NEXTGEAR HD-A7A7Xをメーカーからお借りできたのレビューします。「機材貸出 株式会社マウスコンピューター」
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NEXTGEAR HD-A7A7Xスペック
| NEXTGEAR HD-A7A7X | |
|---|---|
| サイズ(幅×奥行×厚さ) | フルタワー(427.5×470×205mm) |
| CPU | Ryzen 7 9800X3D |
| GPU | Radeon RX9070XT(16GB) |
| メモリ | 32GB |
| SSD | 1TB(NVMe) |
| 無線通信規格 | – |
| 電源 | 850W 80PLUS GOLD |
| 重量 | 約10.8kg |
| 保証 | 3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート |
特徴 Ryzen 9000シリーズ/Radeon RX9000シリーズ搭載の売れ筋4KゲーミングPC
NEXTGEAR HD-A7A7Xは、最新のRyzen 7 9800X3DとRadeon RX 9070 XTを搭載した、マウスコンピューターの人気ゲーミングPCです。
この構成は、4K解像度で重量級ゲームを快適にプレイしたいユーザーに最適です。
GPUのビデオメモリ容量が大きく、描画負荷の高いオープンワールドタイトルや最新AAAゲームでも安定したパフォーマンスを発揮します。
さらに、CPUには3D V-Cache技術を搭載したRyzen 7 9800X3Dを採用しており、
高解像度環境でもCPU側のボトルネックを抑え、競技性の高いFPSタイトルにも十分対応可能。
グラフィックス性能とゲーミング最適化を両立した、
まさに**“本気で4Kゲーミングを楽しみたい人”のためのベストバランス構成**です。

NEXTGEAR HD-A7A7X
公式サイトでみるデザイン

NEXTGEAR HD-A7A7Xは、「N」をモチーフにしたアシンメトリーデザインのメッシュフロントパネルを採用しています。
このデザインはNEXTGEARシリーズの象徴であり、ブランドの頭文字「N」を立体的に表現した独自構造です。
フロントには大型の3連吸気ファンが搭載されており、メッシュパネル越しにその姿を確認することができます。
この設計は単なるデザイン性だけでなく、通気性を高めて冷却性能を最大化するための工夫でもあります。
さらに、ファンと内部パーツにはRGBライティングが施されており、
メッシュ越しに内部のイルミネーションが美しく映える仕様です。
派手すぎず、それでいて“ゲーミングPCらしい存在感”をしっかり主張してくれる仕上がりとなっています。

NEXTGEAR HD-A7A7Xの上部は、全面メッシュ素材の防塵フィルターを採用しています。
ホコリの侵入を防ぎながらも通気性が高く、内部のエアフローを妨げない構造です。
マグネット式で着脱も簡単に行えるため、掃除やメンテナンスが非常にしやすい設計となっています。
フロント上部には各種インターフェースが集約されており、
- 電源ボタン
- リセットボタン
- USB Type-A ×2
- USB Type-C
- ヘッドホン/マイク端子
を搭載しています。
特にUSB Type-C端子が標準装備されている点は便利で、
最新の外付けSSDやスマートフォンの接続にも対応。
日常的な使いやすさと冷却構造の両立を実現した、実用性の高い筐体デザインです。

NEXTGEAR HD-A7A7Xの底面には、電源ユニット直下にメッシュ状の防塵フィルターが搭載されています。
下方向からの吸気を確保しながらも、ホコリの侵入を効果的に防ぐ設計で、
冷却効率とメンテナンス性を両立しています。
このフィルターはスライド式で簡単に取り外し可能なため、
掃除や定期的なメンテナンスも容易。
エアフローを維持したまま、内部へのホコリ蓄積やパーツ劣化を防ぐことができます。
また、ケース全体の通気性も非常に高く、
上部・前面・底面から効率よく空気を取り込み、背面・上部から排気するエアフロー構造を採用。
長期間の使用でも冷却性能を維持できるよう設計されており、
高性能CPUとGPUを安定して動作させるための信頼性ある筐体です。

NEXTGEAR HD-A7A7Xの側面は強化ガラスパネルを採用しており、
内部のパーツ構成やRGBライティングを外から視覚的に楽しめるデザインとなっています。
パネルはスモーク仕様で、光り方が程よく抑えられており、
派手すぎず高級感のある印象。
内部のライティングやパーツブランドロゴ(RADEON、PowerColorなど)が映え、
ゲーミングPCらしい演出を楽しみたいユーザーに最適です。
また、ガラスパネルは背面のネジを外すだけで簡単に取り外せる構造で、
メンテナンスやパーツ交換もスムーズ。
見た目と実用性を両立した完成度の高いサイドデザインです。

