マンスリーアーカイブ 1月, 2020

デル XPS13(7390)レビュー 最高品質の13.3型ノートPC

デルが販売するXPSシリーズは、高品質なディスプレイや最新の拡張ポートを装備した、戦闘用マシンです。 ラインアップに4Kディスプレイを搭載したモデルが存在するなど、モバイルノートPCの代表格であるXPS13(7390)をメーカーよりお借りしたので、実機の検証結果と僕の感想をお伝えいたします。 XPS 13(7390)特徴 XPSシリーズはInspironシリーズと比較し、所有欲を満たすデザイン設計でして、そのうえでハイパフォーマンスを実現するデル屈指のモバイルノートPCです。 第10世代インテルCPUでモバイル用の最高クラスのパフォーマンス XPS13(7390)はインテルの第10世代Core iファミリーから選択可能でして、Core i3 10110UからCore i7 10710Uまで幅広い選択肢があります。 Officeソフト重視ならCore i5で動画編集も行うならCore i7で XPS 13の魅力を最大限に活かしたいならハイエンドモデルがおすすめです。 インテルCPUは第10世代のCore i7 10710Uのみ6コア12スレッドを有する超ハイパフォーマンスプロセッサに仕上がっておりまして、XPS13(7390)はプラチナプラスモデルを選択すると、上記CPUおよび、16GBメモリ、1TBSSDを搭載した1台ですべてをこなせる万能ノートPCだからです。 とはいえ、低価格のCore i3搭載モデルから選択できる利点もあるため、事務作業や、簡単な写真編集がメインなら、Core i3、Core i5でも十分に対応可能でしょう。 高級感のある見事なデザイン 質感の高いアルミ削り出しボディを採用していまして、DELLのロゴがちょこんと乗っています。 個人的にはフロストホワイトを選んでほしい カラーは、写真の「フロストホワイト」のほか、「ローズゴールド」「プラチナシルバー」の3色構成でラインアップが展開されています。 どのモデルも高級感がありますが、個人的にはフロストホワイトがとても美しいと思っていて、万人にお勧めできます。 画面占有率80%オーバーのハイクオリティディスプレイ 13.3型のディスプレイで、画面占有率が80%以上ありまして、パっと見た感じ「ほぼ画面」なので作業に集中できますし、"無駄のなさ"が心地よい。 もちろん液晶モニターの表現可能なカラースペースもクリエイター仕様ですので、モバイルノートPCでクリエイティブな作業をされたい方に最適です。 Microsoftofficeセットでお買い得 これから社会人になる方や、学生の方にとって非常にお買い得なセットモデルを販売していることもありまして、こうしたMicrosoftofficeセットモデルは即納可能が魅力です。 デル製のノートPCは『即納モデル』であれば、注文後次の次の日に届くのが最大の魅力だと思いますし、これこそが他社にない圧倒的な強みだと思います。 XPS13 (7390) デル販売ページでみる 検証機スペック 検証機 XPS 13(7390) モニター 13.3型4K(3840×2160ドット)グレア CPU インテル Core i7 10510U GPU インテル UHD メモリ 16GB ストレージ 512GB 映像出力端子 USB-C×3Thunderbolt 3(USB-PD対応)×2 USB-C3.1×1 インターフェース microSDカードスロット 無線通信機能 Killer AX1650...

