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Lenovo Yoga Pro 7 Gen 9 14.5型 AMD レビューRyzen AI 9搭載でデスクトップPC越えの性能

Yoga Pro 7 Gen 9 14.5型 AMDをレンタルしたのでレビューします。

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Yoga Pro 7 Gen 9 14.5型AMD のスペック

Yoga Pro 7 Gen 9 14.5型AMD
モニター14.5型(2880×1800ドット)16:10光沢有機EL
CPURyzen AI 9 365
GPURadeon 880M
メモリ32GB(LPDDR5X)
SSD1TB(NVMe)
サイズ(幅×奥行×厚さ)幅約325.5mm×奥行き約226.49mm×高さ約16.6mm
無線通信規格WIFI6E(802.11ax)、Bluetooth 5.3
バッテリー73Whr
充電タイプ100W ACアダプター
重量約1.54kg
保証1年間のメーカー保証

仕様、詳細はYoga Pro 7 Gen 9 14.5型AMD製品ページで確認できます。

特徴

特徴

高性能グラフィックス搭載

搭載されているRyzen AI 9 365プロセッサ内蔵のRadeon 880Mグラフィックスは、業務用の3D CADソフトなど、高いグラフィックスパフォーマンスを必要とするシーンにも対応可能。クリエイターからエンジニアまで、幅広いプロフェッショナルユーザーにとって頼れる性能を発揮します。

マルチコア性能

圧倒的なマルチコア性能を持つRyzen AIプロセッサは、動画編集やレンダリング、AI関連の演算処理などの負荷の高いタスクを効率的にこなします。このため、PCをデスクトップPC代わりに使いたい方や、1台で多目的に使えるノートPCを求める方に最適です。

デザインと携帯性

14.5型のコンパクトなボディは、持ち運びのしやすさと大画面の利便性を両立。高精細ディスプレイにより、映像編集やプレゼン資料作成といった作業も快適に行えます。

おすすめポイント

Yoga Pro 7 Gen 9は、クリエイティブタスクと日常的な事務作業の双方を1台で完結させたい方に特におすすめです。強力なマルチコア性能と高いグラフィックス性能を備えながらも、ノートPCならではの携帯性を損なっていません。

デスクトップPCとノートPCの役割を1台にまとめるという新しいスタイルを実現するYoga Pro 7 Gen 9は、性能と機能性を兼ね備えた次世代の選択肢と言えるでしょう。

ラインアップ解説

Yoga Pro 7 Gen 9 14.5型AMD

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デザイン

ボディ全体は金属素材で作られており、カラーはルナグレーです。落ち着いた印象を与えつつ、所有欲を満たす高級感のある仕上がりとなっています。

このデザインの強みは、指紋が目立ちにくい点です。そのため、外で使用していても汚れが気にならず、清潔感を保ちながら使えるのが大きな魅力です。

この機種が優れている点はその薄さです。

幅約325.5mm×奥行き約226.49mm×高さ約16.6mmで、一般的な14型のノートPCよりも少し大きい程度です。

底面側も金属素材でできています。

重量は実測で約1.53kgです。14型クラスのノートPCとしては比較的重たい部類に属します。

ACアダプターは100Wタイプのものが付属し、PC本体と合わせて合計約1.9kgですが、最新の社外製充電器を利用すれば、さらに軽量化できるため、持ち運びもしやすくなります。

対応出力は20V/5AなのでUGREENやAnkerの100W充電器で充電しながら利用可能です。

モニター

モニターサイズは14.5型で、有機ELパネルを搭載しています。

解像度は2.8K(2880×1800ドット)です。

光の映り込みがあるグレアタイプなので、気になる方は反射防止フィルムの購入を検討すると良いでしょう。

色域

sRGBカバー率がDCI-P3カバー率が99.9%です。

キーボード

キーボードはUS配列を日本語化したものです。

ストロークは深めで、しっかりと打ち込むことができます。

タッチパッドはガラス製を採用しているため、操作性が高いです。

キーボード側も皮脂が目立ちづらい作りで素晴らしいと思います。

インターフェース

左側

  • HDMI
  • USB 4(Thunderbolt 4)
  • USB C 3.2 Gen 2

右側

  • カメラキルスイッチ
  • 電源ボタン
  • USB A(3.2 Gen 1)

