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Lenovo Idea Tab Pro レビュー 12.7型の5万円で買える高性能タブレット

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Lenovo Idea Tab Proのスペック

Lenovo Idea Tab Proのスペック
モニター12.7型(2944×1840ドット)16:10光沢 144Hz
CPUSnapdragon 8 Gen 3
GPUAdreno750
メモリ8GB(LPDDR5X)
ストレージ256GB
サイズ(幅×奥行×厚さ)幅約291mm×奥行き約188.3mm×高さ約6.9mm
無線通信規格WIFI6(802.11ax)、Bluetooth 5.3
バッテリー10200mAh
充電タイプ45W ACアダプター
重量約620g
保証1年間のメーカー保証

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特徴

Androidタブレット市場は今、低価格帯でも性能の底上げが進んでいます。そんな中、Lenovoが投入した「IdeaTab Pro」は、12.7インチの大画面+ペン対応+ミドル〜ハイの処理性能を兼ね備えながら、手の届きやすい価格で登場しました。

搭載されているのはMediaTek Dimensity 8300。RAMは8GB、ストレージは256GBと、日常用途には十分すぎる構成です。しかもこのモデル、Lenovo Tab Pen Plusが標準付属しており、イラスト制作や手書きメモにも即対応。

「動画視聴だけじゃ物足りない」「ちょっとしたお絵描きやPDF注釈もこなしたい」
そんなユーザーにぴったりな、ちょうどいい価格とスペックのバランス型タブレットです。

安心のOSアップデート保証で、長く使えるタブレットに

IdeaTab ProはOSアップグレード2回、セキュリティアップデートは4年間保証と、長期的なサポートも明言されています。
これにより、パフォーマンス向上や新機能の追加だけでなく、セキュリティ面でも安心して使い続けられるのが大きな魅力です。

とくにAndroidタブレットは、製品によってサポート期間に差が出がちなジャンルですが、IdeaTab ProはAndroid 16までのアップグレードが約束されているため、コストパフォーマンスの高さに加えて、「買い替えサイクルを引き延ばせる安心感」も得られる1台です。

高級感あるデザイン。上位モデルと同等のビルドクオリティ

IdeaTab Proは、上位モデルであるYoga Tab Plusと非常に近い筐体デザインを採用しており、実際に手に取ってみると安価なタブレットにありがちな“チープ感”は一切ありません

背面はマットな質感で指紋も目立ちにくく、金属調のしっかりとした仕上げ。写真右のYoga Tab Plusと並べても、見た目でのグレード差はほとんど感じないレベルです。

違いが出てくるのはSoCや細かい構成まわりですが、動画視聴やWebブラウジング、SNS閲覧といった一般的なタブレット用途がメインの方であれば、性能的にはほぼ十分

デザイン

IdeaTab Proは、見た目の面でも非常に完成度の高いタブレットです。
実際に上位モデルのYoga Tab Plusと並べてみても、筐体の質感や仕上げに大きな差は感じません

背面はシンプルかつ洗練された仕上がりで、金属調のマットな質感が安っぽさを感じさせません。Lenovoロゴのあしらいやカメラモジュールの処理もスマートで、全体として落ち着いた印象です。

前面ディスプレイのベゼルも細めに設計されており、表示領域の広さとスタイリッシュさが両立されています。
唯一、側面部にYoga Tab Plusのようなダイヤモンドカットは施されていませんが、逆にそこがコストダウンポイントでもあり、「見た目のリッチさはそのまま、実用性重視で無駄を削った」印象です。

IdeaTab Proは、Lenovo Tab Pen Plusが標準で同梱されており、追加費用なしで手書き入力やイラスト制作を始めることができます。

しかも、ペンの収納は本体背面のマグネット式。写真のとおり、背面上部にピタッと吸着させておける設計になっており、使わないときもサッと本体に貼りつけておけます。

▼ 背面マグネットにくっついた状態

マグネットの吸着力はしっかりしていて、カバンにそのまま入れても外れにくい安心感があります。筆圧対応ペンは高額なモデルも多い中、このIdeaTab Proは「すぐ書ける、すぐ使える」を最初から提供してくれるのがうれしいポイント。

▼ 実測:本体重量617g

▼ 実測:充電器+ケーブルで104g

IdeaTab Proの本体重量は約617g。12.7インチの大画面タブレットとしては標準的な重さで、片手で持ち続けるには少し重めですが、膝やスタンドに置いて使う分にはまったく問題なし

さらに、付属のUSB-C充電器とケーブルの合計は104g。すべてまとめてカバンに入れても約720g程度に収まるため、モバイルノートPCよりも軽く、出先での作業端末や動画鑑賞用としても十分に機動力があります

モニター

本モデルのモニターは12.7型で、最大144Hzのリフレッシュレートに対応しています。これにより、スクロールやアニメーションが滑らかになり、映像視聴やゲームプレイ時の快適性が大幅に向上します。

また、高解像度かつ色再現度の高いディスプレイを採用しているため、鮮やかな映像表現が可能です。映画や動画の視聴はもちろん、ゲームプレイにおいても視認性が向上し、没入感のある体験を提供してくれます。

インターフェース

本モデルに搭載されている充電用のUSB-C端子は、ディスプレイ出力にも対応しています。実際にモバイルディスプレイへ接続したところ、映像出力が可能であることを確認しました。

これにより、モニターのミラーリングや拡張が行え、作業効率を向上させることができます。例えば、デュアルディスプレイ環境を構築して快適に作業したり、プレゼンテーション時に外部ディスプレイへ映し出したりすることも可能です。

タブレットとしての携帯性を活かしながら、外部ディスプレイを活用してより柔軟なワークスタイルを実現できるのが、このモデルの大きな強みです。

性能

GeekBench 6

GeekBench 6はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。

最新のハイエンドスマートフォンと同程度の性能を有しているため、基本的なアプリケーションは快適に動作します。

ゲーム性能

3DMark Wild Life ストレステスト

IdeaTab Proに搭載されているMediaTek Dimensity 8300は、日常使いでは快適な処理性能を発揮しますが、高負荷時のパフォーマンス変動も気になるところ。そこで、3DMarkのWild Life Stress Testを実行してみました。

▼ テスト結果(最高スコア:7358/最低スコア:4405/安定性:59.9%)

負荷を20回連続でかけるこのテストでは、最初のスコアが7358に対し、後半では約60%のパフォーマンスに低下。つまり、高負荷を長時間かけ続けるとサーマルスロットリングが発生してパフォーマンスが落ちていく傾向が見られます。

まとめ:動画視聴・ウェブ閲覧に最適な高コスパ大画面タブレット

IdeaTab Proは、12.7インチの大画面、ペン標準付属、高級感ある筐体、そしてOSアップデート保証までそなえながら、価格を抑えた非常にバランスの良いタブレットです。

SoCの特性上、一部のゲームタイトルが非対応だったり、長時間の高負荷ではパフォーマンスが落ちるといった用途に制限はありますが、動画視聴やWeb閲覧、手書きノート、軽いお絵描きといった日常的なタブレット用途であればほぼ不満は出ないレベル。

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ウチヤマチカラ
ウチヤマチカラhttps://usshi-na-life.com
静岡県出身。2014年にブログ「うっしーならいふ」を開設。 元家電量販店スタッの経験を活かし、PCのわかりやすい製品紹介記事を多数執筆。 2017年に「ウチヤマチカラ/うっしーならいふ」チャンネルとしてYouTubeでの活動も開始し、2022年11月現在でチャンネル登録者数は2万人を越える。
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