HP ProBook 4 G1iR 14をレンタルしたのでレビューします。
HP ProBook 4 G1iR 14のスペック
HP ProBook 4 G1iR 14のスペック | |
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モニター | 14型(1920×1200ドット)16:10非光沢 |
CPU | Core 5 220U |
GPU | Intel Graphics |
メモリ | 16GB オンボード (LPDDR5x-7500MT/s) |
SSD | 256GB(NVMe) |
サイズ(幅×奥行×厚さ) | 幅約318mm×奥行き約224.35mm×高さ約17mm |
無線通信規格 | WIFI6E(802.11ax)、Bluetooth 5.3 |
バッテリー | 56Whr |
充電タイプ | 65W ACアダプター |
重量 | 約1.39kg |
保証 | 1 年間のハードウェア保証 |
特徴
HP ProBook 4 G1iR 14は、14型で重量約1.4kgのスタンダードなビジネスノートPCです。
キーボードには指紋認証センサーを搭載し、セキュリティ性を確保しながらスムーズなログインが可能。
HDMIやUSB-A、LANポートなど拡張性も十分で、社内利用から在宅ワークまで幅広く対応できます。
CPUには最新のIntel Core Ultra 220Uを採用。省電力性に優れており、バッテリー駆動時間が長いのも特徴です。
軽量かつ扱いやすいサイズ感で、省スペースなビジネス環境を構築したいユーザーに最適な1台といえるでしょう。
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価格や仕様は変更となる恐れがありますので、必ず公式ページでご確認ください。

HP ProBook 4 G1iR 14
公式サイトでみるデザイン

本体はアルミシャーシを採用しており、表面はさらりとした質感でビジネスシーンになじむ落ち着いたデザインです。
天板中央にはHPのロゴが配置され、主張しすぎないシルバーのカラーリングと相まって、清潔感のある印象を与えます。

堅牢性も高く、持ち運びの多いビジネスパーソンでも安心して使える仕上がりです。派手さはありませんが、飽きのこないシンプルさと実用性を両立したデザインといえるでしょう。

また、MIL-STD-810Hの19項目をクリアしており、落下や振動、温度変化などの厳しい環境下でも安心して使える耐久性を確保。モバイルワークで持ち出す機会が多い人にとって、デザイン性と信頼性を兼ね備えた一台です。

底面は上位モデルと同様の設計で、全体的にしっかりとした剛性感があります。
中央には広い通気口が設けられており、内部の熱を効率的に逃がす構造になっています。
滑り止めのラバー脚も大きめで、タイピング時の安定感が高いのもポイント。
ビジネスノートらしくメンテナンス性も考慮されており、底面のネジを外せばストレージやメモリへのアクセスも比較的容易です。耐久性と実用性を両立した設計といえるでしょう。


HP ProBook 4 G1iR 14の本体重量は約1.46kgでした。
14型クラスのビジネスノートとしては標準的な重さで、オフィス内の持ち運びやリュックでの通勤にも支障のない範囲です。
付属のACアダプターと電源ケーブルを含めると**合計約1.75kg前後(実測1,875g)**となり、モバイル用途での持ち歩きにはややずっしりと感じるかもしれません。
ただし、据え置きを中心に一時的な持ち運びを想定するなら十分現実的な重量です。
全体的に見て、**「軽すぎず重すぎない、安心感のある設計」**という印象です。
モニター

HP ProBook 4 G1iR 14は、14型のフルHD+(1920×1200)液晶ディスプレイを採用しています。
アスペクト比は16:10で、縦方向に少し広く表示できるため、Excelやブラウザ作業などのビジネス用途でも見やすい構成です。

実測では**sRGBカバー率約63%**と、発色はやや控えめ。
ビジネス向けらしい落ち着いた色味で、正確な色再現が求められる写真編集やデザイン用途には不向きですが、資料作成や動画視聴など一般的な用途には十分な品質です。
画面の明るさや視野角は安定しており、目に優しく長時間作業しても疲れにくい表示となっています。
映り込みを抑えたノングレアパネルのため、オフィス照明下でも快適に使用できる点は好印象です。
キーボード・タッチパッド

HP ProBook 4 G1iR 14は、フルサイズスケールの日本語キーボードを搭載しています。
主要キーが大きめに設計されているため、指のポジションを自然に取りやすく、ブラインドタッチでも高い打鍵精度を維持できます。
ストロークは浅めながらしっかりとしたクリック感があり、入力作業中心のビジネスユーザーでも快適に使える仕上がりです。
右下には指紋認証センサーを配置。Windows Helloと連携してスムーズにログインでき、セキュリティ性と利便性の両立を実現しています。
タッチパッドはガラス製で、表面の滑りが良くカーソル操作が非常にスムーズ。
マルチジェスチャー操作にも正確に反応し、ポインタ移動やスクロールも快適です。
マウスを持ち歩かなくても、出先での作業がストレスなく行えるレベルの操作性です。
インターフェース

左側
- HDMI 2.1
- USB Type-A(5Gbps)
- USB Type-C×2(10Gbps/Power Delivery 3.0/DisplayPort 1.4対応)
- オーディオジャック(3.5mmコンボ)