mouse F5-Celeron レビュー、売れ筋の15.6型スタンダードノートPC

マウスコンピューターのmouse F5シリーズは、人気だったm-Book Fシリーズの後継機的な位置づけです。 https://youtu.be/sg7hRlkt6qI m-Book Fシリーズは製品担当者も太鼓判を押すノートPCで、一般ユーザーからも人気でとてもおすすめできるノートPCです。 そんなm-Book Fがmouse Fになり、キーボードやインターフェース部がより強化されました。 今回、マウスコンピューターより実機をお借りし検証した結果と感想をお伝えいたします。 mouse F5の特徴 光学ドライブを搭載したスタンダードノートPC コストがかかるばかりで徐々になくなりつつある、光学ドライブ(DVDドライブ)を標準で搭載しています。 追加料金を支払えばBlu-rayディスクドライブにアップグレード可能なので、映像作品をノートPCで楽しみたい方はカスタマイズしてもいいかもしれません。 なお、このドライブ、実は【非搭載】も選択可能で非搭載を選択した場合、税抜き価格で2,000円ほど安くできます。 事務作業に最適なキーボードに強化。 マウスコンピューターの2018年の冬モデルなどで採用されていたキーストロークがしっかりと感じられるキーボードをmouse F5でも採用しました。 キーの配列『0』の位置や大きさなど、若干違和感を覚える点はあるものの、打鍵感は従来の安っぽ幹事はなくなり、事務作業に最適なキーボードに強化されました。 マウスコンピューターの「キーボードが打ちづらい」「ファンがうるさい」「液晶がしょぼい」などの疑問に全機種レビューしてる僕がお答えします。 税抜き5万円台から購入可能な低価格 一番廉価なCeleron N4205U搭載モデルは59,800円(税抜き)からと購入しやすい金額から。 とはいえ、Celeron 4205UはメジャーなCore iシリーズと比較するとかなり控えめ性能で、マウスコンピューター公式ページに記載されているように、『ネット閲覧、メール、SNSの利用』を主で使う人におすすめできる性能。 画像の編集や動画の編集などクリエイティブな用途には対応できないでしょう。 LTEモジュール/Wi-Fi6モジュール追加可能 mouse-F5はベースモデルが安価ですが、カスタマイズを施すことにより、LTE通信やWiFi6に対応となります。 別途費用は必要となりますが、安価で高性能を実現するスタンダードノートPCです。 ラインアップとおすすめ構成 mouse F5はCore i7搭載モデルまで選択可能なので、家で使う据え置き型ノートPCをお求めの方はそちらを見てもよいでしょう。下記がラインアップ一覧です mouse F5 mouse F5-celeron mouse F5-i3 mouse F5-i5◎ mouse F5-i7 モニター 15.6型フルHDノングレア CPU Celeron 4205U Core i3 8145U Core i5 8265U Core...

OMEN 17 レビュー(OMEN by HP 17-cb0000 シリーズ)高品質ゲーミングノートPC

日本HPが販売するOMEN by HP 17はゲーミングノートPC市場で高い人気を誇ります。 高い冷却性能とパフォーマンスが共存する優れたノートPCで、日本HPが販売しているため、価格が安い点が魅力。 メーカーからOMEN 17の2019年モデルをお借りしたので検証結果と感想をお伝えいたします。 OMEN 17の特徴 ハイエンドGPUから選択可能 OMEN 17最大の特徴はベースモデルからRTX2070を搭載している点です。 コレの何が特徴的なのか、といえば、一般的にゲーミングノートPCはミドルクラスのGPUを搭載することを想定して作られており、冷却性能が低いゲーミングノートが多いのです。 しかし、OMEN 17はベースからハイエンドGPU搭載のため、設計段階で冷却性能を極限まで高めているのです。これにより、パフォーマンスを100%発揮できます。 「配信するひとならRTX2080を、ゲームを一人で楽しむならRTX2070を」といった感じでチョイスするのがベストオブベストです。 ゲーミング仕様の液晶モニターを144hz・240hzから選択可能 OMEN 17は搭載している液晶モニターを144hzと240hzから選択可能です。いずれにしてもG-SYNCに対応しているためゲーミングモニターとして非常に優秀です。 https://youtu.be/WWUoDLHmvb8?t=495 シューター系の競技性の高いゲームに関しては、リフレッシュレートが勝敗を決めるといっても過言ではありません。その理由を上記動画にて解説しておりますので、ゲーミングモニターの強みを知りたい方は是非参考にしてください。 ラインアップとおすすめ構成 OMEN by HP 17-cb0000 パフォーマンス※ エクストリーム※ モニター 17.3型フルHD(1920×1080ドット) 17.3型フルHD(1920×1080ドット) CPU Core i7 9750H Core i9 9880H GPU RTX2070 RTX2080 16GB 32GB ストレージ 512GB(SSD) 1TB(SSD) 1TB(HDD) - ※144hz、240hzモデルがあります エクストリームモデルは、Core i9 9880Hを搭載しているため、ゲームのみならず4K動画の編集なども行える程度の性能があります。その分価格が高いのですが、お買い得キャンペーンやうっしーならいふ限定キャンペーンで安く購入できる可能性があります。 品質が高いのに価格が安いから超売れている 使っているパーツ、マシンスペックは最上級なのですが、大幅値引きでリーズナブルです。 最上位のゲーミングノートPCを購入したい人におすすめなのですが、注文が殺到しすぎて、納期がかかる場合もありまして、しばしば待つ時間が発生する可能性があります。 ちなみに、うっしーならいふ限定でHPからクーポンを発行していただいておりまして、上記クーポンを利用するとさらに値引きされます。 ゲーミングPCの購入を検討されている方はぜひ使ってください。 でも、納期はどうにもなりませんw 安心のサポート技術的サポート「Cafe de OMEN」 Cafe de OMENとは、OMENシリーズ購入者限定の技術的なサポートや修理受付の窓口です。ゲームプレイ時に起きる、トラブルや疑問を解決するための専用窓口のため、ハードウェアに詳しくない方でも安心です。 Cafe de...

