Alienware M16R2をメーカーからレンタルできたのでレビューします
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Alienware M16R2 スペック
Alienware M16 | |
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モニター | 16型(2560×1600ドット)16:10 240Hz |
CPU | Core Ultra 9 185H |
GPU | GeForceRTX4070(140W) |
メモリ | 32GB(16×2) |
SSD | 1TB(NVMe) |
サイズ(幅×奥行×厚さ) | 幅約363mm×奥行き約249mm×高さ約23.5mm |
無線通信規格 | WIFI6E(802.11ax) |
バッテリー | 86Whr |
充電タイプ | 240W ACアダプター |
重量 | 約2.61kg |
保証 | 1年間のプレミアムサポート |
仕様、詳細Alienware m16 R2 製品ページで確認できます。
特徴
Alienware M16はデルが販売するAlienwareシリーズの16型のモニターを採用したモデルです。
筐体が大きくパフォーマンスが出しやすい設計なので、せっかくゲーミングノートPCを買うなら最高を求めたい人におすすめ。
デザインの美しさは見た目だけでなく、パフォーマンスの追及もされているので特にCPU性能を重視したい人におすすめです。
RTX4070の性能について
人気のゲームタイトルの推奨スペックとされていGPUのスコアとの比較です。
ゲームメーカーの推奨スペックはデスクトップ用のGPUを要件としており、60fps/高画質設定で表示できるものを推奨スペックとしています。
Alienware M16 R2は人気ゲームタイトルをフルHDの解像度であればすべて快適にプレイできると考えてよいでしょう。
Core Ultra搭載で電源が小型化
2024年モデルはCPUがCore Ultra搭載になったため、電源が小型化しました。
昨年までのモデルは330Wでしたが、本モデルは240Wになっています。
また、それによりGPUの出力に変更はなく140W出力です。
ラインアップ解説
Alienware M16(インテル)は5種類のなかから選べます。個人的にはRTX4070搭載モデルがおすすめです。
また、Alienwareシリーズはベースモデルから自分好みのスペックのカスタマイズにも対応しているので製品ページでチェックしてみてください
Alienware M16R2(インテル)
公式サイトでみるデザイン
天板側は金属素材を採用しているため高級感があります。
カラーはダークメタリックムーンという名称です。
右下にはM16の16が刻印されています。
サイズは幅約368mm×奥行き約289mm×高さ約25.4mmです。ノートPC用のサイズとしては最大級の大きさです。
底面側吸気用の大きな穴が空いています。
内部は開封しませんが、デルのPCはSSDの交換やメモリの増設が可能です。
本体の重量は実測値で2.49kg程度。
ACアダプターは240Wタイプのものが付属します。
ピンがまっすぐなタイプなのが気になりますが、従来機よりコンパクトになったので持ち運びはしやすくなりました。
モニター
モニターサイズは16型です。搭載パネルIPSで視野角は広いです。
解像度はQHD+(2560×1600ドット)を採用しています。画面が大きく縦に長いので、ゲームも仕事もこれ1台で快適に行えます。
色域
モニターの色域はsRGBカバー率が98.6%でした。
色再現度が高く、没入感のあるゲーム体験ができます。
価格の高さはモニタースペックも考慮するとよいでしょう。
キーボード
キーボードテンキー非搭載のJIS配列のフルサイズスケールのキーボードです。
エイリアンの形をしたボタンが電源ボタンです。
一般的なゲーミングノートPCよりもタイピングがしやすく、ゲーム、事務作業どちらにも使いやすいキーボードだと感じました。
インターフェース
左側
- 有線LAN
- オーディオジャック
奥側
- USB-C
- USB-C
- HDMI
- DCジャック
右側
- microSDカードスロット
- USB-A
- USB-A
性能
Cinebench R23
Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。
マルチコア性能は18772ptsシングルコアは1857ptsです。
Core Ultra 9 185Hプロセッサのパフォーマンスをフルに発揮していると思います。
トータル出力は抑えられていますが、従来のゲーミングノートPCをしのぐ性能があるため、ゲームをプレイする用途はクリアできるでしょう。
AAA(超重量)級タイトルの快適性
サイバーパンク2077は超重量級ゲームタイトルです。
開発会社推奨スペックの高画質に設定しフルHD/WQHD+それぞれ実行した結果が下記です。
結果として、WQHD+(2560×1600ドット)に設定してゲームをプレイした場合でも最低フレームレートは60以上描画できているため快適にプレイできています。
サイバーパンク2077は比較的重たいゲームなので、これ以外のゲームタイトルでもWQHD解像度で快適にプレイできると思います。
動画書き出し性能
プロ向け動画編集ソフト「DaVinci ResolveStudio(有償版)」にてYouTube動画の書出しを実行しました。
約10分のフルHD動画を2分24秒で書き出し処理を終えられました。
ノートPCのくくりではトップクラスです。
ゲームだけでなく専門的に動画編集に利用したい人にもおすすめの性能です。
PCの温度とファンの動作音
ファイナルファンタジー15のベンチマークソフトを標準画質に設定し30分間動作させた際のログデータをエクセルにまとめます。
CPU温度は最大が90℃以下になるようコントロールされている感じです。ゲーム中は80℃付近で安定しています。
動作周波数の平均3GHz程度です。
この時のフレームレートですが、おおむね150fps程度で動作していました。
昨年のモデルのほうがCPUのベンチマークスコアは高いのですが、長時間動作させた場合Core Ultra搭載モデルのほうが安定度が高く、フレームレートを高く維持できることがわかりました。
表面の温度
PCの表面温度はベンチマークテスト中で55.6℃でした。
キーボード側は40℃前後なので危険性はあまりありませんが、奥側には触れないようにしましょう。
ファンの回転音の大きさ
ゲームのプレイ中は49.6db程度です。非常にうるさい音の大きさです。
通常は静かなので、パフォーマンスの調整しながら利用するのをおすすめします。
まとめ 高性能なゲーミングノートPCが欲しいならコレ
CoreUltraを搭載し、電源が小型化したため設置しやすくなったのがメリットです。
また従来モデルとパフォーマンスは変わらず、重量を500gほど削減で着ているので持ち運びも現実的でしょう。
フルHDからWQHDでほぼすべてのゲームを快適にプレイできる性能があるため、かっこいいゲーミングノートPCが欲しい人はこのモデルを買いましょう。
動画編集などのクリエイティブタスクを行いたい人の選択肢としてもおすすめできます。
デメリットは以下
- パフォーマンスを優先しているので静音モードでもうるさい
パフォーマンスは競合機よりも高いのですが、その分ファンの回転音も大きくなるため不快だと感じます。
パフォーマンスをユーザー自ら制限するか、ヘッドセットなどをして気にならない環境でゲームをプレイするかを選ぶ必要があります。