マンスリーアーカイブ 11月, 2018
【Intel NUC】超小型!格ゲー専用マシンにおすすめのゲーミングPC|LEVEL-IN7N-i7-VHXをレビュー
IntelCPUとRadeon Vega Mを搭載するチップセットを"Hades Canyon"(ハーデスキャニオン)というらしいです。 ハーデスは冥界の王として有名ですが、その名前がNUCのコードネームに作ってどういうこと?(NUC=Next Unit of Computing の略で、インテルの推進する据置型の約 10cm x 10cm の超小型パソコンの規格)と思いましたが、Kaby-Lake世代CPU+AMD Vega=Kabe Lake-Gの組み合わせは確かに強力でした。 この記事では、パソコン工房より販売されているLEVEL-IN7N-i7-VHX(Hades Canyon PC)をお借りし実機テストの結果をもとに批評する記事です。
Intel NUC "Hades Canyon"の特徴
とにかくコンパクト!iPhone SE4台分の幅 奥行きがiPhone SE程度、幅もSEを4台並べた程度と、非常にコンパクトに作られており、置き場に困ることはまずないでしょう。 一般的な15.6インチノートパソコンよりもコンパクトかつ拡張性を確保するべくポート類も豊富です。
ゲーミング性能はGTX1050Ti程度でまずまず 低(最低画質)
中
高 平均FPS
193.63fps
94.532fps
48.095fps MSi社の「after burner」を用いて、大人気ゲーム『Fornite(フォートナイト)』実際のフレームレートを計測。エクセルに書き出して平均フレームレートを出してみました。 実際の性能としては、GTX1060よりやや低め。GTX1050Ti程度といったところでしょうか。バトルロイヤルゲームを低~中画質でプレイすることは十分可能です。 しかし、高画質以上となるとかなりきびしめで、カクツキを確認できるレベルでフレームレートがおちてしまいました。
鉄拳7FR 鉄拳7FRにおいては、対戦中にフレームレートが57より下になることはありませんでした。 格ゲー専用機としてはかなり優秀だと思います。
高速M.2SSDを搭載 LEVEL-IN7N-i7-VHXでは、インテル製のM.2SSDが搭載されていました。2400MB/sというと最高速度ではないものの、体感速度的には3000MB/sとまったくかわらないです。 大容量のデータ読込を行う場合を除いてあまり効果はないものの、Kaby Lake-GシリーズのCPUパワーであれば、動画の編集作業やRAW現像も行うことができます。 LEVEL-IN7N-i7-VHX
144,980 円(税別)~
公式サイトで確認 パソコン工房の評価と評判|秀逸なPCケース、PCパーツは業界最安値クラス LEVEL-IN7N-i7-VHXのスペック OS
Windows 10 Home...
Core i7 9700K搭載ノートPC DAIV-NG7630S1-M2S5をレビュー
マウスコンピューターのDAIVブランドでは、デスクトップCPUを搭載した本格的なクリエイター向けノートパソコンに力を入れています。 なかでもDAIV-NG7630シリーズは、DTMや3Dモデリングなど、ハイパワーな作業を行えたうえで、省スペースかつ持ち運びが可能という、本来であれば二律背反となる要素をひとつにまとめることに挑戦するパソコンです。 パフォーマンスが高いのは当たり前で、液晶ディスプレイの色の再現度や、耐久性をどれだけ高められるか、マウスコンピューターから「DAIV-NG7630S1-M2S5」レンタルできたので、僕の可能な限りで測定した結果をまとめていきます。 なお、2019年現在では最新機種NG7700がリリースされていますのでそちらもご覧ください。 DAIV NG7700レビュー|Core i9 9900K搭載のフルパワーノートPC DAIV-NG7630の特徴
第9世代デスクトップCPUをノートパソコンに搭載 第9世代のCoffee Lake Rとなり、Core i7はハイパースレッドがふさがれ、8コア8スレッドとなりました。のちに紹介しますが、クロック周波数や、シングルコア性能が向上したことにより、動画のレンダリング速度はCore i7 8700K以上のパフォーマンスであることを確認しています。 性能の向上はありがたいのですが、数値だけ見れば大幅に変わるというわけでもないため、クリエイターなど仕事で使う以外で第9世代のCPUはコスパがあまりよくないと評判です。 DAIV-NG7630シリーズでは、最廉価モデル(といっても最低35万程度)からCore i7 9700K搭載モデルが選択可能です。
高いユーザビリティをほこる設計 CPUがフルパワーで使われた際のパソコン本体の温度をサーモグラフィカメラで確認、ノートパソコンの弱点である「パソコンが触れないほど熱くなる」を克服しており、デスクトップCPUを搭載しているのに、表面温度は一番熱くなるCPU付近の温度が43.4℃でした。キーボード周辺の温度は、30度前後で安定しており、ピークパワー時でもパソコン本体を操作することが可能です。
第9世CPU代最上モデルも選択可能
DAIV NG7630はクリエイター向けモデルとして、専用グラフィックスのGTX1080を標準で搭載しています。異なるのは、CPUにフラッグシップのCore i9 9900K、メモリ、SSDの容量、などです。 モデル型番
構成内容 DAIV-NG7630S1-M2S5←レビューモデル
メモリ32GB M.2 SSD480GB DAIV-NG7630H1-M2S10
メモリ32GB M.2 SSD480GB×2 DAIV-NG7630H1-SH2←Core i9 9900K
メモリ32GB SSD240GB+HDD1TB DAIV-NG7630U1-S40←Core i9 9900K
メモリ64GB...