右側
- USB Type-A(5Gbps)
- ネットワークポート(RJ45、ギガビット対応)
- ナノセキュリティロックスロット
- Nano SIMカードスロット(オプション)
性能
Cinebench R23
Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。

CPUには、**Intel Core 5 220U(10コア/12スレッド)**を搭載しています。
最新のCore Ultraシリーズの流れを汲む省電力モデルで、日常的なビジネスワークを快適にこなせる性能を持っています。
Cinebench R23のスコアは以下のとおりです。
- マルチコア:8,131 pts
- シングルコア:1,800 pts
Core Ultra 7やHシリーズの高性能モデルには及ばないものの、文書作成・表計算・Web会議・軽い画像編集といった業務用途では十分なパフォーマンスです。
発熱やファンノイズも抑えられており、静音性を重視したオフィス利用にも適しています。
省電力CPUながら、複数タブを開いたブラウジングやOfficeアプリの同時起動でもストレスを感じにくく、安定感重視の設計といえるでしょう。
バッテリー持続時間
HD画質の動画をループさせるテストの結果です。

HP ProBook 4 G1iR 14のバッテリーテスト(動画再生テスト)では、約11時間28分という結果でした。
明るさは50〜70%の範囲で推移し、使用アプリは「Media Player」です。
14型クラスのビジネスノートとしては優秀な結果で、1日の外出業務や出張でも十分に対応可能なスタミナです。
軽量な構成ながらも、Core Ultra 220Uの省電力性能とHPの電力最適化設計がしっかり機能している印象です。
メール・資料作成・ブラウジング中心の使い方であれば、電源アダプターを持ち歩かずに1日完結できるでしょう。
長時間のWeb会議や動画再生を多用する場合でも、バッテリー性能に不満を感じるシーンは少ないはずです。
SSDの読み書き


本機のストレージには、**Samsung製のNVMe SSD(PCIe 4.0×4対応)**が搭載されています。
CrystalDiskMarkによる実測では以下の結果を確認しました。
- 読み込み速度(Read):6,318 MB/s
- 書き込み速度(Write):3,446 MB/s
PCIe 4.0対応のSSDとして十分に高速で、Windowsやアプリの起動、ファイルの展開などが非常にスムーズです。
また、CrystalDiskInfo上では健康状態100%・温度39℃と、発熱も少なく安定した動作を確認できました。
ストレージ容量は256GBモデルでしたが、オプションでより大容量の構成も選択可能です。
日常業務から軽い動画編集まで、ストレスを感じないデータアクセス性能を発揮します。
PCの温度とファンの動作音
Cinebench R23の10minuteテストでCPU使用率を100%にし、PCの温度を確認します。

Cinebench R23を10分間連続で実行し、動作の安定性を確認しました。
テスト中の平均温度はおおむね70℃前後で推移しており、冷却性能は良好。ファンが高回転になる場面でも騒音は控えめで、オフィスやカフェでも気にならないレベルです。
クロックはテスト開始直後に一時的にブーストして約4.0GHzまで上昇し、その後は2.3〜2.5GHz付近で安定。
高負荷時にもパフォーマンスの大きな落ち込みはなく、長時間作業でも安定した処理速度を維持できることがわかります。
全体として、排熱設計は非常にバランスが取れており、静音性と安定性を両立したビジネスノートPCという印象です。
表面の温度

Cinebench R23実行中にサーモグラフィーカメラでキーボード表面温度を計測したところ、
最も高温部で約41.1℃、中央付近で**約33.0℃**となっていました。
高負荷時でもパームレスト部分はほとんど熱を感じず、温度上昇が集中するのはキーボード奥側のみ。
長時間の作業でも手のひらや指先に不快な熱が伝わりにくく、熱設計のバランスが取れた快適な筐体です。
排熱効率が高く、ファンの騒音も控えめなため、静かなオフィス環境でも安心して使用できます。
全体的に、Core 5 220Uの低発熱性を活かした落ち着いた熱設計といえるでしょう。
ファンの回転音の大きさ

高負荷時のファンノイズを計測したところ、最大で約40dBA前後でした。
静かなオフィスや図書館などでも気になりにくいレベルで、動作音は非常に穏やかです。
アイドル時はファンがほとんど停止しており、ほぼ無音に近い状態を維持。
Cinebench R23やエンコードなどの負荷をかけても、耳障りな高音は感じられず、全体的に落ち着いた音質です。
冷却性能と静音性のバランスがよく取れており、静かな環境で集中して作業したいビジネスユーザーに最適といえるでしょう。
まとめ:低価格でしっかり使えるビジネスノートPC
HP ProBook 4 G1iR 14は、上位モデルと比べてカメラやモニター、インターフェースの一部でコストを抑えているものの、ビジネス用途に必要な性能と機能をしっかり確保した1台です。
Core Ultra 220Uの高効率な処理性能に加え、11時間を超えるバッテリー駆動時間、安定した発熱設計、そして静音性の高さが光ります。
本体の剛性も十分で、安心して持ち運べる耐久性を備えています。
派手さはないものの、**「日々の業務にしっかり使える現実的なビジネスノート」**という意味で完成度は高く、コストパフォーマンスも優秀です。
10万円前半の予算で堅実に使えるビジネスノートPCを探している方に、とてもおすすめできるモデルです。
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