Legion 7i Gen 10(16型Inlte)をメーカーからお借りできたのレビューします。
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Legion 7i Gen 10のスペック
Legion Pro 7i Gen 10 | |
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モニター | 16型(2560×1600ドット)16:10 240HzDCI-P3 100% |
CPU | Core Ultra 7 275HX |
GPU | RTX5060 |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB(NVMe) |
サイズ(幅×奥行×厚さ) | 幅約361.7mm×奥行き約263.4mm×高さ約17.9mm |
無線通信規格 | WIFI7(802.11ax)、Bluetooth 5.4 |
バッテリー | 84Whr |
充電タイプ | 245W ACアダプター |
重量 | 約2.kg |
保証 | 1年間のLegion Ultimate Support |
特徴

特徴として、Legion 7i Gen 10 (16型 Intel) は、ホワイトカラーを基調とした洗練されたデザインと、高性能を兼ね備えた最新ゲーミングノートPCです。ゲーミングノート特有のゴツさを抑えつつ、ミニマルでスタイリッシュな外観に仕上げられており、自宅用はもちろん、外に持ち出しても映えるデザインになっています。
最新のIntel Core UltraシリーズCPUとRTX 50シリーズGPUを搭載し、AAAタイトルのゲームからクリエイティブワークまで幅広く対応。冷却システムも強化されており、長時間の高負荷作業でも安定したパフォーマンスを発揮します。

Legion 7i Gen 10 16型Intel
公式サイトでみるデザイン

Legion 7i Gen 10は、清潔感あふれるグレイシャー・ホワイトを採用したスタイリッシュなデザインが特徴的なゲーミングノートPCです。薄型のシャーシながらも堅牢さを失わず、持ち運びやすさと存在感のある外観を両立。



底面と背面には広い通気口を設け、内部の熱を効率よく排出できる冷却構造を採用しており、高性能CPUやGPUを安定して動作させる冷却性能を確保しています。ゲーミングノートに求められる「デザイン性」と「冷却性能」の両方を兼ね備えた、まさにハイエンドにふさわしいモデルです。


Legion 7i Gen 10の電源構成は245Wアダプターを採用しており、高性能GPUを安定して駆動させるための余裕があります。
GPUはNVIDIA GeForce RTX 5060 Laptopを搭載し、TGP(総消費電力)は115W。ゲーミングノートPCとして十分な電力供給を受けられる設計です。
モニター

Legion 7i Gen 10のモニターは16型WQXGA有機ELパネルを採用しており、解像度・色再現性・リフレッシュレートのすべてでゲーミングからクリエイティブ用途まで対応できる完成度を持っています。
色域

計測ではDCI-P3カバー率99.9%と非常に広い色域を実現し、HDRコンテンツや映像編集においても自然で鮮やかな発色が得られます。最大輝度は490nitと高く、明るい環境下でも十分視認可能です。

また、応答速度は速く残像の少ない表示が可能で、ゲームプレイ中の視認性を高めています。特にリフレッシュレートが高いため、FPSやアクションゲームにおいて滑らかな描画が体験できます。
キーボード

Legion 7i Gen 10のキーボードはテンキー付きのフルサイズ配列を採用しています。
ゲーミングノートとしてだけでなく、数値入力やエクセル作業など事務作業を行う際にも便利で、仕事とゲームの両方で快適に使える点が魅力です。
また、キーピッチやキーストロークもしっかり確保されており、打鍵感は心地よく長時間の入力作業にも向いています。ゲーミング向けにキーの反応も素早く、プレイ中の操作性も十分確保されています。
インターフェース

左側
- USB3.2 Gen1 ×1
- Thunderbolt 4ポート ×1
- USB3.2 Gen2 Type-C ×1
- マイク/ヘッドホンコンボジャック ×1

右側
- SDカードリーダー ×1
- プライバシーシャッター(電子式)スイッチ
- USB3.2 Gen1 ×1

HDMI出力 ×1
電源コネクタ ×1
Thunderbolt 4やUSB-C Gen2を備えているので、高速データ転送や外部GPU・モニター接続など幅広く対応可能です。また、背面にHDMIと電源端子があるため、ケーブルを背面にまとめやすく、デスク上をスッキリさせやすいのも利点。
ゲーミングPCとしてはもちろん、クリエイター用途にも十分対応できるインターフェース構成になっています。
性能
パフォーマンスの測定は全てパフォーマンスモードで計測しています。
Cinebench R23
Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。

