HP ProBook 4 G1IR 16/CT Notebookをレンタルしたのでレビューします。
HP ProBook 4 G1IR 16のスペック
HP ProBook 4 G1IR 16のスペック | |
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モニター | 16型(1920×1200ドット)16:10非光沢 |
CPU | Core 5 220U |
GPU | Intel Graphics |
メモリ | 16GB オンボード (SODIMM) |
SSD | 512GB(NVMe) |
サイズ(幅×奥行×厚さ) | 幅約359.4mm×奥行き約251.0mm×高さ約17mm |
無線通信規格 | WIFI6E(802.11ax)、Bluetooth 5.3 |
バッテリー | 59Whr |
充電タイプ | 45W ACアダプター |
重量 | 約1.74kg |
保証 | 1 年間のハードウェア保証 |
仕様、詳細は製品ページで確認できます。
特徴
16型の作業領域と堅実な設計で、日常業務〜軽い制作までストレス少なくこなせる。
キーボードとポート配置が素直で、据え置き運用の主力にしやすい。
派手さよりも運用安定性と保守性に寄った1台。価格次第では“まずこれでOK”。
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価格や仕様は変更となる恐れがありますので、必ず公式ページでご確認ください。

HP ProBook 4 G1IR 16
公式サイトでみるデザイン


HP ProBook 4 G1IR 16は、アルミ素材の筐体を採用しており、見た目の高級感と堅牢性を兼ね備えています。
シルバーを基調としたシンプルなデザインは、派手さを抑えつつもビジネスシーンで自然に馴染む落ち着きある雰囲気。


- 天板中央にはHPロゴが配置され、主張しすぎない印象
- ベゼルは細めで、16型ディスプレイの大画面をすっきりと見せる
- 底面は大きな通気口を備え、安定した冷却と静音性を意識した設計
アルミ筐体による剛性の高さは、持ち運びや長時間の使用でも安心感があり、業務用PCにふさわしい実用本位のデザインに仕上がっています。


本体重量は実測で1776g。16型ノートとしては標準的な重さで、毎日の持ち運びには少し負担がありますが、社内移動や在宅⇔オフィス間の持ち帰りなら十分許容範囲です。
付属のACアダプターとケーブルを合わせると約286g。合計すると約2.06kgの持ち歩きとなります。
- 16型大画面による据え置き利用が基本
- 必要に応じて外出先でプレゼンやWeb会議をこなせる携帯性
- USB-C給電対応なので、軽量なGaN充電器に置き換えればさらに軽量化可能
モニター

HP ProBook 4 G1IR 16のディスプレイは16インチ/WUXGA(1920×1200)解像度。縦に広い16:10比率で、表計算やブラウジングなどビジネス用途に向いた実用的な仕様です。
■ 色域カバー率

実測の色域カバー率はsRGBで約60%程度。写真・映像編集など色再現性を求めるクリエイティブ作業には物足りない数値ですが、文書作成・表計算・Web会議といった日常業務には十分です。
- 縦解像度が1200px → ExcelやWordの表示領域が広く、スクロール回数を減らせる
- 非光沢パネル → 照明の映り込みを抑え、オフィス環境でも見やすい
- 輝度は標準的 → 明るい屋外利用には不向きだが、室内中心なら問題なし
キーボード・タッチパッド

HP ProBook 4 G1IR 16のキーボードはフルサイズ配列+テンキー付き。数字入力や表計算業務の多いビジネスユーザーにとって扱いやすい設計です。
- 主要キーのサイズが十分確保されており、誤打が少ない
- 矢印キーやHome/Endキーも独立配置で、資料編集やスクロール操作が快適
- ストロークは浅めながらクリック感がはっきりしており、タイピング時のリズムが取りやすい
- パームレストは広く、手首を自然に置いて長時間の入力に対応
また、写真右下に見える通り指紋認証センサーを搭載。電源ボタン一体型ではなく専用のセンサーを備えることで、セキュリティとログインの利便性を両立しています。
タッチパッドは面積が広めで、クリックも軽快。ジェスチャー操作もスムーズで、マウスなしの作業も十分可能です。
インターフェース

左側
- HDMI 2.1 ×1
- USB Type-A(5Gbps) ×1
- USB Type-C(20Gbps/Power Delivery 3.0/DisplayPort 1.4対応) ×2
- コンボステレオヘッドフォン/マイクジャック ×1

右側
- USB Type-A(5Gbps/Powered) ×1
- RJ-45有線LAN(ギガビット対応)
- ナノセキュリティロックスロット(約2.5×6mm)
性能
Cinebench R23
Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。

HP ProBook 4 G1IR 16に搭載されていたのは Intel Core 5 220U(10コア12スレッド)。最新世代の省電力向けCPUながら、マルチ・シングルともに十分なスコアを記録しました。
- Cinebench R23 マルチコア:7067 pts
- Cinebench R23 シングルコア:1734 pts
この数値は、ビジネス用途の中心となるOffice作業、Web会議、ブラウザ多タブ程度なら余裕。加えて、軽めの写真編集や動画エンコードも現実的にこなせる性能です。
- **シングル性能(1734 pts)**は、WebやExcelなどの軽快さに直結
- **マルチ性能(7067 pts)**は、複数アプリ並行処理やバッチ作業で効く
グラフィックスは内蔵GPUのため、3Dゲームや高度なクリエイティブには向きませんが、ビジネス用途にはバランスの取れた実力といえます。
バッテリー持続時間
HD画質の動画をループさせるテストの結果です。

