ホームPC日本HP2022年モデル HP ENVY x360 15-ey レビュー 遂に完成!最高の満足度を誇るNEW ENVY

2022年モデル HP ENVY x360 15-ey レビュー 遂に完成!最高の満足度を誇るNEW ENVY

日本HPが販売するHP ENVY x360 15-eyを発売前にメーカーからレンタルできたので使い勝手やベンチマーク結果を掲載。

スペック

HP ENVY x360 15-ey
モニター
  • 15.6型(1920×1080ドット)
CPU
  • AMD Ryzen 7 5825U
iGPU
  • AMD Radeon Graphics
メモリ
  • 16GB
SSD
  • 1TB
サイズ(幅×奥行×厚さ)
バッテリー最大約11時間30分
無線通信規格Wi-Fi6E/Bluetooth V5.3対応
充電タイプUSB-C
重量約1.72kg
保証1年間引き取り修理サービス・パーツ保証

 

特徴

動画で見る

ナイトフォールブラック採用の美しい2-in-1PC

新しいHP ENVY x360 15-eyは「ナイトフォールブラック」をカラーに採用。従来のモデルから継続した形になるが、このカラーはユーザーからの評価が高く、他社PCにないカラーなので「HPらしさ」がある。

左側のインターフェースはUSB 3.0とmicro SDカードスロット、オーディオジャックが確認できるが、薄くつくられておりスマートなデザイン。

ヒンジ部も高級感のある作りで、おしゃれな2-in-1PCが欲しい人にお勧めだ。

Ryzen 7モデルはフルHD有機EL搭載

HP ENVY x360 15-eyはパフォーマンスモデルから有機ELを搭載している。

HDR認定などは取得していないが、HDRの使用は可能で映像を楽しむことができる。

HP ENVY x360 15-eyの色域
sRGBカバー率100.0%
DCI-P3カバー率100.0%
Adobe RGBカバー率96.5%

色域は非常に広く、クリエイティブワークに適したパネル。

500万画素のIRカメラ搭載

 

室内の照明だけでも十分に明るく撮影できるため、テレワーク用のカメラは不要

HP ENVY x360 15-ey

公式サイトで確認

価格や仕様は変更となる恐れがありますので、必ず公式ページでご確認ください。

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デザイン

HP ENVY x360 15-eyは15.6型の2-in-1コンバーチブルノートPC。

アルミシャーシに人気のナイトフォールブラックを塗装したプレミアムPCで高級感のある仕上がり。

キーボード側も同様のカラーでまとめられており、統一感がある。

ネジはT5のトルクスドライバーを利用すれば裏蓋を外すことができる。

重量

HP ENVY x360 15-eyの重量
本体1.735kg
充電器0.300kg

 

モニター

搭載されているパネルは有機ELで最大400nitの明るさ。色域は下記。

色域

HP ENVY x360 15-eyの色域
sRGBカバー率100.0%
DCI-P3カバー率100.0%
Adobe RGBカバー率96.5%

キーボード・タッチパッド

HP  ENVY x360 15-eyはフルサイズスケールのキーボードを採用。指紋認証は非搭載なのでオーソドックスなJIS配列キーボードだ。

ENVYシリーズでこれまで言われていたエンターキー右側のキーは無くなっており、日本人好みの使いやすいキー配列になっている。

キーの沈み込みは浅めではあるものの、しっかりと打鍵できる作りでアルミシャーシが丈夫でたわみもなく打ちやすいと感じた。

タッチパッドはガラス製で操作性が高いため、マウスが使えないシーンでも安心できる。

カメラシャッターは無点灯がカメラオン、押すとオレンジ色に光、無効にできる

インターフェース

左側

  • USB-A
  • オーディオジャック
  • SDカードスロット

右側

  • USB-C
  • USB-C
  • HDMI
  • USB-A

搭載されているUSB-CはUSB-C 3.2 Gen2を搭載している。

性能について

Cinebench R23

Cinebench R23はCPUのパフォーマンスのみでコンピューターグラフィックを生成し、CPUの性能を測定するベンチマークソフト。点数が高ければ高いほど高性能とされているが、実際のソフトウェアを動作させた際の実性能と差が開く可能性があるが結果下記の通り

 