Cinebench R23の結果を見ると、Legion 7i Gen 10(Core Ultra 7 255HX搭載)はマルチコアで32,858pts、シングルコアで2,143ptsを記録しています。

比較グラフからも分かるように、上位のCore Ultra 9 275HX搭載モデルには劣るものの、Core i9 13900HXやCore i7 14700HXといった昨年のハイエンドCPUを大きく上回る性能を発揮しています。
特にマルチコア性能では3万点を超えており、動画編集や3DCGレンダリングといった重いクリエイティブ用途にもしっかり対応できる処理能力を備えています。シングルコア性能も2,000点を超えているため、日常的な作業からゲーミングまで快適にこなせるでしょう。
3DMark
Time Spy
重量級ゲームタイトルを想定したベンチマーク3DMark Time Spyの結果です。


Legion 7i Gen 10(RTX 5060搭載)は 総合スコア 12,810、グラフィックスコアは 12,326 となっており、RTX 4060搭載機と同等かやや上回る性能を発揮しています。CPUスコアも 16,486 と高く、最新のCore Ultra 7 255HXの恩恵をしっかり受けている印象です。
比較グラフを見ても分かる通り、Legion 7i Gen 10はバランスの良いゲーミング性能を発揮しています。1440p環境でも Battlefield Vで115fps以上 を狙える水準であり、最新のAAAタイトルを高画質で快適に楽しむことが可能です。
Speed Way

Speed Wayベンチマークの結果、Legion 7i Gen 10(RTX 5060 Laptop GPU搭載)は スコア 3,026点 を記録しました。グラフィックステストの平均フレームレートは 30.27 FPS で、レイトレーシングを多用する最新世代の負荷が高いテストにおいても安定したパフォーマンスを発揮しています。
実際のゲーム性能
モンスターハンターワイルズ

- スコア:14,993
- 平均フレームレート:87.77 FPS
- 解像度:2560×1600
- グラフィック設定:高(High)
この結果から、2560×1600(WQXGA)の高画質設定でも平均約88 FPSを維持でき、実際のプレイにおいても非常に快適に動作することが確認できます。
ストレステスト

- フレームレートの安定性:98.4%(合格ライン97%を大きくクリア)
- 最高ループスコア:2,682
- 最低ループスコア:2,640
- ループ回数:20回
この結果から、Legion 7i Gen 10は長時間の高負荷動作においても安定して性能を維持できることが分かります。ベンチマークループのスコア差がほとんどなく、フレーム落ちやサーマルスロットリングの影響が小さい点は、冷却性能と電力制御の優秀さを示しています。
動画のエンコード

Legion 7i Gen 10 (Core Ultra 7 255HX / RTX 5060搭載モデル) の場合、
13分の動画を 142秒 でエンコード完了しており、他のハイエンドデスクトップPCや上位ゲーミングノートと同等の処理速度を記録しています。
特に、Core Ultra 7 255HXは20コア構成でマルチスレッド性能が高いため、動画編集やエンコードのような並列処理を多用する用途で強みを発揮します。RTX 5060もハードウェアエンコード支援(NVENC)を備えているため、実作業では非常に快適です。
ストレージの性能


SSDはSamsung製の1TBモデルが搭載されており、CrystalDiskMarkの計測では読み込み最大6,806MB/s、書き込み最大5,695MB/sという非常に高速な結果が出ています。PCIe 4.0×4接続のNVMe SSDらしいスピードで、大容量ファイルの転送や動画編集などの重い作業も快適にこなせる性能です。
加えて、ランダムアクセス(RND4K)の数値も高めで、OSやアプリの起動、普段の操作レスポンスにもしっかり貢献してくれます。実際の使用においても、体感的に「待たされる感覚」がほとんどなく、ゲーミングやクリエイティブ用途で安心できるストレージ環境といえます。
記事にまとめるときは「高速SSDによる快適な操作性」「容量1TBでゲームもクリエイティブ作業も安心」というポイントを押さえると良いと思います。。