NEXTGEAR HD-A7A7Xには、ASUS製のB850チップセット搭載ATXマザーボードが採用されています。
安定性と拡張性に優れた設計で、ミドル~ハイエンドクラスの構成に最適な1枚です。
基板各所には大型ヒートシンクが装備されており、
電源周りやM.2スロットなど発熱が大きくなりやすい箇所の温度を効果的に抑制。
長時間の高負荷運用時でも安定して動作できる、冷却重視の設計となっています。
また、PCIeスロットやメモリスロット周辺のレイアウトも整理されており、
パーツ交換や増設が容易なメンテナンス性の高い構造です。
内部配線もきれいにまとめられており、エアフローを妨げにくい点も好印象。

NEXTGEAR HD-A7A7Xの背面インターフェースは、ゲーミング用途に最適化された構成となっています。
ディスプレイ出力はグラフィックボード側にHDMIとDisplayPortを複数搭載しており、
最大3〜4枚のマルチモニター環境を容易に構築できます。
ゲームプレイ中のサブモニター表示や、配信画面の分割表示にも対応可能です。
また、背面のI/OパネルにはUSBポートが豊富に搭載されており、
マウス・キーボード・ゲームパッド・外付けストレージなどを同時接続しても余裕があります。
有線LANポートも備えており、遅延の少ない安定した通信環境でオンライン対戦や配信が可能です。
さらに、マルチチャンネル対応のオーディオ出力も搭載されており、
サウンドカードを追加しなくても臨場感あるサウンド環境を構築可能です。
全体的に、快適なゲーミング・クリエイティブ作業を前提としたバランスの良い端子構成となっています。
性能
パフォーマンスの測定は全てパフォーマンスモードで計測しています。
Cinebench R23
Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。

NEXTGEAR HD-A7A7Xに搭載されているRyzen 7 9800X3Dは、AMDの最新3D V-Cache技術を採用したゲーミング特化型CPUです。
Cinebench R23のスコアは以下の通りでした。
- マルチコア:23,461 pts
- シングルコア:2,088 pts

Ryzen 7 7800X3Dの後継モデルらしく、シングル・マルチともにバランスの取れた高スコアを記録。
特にシングルコア性能では、ゲームプレイ時の描画処理や応答性の向上が期待できます。
マルチスレッド性能も高く、動画編集や3DレンダリングなどCPU負荷の高い作業にも十分対応可能。
3DMark Time Spy

NEXTGEAR HD-A7A7Xに搭載されているRadeon RX 9070 XTの3DMark Time Spyスコアは以下の通りでした。
- 総合スコア:24,708
- グラフィックスコア:27,829
- CPUスコア:15,108

このスコアはRTX 4080搭載クラスに匹敵するトップクラスのGPU性能であり、
4K解像度でのゲーミングや重量級タイトルも余裕でこなせるレベルです。
フレーム生成機能(FSR 3)にも対応しており、
対応タイトルではより高いフレームレートを実現可能。
WQHDや4Kでの最新ゲームを高画質設定で快適にプレイできる実力を持っています。
また、AMD製GPUらしくビデオメモリ容量にも余裕があり、
4K解像度でテクスチャを多用するタイトルでもフレームレート低下が起こりにくいのが強みです。
3DMark Speed Way
重量級ゲームタイトルを想定したベンチマーク3DMark Speed Wayの結果です。

3DMarkの最新ベンチマーク「Speed Way(DirectX 12 Ultimate対応)」を実施したところ、
NEXTGEAR HD-A7A7Xのスコアは6,057点、平均フレームレートは約60.5fpsでした。
この結果は、同クラスのRTX 4070 SUPERを上回る水準で、
レイトレーシング対応タイトルや最新の高負荷ゲームにも余裕をもって対応可能な性能を示しています。
また、テスト中のクロックは非常に安定しており、
温度上昇によるパフォーマンス低下(サーマルスロットリング)は一切見られませんでした。
Radeon RX 9070 XTの効率的な電力制御と優れた冷却性能がしっかり発揮されています。
この結果からも、NEXTGEAR HD-A7A7XはDirectX 12 Ultimate世代のゲーム環境を見据えた4K対応ゲーミングPCとして十分な余力を持つ構成といえます。
モンスターハンターワイルズ ベンチマーク結果
フルHD)解像度・ウルトラ設定

