持運ぶためのノートPCで耐久性やキーボードのうち味にこだわる方におすすめしたいのが、Lenovoが販売するThinkPad T490sです。

ThinkPad T490sは14型のボディに高解像度の液晶モニターを搭載可能なハイスペックモバイルノートPCといった位置づけで、重量がXシリーズよりも重たいことを除けば完ぺきな14型モバイルノートPCといっても過言ではありません。

今回、メーカーから実機をお借りしたので検証結果と僕の感想をお伝えいたします。

ThinkPad T490sの特徴

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米沢生産モデル有、国内製造で安心

ThinkPadはNECが所有する米沢工場にて生産を行っており、メイドインジャパンモデルとなっています。

国内で組み立てを行うことにより、船便、空輸による輸送時の物理的な衝撃を避けられます。設計生産をすべてを日本国内で行う外資系メーカーはレノボだけなので、ThinkPadは正真正銘メイドインジャパンなのです。正直なところ、それだけで買う価値のあるノートPCです。

そのため、価格は他のレノボ製品と比較して高価ですが、持運びを検討されている方で品質を重視したい方はこのモデルおすすめです。

キーボードが打ちやすい

UじにくぼんだキーボードはThinkPadの特徴の一つであり、最大の魅力です。

ノートPC市場のなかでも最も打ちやすいキーボードであり、他メーカーでは追随できないほどのうちごこちを誇るキーボードは、旧IBM時代からのこだわりです。

キーボードのうち味にこだわる方はThinkPadを選んでおけば間違いないといわれるほどなので、オフィスワークやレポート執筆、プログラミングなどでキーボードのうち安さを重視する人が安心して使えるキーボードだと思います。

高解像度モニター選択可能

ThinkPad T490sはノートPCとしてはめずらしいWQHD(2560×1440ドット)のパネルをモニター選択可能です。

一般的なフルHD(1920×1080ドット)のモデルも選べますが、画像編集など、クリエイティブな作業を行いたい場合はWQHDを選択するとよいでしょう。

米軍規格MILスペックのテストをクリア

ThinkPad T490sは過酷な環境下でもPCを使い続けられるよう200以上の品質チェックテストに合格しています。

ノートPCの開閉耐久性や、落下テストなど外からの衝撃に強いノートPCになっていますので、耐久性にこだわる方におすすめです。

CPUやメモリ等、他メーカーのPCと比較するとやや価格が高めですが、それに見合った品質はあります。

ThinkPad T490s

142,560円

公式サイトで確認

価格や仕様は変更となる恐れがありますので、必ず公式ページでご確認ください。

セールをチェック

レノボ公式サイトでは毎週価格の変動がありますので、セール情報をチェックしておくことをお勧めします。

ThinkPad T490sのスペック

今回メーカーよりお借りした検証機は米沢生産モデルのThinkPad T490s:プレミアム です。

ThinkPad T490sプレミアムのスペック
モニター14型(1920×1080ドット)400nits IPS
CPUCore i7-8565U
iGPUIntel UHD Graphics 620
メモリ16GB(オンボード)
SSD512GB
インターフェースHDMI×1/マイクロホン/ヘッドフォン・コンポジャック/イーサネット拡張コネクタ2×1、ドッキングコネクタ×1(USB-C×2)/USB3.1 Type-C ×1 USB 3.1 Gen2 Type-C(Thunderbolt 3) USB 3.1 Gen1 Type-C/micro SDカードスロット/指紋センサー
フロントカメラ720p HDカメラ
ワイヤレス機能インテル Wireless-AC 9560 (2×2) + Bluetooth/LTEモジュール(Fibocom L850-GL LTE CAT9)
サイズ329×226×16.7mm(突起部を含まず)
連続動作時間約23.95時間
重量約1.3kg
保証1年間 引き取り修理