Dell G7 17プラチナ(GTX1660Ti搭載)レビュー 落ち着いたデザインの17.3型ゲーミングノートPC

DELL G7シリーズは、ミドルクラスのGTX1660TiからRTX2060までの構成から選べるゲーミングノートPCです。 特徴としては、他社よりも安く購入できる点で、デルの強みが活かされたノートPCです。 メーカーから検証機を借りて検証した結果と僕の感想を記載します。 Dell G7 17の特徴 最小構成は14万円台から デルの強みは低価格でコストパフォーマンスが高いことですが、Gシリーズは特にその印象が強いです。 G7シリーズで言えば、GTX1660Tiを搭載しつつ、スタートが14万円台からと他の追随を許さない圧倒的な低価格を実現しています。(一般的なゲーミングノートPCよりも2万円以上は安い) セール時は上記よりさらに15%以上割引されることもあり、とにかく低価格でゲーミングノートPCを購入したいという人にはデルをおすすめしたい。 クリエイティブな用途にも使えるおちついたデザイン GシリーズはG7に限らず、ゴテゴテとしたゲーミングPCのイメージを払しょくするべく、フラットなデザインとメタル仕上げを採用しています。 パフォーマンスとデザインを追求したモデルなので、動画編集や写真編集などクリエイティブな用途にも対応可能な万能型の据え置きPCとなっています。 ラインアップとおすすめ構成 New Dell G7 17 プレミアムGTX1660Ti プラチナGTX1660Ti プラチナRTX2060 モニター 17.3型フルHD(1920×1080ドット) 17.3型フルHD(1920×1080ドット) 17.3型フルHD(1920×1080ドット) CPU Core i5 9300H Core i7 9750H GPU GTX1660Ti RTX2060 8GB 16GB 16GB ストレージ 512GB(SSD) 256GB(SSD) 256GB(SSD) - 1TB(HDD) 1TB(HDD) 最小構成のモデルでは、メモリが8GBでSSDが512GBとやや中途半端な構成です。カスタマイズも可能ですが、価格を考えると、最初からプラチナモデル選択したほうが賢いと思います。 もちろん、自分で増設できるという方はベースモデルとして、プレミアムGTX1660Tiのモデルを購入してもいいと思います。(G7シリーズはHDDの増設などデルの公式通販ではカスタマイズして購入はできません。) Dell G7 17 デル販売ページでみる 検証機のスペック 検証機 Dell G7 17 プラチナ(GTX1660Ti) モニター 17.3型FHD(1920×1080ドット)ノングレア CPU Intel Core i7 9750H GPU Nvidia GeForce GTX1660Ti メモリ 16GB(8GB×2) ストレージ 256GB(NVMe)+1TB(HDD) 映像出力端子 Thunderbolt 3×1/HDMI×1/MiniDisplayPort インターフェース 2-in-1 SD/MicroMediaカード スロット/USB...

