Legion 7i Gen 9をメーカーからお借りできたのレビューします。
アフィリエイト広告です。
Legion 7i Gen 9のスペック
Legion 7i Gen 9 | |
---|---|
モニター | 16型(3200×2000ドット)16:10 165HzDCI-P3 100% |
CPU | Core i7 14700HX |
GPU | RTX4060 |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB(NVMe) |
サイズ(幅×奥行×厚さ) | 幅約357mm×奥行き約262mm×高さ約19.8mm |
無線通信規格 | WIFI6E(802.11ax)、Bluetooth 5.3 |
バッテリー | 99.9Whr |
充電タイプ | 230W ACアダプター |
重量 | 約2.24kg |
保証 | 1年間のLegion Ultimate Support |
仕様、詳細はLegion 7i Gen 9で確認できます。
特徴
Legion 7i Gen 9は、拡張性の高いUSB-C Thunderbolt 4ポートを搭載したゲーミングノートPCです。
本体の厚さを薄くするため、有線LANを搭載していないなど、製品コンセプトが明確です。
クリエイティブ用途が多く、ゲームも楽しみたいユーザーにおすすめの製品です。
薄くスタイリッシュなゲーミングノートPC
Legion 7iはゲームPCブランドの製品ですが、PC本体が非常に薄く作られているため、クリエイターノートPCのようなデザインになっています。
そのため、有線LANが省かれ、Thunderbolt 4に対応したものも含め、USB-Cポートが3つ搭載されている点も魅力的です。
230W電源でパフォーマンスが高い
付属のACアダプターは230Wのもので重量が870gほどあります。
搭載されていたRTX4060の出力は140Wでフルパワーを利用できます。
ウェブ用の動画編集を行うのであれば、カスタマイズベースのモデルで十分です。
RAW現像や写真補正を行う方、また10bitで映像編集をする方は、上位の3Kモデルを選択することをおすすめします。
Legion 7i Gen 9
公式サイトでみるデザイン
PC本体は金属素材と樹脂素材でで作られています。
幅約357mm×奥行き約262mm×高さ約19.8mmです。
16型ながらコンパクトな作りです。持ち運びも可能だと思います。
底面はネジで止められているので精密ドライバーで外せます
ACアダプターは230Wタイプのものが付属します。
合計で3kgを超えます。
モニター
モニターサイズは16型です。搭載パネルはIPS駆動方式の液晶パネルです。
解像度は3K(3200×2000ドット)を採用しています。
光の映り込みが少ないノングレアタイプなので事務作業用に最適です。
色域
モニターの色域はDCI-P3カバー率が94.0%。
キーボード
キーボードはテンキー付きのフルサイズスケールのキーボードです。
US配列を日本語に切り替えたキーボードですが、操作性は高く、一般的な作業にもお勧めです。
インターフェース
奥側
- HDMI
- 電源
右側
- SDカードスロット
- USB C(3.2 Gen 2)
- カメラキルスイッチ
- USB A(3.2 Gen1)
左側
- USB-A(3.2 Gen 2)
- USB-C(3.2 Gen 2)
- USB-C(Thunderbolt 4)
- オーディオジャック
性能
パフォーマンスの測定は全てパフォーマンスモードで計測しています。
また、メモリはシングルスロットのみですがHWINFOで確認したところデュアルチャネル動作でした。ベンチマーク結果もそうですが1枚でもパフォーマンスに影響はありません。
Cinebench R23
Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。
マルチコア性能は23671ptsシングルコアは2057ptsです。
16型のゲーミングノートPCのなかでは高いパフォーマンスです。
3DMark Time Spy
重量級ゲームタイトルを想定したベンチマーク3DMark Time Spyの結果です。
RTX4060搭載機としては高性能なモデルだと思います。
デスクトップ用のGPUと同じくらいのスコアが出ています。
また、人気のゲームタイトルの推奨スペック(フルHD/60fps/高画質)に設定されているGPUのスコアを比較すると快適にプレイできる水準であることがわかります。
ゲーム中のストレステストの結果
重たいゲームをループさせてパフォーマンスの低下があるかを計測します。
スタビリティが99.2%という結果で非常に安定度が高いと思います。
ゲーム中のパフォーマンスの低下はほとんどないでしょう。
動画編集の書出し速度
Davinci Resolve Studio 19で10分動画の書出しを比較します。
書出し速度はWindowsマシンの中でトップクラスでした。
PCの温度とファンの動作音
ファイナルファンタジー15のベンチマークソフトをフルHD/標準品質で30ループさせた際の挙動を確認します。
コア温度は90℃近くまで上昇します。
GPUは80℃程度で推移します。フレームレートの低下もほとんどなく150fps程度でゲームを楽しめます。
動作周波数が安定しており、フレームレートが従来モデルよりも安定していると思います。
表面の温度
PCの表面温度はベンチマークテスト中で46.4℃でした。
キーボード周辺は結構熱くなるので注意しましょう。
ファンの回転音の大きさ
ゲーム中のファンの大きさは50.6db程度です。結構うるさい音の大きさです。
まとめ クリエイティブ用途でおすすめしたいハイパフォーマンスゲーミングノートPC
USB-Cポートを3つ搭載し、高解像度モニターを選択できるため、クリエイティブタスクを処理するノートPCとしておすすめです。
さらに、RTX 4060の高いパフォーマンスにより、デスクトップPCに引けを取らないゲーム体験も楽しめます。
デメリットは下記
- キーボード側の熱
- 有線LAN非搭載
といった点が気になるポイントです。