ThinkPad X9 15 Gen 1 Aura Edition(15.3型 Intel)をメーカーからレンタルできたのでレビューします。
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ThinkPad X9 15 Gen 1 Aura Edition(15.3型 Intel)のスペック
ThinkPad X9 15 Gen 1 Aura Edition(15.3型 Intel) | |
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モニター | 15.3型(2880×1800ドット)16:10 |
CPU | Core Ultra 5 226V |
GPU | Intel Arc 130V |
メモリ | 16GB |
SSD | 256GB(NVMe) |
サイズ(幅×奥行×厚さ) | 幅約339mm×奥行き約228mm×高さ約17.71mm |
無線通信規格 | WIFI7(802.11ax)、Bluetooth 5.4 |
バッテリー | 80Whr |
充電タイプ | 65W ACアダプター |
重量 | 約1.4kg |
保証 | 1年間のプレミア保証 |
特徴
ThinkPad X9 15は、15.3型の大画面ディスプレイを搭載しながら、重量をわずか1.4kgに抑えたモバイルノートPCです。これにより、作業効率の高い大画面と優れた携帯性の両立を実現しており、出張や移動の多いビジネスパーソンにも最適です。
さらに、連続動作時間は22時間超と、バッテリー性能も非常に優れており、外出先でも安心して長時間の作業が可能です。
本モデルはレノボが提唱するAura Editionに属しており、専用のファイル転送アプリの活用や、手厚いサポート体制も魅力。安心して長く使える1台です。
ビジネス用途でハイパフォーマンスかつモバイル性を求める方におすすめのノートPCです。
15.3型なのに1.4kg以下で超軽量

ThinkPad X9 15は、15.3型の大画面を搭載しながら重量わずか1.4kgという、クラス随一の軽量性を実現したモデルです。
市場の調査でも、「1.5kg以下であれば持ち運び可能」とするユーザーが多く、本機はそのニーズにしっかり応える設計となっています。
さらに注目すべきは、ノートPCのフットプリント(底面積)が一般的な14型と同等である点です。つまり、従来の14型ノートと同じ感覚で持ち運べるのに、画面サイズはワンランク上というリッチな使用体験が得られます。
重量と作業効率のバランスを重視するユーザーにとって、このモデルは非常に理にかなった選択肢です。外でも生産性を落としたくない方に、心からおすすめできる1台です。
バッテリーの持続時間もすごい!


ThinkPad X9 15は、ただ軽いだけではありません。ビデオ再生時の連続駆動時間は22時間超という、抜群のバッテリー持続力も備えています。
15.3型以上の大画面ノートPCというカテゴリで見ると、バッテリー持続時間のトップはDell XPS 16ですが、「1.5kg以下」という重量条件を加えると、ThinkPad X9 15がトップの実力を誇ります。
大画面での作業効率と、モバイル用途に求められる軽量性・バッテリー性能を高次元でバランスした本モデルは、持ち運び前提のハイパフォーマンスノートPCとして、まさに新しいスタンダードといえるでしょう。

ThinkPad X9 15 Gen 1
公式サイトでみるデザイン



ThinkPad X9 15の筐体には、高剛性かつ高級感のあるアルミシャーシが採用されています。質感はしっかりとした金属の手触りがあり、見た目もスタイリッシュ。カラーは暗めのグレーで、皮脂や指紋が目立ちにくいのも嬉しいポイントです。
本体サイズは幅約339mm × 奥行き約228mm × 高さ約17.71mmで、一般的な14型ノートPCとほぼ同等のフットプリントとなっています。そのため、大画面で作業効率を高めながらも、持ち運びやすさをしっかり確保した設計です。
ビジネスにもプライベートにも馴染むデザイン性と、実用性の両立が魅力の1台です。

ThinkPad X9 15の底面は、少し盛り上がったバンプ構造を採用しており、その中にファンやプロセッサ、インターフェース類が効率的に格納されています。この設計により、上部は極めてスリムに保たれつつ、全体としての薄型・軽量化を実現しています。
初見では少し戸惑うかもしれませんが、実際には非常に合理的かつユーザビリティに優れたデザインです。熱設計や持ちやすさ、見た目のスマートさを高次元でバランスした構造は、モバイルノートPCとして非常に完成度が高い仕上がりとなっています。