msi Prestige 15(A10SC)レビュー、高性能でわずか1.6kgの超軽量なクリエイターノートPC

msiといえば、2018年に日本国内で最もゲーミングノートPCを販売する台湾のPCメーカーとして有名ですが、昨年キヤノンと提携強化を行い、クリエイター向けのノートPCにも注力しています。 msiの得意分野は薄くて、軽くて、高性能でオシャレ、を追求したモデル。 価格帯は国内大手のBTOメーカーよりも高めですが、不動の人気を誇ります。 今回、専用GPUを搭載した15.6型のノートPCで重量が1.6kgというモバイル用途に最適化されたプロ用のクリエイター向けPC「Prestige 15 A10SC」をメーカーからお借りしたので、検証結果と僕の感想を記載します。 Prestige 15 A10SCの特徴 普段メーカーに提示されたものを検証することが多くなってきたのですが、Prestige 15に関しては完全に僕のリクエスト。 Prestige 15は個人的にMSIでも一押しの製品でして、その理由は高性能化と軽量化が進んだ最新のクリエイターモバイルノートPCとして製品価値が高いと感じているからです。 動画で見る https://youtu.be/ga3f8AbdxGk YouTubeで概要を解説しています。実写です。 第十世代CPUでさらに早く Prestige 15 A10SCはインテルモバイルプロセッサ『Core i7 10710U』を搭載しています。 第十世代のモバイル用Core i7は6コア12スレッドとなり、動画編集や、RAW現像などの書出し時のパフォーマンス向上がみられ、ピーク時の性能は据え置きタイプのノートPCに搭載されるHシリーズに迫る勢いです。 普段使いでは消費電力をセーブしつつ、作業中にパフォーマンスを発揮してくれるため、モバイルでコンテンツクリエイトするのに最適なCPUだと思います。 ケーブルを限りなく少なく、USB PD対応のThunderbolt 3を2ポート採用 Prestige 15の最大の推しポイントはUSB-Cポートから高出力で給電を行えるUSB-PDに対応するThunderbolt 3ポートが2つ搭載されているところでしょう。 PC本体をモバイルバッテリーで充電することはもちろん可能で、上記画像のように、USB-PD対応のモニターと接続すれば、ケーブル2本でトリプルモニター環境が構築できてしまうのです。 専用グラフィックス搭載で1.6kg Prestige 15は専用グラフィックスのGTX1650 Max-Qを搭載していますが、ボディ本体を薄くすることで軽量化に成功しています。 実測値では、1.73kgほどでしたが、フルHDモデル(A10SC-026JP)と4Kモデル(A10SC-025JP)の差なのかもしれません。 ACと合わせて計2.16kgほどです。携帯性に優れたUSB-PD対応のアクセサリが増えているので別途そちらを用意してもよいでしょう。 いずれにしても、15.6型モデルでこの程度の重量に抑えているのは驚きで、メインPCとしても十分に耐えうるスペック、そして軽量性をとことん追求したクリエイター向けノートPCだと思います。 ラインアップとおすすめ A10SC-025JP A10SC-026JP A10SC-066JP モニター 15.6型4K(3840×2160) 15.6型フルHD(1920×1080) 15.6型4K(3840×2160) CPU Core i7 10710U GPU GeForce GTX1650 Max-Q メモリ 32GB 16GB 32GB ストレージ 512GB 1TB モニター解像度はフルHDと4Kでわかれていますが、出力ポートは変更がないため、個人的には、A10SC-026JPをベースとしてメモリを増設するようなカスタマイズがおすすめです。 MSI公認ショップであれば、下記のとおりメモリの増設、サブストレージの追加、OSのグレードアップが可能です。 国内のMSI公認ネットショップですと、PCパーツショップのarkアークがおすすめです。 Prestige 15 A10SC arkでみる 検証機のスペック 検証機 Prestige-15-A10SC-025JP モニター 15.6型4K(3840×2160ドット)ノングレア CPU Intel...

