デルが販売する売れ筋の2-in-1PC Inspiron 14 7415はRyzen プロセッサを搭載したノートPCでタブレットモードやテントモードなど、ノートブックモード以外にもさまざまな形態に変化が可能。

メーカーから検証機をレンタルできたので検証結果や使い勝手を紹介。

スペック

今回の検証機はRyzen 7 5700U/16GB/512GBの構成。

Inspiron 14 7415(プラチナ)
モニター
  • 14型(1920×1080ドット)
CPU
  • AMD Ryzen 7 5700U
iGPU
  • AMD Radeon Graphics
メモリ
  • 16GB
SSD
  • 512GB(NVMe/PCIe Gen 3)
サイズ(幅×奥行×厚さ)幅約321mm×奥行き約211mm×高さ約16mm
バッテリー持続時間
充電タイプ65W USB-C対応ACアダプター
重量約1.56kg
保証1年間ベーシックオンサイトサービス

詳細スペックはデル公式ページから確認可能。

特徴

タッチパネル採用のコスパの高い2-in-1PC

Inspiron 14 7415はInspironシリーズらしい低価格かつアルミニウムシャーシを使った高級感のデザインを持つ 2-in-1ノートPCで写真のようにテントモードにしたり、タブレットPCのようなタブレットーモードに対応している。

搭載されているプロセッサはAMD社のRyzenプロセッサで画像編集や写真補正に利用可能だ。

デルは直販サイトでお得にアクティブペン(単体で4,400円)が買えるセット製品も用意しているため、安価にタブレット対応のPCが欲しい人におすすめだ。

打ちやすいキーボード、普通のノートPCと迷っている人もこれなら使いやすいかも

Inspironシリーズは従来までキーボードが頼りづらく、また、エンターキーの形状がUS配列に習ったものだったので使いづらいというユーザーの声があった。2021年モデルより、Inspiron 14シリーズ全体でキーボードを日本人好みの配列に変更された。

キーボードそのもののも筐体の剛性が高くしっかり打鍵できるため、標準的なノートPCの利便性も併せて手に入れたいユーザーも満足できるだろう。

そうじて価格は10万円前後の製品としては非常に完成度が高くおすすめしやすくなった。

価格や仕様は変更となる恐れがありますので、必ず公式ページでご確認ください。

デザイン、使い勝手について

カラーはペブルグリーンと言われる、独特なカラーを採用。フォーマルな印象で、落ち着きはあるもののアルミニウム合金の質感が伝わってくるため高級感がある。

カラーはキーボード側が顕著。

モニターはタブレットのようにも使えるため開閉角度が自由なため、プレゼン用にも最適だ。

底面は吸気用の穴やネジがある。ネジは精密ドライバーがあれば外せる。

モニターについて

Inspiron 14 7415はグレアタイプのパネルを採用し、タッチパネルにも対応。

明るさは250nitほどで標準的なノートPCの水準

色域・トーンカーブ

キャリブレーションツールによるトーンカーブの測定結果。

色域

色域はウェブコンテンツの基準となるsRGBカバー率が60%かける程度。コンテンツクリエイトというよりはビジネス向けのパネルが採用されている。

キーボード・タッチパッドについて

Inspiron 14 7415は従来のInspironシリーズよりもキーボードの配列が見直され、日本人が使いやすいように変化した。

エンターキーが大きくなっているため、タイピングしている際の違和感も少なくなり、打鍵しやすい。キーのストロークは浅めだが、しっかりと打鍵できている感もあるため、やすい、悪い、というのは昨年モデルまでのイメージだ。

ただし、タッチパッドはそれなりで浅く固く、上位機と比較すると操作性は1段落ちる。

インターフェースについて

  • HDMI
  • USB-A
  • USB-C(3.1Gen1)

  • micro SDカードスロット
  • USB-A
  • オーディオジャック

Inspiron 14 7415はUSB-Aを2つHDMIを1つ搭載しつつ映像出力やPC本体の給電に利用可能なUSB-Cを搭載している。

以前レビューした65W出力のUSB-C PDに対応したモニターと接続をした結果。最大パフォーマンスでも電力が不足しているアラートは出ない。

4K60Hzで動作も確認を行った。

Inspiron 14 シリーズに搭載されているUSB-C 3.1 Gen 1は給電と4K以上の出力に対応している。

性能について

Cinebench R23

Cinebench R23はCPUのパフォーマンスのみでコンピューターグラフィックを生成し、CPUの性能を測定するベンチマークソフト。点数が高ければ高いほど高性能とされているが、実際のソフトウェアを動作させた際の実性能と差が開く可能性があるが結果下記の通り

