OMEN Transcend 14をお借りできたのでレビューします
OMEN Transcend 14のスペック
OMEN Transcend 14のスペック | |
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モニター | 14型(2880×1800ドット)16:10光沢 タッチ非対応 120Hz |
CPU | Core Ultra 9 185H |
GPU | GeForce RTX4070(65W)/Intel Arc Graphics |
メモリ | 32GB(オンボード)LPDDR5x-6400 |
SSD | 2TB(NVMe) |
サイズ(幅×奥行×厚さ) | 幅約313mm×奥行き約233.5mm×高さ約17.99mm |
無線通信規格 | WIFI6E(802.11ax)、Bluetooth 5.3 |
バッテリー | 71Whr |
充電タイプ | 140W ACアダプター |
重量 | 約1.63kg |
保証 | 1 年間のハードウェア保証 |
仕様、詳細はHP製品ページで確認できます。
特徴
OMEN Transcend 14は14型かつ1.63kgの軽量ゲーミングノートPCです。上記動画では製品担当者に直接製品コンセプトを聞いていますので興味のある方は是非ご覧ください。
最大でNVIDIA GeForce RTX4070を搭載可能です。
CPUはCore Ultraシリーズを搭載しています。
レビュー動画は下記
ゲーミングヘッドセットが標準で付属

OMEN Transcend 14は2万円相当のヘッドセットが付属します。
これは、ゲーミングPCを購入する人は周辺機器も同時に買うというHPの判断から実現したものです。
搭載されるヘッドセットは「Hyper X Cloud Ⅲワイヤレス」です。
サラウンドで使えるワイヤレスヘッドセットでストリーマーからも定評のあるゲーミングヘッドセットです。
厚さ17.99mm

OMEN Transcend 14は厚さが17.99mmで非常に薄型のボディをしています。
重量は1.63kgなので、持ち運びしやすいサイズと重量だと思います。
ラインアップとおすすめ

ゲームをプレイするだけであれば、RTX4050搭載モデルがいいと思います。
動画編集などのクリエイティブタスクも行うのであればメモリ32GBモデルを選択しましょう。
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価格や仕様は変更となる恐れがありますので、必ず公式ページでご確認ください。

OMEN Transcend 14
公式サイトでみるデザイン

PC本体はアルミニウム合金で作られています。
OMENロゴがあまり目立たないような配色でデザインはよいと思います。
サイズは幅約313mm×奥行き約233.5mm×高さ約17.99mmです。従来の14型のようなサイズ感です。持ち運びしやすいノートPCだと思います。

底面部も天板同様にアルミシャーシを採用しています。
大きめの吸気穴が開いているため、パフォーマンスも発揮しやすい構造です。


ACアダプターは140Wタイプのものが付属します。本体と合わせて2.1kgほどとなります。
140W出力に対応したUSB-C充電器であれば充電も可能です。
モニター

モニターサイズは14型です。搭載パネルはOLEDパネルで視野角は広めです。
反射が目立つグレアタイプです。
気になるようであれば、反射防止フィルム等は貼るのをお勧めします。
色域

モニターの色域はsRGBカバー率が100%、シネマカラーDCI-P3カバー率は99.1%でした
映像視聴・動画編集・RAW現像に最適なモニターだと思います。
キーボード・タッチパッド
デザイン性に優れたラティスレスキーボード採用

OMEN Transcend 14はラティスレスキーボードを採用しています。
キーの周囲からはRGBのライティングが楽しめるよう設計されています。
一般的なノートPCよりもスタイリッシュな仕上がりです。
キーボードはフルサイズスケールのJIS配列を採用しています。
キーボード本体の剛性が強いため、打鍵感は良好です。
タッチパッドは一般的なノートPCと同じようなタッチパッドを採用しています。
インターフェース

左側
- USB-C (Thunderbolt 4)
- オーディオジャック

右側
- USB-A(3.2 Gen 2)
- USB-A(3.2 Gen 2)

