DAIV 4Nはマウスコンピューターがクリエイターの持運び用PCとして販売している14型のノートPCです。

第十世代インテルCore プロセッサによるパフォーマンスアップとUSB-Cからの充電が可能なUSB-PDに対応、加えて最新の無線規格Wi-Fi6にも対応しております。

上記3点が前モデルNG4300からの主な変更点となります。

実際に実機をお借りして検証した結果と僕の感想を言お伝えいたします。

DAIV 4Nの特徴

DAIV 4Nはマグネシウム合金素材と専用のGPUを搭載していながら、ストレージを増設した際に他社モデルよりも圧倒的に安いのが特徴です。

マグネシウム合金素材採用で耐久性が高い

DAIV 4Nはマグネシウム合金を外装にしようすることで耐久性を上げています。また、マグネシウム合金は流行のアルミニウム合金よりも軽量であるため、14型ながら重量は実測値で1.1kg程度。

モバイルでありながら耐久性と利便性を追求したノートPCです。

Core i7 10510U+16GB+専用グラフィックスでRAW現像もこなせる性能

DAIV 4NはベースのスペックがCore i7 10510U+16GBメモリと高性能モバイルノートPCに必要なスペックを有しています。

MX250搭載でPhotoshopや簡単な動画編集も

また、モバイル用ではありますが、専用のグラフィックチップを搭載しているため、フォトショップや簡単な動画編集に対応しています。

USB-PD対応でモバイルバッテリーから充電可能

DAIV 4NはPC持ち運び時の利便性をさらに向上させたのですが、その最たるものが、USB-PDに対応した点です。

USB-PD=USB Power Deliveryはこれまで一般的だった5V/1Aや5V/2.5Aを超える高出力の充電規格で、これまでMacbookやSurfaceそのほかスマートフォンのみ対応でしたが、DAIV 4NもUSB-PDに対応しました。

これにより、USB-Cに対応するケーブルで、充電器、モバイルバッテリーをPCと接続することでPC本体に充電ができます。

PC携帯時はACアダプターを一緒に持ち運ぶ必要がなくなるため、非常に便利です。

なお、マウスコンピューター公式情報では30W出力(30V/2A)以上の給電能力が必要ということでした。

実測値では、30W出力(上記写真)でも充電は可能ですが、PC作業中では満足に充電できない可能性もありますので、PDを利用される場合高出力の充電器およびモバイルバッテリーを用意しましょう。

DAIV 4Nシリーズ|USB充電対応クリエイター向けノートPC

公式サイトで確認

なお、仕様は記事執筆時のもので変更となる恐れがあります。必ず公式ページで確認してください。

DAIV 4Nのスペック

DAIV 4N
モニター14型(1920×1080ドット)
CPUCore i7-10510U
iGPUIntel UHD graphics
メモリ16GB
SSD256GB
インターフェースUSB2.0/USB3.0×3(Type-C1)/HDMI/RJ45(有線LAN端子)
フロントカメラ100万画素、WindowsHello対応
ワイヤレス機能Wi-Fi6 802.11ax/Bluetooth 5.0対応
サイズ320.2×214.5×17.5mm
バッテリー駆動時間約12.0時間
重量約1.09kg
保証1年間無償保証・24時間×365日電話サポート

マウスコンピューターのパソコンは標準保証に365日電話サポートサービスがついていますので、初めてPCを購入される方にもおすすめできます。

また、本モデルからWi-Fi6に対応し、専用のルーターがあれば高速通信が可能となっています。

内蔵ストレージのカスタマイズが安い

マウスコンピューターの強みでもある、「内蔵ストレージのカスタマイズが安い」はDAIV 4Nでも適応されておりまして、1TBのSSDに換装しても11,800円ですので、他社モデルと比較するとリーズナブルです。

DAIV 4Nの性能について

DAIV4NはCore i5 10510Uという第十世代の4コア8スレッドのCPUを搭載しています。各作業の快適性は下記のとおりです。

作業快適度評価
Officeソフト作業表計算ソフト、文書作成ソフト、プレゼンテーションソフトすべて快適に動作させることができます。
画像編集フォトショップやイラストレーターでロゴ、バナー作成ができる程度の性能です。
動画編集できなくはありませんが、特殊なアニメーションなどを加えるとカクツキます。
ゲーム中級クラスのゲームタイトルまでは動作させられます。

 

CPUの相対的な性能

Cinebench R20の総合スコア
m-Book K700 Core i7 9750H
2643pts
mouse X4 i7
1617pts
Prestige 15 Core i7 10710U
1587pts
m-Book X400HS Core i7 8565U
1448pts
m-Book X400B Ryzen 5 3500U
1373pts
mouse X5-B Ryzen 5 3500U
1371pts
DAIV 4N
1054pts

CPUのレンダリングスピードを計測するCinebench R20では、1054ptsという結果でした。比較的低めのスコアなのですが、シングルscoreは431ptsと高めの結果に。

これまで4-5台第十世代CPUのパフォーマンスを測定してきましたが、個体差なのか、PCの性能が単純に低いのか微妙なところです。

シングルコア性能を見る限り、”性能が低い”と感じることはないでしょう。

マルチコアが伸びないということは、動画編集などのレンダリング時の性能が伸びないことなので、あえて画像編集系に集中できるよう調整されている可能性も考えられます。

PCMARK 10による総合的なスコア

PCMARK 10はPCの基礎的な処理能力を計測するベンチマークソフトウェアです。ウェブブラウジングからビデオ通話ソフト、Office互換ソフトウェア、画像編集ソフトを動かしてパフォーマンスを測定します。

