LAVIE SOL 13.3型をメーカーからレンタルできたのでレビューします。
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LAVIE SOLのスペック
LAVIE SOL | |
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モニター | 13.3型(1920×1200ドット)16:10ドット 光沢 |
CPU | Core i5 1335U |
GPU | iris Xe Graphics |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB(NVMe) |
サイズ(幅×奥行×厚さ) | 幅約301.6mm×奥行き約210mm×高さ約14.3mm |
無線通信規格 | WIFI7(802.11ax)、Bluetooth 5.4 |
バッテリー | 65Whr |
充電タイプ | 65W ACアダプター |
重量 | 約1.19kg |
保証 | 1年間のメーカー保証 |
特徴
LAVIE SOLは、若年層をターゲットに開発された軽量モバイルノートPCです。
デザインはマイクロソフト Surfaceを意識したような高級感があり、シンプルでありながら日常に馴染む仕上がり。
重量はわずか1.2kgと軽く、持ち運びに優れています。さらに、長めのバッテリー駆動時間を確保しているため、外出先でも安心して使える点が大きな魅力です。
高級感のあるモバイルノートPCを検討している人に、選択肢として加えてほしい1台。デザイン性と実用性を兼ね備えた、スペシャルな存在といえるでしょう。

LAVIE SOL
公式サイトでみるデザイン


LAVIE SOLは、シンプルながらも洗練されたデザインが特徴のモバイルノートPCです。
天板中央には新しいロゴが配置され、アルミ素材の質感と相まって高級感を演出しています。Surfaceシリーズを意識したようなミニマルな仕上げは、学生からビジネスパーソンまで幅広い層にマッチするデザインといえます。

ディスプレイは狭額縁で、ベゼルが目立たないため画面がより大きく感じられます。側面から見てもスタイリッシュで、持ち運び時に人目を引く存在感があります。

底面は放熱を意識したスリットが設けられており、安定感のあるラバーフットでしっかりとした剛性感を保っています。重量は1.2kgに抑えられているため、モバイル用途でも負担になりにくく、デザイン性と実用性のバランスが取れています。


LAVIE SOLの実測重量は 約1.2kg(1201g) でした。
14型クラスのノートPCとしては軽量であり、日常的に持ち運ぶ学生やビジネスユーザーにとって十分に携帯性のある重さです。
さらに、付属の 65W USB-C充電器 の重量は 約177g。
本体と合わせても 1.4kg弱 に収まるため、バッグに入れて持ち歩いても大きな負担になりません。
特に「軽さ」と「デザイン性」を両立したモバイルノートを探している人にとって、LAVIE SOLは魅力的な選択肢といえます。
モニター

LAVIE SOLは13.3型のWUXGA(1920×1200ドット)IPS液晶を搭載しています。アスペクト比は16:10で、一般的な16:9よりも縦に情報量が多く表示されるため、ブラウジングや資料作成の作業効率が高まります。
色域

発色については、sRGBカバー率が99.8%と高く、ウェブ制作や写真編集などsRGB基準の作業に十分対応可能です。色の再現性がしっかりしており、一般的なモバイルノートと比べてもワンランク上の表示品質を体感できます。

最大輝度は実測で約356cd/㎡と、屋内利用では十分明るい数値。映像鑑賞や日常用途では高い満足感が得られます。
LAVIE SOLのモニターは、若年層向けの「高級感ある日常使い」をテーマにした設計らしく、色の正確性と作業効率を両立させた仕上がりになっています。
キーボード

LAVIE SOLのキーボードは、14型クラスのノートPCとして標準的な日本語配列を採用しています。キーは一つひとつがフラットに配置され、タイピング時の安定感があります。
打鍵感は軽めで、長時間の文字入力でも疲れにくい設計。キーストロークは浅めですが、クリック感がしっかりしており、若年層ユーザーや普段から文章作成を行う学生にとって扱いやすい仕様です。
また、ファンクションキーには音量調整や明るさ調整といった基本的な機能が割り当てられており、直感的に操作可能。タッチパッドは広めに取られており、カーソル操作もスムーズです。
総合的に見て、LAVIE SOLのキーボードは「軽快さ」と「扱いやすさ」を重視した作りで、日常的な作業や学習用途にマッチしています。
インターフェース

左側
- 右側面
- USB 3.2 Gen 2 Type-C ×2
- ヘッドホン端子(3.5mm)