Legion 7i Gen 10に搭載されていたSSDは Samsung製(MZAL81T0HFLB-00BL2、1TB)。
3DMarkのストレージベンチマークでは 1675 というスコアで、平均値(2273)には届かない結果でした。
特にゲームのインストールや細かい読み書き処理は控えめですが、大容量データの転送速度は 1200MB/s超 としっかり出ており、実用上はストレスを感じにくいはずです。
なお、LegionシリーズはM.2スロットを2基備えているため、ストレージの増設や換装も容易です。もしヘビーに使う予定なら、より高速なGen4 SSDへの換装を検討するのもアリでしょう。
Blenderによる画像生成

- レンダー時間:1分18秒78
- GPUレンダリング(Cycles、GPU Compute選択済み)
- Peakメモリ使用量:138.50MB
CPUレンダリングでは数分かかるシーンでも、GPUなら1分台で完了するので、クリエイティブ用途(3DCG、動画編集、AI処理)に強いことがわかります。
動画編集や3DCG制作のような重い作業も、Legion 7i Gen 10なら安心してこなせる実力を持っています。
PCの温度とファンの動作音
モンスターハンターワイルズのベンチマークソフトをWQHD/ウルトラ画質で30ループさせた際の挙動を確認します。

CPU側の挙動
青線(コアクロック)は2.6〜4.6GHzの範囲で細かく上下、オレンジ線(コア温度)はおおむね70℃前後で安定。フレーム単位の負荷スパイクに合わせてクロックが瞬時に跳ね上がる健全な動きで、温度由来のなだらかな降下は見られません。

青線はおおむね75〜80℃台で頭打ち。長時間でも温度が右肩上がりにならず、サーマルスロットリングの兆候はなし。冷却設計がしっかり効いています。
2560×1600・高画質でも安定動作。高リフレッシュレート液晶の良さが活きる実測で、発熱・電力管理も優秀。長時間プレイでも性能の持続性に不安はありません。
表面の温度

最大はヒンジ・上部列付近で約43.6℃、キーボード中央(G/H周辺)が**約38.1℃**でした(添付サーモ参照)。
- 上部列(排気の直上):一時的に「熱い」と感じるレベル(~44℃未満)。長押しし続ける操作は少し気になる。
- キーボード中央〜WASD帯:30℃台後半で「温かい」程度。実プレイの操作性は確保。
- パームレスト:色分布的に低温域で、手首の不快感は少ない。
- まとめ:発熱のピークは上部に集まり、手が触れる主要キーは許容内。冷却系の制御は良好で、長時間プレイでも操作性は落ちません。
ファンの回転音の大きさ

同条件(『モンスターハンターワイルズ』2560×1600/高画質・30分稼働直後)でファンノイズを計測したところ、約49.8 dBA(写真のとおり)でした。
ゲーミングノートの高負荷時としては標準〜やや静か寄りの部類。室内BGMやゲーム内サウンドで自然にマスキングされ、ヘッドセットなしでもプレイ可能な範囲です。
- 急加速時に一瞬だけ音量が上がるものの、持続音は一定で耳障りな高周波は控えめ。
- 先の温度実測(GPU 70℃台後半・キーボード中央38℃前後)と合わせて、冷却効率と騒音バランスが良好です。
まとめ コンテンツクリエイト+ゲームにおすすめのスタイリッシュゲーミングノートPC
良かった点
- 制作も速い:Blenderレンダが1分台。動画編集や3DCGの実務でも待ち時間が短い。
- ゲームも安定:2.5K・高画質で長時間プレイしても挙動が崩れにくい。ロードやシーン切替以外は滑らか。
- 熱設計が優秀:GPUはおおむね75〜80℃台、キーボード中央約38℃・上部列約43.6℃。パームレストは低温域で快適。
- 筐体の完成度:派手すぎない外観で、仕事机でも浮きにくい。
気になった点
- ストレージの小ファイル処理は並:3DMark Storage 1675。大容量コピーは約1200MB/sと良好だが、ゲームのインストール等は平均的。必要なら高速Gen4 SSDへの換装で底上げしたい。
- 上部列は熱め:長押しが多い操作だと熱を感じる場面あり(~44℃未満)。吸排気の確保は必須。
このPCが刺さる人
- YouTube編集や3DCGをしつつ、新作AAAも2.5Kで楽しみたい。
- 光り物より落ち着いたデザインが良い。
- 長時間プレイでも温度・騒音のストレスを抑えたい。
結論、Legion 7i Gen 10は「仕事道具として速く、遊び道具として強い」という、両刀遣いの理想形。コンテンツクリエイトとゲームを1台で完結させたい人に、自信を持って勧められます。
