mouse F5-Celeron レビュー、売れ筋の15.6型スタンダードノートPC

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マウスコンピューターのmouse F5シリーズは、人気だったm-Book Fシリーズの後継機的な位置づけです。

m-Book Fシリーズは製品担当者も太鼓判を押すノートPCで、一般ユーザーからも人気でとてもおすすめできるノートPCです。

そんなm-Book Fがmouse Fになり、キーボードやインターフェース部がより強化されました。

今回、マウスコンピューターより実機をお借りし検証した結果と感想をお伝えいたします。

mouse F5の特徴

光学ドライブを搭載したスタンダードノートPC

コストがかかるばかりで徐々になくなりつつある、光学ドライブ(DVDドライブ)を標準で搭載しています。

追加料金を支払えばBlu-rayディスクドライブにアップグレード可能なので、映像作品をノートPCで楽しみたい方はカスタマイズしてもいいかもしれません。

なお、このドライブ、実は【非搭載】も選択可能で非搭載を選択した場合、税抜き価格で2,000円ほど安くできます。

事務作業に最適なキーボードに強化。

マウスコンピューターの2018年の冬モデルなどで採用されていたキーストロークがしっかりと感じられるキーボードをmouse F5でも採用しました。

キーの配列『0』の位置や大きさなど、若干違和感を覚える点はあるものの、打鍵感は従来の安っぽ幹事はなくなり、事務作業に最適なキーボードに強化されました。

税抜き5万円台から購入可能な低価格

一番廉価なCeleron N4205U搭載モデルは59,800円(税抜き)からと購入しやすい金額から。

とはいえ、Celeron 4205UはメジャーなCore iシリーズと比較するとかなり控えめ性能で、マウスコンピューター公式ページに記載されているように、『ネット閲覧、メール、SNSの利用』を主で使う人におすすめできる性能。

画像の編集や動画の編集などクリエイティブな用途には対応できないでしょう。

ラインアップとおすすめ構成

mouse F5はCore i7搭載モデルまで選択可能なので、家で使う据え置き型ノートPCをお求めの方はそちらを見てもよいでしょう。下記がラインアップ一覧です

mouse F5
mouse F5-celeronmouse F5-i3mouse F5-i5◎mouse F5-i7
モニター
15.6型フルHDノングレア
CPU
Celeron 4205UCore i3 8145UCore i5 8265UCore i7 8565U
メモリ
8GB
ストレージ
240GB(SSD)256GB(SSD)

mouse F5-i5、mouse F5-i7は、第8世代のCPUを搭載することで、価格を抑えています。

個人的にはCore i5モデルがおすすめ。

2020年1月現在では第10世代CPUが最新ですので型落ちという感じです。とはいえ、本格的に動画編集などを行わない場合は第8世代でも十分使えるパフォーマンスなので、10万円以下で検討されている方は、mouse F5はリーズナブルでおすすめです。

検証機のスペック

検証機はmouse F5-celeronです。最新のモバイル版Celeron 4205Uがどの程度の性能か各種ベンチマークなどテストしました。

検証機mouse F5-celeron
モニター15.6型FHD(1920×1080ドット)ノングレア
CPUインテル Celeron 4205U
GPUインテル UHD グラフィックス 610
メモリ8GB
ストレージ240GB
映像出力端子HDMI×1/D-sub×1
インターフェースSDメモリーカード/USB 3.0×2 USB3.0Type-C×1※/USB 2.0×2
無線通信機能IEEE802.11 ac/a/b/g/n (最大433Mbps) + Bluetooth 5モジュール内蔵
サイズ361×256×24.1mm
保証期間1年間無償保証・24時間×365日電話サポート

※USB PDに対応しました。 40W(20V/2A)以上を出力可能なUSB Power Delivery対応機器であれば、本体に充電できます。ただし、すべての対応機器の動作を保証するものではありません。また映像出力には対応しておりません。

mouse F5は低価格なノートPCでありながらUSB-PDに対応しました。40W出力と高出力なモバイルバッテリーや充電器が推奨となりますが、出力が低くても充電はされます。

Celeron 4205Uの性能

株トレードツールで検証

楽天証券の株式トレードツール『マーケットスピード』を起動してみました。

CPUの使用率はソフトウェアを立ち上げた瞬間100%になりましたが、動き始めると50%程度で安定しており、メモリが8GBあれば、少なくとも板表示、チャート表示には使える水準だと思います。

ただ、個人的にコレでトレードにおすすめというレベルではなく、最低でもCore i3モデルを選択したほうがいいと思います。

Microsoftoffice互換ソフトを動かす

PCMARK10というベンチマークソフトウェアで、Microsoftoffice互換のソフトウェアを動かしてみました。結果として、Word、Excelの互換ソフトウェアを普通に動かせる水準でした。

