マウスコンピューターからDAIV Z4 I7I01SR-Bをレンタルできたのでレビューします。「機材貸出 株式会社マウスコンピューター」
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DAIV Z4 I7I01SR-Bのスペック
DAIV Z4 I7I01SR-B | |
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モニター | 14型(1920×1200ドット)16:10 60Hz |
CPU | Core Ultra 7 255H |
GPU | Intel Arc 140T |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB(NVMe) |
サイズ(幅×奥行×厚さ) | 幅約311mm×奥行き約225.5mm×高さ約19.5mm |
無線通信規格 | WIFI7(802.11ax)、Bluetooth 5 |
バッテリー | 74Whr |
充電タイプ | 100W ACアダプター |
重量 | 約1.12kg |
保証 | 3年間のメーカー保証 |
特徴
DAIV Z4(2025年モデル)は、軽量かつ高剛性なマグネシウム合金ボディを採用した、携帯性と性能を両立する14型クリエイターノートです。重量はわずか1.12kgと非常に軽く、出張や撮影現場など外での作業にも持ち運びやすい設計。
プロセッサにはIntel Core Ultra 7 255Hを搭載し、内蔵GPU「Intel Arc Graphics」によりRAW現像や動画編集などの中程度のクリエイティブワークも快適にこなせます。また、NPU(AIエンジン)を内蔵しており、生成AIやAIアシスト機能を活用した制作作業にも対応。
さらに、73Whの大容量バッテリーを搭載することで、一般的な14型ノートよりも長時間の駆動を実現し、オフィス作業なら約10時間以上の連続利用も可能です。これだけの性能とバッテリー容量を備えながらも、軽量設計と優れた放熱設計で安定したパフォーマンスを維持。
USB-CやHDMIなど必要十分な拡張性も確保しており、外出先でも妥協なく制作できる一台です。「軽くて電池が長持ち、それでいてパワーもある」――DAIV Z4は、まさに“持ち運べる制作マシン”として完成度の高いモデルです。

DAIV Z4
公式サイトでみるデザイン

DAIV Z4は、筐体全体にマグネシウム合金を採用した軽量かつ堅牢な設計が特徴です。
質感はマットでさらりとした手触りのシルバー仕上げ。派手すぎず落ち着いたトーンで、
クリエイターモデルでありながらビジネスシーンにも自然に溶け込むデザインです。

表面にはDAIVロゴが控えめに刻印されており、
光の反射でわずかに浮かび上がるデザインは上品そのもの。
見た目の美しさだけでなく、軽さと剛性を両立した設計により、
日常の持ち運びや出張先での使用にも安心感があります。
ビジネスバッグに入れても目立ちにくく、
「仕事でも、制作でも使える洗練デザイン」というDAIVシリーズらしさを体現しています。

DAIV Z4の底面には、広範囲にわたる吸気グリルが設けられており、内部の冷却性能を最大限に引き出す設計となっています。
また、底面のゴム足はやや高めに設計されており、デスク上で本体をわずかに浮かせることで吸気効率を向上。
これにより、CPUやGPUの発熱を効率的に排出し、静音性とパフォーマンスを両立しています。
見た目はシンプルながら、内部のエアフロー設計は非常に緻密で、
高負荷時でも安定した動作を維持できるように考慮された“実用美”が感じられます。


DAIV Z4(2025年モデル)は、実測で1.12kgという非常に軽量なボディを実現しています。
筐体にはマグネシウム合金が使用されており、軽さと剛性のバランスが非常に優秀です。
さらに、付属のACアダプターもわずか約245gとコンパクト。
PC本体とセットで持ち歩いても合計約1.36kg程度に収まるため、
カフェや外出先、出張先でも気軽にフルパフォーマンスを発揮できます。
モニター

DAIV Z4のディスプレイは、14型フルHD+(1920×1200ドット)の高精細パネルを採用しています。
アスペクト比16:10で、縦方向の情報量が多く、写真・映像編集やブラウジング作業でも快適に扱えるのが特徴です。
色域


最大輝度は実測で約398nit(約400nit)と非常に明るく、屋内だけでなく屋外やカフェなどでも見やすい視認性を確保。
さらに、色域はsRGBカバー率100%前後で、一般的なWeb制作や写真編集などの色管理にも対応できるレベルです。
キーボード

DAIV Z4のキーボードは、フルサイズスケールの日本語配列を採用しています。
エンターキーの右側に1列分のキー(Home/End/PgUp/PgDnなど)が配置されており、
初見ではやや戸惑うものの、慣れれば操作効率が上がる構成です。
キーの打鍵感は良好で、ストロークがやや浅めながら確かなクリック感があり、
タイピング音も控えめ。長文入力やオフィス作業でも疲れにくい設計となっています。
また、タッチパッドは一体型のクリック式タイプで、
クリック時に「カチッ」と明確な音が鳴る仕様です。
押下感が軽く、クリック位置の認識もしやすいため、
ポインタ操作やドラッグ動作もスムーズに行えます。
インターフェース

左側
- USB 3.0(Type-A) ×1
- USB 3.1 Type-C(Power Delivery/DisplayPort Alt Mode対応) ×1
- ヘッドセット端子(CTIA準拠) ×1
- セキュリティスロット

右側
- USB 3.0(Type-A) ×2
- カードリーダー(フルサイズSD対応)

奥側
- HDMI端子
- Thunderbolt 4(Power Delivery/DisplayPort Alt Mode対応)
- 有線LANポート(RJ-45)
性能
Cinebench R23