ROGアンバサダーがASUSでおすすめの ゲーミング周辺機器を紹介する

ASUSのゲーミングブランド、ROG(アール・オー・ジー)ブランドとゲームの楽しさを世に広める、ROGアンバサダーの活動が2019年1月から開始されました。 僕は、ブロガー、YouTuberとしての活動の幅を広げるために、参加を決めたROGアンバサダー(もちろんROGは好き)でした。皆勤賞だったので真面目に?取り組めたのではないかと思います。 昨年レビューしたASUS製品の数はおそらく20以上あり、このブログだけでなくYouTubeにも製品を宣伝すべく投稿していた結果表彰していただけました。 ちなみに、ROGアンバサダー活動とは別でASUSの台湾本社にお邪魔させていただいたり、2019年はグローバルな活動ができた1年でした。 ASUSのノートPCの品質が保たれている理由 ASUS本社見学ツアーに参加して思ったこと 自身もROG製品をたくさん購入し、(昨年は20万円以上使いました。)実際に使ってみてよかった製品ばかりでした。もちろん検証用で借りたノートPC群も素直に人におすすめできる製品ばかりでした。 ゲーミングモニター VG27AQ いきなりROG製品ではないのですが、TUF Gamingシリーズのゲーミングモニターは完成度が高く、正確な色味と、高速の応答速度を有しています。 また、ゲーミングモニターとしては珍しいIPSパネルを採用しつつも応答速度1msを実現しています。 ハイエンドゲーミングモニターとの違いは、オーディオの入力端子が少ない点ですが、別途PCからヘッドセットなどに接続するPCゲーマーには不要ですので、モニター本体の性能を落とさずにコストカットしている点が僕は好き。 個人的にはTUF Gaming VG27AQは万人におすすめできるゲーミングモニターだと思います。 VG27AQ 画面サイズ:27インチ パネルタイプ IPS 解像度:WQHD(2560×1440ドット) 応答速度:1ms 画面リフレッシュレート:165hz レビューをみる   VG245HE またまた、ROG製品ではないのですが、家庭用ゲーム機のモニターとして考えている方は、VG245HEもおすすめです。 HDMI入力が2ポートあり、PC用とゲーム機を兼用で使うのに適しています。また、価格が手ごろで75hzのリフレッシュレートに対応しているため、一般的なモニターと比較してスムースなゲーム描写を体感できます。 とにかく予算が少ない方におすすめです。 VG245HE 画面サイズ:24インチ パネルタイプ TNパネル 解像度:FHD(1920×1080ドット) 応答速度:1ms 画面リフレッシュレート:75hz   ASUSでおすすめのゲーミングモニターまとめ、PC用ゲーム機別で(PS4 Nintendo Switch)で紹介。 ゲーミングマウス P702 ROG Gladius II...

SOUNDPEATS Truengine SEレビュー使った感想と、Amazonの評価が高い理由について解説

完全独立型のワイヤレスイヤフォンは使う前まではそうでもないのだけれど、一度使い始めてしまったが最後手放せないアイテムとなってしまうのです。 僕のワイヤレスイヤフォンのデビューは中国メーカーから提供されたmifo O5で、例によってYouTube経由でレビュー依頼が飛んできたので、快諾しました。 この記事では、Amazonの評価が高い理由について考察しつつ僕の感想を記載する。 SOUNDPEATS Truengine SEの特徴 デュアルドライバーでドンシャリサウンドを再現可能 1万円以下のフルワイヤレスイヤフォンは、搭載可能なパーツの限界値が高価なイヤフォンと比較してどうしても低くなる。そのため、如何に工夫しても似たような味付けのサウンドになってしまうのですが、SOUNDPEATS Truengine SEはドライバーユニットを2機搭載することで、他の機器と差別化しています。 2機搭載されているドライバーユニットは、ともにダイナミック型で低価格帯のイヤフォンに搭載されることが多いのです。 SOUNDPEATS Truengine SEは低音域と高音域が強調されたサウンドで、楽器の音、シンセサイザーによる電子音などが非常に聞き取りやすいです。 Snapdragon 855搭載スマホはTWS Plus(True Wireless Stereo)に対応 これまでのフルワイヤレスイヤフォンの弱点は、「ケーブルレスだけど音切れする」でしたが、TWS Plusテクノロジーに対応したワイヤレスイヤフォンは大幅に改善されました。 SOUNDPEATS Truengine SEはスマートフォンのCPUなどを製造するクアルコム社が開発したワイヤレス専用チップセットQCC3020を搭載し、安定性を向上させています。 ただし、この機能はSnapdragon 855搭載のスマートフォンのみTWS Plusが適用され、それ以外のモデルはTWSで接続される。 最新の技術に対応するのはいいんだけれど、ハイエンドスマホを購入する層がこの製品を買うかは疑問である。まこと疑問である。 価格は6,000円弱!中華製のフルワイヤレスイヤフォンとしては若干高め Amazonでは、非常に多くの中華製フルワイヤレスイヤフォンが販売されています。 Amazonで「ワイヤレスイヤフォン」と検索すれば、いやというほどワイヤレスイヤフォンがでてくるわけですが、SOUNDPEATS Truengine SEはベース価格が6,000円弱なので、市場価格よりもやや高いことがわかります。 オーディオコーデックや最新のチップセットを搭載しているのが理由と思われますが、果たしてこの価格に見合うワイヤレスイヤフォンなのだろうか。 スペック ドライバー ダイナミック型 デュアルドライバー 無線機能 Bluetooth 5.0 対応コーデック apt X AAC SBC 内蔵チップセット QCC3020 連続駆動時間 約6時間 防水性能 IPX4相当 重量 約54g(ケース含む)/片耳約5g SOUNDPEATS...