PCMARK10
Essential7111
Productibity6613
DigitalContentsCreation2552

一般的な作業は超楽勝、画像編集は普通といった感じ。

前モデルDAIV-NG4300と比較するとパフォーマンスの伸びがあまりよくないように感じます。

ファイナルファンタジー14のベンチマーク結果

軽量クラスのゲームタイトルファイナルファンタジー14は4239で快適クラスで動作します。

中級クラスのゲームタイトルまで起動はできると思いますが、ゲームを長時間プレイするのにあまり向いておりませんので、あくまで指標としてとらえておいてください。

SSDについて

搭載されていたSSDはWDもので、中程度の速度です。前述のとおり、マウスコンピューターはSSDのカスタマイズが安いのでクリエイティブな作業で利用される場合、1TBのNVMeにカスタマイズすることをおすすめします。(上位のSamsung製じゃなくても可)

DAIV 4Nの性能まとめ

ある水準以上の性能が出ないよう設計されているのかもしれませんが、第十世代のパフォーマンスをあまり感じることはありませんでした。

前モデルの僕の評価が高かったのもありますが、DAIV 4Nは主に画像編集系の作業に適しているモバイルノートPCですので、RAW現像やPhotoshopなどを多用される方におすすめです。

液晶モニターの色域について

DAIV 4NはsRGB比で100%程度の液晶パネルを採用しています。肉眼で見るとやや青が強く、実測値でも青が強かったです。

キャリブレーションツールで測定したRGBのトーンカーブです。青が軽度に強く白みがかった色でした。厳密な色合いを求める方は、キャリブレーションツールかハードウェアキャリブレーション対応のカラーマネジメントモニターを別途用意したほうがいいと思います。

色域

DAIV 4Nの色域
sRGBカバー率97.6%

DAIN 4Nに搭載されいてるパネルは「N140HCE-GN2」というもの。

ウェブコンテンツの基準となるsRGBカバー率は97%で、もの(個体)によっては100%ものもあると思われる水準です。

このクラスのモニターであれば、動画の編集やイラスト制作で使えるレベルで、プロのフォトグラファーだと足りないかなと感じるレベル。

ハイアマチュア向けの方が使うレベルだと思います。

ボディデザイン・外観

グレーを基調としたボディカラーで、DAIVのロゴが映えます。一般的なノートPCだと『業務用感』がでてしまうのですが、”クリエイター向けモデル”なのでこれはこれで、適材適所といった感じでとてもいいと思います。

全体的にフラットなデザインで、角張っていません。

14型ではありますが、ボディ本体は従来の13.3型と同等なので非常にコンパクトです。部屋においていてもすっきりした印象です。

重量は実測値で1.084kgでした。14型のノートPCとしては最軽量クラスです。

キーボード・タッチパッド

DAIV 4Nはフルサイズスケールのキーボードで打ちやすいです。

ただ、方向キーの部分がちょっと詰まってて、連続して打鍵すると押しづらいと感じることもあります。キーストロークは1.4mmほどで、最近のノートPCとしては普通の水準のキーボード。バチバチとした打鍵音です。

タッチパッドはボディ本体の三分の一を締め非常に大型のタッチパッドなので操作性は高いです。独立ボタンはないため、右クリック左クリックの操作はすこーししづらいと感じるかも。

マウスがあったほうがいいと思います。

インターフェース

右側面

右側面には、

  • USB 3.0 Type-C
  • USB 3.0
  • HDMI
  • DCジャック

となっています。

左側面

左側面は

  • ケンジントンロック
  • LAN端子
  • USB 2.0
  • USB 3.0

となっています。

右側面のUSB-CはUSB-PDに対応しているため、高出力の充電器やモバイルバッテリーがあれば、PC本体の充電が可能です。

耐久性・PCの表面温度

内部温度

ファイナルファンタジー14実行時の内部のクロックと温度を計測しました。

CPU使用率100%でも上記のようにCPU温度は80℃以下で安定しており、まだまだ余裕はありそうな感じです。

ベンチマーク結果を鑑みると、耐久性>パフォーマンスといった感じでしょうか。意図的にパフォーマンスを調整しているのかもしれません。

この時のPCの表面温度は39℃、触るとほのかに温かい程度で作業に支障が出るほどではなく安定していると思います。

底面の温度は43.7℃。膝に置くと温かい温度です。作業に支障はないと思います。

ファンの回転音について

ピーク時のファン回転音は50.9dbで比較的うるさいです。

なお、ファンの回転数は付属の『コントロールセンター』で調整可能。測定した結果は、ハイパフォーマンス時のものなので、オフィスモードにすることで40db(動作音が気にならなくなるレベル)までファンの回転数を制限できます。

DAIV 4Nの評価とまとめ

画像編集、イラスト制作で持ち運びたいあなたにおすすめな1台

前モデルからUSB-PDに対応した点はすばらしく、モバイルPCとしての完成度は増しました、が、動画編集を専門的に行うにはパフォーマンス不足だと感じます。

とはいえ、耐久性や液晶のクオリティは健在で、画像編集、イラスト制作に特化した高機動型のクリエイターモバイルノートPCへと進化したと感じているので、むしろ選びやすくなったといってもいいかもしれません。

DAIV 4Nシリーズ|USB充電対応クリエイター向けノートPC

公式サイトで確認

なお、仕様は記事執筆時のもので変更となる恐れがあります。必ず公式ページで確認してください。

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