【韓国旅行】翻訳機を使ったら初じめてのテグがとても素敵な旅に|韓国語が話せなくても大丈夫

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この記事では、韓国第3都市といわれる大邱広域市(テグ)と翻訳機の魅力をご紹介します。

僕が韓国に渡航したのは、2018年の3月26日、そしてその3日前にツイートされた上記の通り、まったく無計画で今回の旅行はスタートしました。

というのも、渡航の目的が翻訳機『ili(イリー)』は本当に旅行に役立つか否か、の検証がメインだからです。

小心者の僕は、インターネットを使った完璧な予備知識で塗り固め、スマートフォンの翻訳アプリやGoogle検索を使ってピンチを回避してしまう=現地の人とコミュニケーションをとらない、と思われたので文字通りノープランで旅行することにしました。

上記理由もさることながら、旅行というのは「あーあそこいってみたい!あれが食べたい!」とインターネットやTVで無作為に流れてくる情報を目の当たりにして、『突如としていきたくなってしまうもの』だと思うのです。

例えば、韓国では年間230万人、日本人が渡航していることからも不意に「あー韓国でホルモン食べたい」「韓国美女と戯れたい」と思ってしまう人がいるのは当たり前のこと。

いままで韓国には興味があったけれど、『なかなか行く動機づけが自分の中でできない!』とか、『韓国語がまったくわからないからいけない』という人は、この記事を最後まで読んでいただければきっと「韓国っていいところなんだな」と思っていただけると思います。

 

1【テグ旅行1日目】翻訳機イリーで素敵な出会いをした1日を紹介

韓国のテグってどんなところ?

少しだけ紹介したいと思います。
韓国第3の都市といわれるテグは韓国の首都、ソウルのベッドタウン的な立ち位置としても有名で人口250万人の都市。

山に囲まれた盆地のため、夏は暑く冬は寒い。

古い建物をオシャレなカフェにリノベーション

また、テグは韓国カフェブームのはしりということもあって、テグにあるコンビニよりもリノベーションされたオシャレなカフェの方が多い。『テグのカフェに行くのが目的』という慣れた日本人旅行者も少なくないそう。

こうした理由により、はじめての韓国旅行の行き先にテグを選択する日本人旅行者は少なく、「韓国旅行に慣れている方でない限り来ない」「プサンやソウル観光ガイドの隅の方に書かれている都市」と日韓交流カフェを営むパクスンジュ先生に教えていただきました。

僕は初めての韓国旅行でテグを選択しましたが、翻訳機がなかったら( ^ω^)・・・

空港からでていきなり詰む

僕は韓国語を理解することもできなければ、ハングル文字を読むこともできないため、予習をせずにテグ空港に到着して、最初に思ったことは「日本語がない」ということでした。

英語表記のパネルをいくつかみつけることはできたものの、日本語で書かれていることはほとんどなく、多くの日本人観光者が訪れているのはソウルやプサンであり、テグ空港に直接降り立つ日本人は少ないのだろうと思いました。

そんなわけで、全くわからない、言葉も通じない。Wi-Fiも借りられない(借りるつもりは最初からない)

やばい!どうしよう!?そうだ僕には翻訳機イリーがあるじゃないか。

とりあえず、喉が渇いた僕はテグ空港近くのコンビニに寄りました。

ついついセブンイレブンに寄ってしまった。僕は自分自身の日本人の習性を垣間見た。

韓国のエナジードリンク安すぎない?

テグ空港近くのセブンイレブンのおじちゃんが神、イリーを使ったらタクシーを拾ってもらえた。

思えば、この時が僕の今回の旅行最大のピンチでした。バスを使う、タクシーを使うなど、選択肢はあれどインターネットが使えず混乱していた僕は、とにかく翻訳機を使ってみようとセブンイレブンのおじさんにレッドブルを差し出しながら

[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R1″ icon=”usshi.PNG” name=”うっしー”]ユニオンホテルに行きたいです。[/speech_bubble]とイリー経由で話しかけてみた。

[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”オジサン”]ユニオンホテル?[/speech_bubble]オジサンと空港近くの現地人はユニオンホテル(後で紹介します)を知らない…

[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R1″ icon=”usshi.PNG” name=”うっしー”](ユニオンホテルでは通じないのかこれはやばい…)[/speech_bubble]

と思った矢先このオジサン、スマートフォンで電話し始めました。番号案内に電話しているようでした。

なんと、セブンイレブンからユニオンホテルまでのタクシーの金額と電話番号を調べてこれをタクシーの運転手にみせれば大丈夫だよ(なんといっているのかはわからない)

とジェスチャーで教えてくれました。「いっていることはわからないけれどいいたいことはわかる」

それでも?な顔をしている僕に対し、オジサンはお店そっちのけでタクシーを拾ってくれることに。

今回ポケトークも持ってきたのですが、山に囲まれた盆地であるテグでは3G回線がつながらない場所があり、今回使用を試みたセブンイレブン内でも使うことはできませんでした。

イリーがあってよかった

ということでオジサンと記念撮影してタクシーに乗り込みます。

ユニオンホテルを紹介|コスパ重視の方にオススメ

ユニオンホテルは日本人が宿泊するホテルを各旅行会社の格安ツアーや、ホテル比較サイトで検索すると一番上に出てくるホテルで、韓国人の方はあまり利用しないとのこと。

今回、JTBのツアーで予約したところ、ツインのベッドが用意されておりとても広かったです。

ただ、TVの裏は埃など目立ちました。残念。

『コスパ重視』の方にはお勧めできるホテルです。

初めて韓国に旅行する方への注意点として、コンセントのプラグが違うので注意しましょう。ツイートの通り、僕はTVのUSBポートに差し込んでiPhoneを充電してました。

