この記事ではマウスコンピューターのゲーミングブランド「NEXTGEAR」シリーズの選び方とおすすめのカスタマイズを紹介します。。
先に結論
10万円台前半〜中盤でコスパ最高のゲーミングPCが欲しい → JGシリーズ
フルタワー筐体+拡張性重視 → HDシリーズ
まずはCPUとGPUを優先、予算に余裕があればメモリ・ストレージを盛るのが鉄則
NEXTGEARシリーズの特徴
マウスコンピューターの NEXTGEARブランド は、直販サイトと直営店舗限定で展開されており、余計な流通コストを省くことで外資系メーカーに匹敵するコストパフォーマンスを実現しています。
マシンコンセプトは「ゲームを楽しむすべての人へ」。その言葉通り、用途や環境に合わせて選びやすいラインアップが揃っているのが特徴です。
NEXTGEAR Jシリーズ
ノートPCで手軽にゲームを楽しみたいユーザー向け。持ち運びや省スペース性を重視したモデル。
NEXTGEAR JGシリーズ
コンパクトなデスクトップ筐体で、据え置き環境をすっきりまとめたい人に最適。価格と性能のバランスが魅力。NEXTGEAR HDシリーズ(2025年追加)
フルタワー筐体を採用し、4K解像度の重量級ゲームも快適に動かせる高性能モデル。拡張性や冷却性能も強化され、ハイエンドユーザーに向く。
まとめると、NEXTGEARは「ノートからコンパクトデスクトップ、そしてフルタワーまで」幅広いユーザー層をカバーしつつ、価格対性能比の高さとゲーム特化設計で支持されるブランドです。
用途別におすすめの構成
省スペースならゲーミングノートPC
省スペース環境でゲームを楽しみたいなら、ゲーミングノートPCのNEXTGEAR J6シリーズがおすすめです。
このモデルは NVIDIA GeForce RTX 4050 を搭載しており、GPUが持つパワーを最大限に発揮できるよう設計されています。そのため、フルHD解像度で快適にゲームをプレイ可能。据え置きPCのような設置スペースを必要とせず、デスクの上だけで本格的なゲーミング体験を得られる点が魅力です。
フルHD~4Kでゲームを快適に楽しみたいならJG
NEXTGEAR JGシリーズは、最新トレンドに合わせた設計で、フルHD〜WQHD、さらには4Kも視野に入るマシンスペックをラインアップ。
フルタワーより一回り小さいコンパクト筐体を採用しており、設置性に優れるうえ、初めてのデスクトップでも配線・設置がしやすいのが魅力です。
WQHD(2560×1440)は画質とフレームレートのバランスが良く、見栄えを上げつつ高FPSを狙える解像度。JGはこの解像度帯を主戦場に、タイトルや予算に合わせて構成を選べます。
4K以上の解像度、最高画質でプレイするならHD
NEXTGEAR HDシリーズは、WQHD以上〜4K解像度を前提に快適なプレイができるスペックを備えたハイエンド向けモデルです。
フルタワーサイズの巨大なケースを採用し、冷却性能と拡張性に余裕があるため、最新AAAタイトルを最高画質でプレイしたいユーザーに最適。さらにケースにはRGBライティングを楽しめる仕組みが用意されており、ゲーミングPCらしい雰囲気を演出してくれます。
細かいスペックの選び方2025年のトレンドについて
GPU:NVIDIAかAMDか
いまのゲーミングPCはAI機能を前提に“高解像度×高画質”を滑らかにするのが主流です。
NVIDIA推しの理由:DLSS(超解像)+Frame Generationの成熟度が高く、対応タイトルも多い。たとえば『モンスターハンターワイルズ』のような重いタイトルで“フレーム生成ON”なら、NVIDIAのほうがフレームレートの伸びが大きく、安定しやすい。
AMDが有利な場面:メーカー直販で価格が攻めていることが多く、同じ予算で上位GPUに届くことがある。フレーム生成を使わない(AI機能を使わない)前提や、純粋なラスタ性能・VRAM容量をコスパ重視で取りにいくならAMDは強い選択肢。
RTX5060~5070はWQHD
最新のNVIDIA RTXシリーズは、フレーム生成(Frame Generation)機能を活用することで、WQHDから4K解像度まで幅広くゲームを楽しめるのが強みです。