奥側
- USB-C(3.2 Gen 2)
- HDMI
性能
Cinebench R23
Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。

マルチコア性能は16675ptsシングルコアは1765ptsです。

Core Ultra搭載モデルとしては非常に高い性能です。
エコモードや社外製電源で動作させた際はパフォーマンスがそこまで伸びないようになっています。
3D Mark Time Spy
重量級のゲームタイトルを想定したベンチマークソフトです。


14型クラスのノートPCとしてはほとんどのスコアがトップクラスでした。
エコモードや社外製の電源を使った場合も同様です。
超重量級ゲームタイトルの快適性


サイバーパンク2077フルHDウルトラプリセットのフレームレートの比較です。
平均fpsはRTX4050よりも低く、出力差が出てしまっていると思います。
快適に遊ぶためには画質調整が必要かもしれません。
重量級ゲームタイトルの快適性


重量級ゲームタイトルシャドウオブザトゥームレイダーではフルHDの高画質で130fpsでした。
最大パフォーマンス+DLSSテクノロジーを使えばGPUのパワーはRTX2070SUPERよりも有利です。
エコモード時でも快適にプレイ可能です。どちらかといえば静かな状態で使えるエコモードが現実的なのでこれはよい結果だと思います。
動画編集のワークフロー比較
Blackmagic Ploxy Generator
動画編集ソフトDaVinci Resolveに同梱されているソフトウェア「Blackmagic Ploxy Generator」を利用し、12GB分の動画データのプロキシデータの生成速度を比較します。

プロキシ生成ではM3MacBook Airよりも20秒ほど遅かったですが、快適性はほとんど変わらないです。
YouTubeプリセットへのエンコード速度比較
12分のプロジェクトのエンコードスピードを比較します。

エンコードスピードを比較してみるとこちらもM3MacBook Airよりもやや遅い結果となりましたが、GPU性能の通りの性能は出ていると思います。
バッテリーの連続動作時間
HD画質の動画をループさせるテストの結果は下記の通りです。


同じ14型のノートPCと比較した場合、一番短い結果となりました。
やはりGPUを搭載しているとバッテリーの連続動作時間は短くなってしまうようです。
PCの温度とファンの動作音
ファイナルファンタジー15のベンチマークテストを30分間ループした結果です。
こちらはエコモードで動作しています。

このPCは65℃程度でCPUが動作するようにパフォーマンスが調整されています。
ユーザーにとってはフレンドリーです。PC本体が熱くなることはありませんし、ファンの動作音は静かです。

GPUの温度も同様で60℃程度で動作するようにコントロールされています。
そのため、シーンの切り替わりでフレームレートが低下しますが、基本的には平均80fps程度でプレイできていました。
フルHDのゲームのプレイであれば快適の水準を維持できると思います。
表面の温度

PCの表面温度はベンチマークテスト中で最大で45℃でした。一か所だけ温度が上昇するので注意しましょう。
ファンの回転音の大きさ

エコモード時のファンの回転音は動画の書き出し時に計測したものです。44.3dbでした。
一般的なゲーミングノートPCよりは静かですが、気になる音の大きさです。

パフォーマンス時は46db以上の音が鳴るので非常にうるさいと感じます。
静かな環境でゲームをプレイしたい人はエコモードを推奨します。
まとめ 持ち運びで使えるゲーミングノートPCがほしいならコレ
OMEN Transcend 14はクリエイティブタスクは上位モデルとそん色ない性能を発揮できます。
常日頃から携帯するゲーミングノートPCを欲しいと考えている人におすすめできます。
一方、消費電力をさげたことがパフォーマンスの低下に関係しています。
据え置きで探している人にとってはあまり魅力的な製品といえないのも事実です。
気を付けるべきポイントは下記
- 持ち運びに特化しているため、パフォーマンスがそれほど伸びない
といった点が気になるポイントです。
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