「モンスターハンターワイルズ」を4K・ウルトラ設定で実行したところ、
スコアは23,213点、平均136.1fpsという結果でした。
Radeon RX 9070 XTとRyzen 7 9800X3Dの組み合わせにより、
4K解像度でも非常に快適なフレームレートを維持しています。
描画負荷の高いエフェクトシーンやボス戦中でもフレーム落ちはほとんど見られず、
4Kモニター環境であっても安定したゲームプレイが可能です。
また、FSR 3(フレーム生成)を有効にすることで、
さらに高フレームレートを狙える余裕があり、
競技性の高いアクションシーンでも滑らかで応答性の高い動作を実現しています。
まさに「4Kゲーミングを主戦場にしたいプレイヤー」にうってつけの構成であり、
WQHDでは200fps前後、フルHDでは300fpsを超えるパフォーマンスも期待できます。
クリエイティブ性能
DaVinci Resolve Studio 20 によるエンコード結果

DaVinci ResolveでYouTubeプリセット(H.264コーデック)を使用し、13分のフルHD動画をエンコードしたところ、
書き出し時間は約2分28秒(148秒)という結果でした。

この速度は、RTX 4070 SUPERやRTX 4080クラスと同等レベルで、
**Radeon RX 9070 XTのハードウェアエンコード支援(AV1 / H.264対応)**がしっかり機能している証拠です。
また、CPU側のRyzen 7 9800X3Dのマルチスレッド性能も効いており、
プレビュー再生やタイムライン上のエフェクト処理も非常にスムーズ。
GPU支援の最適化により、高解像度編集や長尺プロジェクトでもストレスを感じない快適な編集環境を構築できます。
クリエイティブワーク全般に強く、
「ゲームも動画制作も1台でこなしたい」というユーザーにとって理想的なパフォーマンスです。
Blender レンダリング情報(Cycles)

Blender(Cyclesレンダー/GPUモード)でBMWシーンをレンダリングしたところ、
レンダリング完了までの時間は約1分39秒という結果でした。
このスコアは、RTX 4070 SUPER搭載モデルとほぼ同等で、
Radeon RX 9070 XTのGPUレンダリング性能が非常に高いことを示しています。
レンダリング中の動作も安定しており、GPUクロックの降下やサーマルスロットリングも発生せず、
長時間のレンダリングタスクでも一定のパフォーマンスを維持可能です。
CPUにRyzen 7 9800X3Dを搭載していることもあり、
CPU+GPU混合レンダーでも効率良く分散処理され、プレビュー速度も快適。
クリエイティブ用途においても、ゲーミングPCを超える制作性能を実感できる結果です。
ストレステストの結果

3DMarkの**Steel Nomad Stress Test(20ループ)を実施した結果、
フレームレートの安定性は98.6%**と非常に優秀な結果でした。
テスト合格ライン(97%以上)を大きく上回っており、
長時間の高負荷環境下でもフレームレートの変動が少なく、
冷却性能と電力供給が非常に安定していることが確認できます。
ループ中のGPU温度は概ね70℃台前半で推移し、
サーマルスロットリング(熱による性能低下)も発生せず。
電力効率の高いRadeon RX 9070 XTの特性がうまく引き出されています。
この結果から、NEXTGEAR HD-A7A7Xはゲーミング用途だけでなく、長時間の動画エンコードや3Dレンダリングでも安定動作が可能な設計といえます。
ストレージ


NEXTGEAR HD-A7A7Xには、**PCIe 4.0 x4接続対応のNVMe SSD(1TB)**が搭載されています。
CrystalDiskMarkで計測した結果は以下の通りです。
- 読み込み速度:6,080 MB/s
- 書き込み速度:605 MB/s
読み込み速度はハイエンドクラスのSSDに匹敵しており、
OSやゲームの起動、アプリの立ち上がりは非常に高速です。
一方で、書き込み速度は600MB/s前後とやや控えめな結果。
通常のゲーミング用途や動画編集作業では体感的な遅さはほとんど感じられません。
総合的に見ても、読み込み速度重視で快適な操作レスポンスを得られるSSD構成です。
必要に応じて、2枚目のNVMe SSDを追加して
プロジェクトデータを分離管理すれば、より効率的な運用が可能です。
PCの温度とファンの動作音