USB-Cの仕様についてはメーカー公式ページの製品仕様書よりご確認いただけます。

長時間駆動のバッテリーを搭載していることも本機の強みですが、液晶モニターの解像度によって連続動作時間は異なるため注意が必要です。

ThinkPad T490sのプレミアムモデルには、LTEモジュール Fibocom L850-GLが搭載されているのでSIMカードをさせばどこでも通信可能です。microSDカードスロットもここに備え付けられています。

Fibocom L850-GL(Intel® XMM7360-P WWAN)対応バンド
1,2,3,4,5,7,8,11,12,13,17,18,19,20,21,26,28,29,30,66

docomo、au、ソフトバンクそれぞれの周波数帯域に対応しています。

最高速度は450mb/sとモバイルPCに搭載されるモデルとしては最速で5G対応のLTEモジュールが搭載されるまでは定番のモノだと思います。

ThinkPad T490sプレミアムの性能

CINEBENCH R20

Cinebench R20の総合スコア

Legion Y540 17 Core i7 9750H
2716pts
m-Book K700 Core i7 9750H
2643pts
Dell G7 17(Core i7 9750H)
2249pts
Prestige 15 Core i7 10710U
1587pts
mouse X5 (Core i7 10510UI)
1534pts
ThinkPad T490s(Core i7 8565U)
1293ptes

CPUのレンダリングスピードを計測するCinebench R20では、1293ptsでした。

現行は第10世代ですので、ややパフォーマンス的には不利なのですが、第8世代CPUとしては上位の性能だと思います。動画の書出し、RAW現像など、CPUを酷使する作業でなければ体感できるほどの性能差にはならないと思います。

モバイルノートPCとしてはまずまずといえる結果だと思います。(末尾”H”シリーズは消費電力の高いノート用CPU)

FF14 ベンチマーク

軽量級のゲームタイトルファイナルファンタジー14のベンチマークソフトを1920×1080ドット高品質(デスクトップ)で実行したところ、スコアは1283点で、設定変更が必要(プレイは難しい)でした。

ファイナルファンタジー14を30分間連続駆動させたログデータが上記のグラフです。CPUクロックが4.5Ghz(Core i7 8565Uのブースト時)温度が高まっています。この時の温度は97℃。それ以外は常に80℃前後です。サーマルスロットリング(熱による性能低下)が出ないよう調整がされているのかもしれません。

一般的な使い方をする場合は全く問題ない水準です。

また、この時のファンの駆動音は一般的なモバイルノートPCと同じ水準で、とても静かでした。

PCMARK10

ウェブブラウジングやビデオ会議ソフト、Microsoftoffice互換ソフトの快適性を計測するベンチマークテストでは、総合スコアで3000点以上。すべてのテストで3000点以上出ていました。

基本的なOfficeワークには快適に動作する水準です、プロ仕様の画像編集ソフトも使えるレベルです。テレワーク、リモートワーク用のノートPCとしても快適に使える水準のノートPCです。

ストレージ性能

搭載SSDはTOSHIBA製のモノでした、NVMe接続で非常に高速なSSDです。

ThinkPad T490sの性能

ThinkPad T490sの性能は14型のモバイルノートPCとして高性能です。一般用途で使われるOffice互換ソフトやビデオ会議用ソフトなど苦も無く動作するレベルでマルチにタスクをこなせるでしょう。

クリエティブな作業にも対応は可能ですが、より専門的に行うのであれば、「Core i 〇〇H」搭載モデルを検討しましょう。

外観・デザインについて

ThinkPad T490sは2019年3月に発売されたモデルとはいえど、昨今のナローベゼルデザインと比較してややフチが広い印象です。

ThinkPadロゴは左上、往年のデザインで変わりがありません。見た目のデザイン性ではなく、ユーザービリティに極振りしているため、ThinkPadはコレでいいのです。僕がとやかくいうことじゃないんです。最高のデザインです。