最新のIntel Core Ultra 7 255Hを搭載するDAIV Z4(2025年モデル)は、
Cinebench R23において以下のスコアを記録しました。
- マルチコア:15,992 pts
- シングルコア:2,057 pts

マルチ性能はミドル〜ハイクラスのノートPCとして十分な数値で、
動画編集や画像処理といったクリエイティブタスクも快適にこなせる実力を示しています。
特筆すべきはシングルコア性能が非常に高い点で、
シングルスレッドの処理性能を重視するアプリ(LightroomやOffice、Webブラウジングなど)では
体感的にもレスポンスが非常に速く、全体的に“キビキビとした動作感”が得られます。
バッテリーの連続動作時間
PC内部に保存されたHD画質の動画をループさせてバッテリーの連続動作時間を計測するベンチマークソフトの結果です。


UL Procyonによる動画再生テストでは、
18時間5分(1085分)という結果を記録。
これは同じCore Ultra 7 255H搭載ノートの中でもトップクラスの長時間駆動です。
高性能CPUを搭載しながらも、電力制御と放熱設計のバランスが取れており、
**「パフォーマンスを落とさずに長時間動作できる」**点は、DAIV Z4の大きな魅力。
動画のエンコード


動画編集ソフト「DaVinci Resolve」にて、YouTubeプリセット(H.264コーデック)で13分の動画を書き出した結果、
DAIV Z4(Core Ultra 7 255H搭載)は**わずか261秒(約4分21秒)**でエンコードが完了しました。
同じクラスのCPUを搭載する他機種と比較しても高速な結果であり、
軽量ノートながら本格的な動画編集も十分こなせる処理性能を持っています。
Blenderの画像生成

Blender(Cyclesレンダー)でBMWモデルをレンダリングしたところ、
**レンダリング完了まで約2分26秒という結果でした。
このスコアは、内蔵GPU「Intel Arc Graphics」を搭載したノートPCとしては非常に良好で、
軽量モバイル機としては十分実用的なレンダリング速度です。
SSDの読み書きについて


DAIV Z4(2025年モデル)には、1TBのNVMe SSD(PCIe 4.0 x4)が搭載されています。
型番はCSSD-M2PE27TSV7Q1000GBで、最新規格に対応した高性能ドライブです。
CrystalDiskMarkによる実測では、
- シーケンシャルリード:5,117MB/s
- シーケンシャルライト:1,760MB/s
という結果で、読み込み速度はハイエンドクラスのスコアを記録。
OSやアプリの起動、素材データの展開など、日常的な操作が非常にスムーズです。
書き込み速度は控えめながらも安定しており、動画編集やRAW現像などの大容量ファイル転送でも十分な性能。
また、温度管理も良好で、連続ベンチマーク実行時でも**最高温度は約42℃**に留まり、
放熱設計の優秀さがうかがえます。
PCの温度とファンの動作音

Cinebench R23を10分間連続実行した際の挙動を確認したところ、
CPU温度は平均約72〜75℃前後で安定しており、
長時間の高負荷動作でも大きな温度上昇や性能低下が見られませんでした。
クロックはおおむね2.7〜2.9GHz前後を安定維持しており、
サーマルスロットリングによる性能落ちはほとんどなし。
冷却ファンの制御もスムーズで、急激な回転変化がなく、
静音性と冷却効率のバランスが取れた優れたチューニングとなっています。
マグネシウム合金筐体の放熱性と内部のデュアルヒートパイプ構造が功を奏しており、
薄型・軽量ボディでありながら、高負荷作業時でも安定したパフォーマンスを維持できる点は特筆に値します。
表面の温度

高負荷テスト(Cinebench R23連続実行中)における表面温度をサーモグラフィで測定した結果、
キーボード中央付近の最高温度は**約35.2℃**でした。
手の触れる左側(WASD付近)は約19℃前後と非常に低温で、
パームレスト部分もほぼ体温以下に保たれており、
長時間のタイピングでも不快な熱を感じにくい設計です。
排熱はキーボード右上部と背面排気口に集中しており、
発熱が手元に伝わりにくい理想的なレイアウト。
マグネシウム合金筐体の放熱性とファン制御のバランスが非常に優れていることがわかります。
ファンの回転音の大きさ

高負荷時のファンノイズは最大で約50.5dBとやや大きめで、
静かな環境では気になるレベルの騒音が発生します。
冷却性能を重視した設計のため、動画エンコードや3Dレンダリングなどの重作業時にはファンがしっかり回る印象です。
一方で、日常的な事務作業やブラウジングなど軽負荷時には、
ファン回転数が抑えられ40dB程度の静音動作を維持できるため、
静かなオフィスやカフェでも十分快適に利用できます。
まとめ:軽量ハイパフォーマンスなクリエイターノートを探している人におすすめ
DAIV Z4(2025年モデル)は、1.12kgという軽量ボディでありながら高い拡張性と安定した性能を兼ね備えた、
まさに「持ち運べるハイパフォーマンスクリエイターノートPC」です。
Thunderbolt 4やSDカードリーダーなどポート構成が充実しており、
外部モニターや周辺機器との接続も容易。
ビジネスシーンでもクリエイティブ作業でも柔軟に対応できる万能性が光ります。
弱点としては、冷却と静音性のバランスを重視しているため、
同じCore Ultra 7 255H搭載機と比較するとパフォーマンスがややマイルドな点。
ただし、動作の安定性とバッテリー効率は非常に優秀で、
18時間超の駆動時間はこのクラスでもトップレベルです。
