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コスパ最強Ryzen 7 7735HSを搭載したレノボのおすすめノートPCまとめ

予算8万〜10万円前後でノートPCを探していると、ほぼ確実に選択肢に挙がるのがRyzen 7 7735HS搭載モデルです。2025年時点では“旧世代”に分類されるCPUですが、もともとゲーミングノート向けに設計されているため、マルチタスクや動画編集もこなせる高い処理性能を備えています。

本記事では、実機レビューやベンチマークデータをもとに、Ryzen 7 7735HSの実力と、それを搭載したノートPCの選び方・おすすめ機種を徹底解説します。
コスパ重視でノートPCを選びたい方は、ぜひ参考にしてください。

結論 ThinkPad E14 Gen 6(Ryzen 7 7735HS搭載)がおすすめな理由

■ 理由①:拡張性が高く、据え置き利用に強い

ThinkPad E14 Gen 6は、HDMIとUSB-C(DisplayPort出力対応)を備え、マルチディスプレイ運用が可能です。さらに有線LANポートやフルサイズUSB-Aも複数搭載されており、周辺機器との接続性も非常に良好。据え置きで長時間作業するユーザーにとって、大きなアドバンテージになります。

■ 理由②:Ryzen 7 7735HSの性能を無駄なく活かせる設計

Ryzen 7 7735HSはゲーミングノート向けに設計された高性能CPUですが、バッテリー持続時間はあまり長くありません。ThinkPad E14 Gen 6はその点を踏まえた堅実な冷却設計と高出力アダプターを採用しており、パフォーマンスを安定して引き出せます。

■ 理由③:キーボード・筐体品質が優秀で作業に集中できる

ThinkPadシリーズといえば、打鍵感に定評のあるキーボード。E14 Gen 6も例外ではなく、長時間の文書作成やプログラミングにも適しています。さらに、軍用規格をクリアした堅牢な筐体で、持ち運びにも安心感があります。

これらの理由から、「バッテリーよりも作業性・拡張性重視」な方にとって、最もバランスが取れた選択肢がこのモデルです。

Ryzen 7 7735HSの特徴と注意点

■ 8コア16スレッドで高いマルチコア性能

Ryzen 7 7735HSは、8コア16スレッド構成・最大ブーストクロック4.75GHzを誇る、高性能なノートPC向けプロセッサです。もともとゲーミングノートやクリエイター向けPCにも採用されており、マルチタスクや動画エンコード、画像編集などの処理に非常に強いのが特徴です。

■ TDPは可変式、実際の性能は機種によって変化

公称では35~54WのTDPに対応していますが、Lenovo製ノート(ThinkPadなど)においてはバランスを重視して35Wで動作させる設計が多く採用されています。そのため、ベンチマーク上の最大性能と実際の体感性能に差が出る場合がありますが、静音性やバッテリー持続時間とのバランスが取れているといえます。

■ 映像出力4画面対応&強力なビデオエンジン搭載

Ryzen 7 7735HSは、最大で4画面同時出力が可能。DisplayPortやHDMI出力を活かしたマルチディスプレイ環境の構築にも対応できます。さらに、4K H.265やVP9のエンコード・デコードに対応した強力なビデオエンジンを内蔵しており、動画編集や配信用途にも活用可能です。

■ 最新CPUではないが、価格対性能比は依然として優秀

Ryzen 7 7735HSは2023年モデルですが、上位互換の新型と比べても体感性能では大きな差が出づらいのが特徴です。特に8万円〜10万円の価格帯では、依然としてコストパフォーマンスに優れた選択肢といえます。

レノボのおすすめノートPC

1位:ThinkPad E14 Gen 6 AMD

ビジネス用途での安心感と自由度の高さを求めるなら、最有力はこのモデル。

◎ カスタマイズ性が高く、必要な機能だけを搭載できる

ThinkPad E14 Gen 6は、指紋認証・顔認証・メモリ容量・OSなどを購入時に選択可能なBTOモデル。自分にとって本当に必要な機能だけを搭載できるため、無駄のない構成でコストを抑えたい人に最適です。

◎ 打鍵感の良いキーボードは健在

 

ThinkPadならではのしっかりとしたキーストロークとタイピングの快適さも健在。長時間の文書作成やメール業務が多い方にとっては、まさに“道具として信頼できる一台”です。

△ バッテリーと重量はやや不利

モバイル性を重視する場合、バッテリー駆動時間がやや短めで、重量も1.6kg台とやや重ため。ただし、据え置き利用や社内移動がメインであれば特に支障はありません。

安定性・信頼性・カスタマイズ性を兼ね備えた、まさに「ビジネス用途で選ぶならこれ一択」なモデルです。

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2位:IdeaPad Slim 5 Light Gen 10