HP ProBook 4 G1IR 16のバッテリー駆動時間を、動画再生テスト(Media Player/輝度42〜60%)で検証したところ、11時間10分という結果でした。
- 開始:99% → 終了:2%
- 輝度:42〜60%の範囲で変動
- 再生アプリ:Media Player
この結果から、オフィスワーク(文書編集やブラウジング中心)であれば実働8〜9時間程度を期待できます。
つまり、日中の会議・外出を挟んでも、充電器なしで1日仕事をこなせるスタミナを備えているといえます。
■ サムスン製 Gen4 SSD搭載。読み書きともに良好な実力


HP ProBook 4 G1IR 16には、Samsung製 NVMe SSD(MZVL8512HFLU/512GB)が搭載されていました。インターフェースはPCIe Gen4 x4に対応しており、実測でも高速な結果を確認できました。
CrystalDiskMark 8.0.4(1GiBテスト)
- シーケンシャルリード:6874 MB/s
- シーケンシャルライト:4860 MB/s
- ランダム4Kリード:481 MB/s
- ランダム4Kライト:458 MB/s
このスコアは、OS起動やアプリの立ち上げ、ファイルコピーを非常に快適にしてくれる水準です。
特にシーケンシャルリードは7GB/s近く出ており、大容量ファイルの読み込みも余裕。ライトも4.8GB/sと高速で、業務利用には十分すぎる性能です。
CrystalDiskInfoの結果では、温度は40℃前後と安定しており、ヘルス状態も「正常 100%」。長期運用でも安心して使えるストレージです。
PCの温度とファンの動作音
Cinebench R23の10minuteテストでCPU使用率を100%にし、PCの温度を確認します。

Cinebench R23を10分間連続実行した際のログを確認すると、ProBook 4 G1IR 16は「性能より安定性を重視した挙動」を見せました。
- クロック推移(青線)
開始直後はブーストで約3.8〜4.0GHzまで上がりますが、その後は一気に2.0GHz前後に落ち着きます。
長時間負荷では1.5〜2.0GHz帯で安定しており、省電力ノートらしい制御です。 - 温度推移(オレンジ線)
序盤は一瞬80℃近くまで上昇するものの、その後は約63〜65℃前後で安定。
発熱をしっかり抑えており、サーマルスロットリングによる急激なクロック低下は見られません。
表面の温度

Cinebench連続負荷時におけるキーボード面の温度をサーモグラフィで確認しました。
- キーボード中央(G/H周辺):約31.5℃
- ヒンジ部付近(最も高温):約37.0℃
一般的なビジネスノートの高負荷時としては非常に低めの温度で、手の触れるキーやパームレストは快適に保たれています。
特にホームポジション周辺は30℃前半と、体温より低い水準。長時間の入力作業でも熱による不快感はほとんどありません。
ファンの回転音の大きさ

Cinebench連続負荷時にファンノイズを計測したところ、約40.2dBAという結果でした。
これはオフィスの静かな会議室や図書館の静けさに近いレベルで、高負荷時でも作業を妨げない静音性を実現しています。
- アイドル時/軽作業:ファン音はほぼ無音に近く、耳を澄ませばかすかに聞こえる程度
- 高負荷時(Cinebench連続実行):40dBA前後で安定。音質は低めの帯域で耳障りになりにくい
- Web会議や資料作成時:静かな環境でも気にならず、周囲への配慮も十分
まとめ:ビジネス向けに最適なスタンダードノートPC
HP ProBook 4 G1IR 16は、派手さやゲーミング的なスペックを求めるモデルではなく、**ビジネス用途に最適化された“堅実な16型スタンダードノート”**です。
- アルミ筐体のシンプルで上質なデザイン → オフィスや会議室でも馴染む
- WUXGAディスプレイ(sRGB 60%) → 表計算や文書作成に最適
- テンキー付きキーボードと豊富なポート → 数字入力や会議接続に強い
- Core 5 220U搭載で十分な処理性能 → マルチタスクや軽い編集作業も安定
- PCIe Gen4 SSD搭載で高速な操作感
- 実測11時間超のバッテリー駆動 → 出張・外出でも安心
- 高負荷時でも約40dBA・表面温度37℃前後 → 静かで快適な使用環境
一方で、色域の狭さや**持ち運びにはやや重め(約1.77kg+AC含め2kg超)**といった制約もあります。とはいえ、据え置き中心で利用するなら全く問題にならないでしょう。
結論としてProBook 4 G1IR 16は、
**「安心して毎日仕事に使える、標準的なビジネスノート」**を探しているユーザーに最適な1台です。
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