ACアダプターは65Wタイプのものが付属します。
合計で1.6kg程度なので持ち運びも可能です。ACアダプタについては社外性のものを利用するとさらに携帯性が良くなると思います。
モニター

モニターサイズは15.3型です。搭載パネルは有機ELパネルです。
解像度は2.8K(2880×1800ドット)を採用しています。
光の映り込みがあるグレアタイプなので気になる方は反射防止フィルム等を張りましょう。
色域

モニターの色域はシネマカラーDCI-P3カバー率が99.9%。
動画視聴・編集などもこなせる高品質なモニターです。
キーボード

ThinkPad X9 15に搭載されているキーボードは、JIS配列のフルサイズスケールを採用しており、ビジネス用途に特化した実用的な配列が魅力です。キーのピッチや打鍵感も良好で、長時間のタイピング作業でも快適に使用できる設計となっています。
細かい配慮も秀逸で、Fnキーは突起があり、手元を見なくても位置が分かるようになっています。また、指紋認証センサーも他のキーとは異なるくぼみ形状になっており、触っただけで場所がわかるように設計されている点は非常に実用的です。
一方で、ThinkPadの象徴とも言えるトラックポイントや独立クリックボタンは非搭載のため、見た目はすっきりしているものの、従来のThinkPadに慣れたユーザーにとっては少し物足りなさを感じるかもしれません。
ただし、タッチパッドには独立型の物理ボタンが搭載されており、クリック感や操作性は非常に高く、カーソル操作やドラッグ&ドロップも快適に行える仕上がりとなっています。
見た目の美しさと操作性を両立させたキーボード&タッチパッド設計は、まさに現代的なThinkPadらしさを感じさせるポイントです。
インターフェース

左側
- HDMI
- USB C (Thunderbolt 4)

右側
- USB C(Thunderbolt 4)
- オーディオジャック
- USB-A(3.2 Gen2)
性能
Cinebench R23
Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。

マルチコア性能は8001ptsシングルコアは1759ptsです。

15.3型としては控えめなスコアです。CPU性能が必要な方はCore Ultra 7 258V を選択したほうが良いと思います。
3DMark Time Spy
重量級ゲームタイトルを想定したベンチマーク3DMark Time Spyの結果です。


GPUスコアは比較的高めです。フルHD動画などの動画編集をこなせる程度の性能はあると思います。
動画の書出し時間


10分の動画の書き出し時間は277秒でした。Core Ultra 7 258V搭載モデルと比較するとパフォーマンスは少し落ちます。
PCの温度とファンの動作音
FF15ベンチマークソフトを30分ループした際のPCの温度を確認します。

コア温度は80℃近くまで上昇したあと70℃程度まで低下しました。
コア温度と動作周波数は厳格にコントロールされています。
表面の温度

PCの表面温度はベンチマークテスト中で35.8℃でした。
デュアルファンモデルということもあり、しっかりと冷却できています。
ファンの回転音の大きさ

高負荷をかけているときの数値は41.8db程度です。一般的な作業時は非常に静かに利用できます。
まとめ 作業効率の高いビジネスノートPCが欲しい方はこれ
ThinkPad X9 15は、15型の大画面でありながら1.4kgという軽量性を実現している点に、魅力が集約されています。これ以上の作業効率とバッテリー持続時間を両立したノートPCは現時点で非常に少なく、ビジネスや学業用途で生産性を高めたい方にとって、まさにベストな選択肢といえるでしょう。
一方で、クリエイティブパフォーマンスにおいては他モデルと比べてやや不利な場面も見られるため、購入を検討する際は「性能」か「作業効率化(携帯性やバッテリー)」のどちらを重視するかで選ぶのがポイントです。
持ち運びやすさと作業効率の高さを重視する方に、特におすすめの1台です。