韓国のWi-Fiについて

ホテルについて少し触れたので、韓国のWi-Fi事情について触れたいと思います。

韓国では「iptime」というフリーのWi-Fiスポットがあり、パスワードなしで接続できます。観光者向けのスポットに数多く展開されているので、市内についてしまえばこっちのものです。

『テグハル』日韓交流センター兼オシャレなカフェ

ユニオンホテルで「カフェ」と検索したら一番近くにあったのが「BOOK CAFE DAEGUHARU」

本に囲まれると叡智を感じられる(適当)ような気がして、とても落ち着けるカフェです。

そんなテグハルおすすめのドリンクはこちら

カフェラテに手摘みのオレンジをふんだんに使った贅沢な「オレンジビアンコ」

甘いカフェラテにオレンジの酸味が合わさるとなんとも不思議な味に!夏場に飲みたいオシャレドリンクをいただきました。

テグハルはカフェでありつつも、テグの魅力や、テグの歴史を学び伝えるジャパニーズビジターセンターであり、日韓交流の場としても経営をしています。(というかこちらがメイン)

ここに来られる方のほとんどが日本が好きで日本語を勉強しているという方ばかり、そんなこともあって、堅苦しくなく日本人を受け入れてくれる場所でとてもありがたく感じました。

イリーを使おうとしたら、「日本の方ですか?」と気さくにはなしかけていただき、テグお勧めのトラベル情報誌を教えていただきました。

テグ専門のトラベル情報誌」というのは実はこれが初だそうです。しかも出版されたばかり!

こちらの雑誌はAmazonでも購入可能ですので、テグが気になる方は是非お求めください。

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韓国の方に翻訳機のイリーとポケトークを検証してもらった

ここでサクッと本題に戻ります。テグハルビジターセンターには流ちょうな日本語をしゃべる韓国人の方がたくさんいらっしゃいます。「1年間奈良の大学にいました」というキムさん(左)と日本のドラマが大好きなムンさん(右)

ちなみにキムさんはアクセントも完ぺきで「日本人です」と言われてもまったく違和感がありません。

ムンさんは現在ひらがなを勉強中で日本語はこれからたくさん喋りたいとのこと、今回の旅行で一番お世話になった方です。

ポケトークとイリー実際のところどうなん?|日本語ペラペラな韓国人に聞いてみた

キムさんによると、

コーヒーが飲みたいです」→イリーの方が正しい言葉

辛いものが苦手です」→ポケトークの方が正しい言葉

など文章によって正確さが変わるということ。

ただ実際に会話する上では、どちらでも伝わるのでこのは製品二つとも素晴らしい。とおっしゃっていました。

韓国本場のホルモン焼き屋へ

観光で食べたいものと言ったら焼肉、ホルモンでしょう。チーズダッカルビも食べようかなと思いましたが、実は韓国では日本ほど流行っていないそう。

韓国人が好きなもの=マッチャン(ホルモン)だそう。

ということでムンさんと一緒にテグ発祥のチェーン店に連れて行ってもらいました。

韓国では、日本のような焼肉のシステムと違い、店員さんがガンガン焼いてくれます。だからどんどん食べるだけ。

店員さんもわき目も降らず焼き続けるものだから、食べるスピードが追いつかない。

「日本人の焼肉って自分で焼かないといけないからめんどうじゃない?」と後に現れるカフェ店員の美女もいっていました。

納得のおいしさ。

サムギョプサルの正しい食べ方も教わり大満足。

ニンニクにコチュジャンつけて、キムチとお肉全てサンチュに巻いて食べるとマジでうまい。でも辛い

あっという間にお腹いっぱいになりました。

お会計はイリーを使って「クレジットカード使えますか?」と聞いてみました(ムンさんがいるから安心しつつもきちんと使いましたよ!)

韓国のコーヒーチェーンEDIYA COFFEEで美女に「綺麗ですね」といったら連絡先を交換しちゃいました

カフェが多い韓国ではみんなコーヒーが大好きです♪とムンさんはいっていたため、食後のコーヒーを飲むためにコーヒーチェーンのEDIYA COFFEEに行きました。

ここでお勧めを聞くとバニララテがおすすめだよ♪といってくれる店員さん。(バニララテしか聞き取れない)

勇気を出してイリーで話をかけてみたところツーショット撮影することに。

何が起きているのか自分でもわからないのですが、同行者ムンさんによると

うっしーさんがハンサムだから一緒に写真撮影してくれたのでは?」とカタコトで大うけしながらいっていました。

その後、ポケトークに切り替えて会話することに成功しました。

「嵐が好き来年コンサートに行くために日本へ行くよー」

と、いっていた。

旅行の一週間前に失恋した僕にとって自信につながったのはいうまでもない。

こんな感じで一日目を終了させて大満足の僕の感想。

テグ旅行1日目感想

韓国語が一切わからずにテグ旅行を選択する人自体かなり『稀』らしく、ソウルやプサンに比べると日本語が喋れる人は圧倒的に少ないとのことでした。

それでも、翻訳機と持ち前のコミュ力?を発揮することで無事に韓国旅行1日目を終了することができたのがとてもうれしく、また内容の濃い1日を過ごせたなと思います。

チェック!
韓国旅行は韓国語が話せなくても翻訳機のイリーがあったおかげでとても素敵な旅行になりました。
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