蔵GPUはIntel Arc 140Vで非常に高性能なGPUを搭載しています。
検証タイトルと快適の水準について
今回検証タイトルに選んだのはこの5タイトルです。
重量級のゲームタイトルを想定したベンチマークソフト「3DMark TimeSpy」を使用すると、GPUごとのグラフィックス性能を比較することが可能です。
これにより、ゲーム開発元が提示する推奨スペックに認定されたGPUのスコアと、検証機であるYoga Slim 7iのスコアを比較した結果が上記のとおりです。
多くのゲーム開発元が推奨しているのは、高画質設定でフルHD解像度、60fps程度のプレイ環境です。
今回の検証では、このスコアをもとに、どの程度快適にゲームがプレイできるのかを詳しく解説します。
計測の仕方と快適の指標
上記については動画でも解説していますので、詳細を知りたい方は動画版をご覧ください。
ドラゴンクエスト 3 HD-2D ベンチマーク
ドラゴンクエスト 3では、平均50fpsほどでプレイが可能です。
画質を落とせばさらにフレームレートを伸ばすことも可能ですが、そもそも2Dゲームなので30fps以上で遊べれば快適だと判断してもよいと思います。
バイオハザード 7
バイオハザード 7ではフルHD+の解像度で高画質でプレイしました。
平均60fps以上で描画できているため文句なしで快適です。
PUBG
PUBGでは平均が30fpsほどで快適とはいえない状況でした。
VALORANT
VALORANTでは2.8K解像度にもかかわらず144fps以上でプレイが可能でした。
遊戯王マスターデュエル
遊戯王は常に100fps程度で動作していたので非常に快適です。
ノートPC用Core Ultra 7 258Vのゲーム性能まとめ
- GTX1060程度の性能があり、最適化が進んでいれば非常に快適にプレイが可能
- 一部のゲームでは動作困難な場合があります。
といった感じです。ゲームを楽しむだけなら全く問題ない性能だと思います。
Core Ultra 7 258V搭載のおすすめノートPC
性能で選ぶならYoga Slim 7i Aura Edition Gen 9
高性能かつバッテリーの持続時間が長いLenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen 9はビジネスやクリエイティブに使いたい人におすすめの15.3型ノートPCです。
現在筆者のメインノートPCでもありますので、しっかりと使えるノートPCを検討されいている方はこのモデルがおすすめです。