Surface Laptop 4は日本マイクロソフトが10点マルチタッチ対応のピクセルセンスディスプレイを採用するノートPC。

今回紹介する15型モデルはインテル第11世代プロセッサ、AMD Ryzen 7 4980Uプロセッサ、いずれかを採用する高性能モデル。

メーカーより検証機をレンタルできたので使い勝手や検証結果を記載していく。

スペック

レビューモデルはマットブラックカラーのRyzen搭載モデル

Surface Laptop 4
モニター
  • 15型(2493×1664ドット)
CPU
  • AMD Ryzen 7 4980U
iGPU
  • AMD Radeon Graphics
メモリ
  • 16GB
SSD
  • 512GB(NVMe)
サイズ(幅×奥行×厚さ)幅約339.5mm×奥行き約244mm×高さ約14.7mm
バッテリー持続時間
充電タイプ65W ACアダプター
重量約1542g
保証1年間の製品保証

 

特徴

Microsoftoffice 2019標準搭載

Surfaceシリーズは購入するとMicrosoftOfficeが同梱される。Surface Laptop 4ではOffice Home & Business 2019。これは13.5型やほかのSurfaceでも同様。

Surface Laptop 4はビジネスパーソンにも人気だが、学生にも人気。最初の1台で選ぶからこその同梱だと信じたい。

弊サイトが独自に行ったアンケート調査ではノートPCを購入するユーザーの6割ほどがMicrosoftOfficeを利用用途として挙げている。

筆者の僕は例年、Surfaceの新型が出るたびにOfficeソフトとのセット販売はやめてほしいと願っていたが、市場統計的にOfficeはつけていたほうがユーザーが安心できるということなのだろう。

AMD Ryzen 7 4980U搭載Surfaceエディションの性能が高い

Surface Laptop 4シリーズはインテル搭載機はインテル第11世代プロセッサを、AMD搭載機はRyzen 4000番台のCPUを搭載している。このRyzen 7 4980UはAMD Ryzen 7 Microsoft Surface EditionでSurface Laptop 4のためのスペシャル仕様。

8コア16スレッドのCPUでパフォーマンスはモバイルノートPCのなかでトップクラスの性能を誇る。

インテルモデルを選んだ場合は4コア8スレッドとなるため、快適な動作を手に入れるのが目的であればRyzenモデルを選ぶべきだろう。

アスペクト比3:2の縦長ディスプレイ

Surface Laptop 4は3:2のアスペクト比を採用しているため、ウェブページを表示させると15.6型のワイドモニターを搭載しているモデルよりもSurface Laptop 4のほうが表示領域が広く、ユーザーが1度に取得できる情報が多いのがわかる。

PC利用ユーザーの9割はウェブ閲覧を主体とした利用がメインとなるため、縦解像度が多いSurface Laptop 4は使い勝手がよいといえる。

最近ではSurface Laptop 4以外にも縦に長いアスペクト比を採用したノートPCが市場で増えてきている。

Surface Laptop 4 15

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価格や仕様は変更となる恐れがありますので、必ず公式ページでご確認ください。

デザイン・外観について

今回のモデルはアルミニウム合金素材を採用したモデル。カラーはブラックで天板・キーボード側に統一感のあるデザインが魅力。

Surface Laptop 4は従来通りのデザインではありながら、その完成度の高さから購入者からの評価が高い。

キートップが白で印字されている以外は同一色でまとめられ、薄型の筐体も相まって非常にスタイリッシュな印象だ。

天板側のデザインはマットブラックで中央にMicrosoftのロゴが印字されているのですが、落ち着いた色合いでほとんど目立たないことに驚かされる。

側面からみた写真。底面がテーパー加工でタッチパッド側にいくにつれて細くなるデザイン。とてもスタイリッシュでWindows機のなかでも屈指のデザインだろう。

底面も非常に美しく、小さなゴム足が四隅に配置されているのみで、アルミニウム合金の硬さや高級感を感じ取れる無駄のないデザインが印象的。

キーボード・タッチパッド

検証機はSurface Laptop 4 15型のアルミニウム素材を採用したモデルで、高級感のあるつくり。

キーボードを深く押し込んでも硬い金属素材がうけとめるため、キーボード部のたわみがほとんどなく、打ちやすい作り。

また、キーのうち味に関してもSurface Laptop 15は業界のなかでトップクラスのうちごこちなので不満は一切ない。

モニターについて

Surface Laptop 4は3:2のアスペクト比を持つモニターで解像度は(2496×1664ドット)視野角が広く見やすいモニターだ。

手持ちの計測機で測ったところ明るさは最大で399nitほどだった。一般的なモバイルノートPCとしてはかなり明るい部類ではあるが、最新のノートPCでは500nitや400nitの明るさを持つノートPCも増えてきている。

トーンカーブ

キャリブレーションツールでカラープロファイルを作成した際に計測されたRGBのカーブは画像のとおり。

肉眼でモニターを見た際にはフラットで自然な色合い。トーンカーブでは明るいところで全体的に調整がほどこされている。

カラープロファイルをsRGBと比較したところカバー率は99.4%ほど。明るさでも触れたが、最新のモバイルノートPCは10万円程度で販売されているモデルもパネルのクオリティが上がってきているため特別感があまりない。