 

Cinebench R23の総合スコア

Core i7 11800H
14111pts
Ryzen 9 5900HX
13306pts
Ryzen 7 5800H
12651pts
Ryzen 9 5900HS
12058pts
Ryzen 7 5800H
11670pts
Ryzen 7 5800H
11224pts
Ryzen 7 5800U
7889pts
Ryzen 7 5700U(レビュー機)
7582pts
M1
7372pts
Core i7 11370H
7135pts 
Ryzen 5 5500U
6727pts
Core i7 1165G7
6594pts 
Core i5 11300H
5250pts
Ryzen 5 4500U
4463pts
Core i5 1135G7
4223pts

最新のCinebench R23(Minimum Test Duration OFF)では7582pts。

シングルコアはそこまで伸びなかったものの、マルチコア性能はAppleのM1搭載MacBook Air以上のパフォーマンスが出ているためノートPCとしは非常に高い性能がある。

PCMark 10

FutureMarkが提供するPCMARK 10は、MicrosoftOfficeのWord、Excelに類する互換ソフトウェアや、ビデオ通話会議ソフト、画像編集ソフトのバッジファイルを実際に動作させ、どの程度の快適性があるかをスコア化。提供元はおおむね4000点以上あれば快適としている。

結果は総合スコアが5234でMicrosoftOffice互換ソフトやビデオ会議ソフトは快適水準。画像編集や動画編集はややスコアを落としているものの全体的には高いスコアとなった。

SSDの読み書き

搭載されていた512GBのSSDはキオクシア製のもの。クリスタルディスクマーク結果ではシーケンシャルライトやランダムアクセスライトの速度は標準的なノートPCよりもやや控えめで、大容量データの読み書きでは大きく速度を落としていたため、事務業として割り切って使用した方が良いだろう。

PCの内部の温度、ファンの動作音

PC内部の温度について

CPU使用率を100%にできるソフトウェアを使い、後負荷時の挙動を確認。CPUの最大値は90℃まで上昇した。とはいえ前述のベンチマーク結果通りで、パフォーマンスの低下はそこまで見られず安定していた。

PCの表面温度

なお、PCの表面温度は32.2℃ほどで人体には全く影響のない温度を保っていた。低温やけどする恐れはないだろう。

ファンの動作音

ファンの動作音はピーク時で41.4dbほど。Ryzenプロセッサ搭載モデルの方がインテルモデルよりも静か。

Inspiron 14 7415の評価とまとめ

良い点

  • デザインに優れ所有欲を満たせる
  • ペンつきでコスパが高い
  • 昨年モデルよりもキーボードが打ちやすくなった
  • USB-C充電、映像出力が可能で利便性が高い

気になった点

  • パネルの色域は標準的でビジネスワーク向け

コスパの高いビジネス向け2-in-i

Inspiron 14は低価格かつハイパフォーマンスでありながら10万円以下から購入可能で、スタイラスペン付属のモデルも存在するため、コストパフォーマンスが非常に高い。

レノボのIdeaPad Flex 550シリーズもあるが、そちらよりはInspiron 14の方が所有欲を満たせるような高級感のあるデザインが。

低価格でビジネス向けに2-in-1PCを検討している人におすすめ。

価格や仕様は変更となる恐れがありますので、必ず公式ページでご確認ください。

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4 コメント

  1. こちらのPCを購入し本日届いたのですが、背景色を真っ黒にすると画面の隅からバックライトの光がうっすら漏れているのですが仕様なのでしょうか。うっしーさんがお借りしたテスト機では問題ありませんでしたか?

    • そこまでの確認はしていませんがパネルクオリティは高くないので仕様と言われてしまうかもしれないです。
      どうしても気になるようでれば、メーカーに返品することをお勧めします。

コメントをいただけると喜びますヽ(`▽´)/

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