Lenovo LOQ Towerをメーカーからお借りできたのレビューします。
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Lenovo LOQ Tower 17IRR9(Intel Core)のスペック
Lenovo LOQ Tower 17IRR9(Intel Core) | |
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サイズ(幅×奥行×厚さ) | ミニタワー(170×279×376) |
CPU | Core i7 14700F |
GPU | RTX4060 |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB(NVMe) |
無線通信規格 | WIFI6(802.11ax)、Bluetooth 5.2 |
電源 | 500W 80PLUSプラチナ |
重量 | 約8.0kg |
保証 | 1年間のLegion Ultimate Support |
仕様、詳細はLenovo LOQ製品ページで確認できます。
特徴
Lenovo LOQ Towerはオーソドックスなメーカー製のタワー型PCに装飾をほどこした高コスパゲーミングPCです。
搭載されているパーツで豪華なものはありませんが、性能をきっちり出せる点が魅力
低価格でゲーミングPCを購入したい人の選択肢としておすすめの製品です。
メーカー製PCならではのスチール素材を採用したPCケース
法人PCなどで採用されているスチール型のPCケースを採用しています。
このケースのメリットは頑丈であること、外からの衝撃が加わっても変形がしづらいだけでなく、放熱性に優れています。
また重量があるため、振動も伝えづらくHDDなどを搭載するのに適しています。
スチールケースは加工の難易度が高く代り映えしないデザインが弱点とされています。
また、自分でPCを拡張したいと思ってもできない点がデメリットとして挙げられるため、PCの仕様とニーズを確認することが大切です。
ラインアップとおすすめ
おすすめは上位モデルのRTX4060を搭載しているi7のカスタマイズベースです。
3.5インチベイが利用できるので、自分でSSDのストレージを増設すると、低価格で容量を増やせます。
Lenovo LOQ Tower 17 IRR9
公式サイトでみるデザイン
本体前面の装飾は樹脂素材で作られています。
電源ボタンと正面にあるLEDの装飾がアクセントになっていてゲーミングPCっぽさを演出。
サイズは幅約170mm×奥行き279mm×高さ約376mmです。
- オーディオジャック
- USB-C(3.2 Gen 1)
- USB-A(3.2 Gen 1)
- USB-A(3.2 Gen 1)
- ライン出力
- USB-A 2.0×4
映像出力系はGPU側のみ使えるようになっています。
- DP×3
- HDMI×1
性能
パフォーマンスの測定は全てパフォーマンスモードで計測しています。
Cinebench R23
Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。
マルチコア性能は23873ptsシングルコアは2075ptsです。
デスクトップ型のPCとの比較です。
タワーケースを採用しているため、非常にパフォーマンスが高くゲームのプレイが快適に行えます。
3DMark Time Spy
重量級ゲームタイトルを想定したベンチマーク3DMark Time Spyの結果です。
大人気ゲームが必要とするスペックのGPUとの比較です。
各種ゲームタイトルの推奨スペック(フルHD/60fps/高画質)に設定されているGPUのスコアを上回っており、快適にプレイできる水準であることがわかります。
動画編集の書出し速度の比較
Davinci Resolve Studioで動画のエンコードを比較します。結果は10分の動画が2分18秒でした。
書出し時間はM3MacbookAirよりわずかに不利でしたが、動画編集用のPCとしても使える水準です。
PCの温度とファンの動作音
ファイナルファンタジー15のベンチマークソフトをフルHD/標準品質で30ループさせた際の挙動を確認します。
コア温度は70℃近くで推移します。これはGPUも同様です。
フレームレートの低下もほとんどなく144fps程度でゲームを楽しめます。
表面の温度
ケース内部は人肌よりも熱いくらいでした。
GPUが64℃程度で、PC側で計測した温度と近い値を示しています。
ファンの回転音の大きさ
ゲーム中のファンの大きさは48.2db程度です。結構うるさい音の大きさです。
ケースを机の下に置くなどで使用中の不快感は改善が可能です。
また一般的なゲーミングノートPCと違い、低い音なので音の大きさの割に不快感は軽度です。
拡張性について
メモリスロットは2枚構成で2スロット利用されているので、増設する場合はメモリを交換する必要があります。
メインストレージはM.2 2280でこちらも交換が必要です。
電源の隣に隣接する3.5型のベイにSSDかHDDを追加できます。
本モデルはHDD搭載モデルのためすでに内蔵されていますが、おそらくSSDのみの場合もここは利用可能だと思われます。
まとめ 10万円前後の予算で考えている人におすすめのゲーミングPC
従来型のタワー型をアレンジした高コスパなゲーミングPCだと思います。
ケース内部に面白みはありませんが、そのおかげで耐久性や低価格を実現できています。
メーカー独自のマザーボードやケースを採用することでカスタマイズ性は最小限ですが、低予算でフルHDでゲームや動画編集を行う人にとってこのモデルはおすすめできます。
デメリットは下記
- ゲーム中のファンの音の大きさがやや大きめ
といった点が気になるポイントです。