とはいえ、10点マルチタッチに対応しているため、ノートPC+タッチパネルによる手書きメモのような使い方をしたいユーザーにとってはよい選択肢だと思う。

インターフェースについて

  • USB-A
  • USB-C
  • オーディオコンボジャック

  • SurfaceConnectポート

Surface Laptop 4のインターフェースは昨今のモバイルノートPCのなかでもシンプルでUSB-CとUSB-Aが1つずつといった感じ。

SurfaceシリーズはSurface Dock を介することでデスク環境を構築しやすくなるため、メイン機で利用するならアダプターは必須。

USB-Cポートは65W出力のUSB-C充電に対応しているようで、Ankerの充電器で計測したところ45Wほどで給電されていた。

Wi-Fiモジュールについて

Surface Laptop 4に搭載されているWi-Fiモジュールは インテルのIntel Wi-Fi 6 AX200

光回線と接続した際の速度。300Mbpsで非常に高速。Wi-Fi 6に対応した無線LANルーターがあれば常に高速な通信が可能。

性能について

Cinebench R23

Cinebench R23はCPUのパフォーマンスのみでコンピューターグラフィックを生成し、CPUの性能を測定するベンチマークソフト。点数が高ければ高いほど高性能とされているが、実際のソフトウェアを動作させた際の実性能と差が開く可能性があるが結果下記の通り

 

Cinebench R23の総合スコア

Core i7 11800H
14111pts
Ryzen 9 5900HX
13306pts
Ryzen 7 5800H
12651pts
Ryzen 9 5900HS
12058pts
Ryzen 7 4980U(レビュー機)
8698pts
Ryzen 7 5800U
7889pts
M1
7372pts
Core i7 11370H
7135pts 
Ryzen 5 5500U
6727pts
Core i7 1165G7
6594pts 
Core i5 1135G7
5739pts
Ryzen 5 4500U
4463pts
Core i5 1135G7
4223pts

最新のCinebench R23(Minimum Test Duration OFF)では8698pts。

モバイルノートPCのなかでは非常に高性能で、最新のRyzen 7 5800Uよりもマルチスレッド性能が高かった。スペシャルエディションの強さがでてきたのだろうか。ただし、シングルスレッドはZen2アーキテクチャらしく、最新のインテルCPUやZen3アーキテクチャで作られたCPUよりも控えめな結果となった。

PCMark 10

FutureMarkが提供するPCMARK 10は、MicrosoftOfficeのWord、Excelに類する互換ソフトウェアや、ビデオ通話会議ソフト、画像編集ソフトのバッジファイルを実際に動作させ、どの程度の快適性があるかをスコア化。提供元はおおむね4000点以上あれば快適としている。

結果は総合スコアが4856でMicrosoftOffice互換ソフトやビデオ会議ソフトは快適水準だった。動画編集は厳しいかもしれないが写真補正、画像編集の用途まではこなせるだろう。

ファイナルファンタジー14ベンチマーク

ファイナルファンタジー14ベンチマークでは高品質で3101だった。要求スペックがあがったこともあり、ノートPCようのオンボードGPUでは設定変更が必要だが、Ryzen搭載モデルよりはスコアが伸びたこともあるため、ゲームにおいてはIntel有利がいまだ健在。

SSDの読み書き速度

搭載SSDはSamsung製のM.2SSD。読み書き速度は高速で一般的な作業では必要にして十分。大容量データの読み書きの際速度低下はほどんどあらわれなかった。

ベンチマーク時のPCの表面温度・ファンの動作音

ファイナルファンタジー14ベンチマーク実行時のPCの表面温度は30.9℃ほど。PCボディからしっかりと排熱できていることが確認できた。左上のさらに熱い箇所も38℃程度で40℃以下に収まっているため低温やけどの心配はない。

高性能モバイルノートPCとしては優秀。

この時のファンの動作音は43.0db。

昨今のスタンダードノートPCのなかでファンの動作音は大き目。

Surface Laptop 4 15型の評価とまとめ

良い点

  • アルミニウム合金の質感・マットブラックが非常にかっこいい
  • PCを始めて購入する人のためにOfficeが同梱されている
  • Windows機屈指のデザイン
  • オリジナルのRyzen CPUでスタンダードノートPCのなかでは最高クラスの性能

気になる点

  • 他社モデルと比較するとかつてのメリットがそれほど輝かなくなっている。
  • 価格が高い

予算があるなら選びたい最高峰のスタンダードノートPC

Surface Laptop 4の15型モデルは価格の高さもあってなかなか手が伸びづらいが手に入れてしまえば15型クラスのノートPCのなかでは最高クラスのパフォーマンスを手に入れられる。

ウェブカメラやマイクの品質などもノートPCのなかでは最高クラスなので、どんな用途でPCを使うかわからないユーザーにとっての助け舟的な選択肢になるだろう。

予算が十分に取れる人で仕事や学業で利用するユーザーにおすすめしたい1台だ。

Surface Laptop 4 15

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