Cinebench R23の総合スコア

Core i7 12700H
16525pts
Core i7 12700H
16052pts
Core i7 12700H
15241pts
Core i9 12900H
14884pts
Ryzen 7 6800HS
14496pts
Core i7 11800H
14111pts
Ryzen 9 5900HX
13894pts
Core i7 12700H
13180pts
Ryzen 7 5800H
12651pts
Ryzen 9 5900HS
12058pts
Ryzen 7 5800H
11670pts
Ryzen 76800U
11306pts
Core i7 11800H
11250pts
Ryzen 7 5800H
11224pts
Core i7 1260P
10686pts
Ryzen 7 5825Uレビュー機
10085pts
Ryzen 5 5600H
8815pts
Core i7 1250U
7987pts
Ryzen 7 5800U
7889pts
Ryzen 5 5625U
7838pts
M1
7372pts
Core i7 11370H
7135pts 

最新のCinebench R23(Minimum Test Duration OFF)では10085pts

マルチコア性能が伸び、シングルコア性能はまずまずといったところ、スタンダードノートPCとしては十分な性能。

PCMark 10

Microsoft Office互換ソフトや画像編集ソフトのバッチファイルを動作させてスコアを算出するPCMark10ではスコアが6242でMicrosoft Officeは非常に快適なレベル。

また、画像編集やビデオ編集にも使える性能だ。

バッテリーの連続動作時間

PCMark 10のバッテリーテストにて計測。途中でエラーが起きてしまったが、Windowsのバッテリー使用状況で残り30%のところで9時間分以上駆動していた。

おそらく実働12時間以上は行える程度。

SSDの読み書き

クリスタルディスクマークの結果。搭載されていたSSDはSKhynix製。大容量データの読み書きでも速度落ちがほとんどない。

Lightroom Classic CCにてRAW現像時間を検証

Adobe Lightroom Classic CCにてα7Ⅱで撮影した24MPのRAWファイル100枚を一斉に書出し、その速度を検証しました。

LightroomClassic CC初期プリセットで画質を100に設定し、デスクトップへ書出し。結果は下記のとおり。

機種書出し時間
Lenovo Yoga 770(AMD)1分09秒
HP Spectre x360 14-ef1分12秒
HP ENVY x360 13-bf1分25秒
M1 MacBook Air1分29秒
HP ENVY x360 15-ey1分33秒

インテル第12世代CPUと比較すると若干不利で、M1チップを搭載したMacBook Airと同水準。

PCの温度とファンの動作音について

ピーク時のCPU温度について

Cinebench R23の10minuteテスト実行時の挙動をHWInfoで計測した。

システムステータス上はサーマルスロットリング的な挙動もなくパフォーマンスが発揮できていた。

動作周波数も落ちていないため非常に安定度が高い。おそらくメーカー側でパフォーマンスとファンコントロールの調整が厳密に行われているのだろう。

PCの表面温度

Cinebench R23 10minuteテスト時のPCの表面温度を計測。

最も熱い箇所で34.9℃ほど。低温火傷の心配はなくストレスフリー

ファンの動作音

パフォーマンスモード時で45.6dbほど。それなりの騒音ではあるものの、静音モードにすれば少し低いパフォーマンスでファンの大きさを抑えることは可能。

HP ENVY x360 15-eyの評価とまとめ

良い点

  • テンキーを排除したシンプルなキーボード
  • 500万画素のウェブカメラの画質はノートPCの中でもトップクラス
  • 有機ELパネル選択可能でクリエイティブワークもできる
  • キーボードがJIS配列で使いやすい
  • Zen 3 CPUの中ではパフォーマンスが高い
  • USB-C充電に対応

気になる点

  • 最新モデルと比較するとパネルスペックがやや低い

写真編集用のPCとして利用するならコレがいい!

HP ENVY x360 15-eyは昨年までモデルの気になる点を変更してきた。DCジャックが廃止され、USB-C充電になる、キーボードがテンキーレスになりキーボード側の見栄えが良くなる、など。

搭載されているCPUはRyzen 5 5625UやRyzen 7 5825Uなので超最新というわけではないが、高いパフォーマンスを発揮できるようにチューニングされているため、最新モデルと比較しても遜色のない性能。

また、Ryzen 7搭載モデルはフルHD解像度の有機ELパネルを採用しているため、RAW現像を行いたいクリエイターにバチッとはまるノートPCだと思う。

HP ENVY x360 15-ey

公式サイトで確認

価格や仕様は変更となる恐れがありますので、必ず公式ページでご確認ください。

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うっしー
うっしーhttps://usshi-na-life.com
静岡県出身。2014年にブログ「うっしーならいふ」を開設。 元家電量販店スタッの経験を活かし、PCのわかりやすい製品紹介記事を多数執筆。 2017年に「ウチヤマチカラ/うっしーならいふ」チャンネルとしてYouTubeでの活動も開始し、2022年11月現在でチャンネル登録者数は2万人を越える。
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