ASUS ROG STRIX FUSION 700レビュー7.1chバーチャルサラウンド対応の本格ゲーミングヘッドセット

PCレビュー用に本格的なゲーミングヘッドセットを探していたのですが、やはりASUSから選ぶべきかなと感じたので、数あるゲーミングヘッドセットの中から 「ROG STRIX FUSION 700」を購入しました。 定位感に優れたバーチャルサラウンド技術や再現度の高いDACやアンプを標準で搭載。PCゲーム用途だけでなく、PS4やSwitchなど家庭用ゲーム機でのプレイにも対応し、ハイレゾ音源の再生にも使える点が非常に魅力。 そんなわけで購入に至ったので、僕の検証結果と感想をお伝えいたします。 選んだ理由、特徴について https://youtu.be/7cSKRS_MYbM サムネイルがどや顔ですが、まじめに紹介しているので、是非動画も参考にして下さい。 ハイレゾ対応で高音質 ROG STRIX FUSION 700は『High-Resolution Audio』、いわゆるハイレゾの再生に対応しています。24ビット/96kHzの再生に対応しているので、このゲーミングヘッドセット1つでヘッドフォンの代替になってしまうという優れもの。 Bluetooth接続でPS4や任天堂Switchにも対応しているため、万能型のゲーミングヘッドセット なお、ハイレゾ再生に対応するのはUSB接続時のみなのでPCで接続したときに本領発揮する仕様なのです。だからPCゲーマーに特におすすめ。 ボンジョビアコースティックスと共同開発した7.1chバーチャルサラウンドシステムを採用 FPSなどのシューター系ゲームでは、定位感が優れたヘッドセットが良いとされていますが、ROG STRIX FUSION 700は最高クラスのゲーミングヘッドセットといえるでしょう。 米国の世界的ロックバンドジョンボンジョビの親戚が運営する「Bongiovi Acoustics」が特許を取得したDigital Power Stationテクノロジーを採用した7.1chバーチャルサウンドでプレイヤーの索敵性能があがるのです。 50mm口径ドライバーで低音表現が豊か 「ヘッドフォンはドライバー口径がデカいから音質が良い」というわけではありませんが、振動盤が大きくなれば、低音表現が豊かになり、足音や銃声の方向がよりクリアに聞こえます。 反面高音域の伸びが抑えられるということです。 ASUSらしく、「ゲームのプレイに最適化されたヘッドセット」というわけですね。 優れたデザイン デルタ(△)をかたどったハウジングから、サイバーパンクを表現したスライダーまで、ASUS ROGの世界観を踏襲したデザインで、ASUSが好きなら是非手に入れたい1台。 大型ながら各パーツにエッジの効いた加工が施されており、シャープな印象です。 実際のところ、決め手の半分はデザインでした。 スペック 型番 ROGA Strix Fusion 700 ドライバーユニット 50mm 対応コーデック SBC Aptx 接続可能機器 PC/Mac/Android/iPhone/PS4/Xbox4 連続駆動時間 最高17時間 指向性 単一指向性 周波数特性 20-20000Hz(ヘッドフォン)50~10000hz(マイク) 質量 360g バッテリータイプ リチウムイオン 同梱物・アクセサリーについて ぴっかぴかの箱から飛び出す、ヘッドセットと、付属物内容物は下記のとおり ROG STRIX FUSION 700本体 ...