実際に『モンスターハンターワイルズ』のベンチマークを行ったところ、RTX 5060 Ti搭載機では4K・ウルトラ設定で平均63FPS前後と“ギリギリ快適”という結果でした。WQHD解像度なら十分余裕がありますが、4K最高画質を余裕をもって楽しむならRTX 5070 Ti以上をおすすめします。
CPUの選び方(いまの常識)
CPUボトルネックはほぼ解消傾向
高画質時の伸び方はタイトルごとに差がありますが、CPUが足を引っ張って“遊べない”水準まで落ちるケースは稀。まずはGPU選定が最優先でOKです。ただし“古いCPU”は例外あり
NEXTGEARはRyzen 5 4500のような旧世代も選べますが、同じGPUでもフレームが大きく伸びないことがあります。価格だけで旧世代を選ぶメリットは小さめ。うっしー的おすすめライン
基本は AMDの“Ryzen 7000世代以降”
省エネ・高パワー・価格の三拍子で、コスパよくWQHDまでのゲームに最適。目安:Ryzen 5 7500F からが◎(※表記ゆれに注意)。
余裕を見たいなら Ryzen 7 7700/7800X3D も有力。
おすすめモデル
フルHD~WQHDゲーミングならNEXTGEAR JG-A5G60
Ryzen 5 7500F + GeForce RTX 5060 の実用バランス構成。
フルHDはもちろん、タイトル次第で**WQHD(2560×1440)**も十分狙えるパワーです。初めてのデスクトップでも扱いやすいJG筐体で、配線・設置がラク。
このモデルが向いている人
eスポーツ系を高フレームで遊びたい
AAAタイトルを中~高設定のWQHDで楽しみたい
価格を抑えつつ、動画編集や配信も視野に入れておきたい
おすすめカスタマイズ(画像の例ベース)
メモリ:32GB(16GB×2, DDR5-5200) … +¥14,300
近年の大作・配信ソフト・ブラウザ多タブでも余裕。Premiere/Resolve/After Effectsの安定度が段違い。
SSD:2TB NVMe(WD_BLACK SN850X, Gen4×4) … +¥31,900
ゲームの容量肥大化に対応。編集用キャッシュや録画保存も1台で完結。高耐久・高スループットで安心。
4Kゲームを快適に遊ぶならNEXTGEAR JG-A7G70
Ryzen 7 7800X3D × GeForce RTX 5070の強力タッグで、GPU性能をしっかり引き出せる4K向けバランス機。
標準16GBメモリはボトルネックになりやすいので、32GB(16×2)へ増設を強く推奨。これでフレームの安定と配信・並行タスクの余裕が一気に増えます。
おすすめカスタマイズ
メモリ:32GB … 4Kテクスチャ&バックグラウンドアプリでの余裕を確保
SSD:2TB NVMe(Gen4) … 大作×複数本+録画・編集キャッシュを見据える
電源:80PLUS GOLD以上(選択可なら) … 将来のGPUアップグレードにも安心
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4Kゲーム・クリエイティブ・拡張性重視で選ぶならNEXTGEAR HD-A7G7T
Ryzen 7 9800X3D × GeForce RTX 5070 Tiを搭載し、4Kゲーミングもクリエイティブも余裕でこなすフルタワーフラッグシップ。
強力な冷却と広い内部空間で将来のパーツ増設がしやすいのも魅力です。メモリは最大128GBまで対応し、3DCG・アニメ制作・長尺動画編集といった重作業にも耐える設計。
こんな人に
4K最高画質+高フレームを安定して出したい
ゲーム配信や動画編集、Blender/AEも本気でやる
先々のGPU/ストレージ増設まで見据えておきたい
おすすめカスタマイズ
メモリ:64〜128GB … AE合成/Blenderレンダ/巨大プロジェクトで効く
ストレージ:2TB以上 NVMe(OS用)+2TB以上(素材・キャッシュ)
電源:80PLUS GOLD/750W以上 … 将来の上位GPU換装も安心