LAVIE Direct N16をメーカーからレンタルできたのでレビューします。
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LAVIE Direct N16のスペック
| LAVIE Direct N16 | |
|---|---|
| モニター | 16型(1920×1200ドット)16:9 光沢 |
| CPU | Ryzen 7 7735U |
| GPU | Radeon 680M |
| メモリ | 16GB |
| SSD | 256GB(NVMe) |
| サイズ(幅×奥行×厚さ) | 幅約362.4mm×奥行き約253.4mm×高さ約24.6mm |
| 無線通信規格 | WIFI6E(802.11ax)、Bluetooth 5.3 |
| バッテリー | 36Whr |
| 充電タイプ | 65W ACアダプター |
| 重量 | 約2.1kg |
| 保証 | 1年間のメーカー保証 |
特徴
NEC「LAVIE Direct N16」は、Ryzen 7 7735Uを搭載した高性能スタンダードノートPCです。16型の大画面ディスプレイに加え、光学ドライブを備えているため、拡張性の高さが大きな魅力となっています。
カラーバリエーションは全4色用意されており、利用シーンや好みに合わせて選択可能です。今回レビューするのはパールホワイトモデル。ロゴも主張が控えめで、清潔感のある印象を与えるデザインは、お部屋のインテリアにも自然に馴染みます。

LAVIE Direct N16
公式サイトでみるデザイン
今回のレビュー機はパールホワイトで、光沢感のある白が印象的です。素材は樹脂製ですが、安っぽさはなく清潔感を感じさせる仕上がりになっています。天板のロゴは控えめで、全体の雰囲気を損なわず部屋のインテリアに自然に馴染む点が特徴的です。

キーボード側も同じトーンでまとめられており、NECロゴの存在感が薄れているため、よりシンプルでミニマルな印象を与えます。

「家に置いてあっても業務用っぽさを感じさせない」というのがこのN16のパールホワイトの良さで、16型という大きめの筐体でありながら圧迫感を与えず、明るく清潔感のある空間作りに寄与しているモデルだと思います。
モニター

LAVIE Direct N16のディスプレイは16型フルHD+(1920×1200ドット)の光沢IPSパネルを採用しています。
色域

色域はsRGBでおよそ60%程度と標準的で、写真編集や映像制作といったクリエイティブ用途には物足りなさがありますが、文書作成や表計算といった事務作業には十分な表示品質です。

最大輝度は360nit程度を確保しており、屋内での利用はもちろん、ある程度の明るい環境下でも見やすさを維持できます。光沢パネルであるため映り込みは発生しますが、そのぶん色味が鮮やかに感じられるため、動画視聴やプレゼン用途ではメリットを感じやすい仕様になっています。
キーボード

LAVIE Direct N16は3列テンキーを備えたフルサイズキーボードを採用しており、16型クラスらしいゆとりあるレイアウトで快適にタイピングできます。特徴的なのは、FnキーとCtrlキーの位置が一般的な配列と入れ替わっている点で、この部分は人によって慣れが必要かもしれません。ただし、それ以外のキー配列は自然で、ブラインドタッチもしやすい設計です。また、タッチパッドはガラス製となっており、滑らかで指の動きに忠実に追従するため、ポインタ操作やジェスチャーの快適性は非常に高く仕上がっています。
インターフェース

左側
- 電源コネクタ
- LANポート(有線接続対応)
- HDMI出力端子
- USB 3.2 Gen 2 Type-C ×1
- USB 3.2 Gen 1 Type-A ×2
- ヘッドフォン/マイクジャック

右側
- 光学ドライブ(DVD/CD、またはオプションでBlu-ray)
- 盗難防止用ロックスロット
性能
Cinebench R23
Cinebench R23はCPUの性能のみで画像を書き出し処理するベンチマークテストです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。

LAVIE Direct N16(Ryzen 7 7735U 搭載)は、マルチコア 12319 pts、シングルコア 1550 pts という結果でした。
16型スタンダードノートとしては高めのスコアで、CPUの性能をしっかり引き出せている点が特徴です。オフィスワークはもちろん、簡単な動画編集やマルチタスクも快適にこなせる実力を持っています。
SSDの読み書きについて


CrystalDiskMark のベンチマークでは、シーケンシャルリードが 約3000MB/s、ライトが 約2000MB/s と、エントリークラスのPCIe Gen4 SSDとして標準的な速度です。
ランダムアクセス(4K Q32T1)はリード 330MB/s、ライト 330MB/s と、一般的な事務作業やウェブブラウジング、動画再生といった用途では十分高速。
一方で、大容量ファイルの書き込みやクリエイティブ作業を想定すると、上位の高速SSDと比べるとパフォーマンスに差が出る場面もあります。
PCの温度とファンの動作音
LAVIE Direct N15 SlimでCinebench R23を10分間連続実行した際のCPUクロックと温度変化を記録したグラフがこちらです。

グラフを見ると、テスト開始直後はクロックが一時的に 4.0GHz超 まで上がり、その後は安定動作に入って 3.2〜3.6GHz前後 で推移しています。
CPU温度は序盤に一気に上昇して 80℃弱 に達しますが、その後は冷却が効いてきて 70℃前後で安定 しています。
総合すると、LAVIE Direct N16 の冷却性能は 16型クラスとして標準的 で、Cinebenchのような長時間の高負荷でも大きな性能低下は起こさず、安定した処理が可能な印象です。
表面の温度

キーボード中央付近の温度は 34.0℃ 程度で、実使用上はほんのり温かいレベル。
上部ヒンジ付近では 45.5℃ に達しており、内部の排熱が集中するエリアだと分かります。
パームレストやタッチパッド周辺は青〜緑にとどまっており、手を置く部分は快適に使える温度です。
まとめると、LAVIE Direct N16 は高負荷時でもキーボード中央は控えめな温度に収まり、パームレストも熱を感じにくい設計になっています。ただし、ヒンジ周辺は熱がこもりやすいので、長時間のレンダリングや動画編集では多少の熱気を感じるかもしれません。
ファンの回転音の大きさ

計測値は 40.7dBA で、これは静かな図書館(40dBA前後)とほぼ同じレベルです。耳を近づければ確かにファンの回転音は感じますが、日常的な事務作業や動画視聴で気になることは少なく、十分に静音性に配慮された設計といえます。
まとめると、LAVIE Direct N16 は高負荷時でも ファン音が40dBA前後に収まり、オフィスや家庭環境で違和感なく利用できる静音性を確保しているのが特徴です。
まとめライフスタイルに合わせて選べるのが魅力なスタンダードノートPC
LAVIE Direct N16 は、事務作業やウェブ閲覧といった日常用途を想定したスタンダードノートPCです。性能は必要十分で、誰でも安心して使える点が魅力といえます。
特に注目したいのは、カラーバリエーションの豊富さ。お部屋の雰囲気やライフスタイルに合わせて選べるので、インテリア感覚でパソコンを取り入れたい人にも適しています。
今回レビューしたパールホワイトは、清潔感がありどんな部屋にも自然に馴染みます。「頻繁に使うわけではないけれど、部屋に置いたときに違和感のないPCが欲しい」という方に特におすすめできるモデルです。