mouse X5-Bレビュー Ryzen搭載で安い!静か、持運びにもおすすめできる15.6型ノートPC

マウスコンピューターがmouseブランドでリリースしたmouse X5-BはRyzen 5 3500Uを搭載した15.6型のノートPCです。 重量が1.3kgほどで携帯性の高いスタンダードノートPCをメーカーからお借りしたので検証結果と感想をお伝えいたします。 mouse X5-Bの特徴 動画で見る https://youtu.be/K8syjCU6ba8 YouTubeでこのPCを解説していますので是非参考にしてください。 15.6型なのに1.3kgの軽量ボディ mouse X5-B最大の特徴は15.6型モデルとしては軽いこと。重量は1.386kgでした。 一般的な15.6型は1.5kg以上で持ち運びには向きませんが、mouse X5-Bはマグネシウム合金を採用しているため、軽くできるのです。 Ryzen 5 3500U搭載だから安い インテルではなくAMD(エー・エム・ディー)社のCPU 「Ryzen」を搭載することで価格を下げています。 Office作業、簡単な写真編集なら快適 PCMARK 10はパソコンの処理能力を評価するベンチマークソフトウェアです。 スプレッドシートスコア、つまり、エクセルなどの表計算ソフトは5000ポイント越え、快適の基準は概ね3000点程度だと考えているので、mouse X5-Bなら、Officeソフトの利用は快適といえそうです。 また、ウェブの閲覧や、ビデオ通話も苦も無くこなせる性能です。 価格は10万円以下 AMD社のCPUはインテル製に比べて、若干性能が低く、主に動画編集などコンテンツクリエイト専門で購入するのであれば、パフォーマンスの低さが目立ちますが、Officeの利用や写真編集であれば、この性能でも問題はないと思います。 メモリは最大16GBまで増設可能で、SSDは1TBまで増設可能です。Samsung製は高速ですが、一般的な利用であれば、増設するにしても「1TB NVM Express SSD」で問題ないと思います。 セールでお得に購入可能 マウスコンピューターは公式サイトにて、PCのセールに力を入れています セール対象製品になったものをベースとしてカスタマイズして購入してもよいですし、そのまま購入しても、問題のない構成で販売されるため、初心者の方で選び方がわからない方はセール対象製品の中から選んでみるのもよいかもしれません。 マウスコンピューターの最新セール情報【限定特価】 関連記事 予算が少なくても高性能で使えるRyzen搭載おすすめノートPCまとめ m-Book X5 Bの性能 スペック 機種 mouse X5-B モニター 15.6インチフルHD(1920×1080ドット) CPU Ryzen 5 3500U メモリ 8GB SSD 256GB 通信機能 インテル® Wireless-AC...

【2019年振り返り】何故CPUにAMD Ryzen が選ばれるのか?僕が見たPC業界を語る

これまで、「PCで何かをする」ということは、専門的な分野の職業に就いている人が行うのが一般的でしたが、e-SporsやYouTubeを皮切りに、配信者、プレイヤーが高性能なPCをメーカー側からスポンサードされているのを何度も目撃した1年でした。 そんな中、大手価格サイト「価格.com」にてPCパーツ部門を総なめにしたのがAMD社が販売するCPU「Ryzen」シリーズ。 僕は2018年に発売されたZen+(Ryzenの2000番台)から自作PCに組み込んでいますが、今のところ特に不満もなく、ゲームや動画編集を楽しんでいます。 【レビュー】RYZEN7 2700Xで自作|Core i7 8700K以上の鬼パフォーマンスを紹介 本記事では、僕が2019年に目撃してきた、PC業界の動向や検証結果を振り返りつつ、今 Ryeznが選ばれる理由を解説していこうと思います。 AMD Ryzenが選ばれる理由『価格が安い』 https://youtu.be/1v44wWAOHn8?t=1267 Ryzen 7 1700 1700X 1800Xがリリースされた2017年のAMD CEO Lisa・Suのプレゼンテーションでは、他社より優れたCPUを低価格でユーザーに提供します。というのがとても印象的でした。 ノートPCに搭載されるRyzenモバイルプロセッサも低価格で非常に人気でした。 予算が少なくても高性能で使えるRyzen搭載おすすめノートPCまとめ 高性能でも低価格を維持し続けた 事実、Ryzen CPU3000番台になり、Intelに先駆けて7nmプロセスを採用した高性能CPUとなっても、メーカー希望小売価格は据え置き、あるいは、やや安くなっています。 Zenアーキテクチャメーカー希望小売価格 Ryzen 7 1700 329ドル Ryzen 7 1700X 399ドル Ryzen 7 1800X 499ドル Zen2アーキテクチャメーカー希望小売価格 Ryzen 7 3700X 329ドル Ryzen 7...

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