Legion Tower 5 30IAS10(Intel)をメーカーからお借りできたのレビューします。
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Legion Tower 5 30IAS10(Intel)スペック
Legion Tower 5 30IAS10(Intel) | |
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サイズ(幅×奥行×厚さ) | ミドルタワー(211×490.4×414) |
CPU | Core Ultra 7 265KF |
GPU | RTX4060 |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB(NVMe) |
無線通信規格 | WIFI7(802.11ax)、Bluetooth 5.4 |
電源 | 500W 80PLUS BRONZE |
重量 | 約15kg |
保証 | 1年間のLegion Ultimate Support |
特徴
Legion Tower 5 30IAS10は、レノボのゲーミングブランド**「Legion」**から登場したデスクトップゲーミングPCです。
注目すべきは、フロントに電源ユニットを搭載した、近年では珍しい設計を採用している点。省スペースかつ冷却効率を意識したユニークな構成です。
搭載されている電源は約500Wクラスで、ミドルクラス構成までのGPU・CPUの搭載が可能。無理のない電力設計で安定したパフォーマンスを発揮します。
また、CPUには最新のCore Ultra 200シリーズを採用。これにより、ゲームはもちろん、動画編集やデザイン作業などのクリエイティブ用途にも十分対応できます。
ゲーミング・クリエイティブどちらも楽しみたい方におすすめのバランス型モデルです。コストを抑えつつも高い性能を求めるユーザーに最適な選択肢と言えるでしょう。
前側に電源を搭載した珍しい設計


Legion Tower 5 30IAS10は、電源ユニットをフロント側に配置することで、PC内部が非常にすっきりとした印象になっています。
また、はにかむ(ハニカム)デザインのカバーによって、電源部分がうまく目隠しされており、見た目にも整った内部構造を実現。エアフロー設計にも工夫があり、底面側から冷たい空気を吸い上げ、GPUにダイレクトに冷却風を当てる構造となっています。

この設計により、より上位のGPUを搭載した場合でも安定した冷却が可能と考えられ、パフォーマンスをしっかり発揮できるのが大きな魅力です。冷却性能を重視するユーザーや、長時間の高負荷作業を想定している方にも安心しておすすめできるモデルです。

Lenovo Legion T5 30IAS10 (Intel)
公式サイトでみるデザイン

Legion Tower 5 30IAS10の本体前面は、樹脂素材で装飾されており、スタイリッシュな印象に仕上がっています。無駄を省いたシンプルなデザインで、LEDなどの過度な演出がないため、使用環境を選ばず馴染みやすいのも特徴です。
このデザインは、派手さを求めるゲーマーだけでなく、落ち着いた外観を好むクリエイターにもフィットするため、幅広いユーザー層にとって使いやすい一台と言えるでしょう。見た目の主張を抑えつつ、性能で魅せるスマートなゲーミングPCです。

- オーディオジャック
- USB-A(3.2 Gen 1)
- USB-A(3.2 Gen 1)
- 電源ボタン

- USB A 3.2 Gen 1×2
- USB-C 3.2 Gen 2
- USB-A 2.0×4
- 有線LAN
- ライン出力
電源ケーブルの差込口が上側にある点に注意。

- DP×3
- HDMI×1
性能

パフォーマンスの測定は全てパフォーマンスモードで計測しています。
Cinebench R23
Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。

マルチコア性能は23873ptsシングルコアは2075ptsです。

デスクトップ型のPCとの比較です。
タワーケースを採用しているため、非常にパフォーマンスが高くゲームのプレイが快適に行えます。
3DMark Time Spy
重量級ゲームタイトルを想定したベンチマーク3DMark Time Spyの結果です。


大人気ゲームが必要とするスペックのGPUとの比較です。
各種ゲームタイトルの推奨スペック(フルHD/60fps/高画質)に設定されているGPUのスコアを上回っており、快適にプレイできる水準であることがわかります。
重量級ゲームの快適性
サイバーパンク2077のベンチマーク機能を使って平均fpsを計測しました。

マルチフレームジェネレーションを利用するとWQHDの高画質設定でも平均で93fpsと非常に高いフレームレートでゲームのプレイが可能です。
DLSSに最適化されたゲームタイトルであればすべてのゲームがWQHDで快適にプレイできると思います。
モンスターハンターワイルズ

モンスターハンターワイルズではフレーム生成を行いWQHD画質でプレイすることは可能です。
PCの温度とファンの動作音
モンスターハンターワイルズのベンチマークソフトをWQHD高画質で30分ループさせた際の挙動を確認します。

コア温度は60℃近くで推移します。空冷クーラーで安定した性能が出せています。

このときのCPUの電力挙動を見ると、PL1(定格電力制限)が140Wに対して、実際の動作は60〜100W程度で推移していることが確認できます。
このことから、CPUにはまだ十分な余力がある状態であり、より高負荷なタスクにもさらに対応できるポテンシャルを持っていると考えられます。
効率的な電力制御が行われているため、パフォーマンスと消費電力のバランスも良好で、長時間の作業や高負荷な処理でも安定した動作が期待できる構成です。
表面の温度

GPUの温度は60℃程度と非常に安定しており、全く問題のない安全な動作温度です。さらに、**VRM(電圧レギュレータモジュール)に取り付けられたヒートシンクの温度も40.2℃**と、熱の管理がしっかりと行われていることが確認できます。
これにより、高負荷時でも安心して長時間使用できる冷却設計となっており、ゲーミングやクリエイティブ作業など、パフォーマンスが求められるシーンでも安定した動作が期待できます。冷却性能に優れた構成を求める方にもおすすめです。
ファンの回転音の大きさ

ゲームプレイ中のファン音は約39.6dB程度で、一般的な静かな室内と同等レベルの静音性を保っています。
CPUやGPUが安定して動作する環境が整っているため、冷却ファンが必要以上に高回転になることもなく、駆動音が不快に感じることはありません。
長時間のゲームプレイでも集中を妨げず、静かで快適な使用感を求めるユーザーにも満足できる設計となっています。静音性を重視する方にもおすすめできるゲーミングPCです。
拡張性について


本モデルは、M.2 SSDを最大2つまで増設可能です。高速ストレージを増設したい方には十分な構成と言えます。
ただし、それ以外の拡張性は限定的で、増設できるのはメモリとM.2 SSDのみとなっています。
そのため、HDDの追加や光学ドライブの増設、拡張カードの取り付けなどには対応していません。購入前に「増設=メモリとSSDのみ」と覚えておくと安心です。
シンプルな構成で十分という方には扱いやすく、メンテナンス性にも優れた設計です。
まとめ 低予算で最新のCPU搭載モデルが欲しい方にお勧め
Legion Towerは、Core Ultra 7 265KFを搭載しており、CPUのパフォーマンスに余裕がある点が大きな魅力です。この高性能CPUにより、DLSSによるフレーム生成を活用した高解像度ゲームや、高フレームレートでのプレイにも対応しやすい構成となっています。
GPUはRTX 4060、あるいはRTX 5060相当が搭載される構成になると見られ、低予算でも最新のCPUを手に入れたいユーザーにおすすめのゲーミングPCです。
CPU性能に余裕があるため、ゲーム用途だけでなく、動画編集・配信・クリエイティブ作業などマルチに活用可能。1台でさまざまな作業をこなしたい方や、コストを抑えながら高性能PC環境を構築したい方に最適なモデルです。