性能

Cinebench R23

Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。

マルチコア性能は17973ptsシングルコアは1996ptsです。

14型で比較してみるとCPU性能はトップでマルチ・シングル両方で非常に高い性能です。

ゲーム性能

重量級のゲームタイトルサイバーパンク2077のベンチマーク機能を使った評価です。HD画質まで解像度を落とし、ゲームメーカー推奨の「高画質」設定で計測します。

平均47.9fpsほどで描画をしていました。(グラフでは1280×800となっていますが16:10のアスペクト比を持つモデルでは1280×1024で計測してます)

HD画質であれば、重量級のゲームタイトルもプレイできるGPU性能です。

3D Mark Time Spy

重量級ゲームタイトルを想定したベンチマークソフト 3D Mark Time Spyの結果です。

専用GPU非搭載モデルの中では上位の性能です。

動画書き出し性能

Davinci Resolve Studioで10程度の動画を書き出した時の時間は3分39秒でした。

専用GPUを非搭載のモデルでは最速でした。

バッテリー持続時間

HD画質の動画をループさせるテストでは11時間10分という結果。

ビジネス向けノートPC群のなかではバッテリー持続時間は短いです。

PCの温度とファンの動作音

ファイナルファンタジー15を30分間動作させた際のCPUの動作周波数を確認します。

平均3Ghz程度で推移し、10分ごろから動作周波数が下がります。

使用率が10分ごろからZen5cで動作するようになっています。おそらく負荷状況を見て消費電力の低いZen5Cを動作させるような形になったのだと思います。

動作周波数の変化によってフレームレートが極端に落ち込むことはありませんでした。

GPUの性能が頭打ちになっているため、CPUのパフォーマンスを必要としないことが影響としてありそうです。

表面の温度

41.5℃ほどでした。長時間高負荷な作業を行う場合でもギリギリ許容範囲内に収まってます。

ファンの回転音の大きさ

パフォーマンスモード

ファンの動作音は約43.5dB程度でした。やや耳障りな音の大きさです。

動画編集時やゲームのプレイ時はうるさいと感じるかもしれません。

まとめ ワークステーションを持ち運ぶならコレもあり

Yoga Pro 7 Gen 9 14.5型AMDは、デスクトップPCに匹敵する高いマルチコア性能を備えた万能ノートPCです。搭載されているRyzen AIプロセッサは、マルチタスクや動画編集、3Dレンダリングなどのクリエイティブタスクを軽快にこなすことができ、デスクトップPCの代替としても十分に活躍します。

さらに、自宅やオフィスでは据え置き型の母艦として使いながら、必要に応じて外出先へ持ち運ぶことも可能な携帯性を備えている点が大きな魅力です。ただし、バッテリー持続時間に関しては高性能なZen 5コアの消費電力が大きいため、Core Ultra S2搭載機と比較すると短めです。しかし、据え置き利用が中心のユーザーにとっては大きなデメリットにはならないでしょう。

デスクトップ級のパフォーマンスとノートPCの携帯性を両立しているため、クリエイティブ作業や重たいタスクをこなす必要がありながらも、持ち運びも視野に入れている方にとって非常におすすめの1台です。

Yoga Pro 7 Gen 9 14.5型AMD

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うっしー
うっしーhttps://usshi-na-life.com
静岡県出身。2014年にブログ「うっしーならいふ」を開設。 元家電量販店スタッの経験を活かし、PCのわかりやすい製品紹介記事を多数執筆。 2017年に「ウチヤマチカラ/うっしーならいふ」チャンネルとしてYouTubeでの活動も開始し、2022年11月現在でチャンネル登録者数は2万人を越える。
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