「モンスターハンターワイルズ(4K・ウルトラ設定)」を30分間実行し、
CPUの動作周波数と温度を計測した結果がこちらです。
動作中の平均クロックは約4.8GHz前後で安定しており、
ベンチマーク全体を通してクロックダウンや熱によるパフォーマンス低下は確認されませんでした。
温度はピーク時でも65〜70℃前後に収まっており、
高性能CPU「Ryzen 7 9800X3D」を空冷環境でここまで安定させている点は非常に優秀です。
筐体全体のエアフロー設計と水冷クーラー(標準装備モデル)の冷却効率がしっかりと機能しています。

「モンスターハンターワイルズ(4K・ウルトラ設定)」実行時のフレームレート推移を計測した結果、
平均フレームレートは約130〜140fps前後で非常に安定していました。
描画の重いシーンや大型モンスターとの戦闘中でも、
フレームレートが100fpsを下回る瞬間はほとんどなく、滑らかな映像を維持しています。
CPUとGPUの負荷分散がうまく行われており、
Radeon RX 9070 XTの高いGPU性能がしっかり発揮されていることがわかります。
表面の温度

ベンチマーク実行時の内部温度をサーモグラフィで確認したところ、
CPU周辺で約48.2℃、GPU表面で**約72.4℃**を記録しました。
どちらも高負荷時としては非常に安定した温度で、
冷却システムがしっかり機能していることがわかります。
GPU温度は70℃台前半に留まっており、
ファンの制御もスムーズでサーマルスロットリングの兆候はなし。
また、ケース全体のエアフロー設計も優秀で、
前面3連ファンと上部・背面の排気ファンが効率よく動作しており、
高性能パーツをフル稼働させても安定した動作温度を維持できます。
ファンの回転音の大きさ

ベンチマーク実行中のファンノイズを計測したところ、
最大でも約42.8dBと非常に静かな結果でした。
高性能GPU「Radeon RX 9070 XT」と高クロックCPUを搭載しながらも、
冷却ファンの制御がよくチューニングされており、
負荷がかかっても耳障りな高音や風切り音が少ない静音設計となっています。
高負荷時でも静かなオフィス環境や夜間の作業でも気にならないレベルです。
NEXTGEARシリーズの中でも特に静音性が高く、
4Kゲーミングや動画編集中も快適に使えるバランスの取れた静音性能を実現しています。
拡張性について

メモリは標準で**32GB(16GB×2/DDR5-5600)を搭載。
スロットは4本用意されており、最大で128GB(32GB×4)**まで増設可能です。
将来的に動画編集や3D制作など、より大容量メモリが必要になった場合でも柔軟に対応できます。
ストレージはM.2スロットを2基(空き1)、
さらに2.5インチおよび3.5インチベイを各1基備えており、
SSDやHDDの増設によって保存容量を拡張することも可能です。
PCI Expressスロットも
- PCIe ×16 ×2(うち1基は×4動作)
- PCIe ×1 ×2(うち1基空き)
と豊富で、キャプチャカードやサウンドカードなどを追加したいユーザーにも向いています。
全体として、NEXTGEAR HD-A7A7Xはゲーミングからクリエイティブまで拡張余地の大きい万能構成であり、
長期的な運用にも耐えうる柔軟な設計が特徴です。
まとめ 4Kゲームを快適に楽しめる高性能フルタワー
NEXTGEAR HD-A7A7Xは、ゲーミングPCらしい存在感と高性能を両立したフルタワーモデルです。
RGBライティングによる演出で世界観をしっかり表現しつつ、
内部構成はRyzen 7 9800X3D+Radeon RX 9070 XTという、
4Kゲーミングに最適化されたハイエンド構成が採用されています。
ベンチマークの結果からもわかるように、
CPUは高解像度時でも安定して高クロックを維持し、
GPUも性能をフルに発揮。
最新タイトルはもちろん、今後登場する重量級ゲームでも4K・ウルトラ設定で快適に動作可能です。
冷却性能・静音性ともに優れており、
長時間のプレイや高負荷のレンダリング作業でも安定した動作を維持できる点も高評価。
一方で、SSDの大容量データ書き込み時に速度低下が見られる点はやや気になる部分です。
もしゲーム用途に加えて動画編集や3DCG制作などクリエイティブ用途でも活用する予定があるなら、
SSDをカスタム(高速モデルへの変更)して運用するのがおすすめです。
総じて、NEXTGEAR HD-A7A7Xは
「4Kゲーミングを本格的に楽しみたい」
「長く使える高性能PCが欲しい」
という方に最適な1台です。

