Amazonの Fire HD 10は10.1型の液晶ディスプレイを搭載したタブレットPCで、Amazonコンテンツのビューアーとして低価格で販売されている。

セール時に購入を検討する人が多い人気の機種で、わざわざ買い替える必要があるのかどうかを、使用感とともにお伝えする。

スペック

今回購入したのは4GB RAMを搭載したFire HD 10 Plusモデルの32GB版。

Amazon Fire HD 10 Plus 2021
モニター
  • 10.1型フルHD(1920×1080ドット)/225PPI
CPU
  • MediaTek8183
GPU
  • Mail-G72 MP3
メモリ
  • 4GB
ストレージ
  • 32GB
サイズ(幅×奥行×厚さ)幅約247mm×奥行き約166mm×高さ約9.2mm
バッテリー持続時間約12時間
充電タイプ9WのUSB-Cアダプター
重量約465
保証1年間限定保証

詳細はAmazon販売ページで確認可能

特徴

別売りの専用キーボードカバーでノートPCのように使える

コロナの影響もあってノートPCがバカ売れ中の昨今、AmazonのFire HD 10 Plusは専用のキーボードをアクセサリーとして販売。キーボードカバーは6,000円程度とそれなりの価格ではあるが、搭載することでタブレットが自立してくれるため、タイピングがしやすくなるだけでなく、映像視聴もしやすい。

ただし、このキーボードはキーピッチがかなり狭く、ちいさな子どもが利用するならちょうどよいサイズといえるかもしれないが、WindowsPCを普段から利用しているユーザーにとっては打ちづらいサイズ感だ。とはいえ、メールの返信や簡単な文書作成ならなんとかこなせなくもない使用感なので、仕事用のサブのサブとして用意しておくのはありかもしれない。

コンセプト的には悪くない製品で、低価格タブレット+キーボードカバーとセットで今の価格だったら市場から拍手喝采だったであろう。

筆者はベッド脇において、「ごろ寝映像視聴用」として割り切って利用しており、タブレットを支えるスタンドとしての安定性は抜群なのでそれなりに気に入っている。(タブレットスタンドとしては高いが)

アプリケーションの画面分割に対応でメモリ4GB搭載

Fire HD 10 2021年モデルとの共通でアプリケーションの分割表示が可能になった。実行の仕方は非常に簡単で、メニューの一番右にあるタスク一覧を表示させるボタンで画像のような表示画面を開き「画面分割」を押すだけ。

Kindleで読書しつつ、Excelを開いて仕事なんてことも可能で、使い方によってはビジネスでも利用できそうな機能だ。

筆者はMicrosoft365に登録しているため、ExcelやWord、PowerPointも利用可能なのでノートPCが開けない万が一の時はコレで作業できなくもないと感じた。

Amazonのセール時にはMicrosoft365とセットで販売のEssential版が安くなることもあるため、月額課金制のOfficeでもいいという人は利用してみてもいいかもしれない。

画像はGeek Bench 5のデバイス情報のもの。メモリは3.72GBと表記されていた。Amazon Fire タブレットシリーズのPlusモデルは通常モデルよりも1GBメモリを多く搭載しているため、ウェブを閲覧しながら、メールをするなど、複数のウィンドウで作業する際に効果的だ。

特に最近のタブレットPCもWindows PCと同様、メモリを多く搭載していたほうが一般的な作業においてもサクサクとした動作がユーザーから評価を得ているため、Fire HD 10 Plusをメイン機とするならPlusモデルがおすすめだ。

プロセッサはMT8183で台湾メーカーの低価格プロセッサが引き続き搭載されている。2019年モデルとの差は画面分割くらいの差しかないため、、結論として、2019年モデルを持っている人は買い替える必要性がないだろう

Google Playはごにょごにょすれば使える

当記事でAndroidアプリの使い方は明記しないが、2021年モデルのFire HD 10でもGoogle Play Storeは利用可能だった。引き続き、動画視聴用の娯楽端末として低価格でほしい人におすすめだ。

デザイン

Fire HD 10 Plus 2021年モデルは前世代と比較して横置き時に縦がに長くなった。

またカメラの位置も横にした際に上部に位置する配置に変更されている。

背面にはAmazonロゴがうっすらと見える。素材は樹脂だが、マット仕上げで前モデルよりも高級感がある。

左から

  • 音量ボタン
  • 電源ボタン
  • USBーC
  • ヘッドフォンジャック

搭載USB-Cは2.0で付属の9W出力の充電器やPCと接続してデータ転送で利用可能だ。

下部には最大1TBのmicroSDまで対応したmicroSDカードスロットがある。

データストレージとしてmicroSDカードを利用することも可能だが、個人的には常時ネットワークにつないでおいて、プライムビデオはストリーミングで視聴し、雑誌、書籍を本体にダウンロードする使い方のほうがい利便性が高いと思う。

別売りキーボードケースについて

別売りのキーボード付きケースは一見するとWindowsPCの英字キー配列のレイアウトに近い配列でなじみやすそうだが、「半角全角キー」がなく、「1」が左に入り込んでしまっている。

Windows PCの日本語配列に慣れている方であればほとんどの人が使いづらいと感じる配列で、進んでお勧めすることができない。

また、10.1インチという限られたサイズで配置されたキーのピッチは狭く、大人の男性がタイプしようとすると窮屈に感じるだろう。

また、タッチパッドが搭載されていない点も違和感を覚えた。

普段からWindows PCに触れているオジサンが使うとかなり違和感のある製品だが、小さいスペースで作られたキーボードとタッチ操作前提のタブレットは子どもが使うなら非常に使いやすいと感じるかもしれない。

お子さんにノートPCを渡すのは早いかもしれないと考えているご家庭はまずはFire タブレットから触らせてみるのはアリかもしれない。のちのちWindows PCやChromebookに触れた時に違和感を覚えるかもしれないが、我々大人と違い呑み込みが早いので「ズレ」はすぐに解消できるだろう。

Fire タブレット装着時、背面カメラ側は写真の通り。

樹脂素材でできており、高級感や耐久性はあまり感じられない。これは高級WindowsノートPCやiPadシリーズのソレとはかけ離れている。どことなく感じるオモチャ感がある。

底面部はゴム足が装着されており、ノートPCっぽさもでているが、全体的にやすっぽい作り。

Amazon Fire HD 10 Plusの評価とまとめ

良い点

  • デザインが少し良くなった
  • 画面分割機能はサブのサブとしてビジネスで使えそうな気もする
  • 価格が安く壊れても気にならない
  • Amazonコンテンツを楽しむデバイスとしてのコストパフォーマンスはとても良い

気になる点

  • 全体的に安っぽくアクセサリーも安っぽいのにトータルすると金額がかさむため、期待は禁物
  • プロセッサは前モデルと変わらないため、買い替えユーザーからすると割高感がある

お子さんの学習用、ごろ寝デバイスとして

個人的に、格安の中華タブレットなどは安くて品質が低い安かろう悪かろうが多いのだが、Amazon Fire HD 10 Plusはそれらと比較するとかなり頑張っているほうだと思う。いわゆる「価格が安いから購入する製品」としてはまずまずな完成度。最高ではないけれど失敗もないといった代物。

総合的な性能がAppleのiPadや他のAndroid タブレットと比較して劣っているため、「ガジェット」としての楽しみはないが、Amazonアプリ内での教育・学習コンテンツが拡充してきているため、「初めてのタブレットPC」として、子どもに提供するのはアリだと思う。

基本的にはAmazonストアにあるアプリしか利用できないため、管理もしやすい。

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