Victus 16は日本HPから販売されているゲーミングノートPCでRTX4050から選択可能。リーズナブルな価格と所有欲を満たすデザインでライトゲーマーからミドルゲーマーにおすすめのシリーズ。
今回メーカーより検証機を借りられたので検証結果及び使い勝手を紹介。
スペック
検証モデルはCore i7 13700HX/RTX4070/16GB/512GB
Victus 16(intel) | |
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モニター |
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CPU |
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iGPU |
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dGPU |
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メモリ |
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SSD |
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サイズ(幅×奥行×厚さ) | 幅約370mm×奥行き約260mm×高さ約23.5mm |
バッテリー持続時間 | – |
充電タイプ | 230W ACアダプター |
重量 | 約2.46kg |
保証 | 標準保証・1年間の引き取り修理 |
使用・詳細は日本HP公式ページから確認してください。
特徴
動画で見る
フルHD144Hzの16.1型ゲーミングモニターを搭載
Victus 16は価格が一番安いモデルから144Hzの高リフレッシュレートで動作するパネルが採用されている。
明るさは標準的なノートPCとあまり変わらないためゲーム用として考えた方が良いだろう。
RTX4070の最大グラフィックスパワーは120W
Victus 16に搭載されているGPU NVIDIA GeForce RTX4070の最大グラフィックスパワーは120Wほどで、RTX4070搭載機としてはやや控えめな数字。
とはいえ、フルHD解像度のモニタースペックを活かしきれる性能は十分にあるため、性能不足は感じないだろう。
清潔感のある白い筐体を採用
Victus 16は白い筐体を採用したノートPCで昨今流行りの「ゴテゴテビカビカなゲーミングノートPC感」がないのが特徴です。
キーボードにおいても、テンキーが搭載されており、一般的な事務作業にも使えるキーボードが採用されているため、家で使う用のPCとしてもおすすめできる。
価格
記事執筆時の価格はセールが開催されているため
- Core i5 13500HXとRTX4050を搭載したVictus 16スタンダードモデルが148,500円
- Core i5 13500HXとRTX4060を搭載したVictus 16スタンダードプラスモデルが168,300円
- Core i7 13700HXとRTX4060を搭載したVictus 16パフォーマンスモデルが178,200円
- Core i7 13700HXとRTX4070を搭載したVictus 16パフォーマンスプラスモデルが206,821円
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Victus 16(インテル)
公式サイトでみる価格や仕様は変更となる恐れがありますので、必ず公式ページでご確認ください。
デザイン
Victus 16はモニター側が黒でキーボード側が白のカラーを採用したツートン配色を採用している。パッとみた印象は非常にスッキリしていてスタンダードノートPCに近いようなデザインだ。
筐体は一見するとかなり薄型だが底面からフチにかけてカーブすることで有線LANをうまいこと配置している。
2023年モデルから吸気用の穴を大きくしているため、性能を発揮しやすくなっている。
重量・ACアダプター
Victus 16(インテル)の重量 | |
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PC本体 | 2.350kg |
ACアダプター | 0.6kg |
キーボードについて
キーボードはフルサイズスケールのテンキー付きキーボードを採用。フォントが好みで日本語が少し目立たないような感じがとても僕の好み。
電源ボタンはキーボードの「delete」キー左に配置されており、その右には「OMEN Gaming Hub」の呼び出しボタンがある。キーボードも一見するとスタンダードノートPCのように使えるがゲーミングノートPCのソリューションも組み込まれているということだ。
日本HPが販売する製品はJIS配列に忠実なので打ちづらさは感じないだろう。
打鍵時の感触はPavilionシリーズに近い感じだが、16.1型の筐体が頑丈で力強く打鍵してもたわみがなく打ちやすい。
おそらくシューター系のゲームをキーボードでプレイするなら専用のものがあった方がいいかもしれないが、仕事用に使いたい場合は使いやすいと感じる人が大多数ではないだろうか。