Microsoftoffice互換ソフトのスコア
SpreadsheetScore3639
Writing Score2662

快適に動く基準は各3000点です。

ウェブ閲覧とOfficeは大丈夫といえる水準ですが、デジタルコンテンツクリエイト(画像の編集はきびしいです。)

ベンチマークテストによる相対的な評価

Cinebench R20

 

Cinebench R20

Cinebench R20の総合スコア
m-Book K700 Core i7 9750H
2643pts
mouse x400HS Core i7 8565U
1448pts
mouse X5 Ryen 5 3500U
1371pts
Celeron 4205U
254pts

CPUのレンダリングスピードを計測するCinebench R20では、254ptsという結果でした。上位のCPUと比較すると、マルチコアの性能に大きな開きがあります。

Celeron 4205Uを選ぶメリットとは

よく、「Celeron の存在意義がわからない」と嘆く方がいますが、きちんと意義はある。シングルタスク、つまりウェブの閲覧や上記トレードツールを動かすうえで最低限のシングルコアパフォーマンスを担保しつつ、低消費電力で動くため、Core iシリーズよりはバッテリーの連続駆動時間を長く保てる。

USB-PDが流行ってくるとこうしたわずかな利点がスポイルされてしまう可能性もありますが、基本的には省電力省パワーといった感じで、地味に耐久性も高いんですよ。(発熱が少ないから)

とはいえ、据え置き型で利用するにはやはりCeleronでは頼りないので、最低でもCore i3以上は欲しい。

デザイン・外観について

基本的なデザインは変わらず、インターフェースや液晶部のアップデートが施されています。

m狭額縁=ナローベゼルデザインを採用していまして、15.6型ではあるのですが、従来のモデルよりもコンパクトです。

ボディ全体は黒色。樹脂素材のオーソドックスな業務用PCといった、よそおいです。

底面も、全体的なデザイン同様、シンプルにまとまっています。バッテリーは取り外し可能です。

重量は2.040kgです。持運びには向かない重量だと思います。

液晶モニターについて

mouse F5に搭載されているモニターはおそらくTNパネルでコントラストが低く、IPSパネルと比較すると白みがかったような感じです。

部屋の明るさに液晶が負けがちで、斜めから見ると特にひどい。液晶モニターには期待しないほうがいいでしょう。

最近では、BenQやASUSなどの外資系メーカーの外付けモニターが1万円前後で購入可能なので別途そちらと一緒に検討するのはありかもしれません。

色域・トーンカーブ

トーンカーブは見事にばらっばら。

mouse F5の色域
sRGBカバー率59%

液晶の色域は一般的なノートPCの中で比較してもかなり狭いです。

インターフェース

左側面

  • DCジャック
  • LAN端子
  • D-Sub 15pin
  • USB 3.1 Type-C(USB-PD対応)
  • HDMI
  • USB 3.1

右側面

  • イヤフォン出力
  • マイク入力
  • USB 2.0×2
  • DVDドライブ
  • ケンジントンロック

mouse F5はアナログ出力のD-Subから最新のUSB-Cまで対応しています。低価格な15.6型のスタンダードノートPCとしては珍しく利便性の高い構成だと思います。

Celeron モデルの搭載SSDについて

Celeron モデルに搭載される240GBのSSDはKingstonのものでした。SATA接続のSSDとしてはまずまずな速度で、HDDと比較し実利用で十分効果を体感できます。

基本的にストレージにSSD、そして、メモリ8GBを搭載していれば、起動時の体感速度は上位モデルとさほど変わりません。

mouse F5-Celeron評価とまとめ

良い点

  • USB-PDに対応した
  • キーボードが前モデルと比較して打ちやすくなった
  • CeleronはPC本体が全く熱くならない

気になる点

  • 全体的なパフォーマンスが低い
  • 液晶モニターの品質は期待できない

事務作業用としての用途は満たせるノートPC

あまりポジティブな表現ではありませんが、液晶モニターの品質から考えて写真編集や画像編集で使うのに適したPCとは言えません。(外部モニターに出力するなら話は別ですが)したがって、Microsoftofficeソフト(互換ソフト)を動かすような、ビジネス向きのノートPCといえます。

家庭用の据え置き型のノートPCとして、たまに使う、あるいは買い替えで仕方なく購入する、といった日常的にノートPCを使わないようなご家庭にも最適です。

なお、価格や仕様は記事執筆時のものであり変更となる恐れがあるためかならずマウスコンピューター公式ページで確認してください。

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