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Lenovo LOQ 15 AHP10レビュー RTX5060搭載でフルHDゲーミングが快適な高コスパゲーミングノートPC

Lenovo LOQ 15 AHP10をメーカーからお借りできたのレビューします。

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Lenovo LOQ 15 AHP10のスペック

Lenovo LOQ 15 AHP10
モニター15.6型(1920×1080ドット)16:9 144Hz
CPURyzen 7 250
GPURTX5060(115W)
メモリ16GB
SSD512GB(NVMe)
サイズ(幅×奥行×厚さ)幅約359mm×奥行き約258mm×高さ約23.9mm
無線通信規格WIFI6(802.11ac)、Bluetooth 5.3
バッテリー60Whr
充電タイプ170W ACアダプター
重量約1.77kg
保証1年間のLegion Ultimate Support

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特徴

普段遣いもOKな使いやすさ

Lenovo LOQ 15 AHP10は、テンキー付きのキーボードを備えた15.6型のゲーミングノートPCです。ゲーミング用途はもちろん、スタンダードノートPCのように日常的な作業にも使いやすい設計が魅力です。高い処理性能と拡張性を兼ね備えており、ゲームプレイからカジュアルな動画編集や画像加工といったクリエイティブ作業まで、幅広いシーンに対応可能です。

この画像からわかる通り、搭載されているGeForce RTX 5060 Laptop GPUはTGP(総グラフィックスパワー)が115Wに設定されています。
115WはモバイルGPUとしては中〜高出力に分類され、最高クラス(140Wなど)ではないものの、性能と発熱・消費電力のバランスが良く、最新のAAAゲームや重量級タイトルも快適に動作させられる水準です。

特にこの構成だと、

  • フルHD解像度であれば高設定〜最高設定でも60fps以上を狙える
  • WQHD解像度でも設定調整で快適にプレイ可能
  • レイトレーシングもDLSS 3と組み合わせれば実用的

といったゲーミング体験が可能になります。

Lenovo LOQ 15 AHP10

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デザイン

Lenovo LOQ 15 AHP10のデザインは、シンプルかつ無骨なゲーミングノートPCらしい印象を与えます。
筐体カラーは落ち着いたグレーで、背面にはメタリック調の「LOQ」ロゴが配置され、派手すぎないためビジネス用途にも違和感なく使える仕上がりです。

ヒンジ部が後方に張り出した設計により、背面に多くのポート類(USB、HDMI、LANポートなど)を集約しており、デスク周りの配線がすっきりします。底面は大きな吸気口が確保され、冷却性能を重視したハニカム状の通気パターンが特徴です。

全体的に、実用性と冷却性能を重視しつつ、日常使いにも馴染むデザインに仕上がっています。

モニター

モニターは15.6インチ・フルHD(1920×1080ドット)解像度で、リフレッシュレートは最大144Hzに対応しています。

色域はsRGBカバー率100%程度で、日常使いやゲームはもちろん、写真編集や動画編集といったカジュアルなクリエイティブ用途にも十分対応可能です。

最大輝度は約293nitで、屋内利用では明るさ不足を感じません。

高リフレッシュレートと広色域を両立しており、ゲームと作業の両方を快適に行えるバランスの良い液晶です。

キーボード

Lenovo LOQ 15 AHP10のキーボードは、テンキー付きの日本語JIS配列を採用しており、数字入力やExcel作業など事務用途にも適しています。
キーのストロークはやや深めで、しっかりとした押し心地があり、長時間のタイピングでも疲れにくい印象です。矢印キーは独立配置されており、ゲームや文章編集時にも操作しやすい構造になっています。
タッチパッドはクリック感のあるタイプで、サイズも十分確保されており、普段使いでのポインタ操作も快適です。

インターフェース

左側

  • USB3.2 Gen1
  • ヘッドホン/マイクコンボジャック
  • プライバシーシャッタースイッチ
  • USB3.2 Gen2 Type-C

奥側

  • USB3.2 Gen1 ×2
  • HDMI
  • イーサネット(RJ-45)
  • 電源コネクタ

性能

パフォーマンスの測定は全てパフォーマンスモードで計測しています。

Cinebench R23

Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。

マルチコアスコア:15,717 pts

シングルコアスコア:1,764 pts

搭載しているRyzen 7 250は8コア16スレッド構成で、マルチコア性能は動画編集や3Dレンダリングなどの並列処理を必要とする作業にも十分対応できるレベルです。
シングルコア性能も高めで、ゲームや日常的なアプリケーションの動作も快適にこなせます。

このスコアから、ゲーミングだけでなくクリエイティブ用途にも幅広く対応できる処理性能を持つことが分かります。

3DMarkTime Spy

重量級ゲームタイトルを想定したベンチマーク3DMark Time Spyの結果です。

3DMark Time Spyのベンチマーク結果は総合スコアが11,596、グラフィックスコアが12,136、CPUスコアが9,263という結果でした。
実際のゲームパフォーマンス予測では、Battlefield Vを1440p Ultra設定で115FPS以上とされており、eスポーツ系タイトルから重量級のAAAゲームまで幅広く対応可能です。

比較グラフでも、同クラスのRTX 4070 Laptop搭載機種と同等で、ミドルクラスGPUとしては優秀な性能です。これにより、ゲーミングだけでなく動画編集や3DCG制作などのクリエイティブ作業にも十分対応できます。