タッチパッドも同様でフチを押してもしっかりと反応してくれる高精度タッチパッドが採用されており操作性は非常に高い。
モニター
Victus 16に搭載されているパネルは最大250nitの明るさを持ち、144Hzで動作する。
ゲームの優位性については一般的な専用のモニターと同等と考えて良いと思う。
色域について
Victus 16の色域 | |
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sRGBカバー率 | 64.5% |
DCI-P3カバー率 | 47.4% |
Adobe RGBカバー率 | 47.7% |
ウェブコンテンツの基準となるsRGBカバー率は64.5%で事務作業向きのモニターが採用されていた。
インターフェースについて
左側
- 有線LAN
- USB-A
- オーディオジャック
右側
- USB-C
- USB-A
- USB-A
- HDMI
- DCジャック
Victus 16は左側に主要なポートを備えている。SDカードスロットまで搭載しているため写真編集や動画編集もしやすい拡張性だ。
また従来のUSB-Aのポートも多く搭載しているため、キーボードやマウス、カメラ、マイクなどを接続できるため配信もしやすいだろう。
性能について
Cinebench R23
Cinebench R23はCPUのパフォーマンスのみでコンピューターグラフィックを生成し、CPUの性能を測定するベンチマークソフト。点数が高ければ高いほど高性能とされているが、実際のソフトウェアを動作させた際の実性能と差が開く可能性があるが結果下記の通り
Cinebench R23の総合スコア | |
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Core i7 13700HXレビュー機 | |
Core i7 12700H | |
Core i7 12700H | |
Core i9 12900H | |
Ryzen 7 6800HS | |
Core i7 11800H | |
Ryzen 9 5900HX | |
Core i7 12700H | |
Ryzen 7 5800H | |
Ryzen 9 5900HS | |
Ryzen 7 5800H | |
Ryzen 76800U | |
Core i7 11800H | |
Ryzen 7 5800H | |
Core i7 1260P | |
Ryzen 5 6600H | |
Ryzen 5 5600H | |
Ryzen 7 5700U | |
Ryzen 7 5800U | |
Ryzen 5 5625U | |
M1 | |
Core i7 11370H |
最新のCinebench R23(Minimum Test Duration OFF)では20112pts
マルチコア性能は20112ptsでデスクトップPC並みのパフォーマンス
長い時間パフォーマンスを維持できるため、性能の低下はほとんどない。
3DMark Time Spy
FutureMarkが提供する3D Mark Time Spyは、DX12に対応したゲーム系のベンチマークソフトでCPU、GPUや総合スコアを算出し相対的な性能がわかる。
グラフィックススコアは10937点。
CPUが特に高性能で昨年モデルよりも大幅にパワーアップしている。
SSDの読み書き
搭載されていた512GBのSSDはMicron製のもの。PCIe Gen4のSSD。
同じクラスのゲーミングノートPCと比較してSSDは有利で、クリエイティブなどに使いたい場合はVictus 16の方がおすすめできる
ゲームプレイ時の挙動については3時間ほどVictus 16を使って検証した。
重量級のゲームタイトルも非常に快適で、これ1台でどこでもゲームがプレイできる。
ファンの動作音について
ゲームをプレイしている時のファンの動作音は48db〜50dbほど。
ヘッドセットなどをつけてゲームをプレイしている場合ほとんど気にならない水準。普通に聞いてたら気になる程度
ファンの回転数がピークになると52dbほどで非常にうるさい。
Victus 16(インテル)2023年モデルの評価とまとめ
良い点
- ゲームのプレイがしやすい16.1型のモニターを搭載でゲーミングモニターは必要なし
- PCIe Gen 4を搭載
- JIS配列でスタンダードノートPCとしても利用できる
- 高いパフォーマンスの維持が可能
- 筐体がOMEN 16と同等でパフォーマンス面が改善
気になる点
- 重量は2.0kgオーバーで持ち運びが辛い
- モニターの色域が前年モデルと同様でsRGB60%台とクリエイティブ用途で使いづらい
- Thunderbolt4非搭載
ミドルからハイまでゲームを楽しみたい人におすすめのゲーミングノートPC
昨年モデルまでの使いやすさはそのままに、パフォーマンスをアップさせてきたといった感じで、ハードにゲームをプレイしたいというユーザーにおすすめできる。
一方でモニターの色再現度が高くないのでクリエイティブな用途に使うのであればOMEN 16を検討したい
Victus 16(インテル)
公式サイトでみる価格や仕様は変更となる恐れがありますので、必ず公式ページでご確認ください。
うっしーならいふ限定クーポンで7%オフで購入可能
日本HPより当サイト限定で7&オフクーポンを発行しております。ぜひご利用ください。