2024年版 Inspiron 13 5330 レビュー Core Ultra搭載でバッテリー連続動作時間が長い13型モバイルノートPC

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Inspiron 13 5330のCore Ultra 7搭載モデルをお借りできたのでレビューします

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Inspiron 13 5330のスペック

Inspiron 13 5330
モニター13.3型QHD+(2560×1600ドット)
CPUCore Ultra 7 155H
iGPUIntel Arc Graohics
メモリ16GB(DDR 5)
SSD1TB(NVMe)
サイズ(幅×奥行×厚さ)幅約296mm×奥行き約213mm×高さ約15.65mm
無線通信規格WIFI6E(802.11ax)
バッテリー64Whr
充電タイプ65W ACアダプター
重量約1.24kg
保証標準保証

仕様詳細はInspiron 13(5330)製品ページで確認できます

特徴

Inspiron 13 5330は13.3型のディスプレイを採用したモバイルノートPCです。

昨年モデルと同じボディ本体を採用しコストカットしているため、低価格でCore Ultra搭載機を購入できます。

前モデルのより3時間以上長いバッテリー連続動作時間

Inspiron 13 5330は昨年モデルよりも大型のバッテリーを搭載したことやCore Ultraプロセッサを搭載したことでバッテリーの連続動作時間が伸びました。

PC内部に保存された動画をループ再生するテストの結果です。

前モデルは636分ほどだったのですが、本モデルは857分ほどで3時間以上バッテリーの連続動作時間が伸びています。

拡張性の高いインターフェース

Inspiron 13 5330はUSB-C(Thunderbolt 4)のほかUSB-AやHDMIを搭載しています。

最新の13型ノートPCはUSB-Cのみの構成のものが多いため、利便性重視でPCを買いたい人はInspiron 13 5330を選択してみるといいかもしれません。

価格と選び方

このモデルはメモリ16GBが最大なので、事務作業用として購入するならCore Ultra 5を選択するのがおすすめです。

Core i3搭載の前モデルは下記レビュー記事にまとめています。

Inspiron 13 5330 2023年モデルのレビュー

デザイン

本体はアルミ素材が使われており、高級感があります。

カラーはシルバーです。清潔感のあるPCを探している人におすすめ。

サイズは幅約296mm×奥行き約213mm×高さ約15.65mm。A4ノートと同じくらいのサイズです。

重量は実測値で1.124g程度。

ACアダプターは65Wタイプのものが付属します。重量は324g程度です。USB-C充電器で65Wのものがあればそちらでも充電できます。

モニター

モニターサイズは13.3型です。

縦横、アスペクト比が16:10の構成なので、専用のモニターがいらないくらい見やすい大きさです。

色域

モニターの色域はsRGBカバー率が98.0%でした。

色域が広くクリエイティブな作業にも最適なモニターです。

キーボード

キーボードはUS配列を日本語にしたものです。キーピッチは約19mmのフルサイズスケールキーボードを採用しています。

日本で発売されるモデルについてはエンターキーが大きめに作られているなど、昨年のモデルから変更が加えられています。

アルミ筐体を採用しているため、しっかりと反発も感じられうち心地はよいと思います。

タッチパッドも非常に広く操作性は高いと思います。

インターフェース

左側

  • HDMI
  • USB-C(Thunderbolt 4)
  • USB-C(Thunderbolt 4)

右側

  • USB-A
  • オーディオジャック

インターフェースは一般的なノートPCよりも豪華だと思います。

別途必要な場合は、USB-Cハブなどを購入するとよいでしょう。

性能

Cinebench R23

Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。

パフォーマンスモードで計測したところ、マルチコア性能は13725ptssシングルコアは1811ptsです。

マルチコア性能、シングルコア性能ともにモバイルノートPCとしてはトップクラスのパフォーマンスです。

静音モード時はマルチコアが6843pts、シングルコア1626ptsです

3D Mark Time Spy

重量級のゲームタイトルを想定したベンチマークソフトの結果です

ゲーム性能も13型のなかでは高い水準です。

動画編集や簡単なゲームもこなせるでしょう。

PCの温度とファンの動作音

Cinebench R23の10minuteテストでCPU温度と動作周波数を確認してみました。

CPU温度は最大が85度程度で動作するようにコントールされています。

後半パフォーマンスのブレがはげしくなっていました。

表面の温度

PCの表面温度はベンチマークテスト中で41.8℃でした。CPU温度が高いのでPCの表面温度もかなり高くなってしまいます。

気になる場合は、「MyDell」から静音モードにきりかえるのをおすすめします。

ファンの回転音の大きさ

パフォーマンスモード時

ベンチマークテスト中のファン回転音は47.9dbほどでした。かなりうるさいです。

基本設計が前モデルとかわっていないと思います

静音モード時

静音モード時はファンの回転音はとても静かです。外で利用していても気にならないレベルでしょう。

ただしパフォーマンスは落ちます。

まとめ バランスの良いモバイルノートPCが欲しいならコレ

Core Ultraを搭載したInspiron 13 5330も基本設計がかわらないため、パフォーマンスモード時ではうるさくなります。

CoreUltra搭載機のメリットはバッテリーの連続動作時間の向上と静音モード時のパフォーマンス向上です。その点を考慮して選択するとよいでしょう

持ち運びやクリエイティブワークをされるかたにおすすめです。

デメリットは下記

  • 基本設計が変わらないので、競合機と比較すると予算重視になる

といった点が気になるポイントです。

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