実際のゲーム性能

モンスターハンターワイルズ

モンスターハンターワイルズのベンチマーク結果では、解像度1920×1080(フルHD)、グラフィックプリセット「高」の設定でスコア 19,079、平均フレームレートは112.28 FPSを記録しました。

この数値は「快適にプレイできます」という評価が示す通り、激しい戦闘やフィールド移動時でも安定したパフォーマンスが期待できます。特に100FPSを超えるため、ゲーミングモニターの高リフレッシュレートを活かした滑らかな描画が可能です。

RTX 4060 Laptop GPUとRyzen 7 250の組み合わせにより、グラフィック品質を高めながらも十分なフレームレートを維持できる点が特徴で、アクション性の高いタイトルにも適した性能です。

ストレージの性能

Lenovo LOQ 15 AHP10に搭載されているSSDは、Micron製のPCIe 4.0 x4接続対応モデルです。容量は512GBで、NVMe 1.4規格に準拠しています。

CrystalDiskMarkの計測結果

  • シーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1):6,706.90MB/s
  • シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1):3,654.31MB/s
  • シーケンシャルリード(SEQ1M Q1T1):2,859.86MB/s
  • シーケンシャルライト(SEQ1M Q1T1):2,565.86MB/s
  • ランダムリード(RND4K Q32T1):424.92MB/s
  • ランダムライト(RND4K Q32T1):385.50MB/s

ゲーミングノートPCとして十分高速な性能を持っており、ゲームのロードや大容量データのコピーも快適です。特にシーケンシャルリード性能が高く、4K動画編集や大容量ファイルの読み込みに有利です。
ただし、容量が512GBとやや控えめなので、多くの大型ゲームや動画素材を保存する場合は、外付けストレージや大容量モデルへの換装も検討すると良いでしょう。

動画編集の書出し速度

Davinci Resolve Studio 20で13分動画の書出しを比較します。

Lenovo LOQ 15 AHP10の動画エンコード速度は、YouTubeプリセット・H.264コーデックでのテストにおいて150秒を記録しました。これはゲーミングノートPCとしては標準的な結果で、同クラスのRTX 4060/RTX 5060搭載機種とほぼ同等のパフォーマンスです。
4K編集や長尺動画のエンコードではより高性能な上位GPU搭載モデルに劣るものの、フルHD編集やYouTube向け動画制作であれば十分な速度を確保できます。

PCの温度とファンの動作音

CPU動作周波数:平均4.4GHz前後を維持し、高負荷時でも安定したクロックを維持しています。

CPU温度:平均70〜72℃程度で推移し、長時間プレイでも熱暴走や大きなクロックダウンは見られません。

GPU温度:平均75℃前後で安定しており、こちらもサーマルスロットリングの兆候はありません。

フレームレート:平均100〜120FPSで推移し、場面によっては150FPSを超えることもありました。動きの激しいシーンでもフレーム落ちは比較的少なく、快適なプレイが可能です。

全体として、冷却性能が高く、CPU・GPUともに高負荷環境で安定したパフォーマンスを発揮できる結果となっています。

表面の温度

高負荷時のキーボード表面温度をサーモグラフィで計測したところ、

  • 最も高温となったキーボード奥側中央付近で 46.6℃
  • WASDキー付近は比較的低く、40.8℃ 前後

長時間ゲームプレイでは中央付近の温度上昇が感じられる可能性がありますが、パームレスト周辺は低温を維持しており、操作自体への影響は軽微です。

ファンの回転音の大きさ

Lenovo LOQ 15 AHP10の高負荷時におけるファンの動作音は、計測値で約50.2dBAでした。
一般的な静かな室内(約40dBA前後)と比べると明らかに音量が上がり、ゲームプレイやレンダリングなど負荷の高い作業時にはファンの回転音がはっきりと聞こえます。

ただし、この音量はゲーミングノートPCとしては平均的で、特に耳障りな高音が強いわけではないため、ヘッドセットやスピーカーを使えばほとんど気にならないレベルです。
長時間の高負荷運用を想定している場合は、吸気口・排気口を塞がないよう設置環境に注意すると、冷却性能と静音性のバランスをより保ちやすくなります。

まとめ 予算15万円くらいならコレを買いましょう!

予算15万円前後でゲーミングも仕事も両立できるノートPCを探しているなら、Lenovo LOQ 15 AHP10は有力候補です。
CPUやGPUの性能をしっかり引き出せる冷却設計、テンキー付きで打ちやすいキーボード、そして豊富なインターフェースによる拡張性の高さが大きな魅力。最新ゲームを快適に楽しめるパワーを持ちながら、ビジネス用途にも対応できるバランスの良さが光ります。
ゲーミングノートと仕事用PCを1台にまとめたい方に、特におすすめのモデルです。

Lenovo LOQ 15 AHP10

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ウチヤマチカラ
ウチヤマチカラhttps://usshi-na-life.com
静岡県出身。2014年にブログ「うっしーならいふ」を開設。 元家電量販店スタッの経験を活かし、PCのわかりやすい製品紹介記事を多数執筆。 2017年に「ウチヤマチカラ/うっしーならいふ」チャンネルとしてYouTubeでの活動も開始し、2022年11月現在でチャンネル登録者数は2万人を越える。
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