CHUWI MiniBook X型を楽天セール時に購入したのでレビューします。
結論として、5万円で持ち運びに使える2-in-1PCが欲しいならコレを選んでおくといいかもしれません。
MiniBook X 10.5型のスペック
CHUWI MiniBook X N100 | |
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モニター | 10.51型(1920×1200ドット) |
CPU | Intel N100 |
iGPU | Intel UHD Graphics |
メモリ | 12GB(オンボードメモリスロット0) |
SSD | 512GB(NVMe) |
サイズ(幅×奥行×厚さ) | 幅約244mm×奥行き約166mm×高さ約17.2mm |
無線通信規格 | WIFI6(802.11ax)、Bluetooth 5.2 |
バッテリー | 26.6Whr |
充電タイプ | 36W ACアダプター |
重量 | 約920g |
保証 | 標準保証 |
仕様、詳細はCHUWI公式ページで確認できます。
特徴
CHUWIのMiniBook X N100は10.51型の超小型でありながら、フルサイズスケールのキーボードを採用しているUMPC(ウルトラモバイルPC)です。
また、最新のインテルN100プロセッサを搭載しているため、ビジネスワークに最適な性能を備えています。
インターフェースにUSB-Cを2ポート搭載しており、どちらもPCへの給電可能なUSB PowerDelivery、外部モニターへの映像出力に対応しています。
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モバイルモニターと組み合わせて使うなど、さまざまな利用用途に対応可能な2-in-1PCなのでお仕事用におすすめです。
仕事や家庭用で使えるIntel N100プロセッサ採用
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MiniBook XN100に採用されているCPUはIntel N100プロセッサです。
インテル第12世代のCPUなどにみられるP(パフォーマンス)コア+E(高効率)コアで構成されていることが多いのですが、Intel N100はPコアを排除しEコアのみで動作する4コア4スレッドのCPUです。
5年前のCore i5程度の実力があり、低消費電力で動作するCPUなので、MicrosoftOfficeの利用でビデオ通話アプリのビジネスワークに最適です。
また、MiniBook X N100はメモリ12GBを採用しているため、低価格ノートPCのなかでは高性能なモデルです。
JIS配列のフルサイズスケールキーボードを採用
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MiniBook X N100の特筆すべき点は、キーボードの使い勝手の良さです。中華性PCながら、日本人が慣れしたしんだJIS配列に完全対応しています。
筐体ギリギリまでキーボードを設置してそれを可能にしているのですが、中華PCでこの設計が見られるとは思いませんでした。
キーボードにはバックライトも搭載され、5万円のPCとは思えないほどよくできています。
価格
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楽天市場で51,900円で販売されています。楽天スーパーセールなどでポイントの還元率があがると5万円を下回る価格で販売されることがあるので、購入する場合はそのタイミングが良いでしょう
デザイン
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本体はアルミ素材が使われており、高級感があります。
カラーはスペースグレイで天板部にロゴが印字されていない点がポイントでしょう。出先で使っていてもどこのメーカーか判別することはできないと思います。
2-in-1コンバーチブルノートPCで、ヒンジ部も同様のカラーが統一されています。
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サイズは幅約244mm×奥行き約166mmです。A4ノートよりも小さいです、10インチのタブレットPCと同じくらいのサイズですね。
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重量は実測値で910g程度。
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ACアダプターは36Wタイプのものが付属します。重量は155g程度です。
USB-C充電器でも充電可能です。
モニター
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モニターサイズは10.51型です。
2-in-1コンバーチブルノートなので、折り返して使ってメモ書きやスケッチを取ることもできます。(ペンは別売りです
色域
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モニターの色域はsRGBカバー率が91.4%でした。低価格ノートPCは品質の高いモニターを採用していると思います。
画像編集や、映像視聴に向いているモニターだと思います。
キーボード
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キーボードはJIS配列です。キートップは少し小さめですが、キーの中心から隣のキーの中心までは19mmほどあり、フルサイズスケールです。
エンターキーが横長にできているため、使い始めは戸惑うかもしれません。
アルミ筐体を採用しているため、しっかりと反発も感じられうち心地はよいと思います。
タッチパッドは窮屈な大きすが、クリック感はカチカチと押し込めるタイプなので操作性は悪くないです。
インターフェース
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左側
- オーディオジャック
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右側
- 電源ボタン
- USB-C
- USB-C
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映像の出力やPCの給電は可能でしたがデバイスマネージャー上ではUSB 3.0として認識されているため、おそらく最大転送速度5Gbpsだと思われます。
性能
Cinebench R23
Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。
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マルチコア性能は2964ptssシングルコアは918です。
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インテルN100は下から数えたほうがが早い性能です。
しかしながらシングルコア性能はRyzen 5 7520Uに匹敵するので、事務作業であれば性能が低いと感じることはないと思います。
PCMark 10
PCMARK 10はMicrosoftOfficeの互換ソフトやビデオ会議ソフト、画像編集ソフト、動画のカットなどをバッジファイルで動かしてどの程度の快適性があるかをスコアかするベンチマークテストです。
エッセンシャルがアプリの立ち上げやウェブの閲覧です、真ん中がワードやエクセル、右がコンテンツクリエイトの快適性を示すスコアです。
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総合得点は3000点以上でMicrosoftOfficeの利用やウェブ閲覧はとても快適です。
ただし、コンテンツクリエイトが明らかに弱いので、その点には注意しましょう。
PCの温度とファンの動作音
Cinebench R23の10minuteテストでCPU温度と動作周波数を確認してみました。
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CPU温度は最大が80度程度で動作周波数の平均コアクロックは2.8GHzで動作していました。
パフォーマンスは非常に安定していると思います。
表面の温度
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PCの表面温度はベンチマークテスト中で36.9°でした。操作には全く問題ない温度です。
ファンの回転音の大きさ
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ベンチマークテスト中のファン回転音は37.8dbほどでした。基本的にファンノイズは気になりません。
ただし、高負荷時にコイル鳴きの症状が出ます。音の大きさはそれほどでもないのですが、気になります。
内部の拡張性について
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ネジをすべて外せば裏蓋をあけることができます。右下にある保証シールをはがす必要があるため、開封するとメーカー保証の対象がになる恐れがあるため注意してください。
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内部は非常にシンプルなつくりになっていて、SSDのみ交換できるようになっています。
ファンも非常に小さいのですが、前述のとおりパフォーマンスは発揮できていたので問題はないです。
まとめ 5万円とは思えないほど品質の高い2-in-1PC
5万円以下なら買ってもいい製品だと思います。
モニターの品質や搭載されているインターフェースに関して文句なしです。
デメリットは以下
- バッテリーがやや小さめ→モバイルバッテリーでなんとかなる
- メモリの増設負荷
- 高負荷時のコイル鳴き
といった点が気になるポイントです。
事務作業がメインのビジネスワークなら十分に使えるモバイルノートPCだと思いますし、実用性が高いと思います。低価格モデルを買うならこのモデルでしょう。