右側
- USB 3.2 Gen 2 Type-C ×1
- マイク・ヘッドホンコンボジャック
全てのUSB Type-CがUSB 3.2 Gen 2に対応しており、最大10Gbpsの高速転送や映像出力、充電に対応します。合計3ポート搭載しているため、外部モニターやストレージ接続もしやすく、シンプルながらも使いやすい設計です。
ただし、USB-AポートやHDMIといった従来の端子は搭載されていないため、周辺機器によっては変換アダプタの利用が前提になります。
性能
Cinebench R23
Cinebench R23はCPUの性能のみで画像を書き出し処理するベンチマークテストです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。

LAVIE SOLに搭載されている Intel Core i5-1335U のスコアは以下の通りです。
- マルチコア:7090 pts
- シングルコア:1581 pts
省電力タイプのUシリーズながら、最新アーキテクチャを採用しているため、シングル性能は高く、日常的な作業はもちろん、軽い画像編集や動画編集なども問題なくこなせます。
バッテリーの持続時間


LAVIE SOLのバッテリー持続時間は、動画再生テストで約8時間10分という結果でした。
搭載バッテリー容量は約65Whとモバイルノートとしては標準的ですが、実測値はやや短めで、1日フルに持ち歩いて使うにはやや心許ない印象です。
特に他社の同クラス製品が10時間以上の駆動を実現しているモデルも多いため、LAVIE SOLのバッテリー性能は「長持ち」とは言えません。外出先での長時間利用を想定している場合は、モバイルバッテリーやACアダプターを併用するのが現実的でしょう。
一方で本体が約1.2kgと軽量であり、付属の65W USB-Cアダプターも約170gと軽量なため、持ち運びやすさでカバーできる点は評価できます。
SSDの読み書き


LAVIE SOLには、KIOXIA製の256GB NVMe SSD(型番:KBG6AZNV256G)が搭載されています。インターフェースはPCIe Gen4 x4に対応しており、CrystalDiskMarkの計測結果は以下の通りです。
- シーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1):約3900MB/s
- シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1):約880MB/s
- ランダムリード(RND4K Q32T1):約447MB/s
- ランダムライト(RND4K Q32T1):約266MB/s
リード速度はPCIe Gen4らしく高速ですが、ライト速度が1GB/sを下回っており、エントリークラスのSSDらしいバランスになっています。そのため、普段のOS起動やアプリの動作は快適ですが、大容量の動画編集や連続的なデータ書き込みでは速度低下を感じる可能性があります。
また、CrystalDiskInfoでの健康状態は「正常・98%」、温度は41℃と安定しており、安心して利用できる状態です。
PCの温度とファンの動作音

グラフを見ると、テスト開始直後に動作クロックは3.5GHz前後まで上昇し、それに伴って温度も一気に80℃近くまで上がっています。その後はサーマル制御が入り、クロックは2.5GHz前後まで低下し安定。温度も70℃台前半で推移する形になりました。
つまり、短時間の処理では高いパフォーマンスを発揮できますが、長時間の高負荷環境ではクロックが抑えられ、持続的な性能は控えめになります。
この挙動は薄型・軽量ノートPCにありがちなもので、冷却性能の制約を受けつつも安定した温度管理を優先した設計といえます。
表面の温度

こちらはCinebench実行中のキーボード表面温度のサーモグラフィー結果です。
計測結果では、キーボード中央部で約33.5℃、高温部では**38.1℃**を記録しました。体感的にはほんのり温かい程度で、長時間のタイピングにも大きな支障はないレベルです。
特に、パームレスト部分は比較的低温に保たれており、手を置いて作業する際の快適性は維持されています。冷却性能が抑制される中でも、発熱の分散がしっかり設計されている印象です。
ファンの回転音の大きさ

この計測結果では、ファンの駆動音は39.1dBAでした。
一般的な静かな室内の環境音(約40dBA前後)と同等レベルであり、耳を澄まさないと気にならない程度の静かさです。負荷がかかった状態でも騒音が控えめに抑えられており、カフェや図書館といった環境でも安心して利用できるでしょう。
LAVIE SOLは軽量モバイルノートらしく、冷却設計と静音性のバランスが良好です。
まとめ:モバイルに特化したスタイリッシュなビジネスノートPC
LAVIE SOLは、Surface Laptopを彷彿とさせる高級感あるデザインに加えて、しっかりとしたキーボードの打ちやすさを備えたモバイルノートPCです。
重量1.2kgと軽量で、持ち運びに適しているため外出先での利用が多いビジネスパーソンに向いています。
性能面では最新のインテルCPUを搭載し、オフィス作業やウェブ会議、資料作成などの日常的な業務を快適にこなせる設計。
一方で、バッテリー駆動時間はやや短めで、長時間の外出では充電器を携帯する必要がある点は注意が必要です。
総合的に見ると、スタイリッシュなデザインと使いやすいキーボードを重視し、モバイルワーク中心のビジネスユーザーにおすすめできる一台といえるでしょう。