軽量×高性能×長時間駆動をバランス良く両立したモバイルノートPC。

◎ わずか1.15kgの13.3型モバイルノート

IdeaPad Slim 5 Light Gen 10は、本体重量約1.15kgと非常に軽量ながら、Ryzen 7 7535HS・16GBメモリ・512GB SSDを搭載した本格的なモバイルPCです。WUXGA(1920×1200)の広視野角IPS液晶で、作業空間も十分。

◎ HP Pavilion Aeroよりバッテリーが長持ち

同じ13.3型クラスの競合であるHP Pavilion Aeroと比較しても、バッテリー持続時間が長めなのが大きな特徴です。54.7Whの大容量バッテリーを搭載することで、重量と引き換えに長時間駆動と安定した電源性能を確保しています。

◎ 高い拡張性と接続性

USB-C・HDMI・USB-A・microSDスロットを備えており、ビジネス用途にも安心の端子構成。USB-CはDisplayPort出力にも対応し、マルチディスプレイ環境も構築可能です。

△ キーボードは軽めの打鍵感

薄型ゆえにキーストロークは浅めで、ThinkPadほどの打鍵感はありません。ただし、打鍵音は静かで移動先や図書館での使用にも向いています

軽量ノートでも性能と駆動時間を妥協したくない人にぴったりのバランスモデルです。

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3位:ThinkBook 14 Gen 7 AMD

予算重視でビジネス利用に適した1台を探すなら、ThinkBookが最有力候補。

◎ ThinkPad譲りの実用設計 × コスパ重視

ThinkBookは“ジェネリックThinkPad”とも言える存在で、設計はやや簡素ながら、ビジネスに必要なインターフェースや機能はしっかり網羅。HDMI、USB-C、LANポートなど、外部機器との接続も困らず、テレワークや外部ディスプレイ利用にも強い構成です。

◎ 10万円以下で購入できるRyzen搭載モデル

Ryzen 5~7シリーズを搭載しても10万円前後で手に入る価格帯は非常に魅力的。最新のLPDDR5メモリやPCIe SSDを備えつつ、コストを抑えたい学生・フリーランスにもぴったりです。

△ 筐体やキーボードはシンプル設計

ThinkPadと比べると堅牢性や打鍵感はやや軽めですが、実用上大きな問題はなく、軽めの事務作業・学習・資料作成には十分なクオリティです。

「最低限以上」の仕事環境をコスパ良く整えたい方におすすめのバランスモデルです。

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4位:IdeaPad Slim 3 Gen 10

8万円台で性能重視のノートPCを探しているなら、最有力候補がこのモデル。

◎ Ryzen 5搭載で8万円台の高コスパモデル

IdeaPad Slim 3 Gen 10は、Ryzen 5 7530U+16GBメモリ+512GB SSDという、日常用途には十分すぎる構成を搭載しながら、8万円台で購入可能という破格の価格が魅力です。

◎ ThinkBookよりさらに価格重視、入門機にもおすすめ

IdeaPadシリーズは、ThinkBook以上に価格優先の設計</strongがされています。スペック面は充実しているため、ブラウジング・文書作成・オンライン会議などの一般的な作業には十分対応できます。

△ インターフェースとキーボードは最低限

上位機種に比べると、キーボードの打鍵感や端子の数・質にやや妥協があるのが弱点ですが、「安くて使えるPCが欲しい」という方にはコストパフォーマンスの面で非常に優秀な選択肢です。

初めてのノートPCや予算を抑えたい方に、安心しておすすめできる1台です。

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Ryzen 7搭載ノートPC 比較表(主要スペックまとめ)

モデル名CPUクロック
(ベース / 最大)
スレッド数バッテリー推定値メモリストレージ
ThinkPad E14 Gen 6Ryzen 7 7735HS3.2GHz / 4.75GHz8コア16スレッド約10時間32GB DDR5-4800(SODIMM)512GB~1TB SSD
IdeaPad Slim 5 Light Gen 10Ryzen 7 7535HS3.3GHz / 4.55GHz8コア16スレッド約約12時間16GB LPDDR5X-6400(オンボード)512GB SSD(Gen4)
ThinkBook 14 Gen 7Ryzen 7 7735HS3.2GHz / 4.75GHz8コア16スレッド約8時間16GB DDR5-4800(2×8GB SODIMM)256GB SSD(Gen4)
IdeaPad Slim 3 Gen 10Ryzen 7 7535HS3.3GHz / 4.55GHz8コア16スレッド約9時間16GB DDR5-4800(8GB SODIMM + 8GB オンボード)512GB~1TB SSD

 

製品レビューとレノボの口コミ

ウチヤマチカラ
ウチヤマチカラhttps://usshi-na-life.com
静岡県出身。2014年にブログ「うっしーならいふ」を開設。 元家電量販店スタッの経験を活かし、PCのわかりやすい製品紹介記事を多数執筆。 2017年に「ウチヤマチカラ/うっしーならいふ」チャンネルとしてYouTubeでの活動も開始し、2022年11月現在でチャンネル登録者数は2万人を越える。
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