ヒンジ部がメタル素材でできており、良いアクセントになっています。

180℃開閉可能でプレゼンテーションに最適です。

SIMスロットはヒンジ側についています。

重量は実測値で1.234kg

ThinkPad T490sの重量
本体1.234kg
本体+AC1.528kg

今でこそ14型のノートPCの重量1.234kgは平凡な重量ではありますが、耐久性やキーボードのうち味、トータルで優れておりまして、かなり軽い部類かな、と。

液晶モニターについて

ThinkPad T490sプレミアムに採用されているモニターは高輝度で最大400nitsです。ノートPCとしては高品質な液晶パネルで、色鮮やかです。

ノングレアタイプで作業向きです。

色の変化が少なく、視野角は広いと思います。

色域とトーンカーブ

キャリブレーションツールで測定したトーンカーブです。ノートPCの液晶パネルとしては、非常にきれいだと思います。過度な色調整もなく、目も疲れづらいと思います。

ThinkPad T490sの色域
sRGBカバー率98.7%

液晶モニターのパネルはウェブコンテンツの制作の基準となるsRGBカバー率が98.7%でした。ウェブにアップロードするための画像や写真補正に向いています。

キーボード・タッチパッド

もはや説明不要のThinkPadのキーボードです。キーストローク(キーの沈み込み)は1.8mm~1.9mmほどで非常に打ちやすく、心地よさを感じます。

好き嫌い関係なく、ノートPCのなかでトップクラスのうち味です。超打ちやすいです。とにかく打ちやすいです。

ThinkPadはトラックポイントに人差し指を置き、ノートPCをリストレストのように使うスタイルでも使えます。そのため、独立型のボタンがタッチパッドの上にあり、特殊形状のように思えますが、このスタイルはめちゃくちゃ使いやすいと感じるハズです。

大きさも日本人の手にちょうどよいと思います。

インターフェースについて

ThinkPad T490sのインターフェースは左側に集中しており、右側は排気用の穴がメインです。

左側側面

  • USB 3.1Type-C(Powerd USB)=電源
  • USB 3.1Type-C(Thunderbolt 3)
  • USB 3.1Type-C(イーサネット拡張)
  • USB 3.1
  • HDMI
  • オーディオ/マイク兼用ジャック

右側面

  • USB 3.1
  • ケンジントンロック

バッテリー給電に対応した電源やThunderbolt 3に対応したUSB-Cは心強い。PC本体を薄型化しているにも関わらず最新のポートをてんこ盛りしているためとても贅沢だと感じました。

ネットワーク・LTEモジュールについて

ThinkPad T490sに搭載しているのは、ThinkPad Xシリーズと同様のLTEモジュールが採用されています。ドコモ,au,ソフトバンクのLTEに設定不要ですぐに使えるため、PCに詳しくない方でも使いやすいと思います。

上記画像は、FUJISIM(ソフトバンクのSIM)を装着してGoogleのスピードテストを計測した結果です。インターネットの速度は契約SIMに依存するため、しっかりと速度の出るSIMを契約しましょう。

LTEの受信感度は、最新のAndroidなみの性能はあると思います。

ThinkPad T490sの評価とまとめ

良い点

  • キーボードが超打ちやすい
  • 最新ポートてんこ盛りで拡張性高くて本体薄い
  • モニターの品質が高い
  • 最新のLTE搭載でSIM契約すればどこでも通信可能

気になる点

  • 14型としての価格は他社よりも高め

無敵の機動力を誇るメイドインジャパンモバイルノートPC

ThinkPad T490sよりも軽いモバイルノートPCは市場にあふれているのですが、やはりThinkPadのキーボードにかなううち味のモバイルノートPCは存在しないと思っていまして、1.234kgなら許容範囲ですし、最新のLTEモジュールも搭載されているし、で、スキがない。

他社製のノートPCと比較検討する中でネックとなるのは価格くらいで、あとはほとんど気にならないでしょう。ThinkPadは法人向けモデルなので、技術的なサポートを受けられないなどはあるため、ビジネス用ノートPC買い替えの人におすすめです。

ThinkPad T490s

142,560円

公式サイトで確認

価格や仕様は変更となる恐れがありますので、必ず公式ページでご確認ください。

レノボのセール情報まとめ

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