なぜマウスコンピューターのパソコンは初期不良が年々少なくなっているのか?理由を解説
マウスコンピューターが開発する、mouse,G-Tune,DAIV,Mouse Pro各ブランドは、長野県の飯山工場で一括で組み立てが行われています。(一部モデルは除く) CPUやGPU、メモリなどのパーツの初期不良が少なくなってきている一方で、パソコンメーカーの組み立て段階で起きる初期不良について心配されている人も多いでしょう。 そして「マウスコンピューターのパソコン買っても大丈夫?」と思っても、確たる証拠のないうわさ話やいいがかりともとれるコメントが多くウェブ上で散見されたので、実際にマウスコンピューターの工場見学してきた僕が初期不良が少なくなってきている理由について記載する記事です。
マウスコンピューターのパソコンの初期不良が少なくなる理由 どんなパソコンが理想なのか
僕が家電量販店に勤めていた時に必ずお客様に「どういうパソコンが嫌いですか?」とヒアリングをしていました。 その時の回答は「起動時間が遅い」「ファンがうるさい」「パソコンが熱い」といったものです。 パソコン嫌いが増えた理由ですね。起動時間の遅さはSSDで解決できたものの、パソコン本体の熱を逃がすためのファンの音がうるさかったり、熱を逃がしきれないパソコンはまだまだあります。 マウスコンピューターのデメリットは厚い筐体によるデザインだと僕は思っています。しかし、本来のパソコンの利用には一切関係ないため、些末なことです。 むしろ本体を薄くしてイタズラに性能を上げると問題も起きます。
最悪なのは高額なお金を払って本来のパフォーマンスが出ないモデルを買ってしまうこと パソコンの開発段階からの"粗"があると製品化された際に初期不良や動作不良が起きやすい。 具体的に言えば、2018年に発売されたAppleのMacbookProシリーズが該当します。薄型のアルミボディにデスクトップ級のCPUを搭載したら、熱を冷やすことができずサーマルスロットリング(熱によってCPUが壊れないように自らパフォーマンスを落とすこと)が発生し、"高いお金を払ったのに本来のCPUパフォーマンスを出せない"といったことがありました。(IT media) 上記のようなハイスペックパーツが使われている筐体を購入する際は本来のパフォーマンスが出せないノートパソコンを何も知らずに高いお金を払って買ってしまった場合は最悪です。 言いかえれば、"きちんとパフォーマンステストを行ったパソコン"では初期不良が少なくなる。
パソコン開発・設計段階でのパフォーマンステスト
実際、インテルCPUが搭載されていて、Nvidia社のグラフィックボードが搭載されていれば、ゲームや動画編集時におけるパフォーマンスにそこまで大きな差は出ません。 ノート、デスクトップPCどちらにもいえることですが、"熱"と"騒音"対策が重要です。 マウスコンピューターのパソコンは、工場内にある恒温槽=長時間一定温度に保つことができる装置を用いパソコンのストレステストに合格したものだけ、製品化されます。 ストレステスト中に先ほど記載したサーマルスロットリングが発生した段階で再度パーツの選定からやり直すということでした。 マウスコンピューターの設計は、CPUやGPUのポテンシャルを最大限引き出せる設計ということです。 CPUやGPUの性能の進化は止まらないため、小型化、省電力化が年々加速しています。それに伴ってデザインだけにとらわれていると、顧客満足度は下がってしまう。 しかし、マウスコンピューターのパソコンの設計段階に抜かりはない、ということがお分かりいただけたと思います。
高い品質を担保する国内メーカーとしての強み マウスコンピューターのメリットは国内メーカーであることも挙げられます。 で、国内メーカーだから何が安心なのか?知らない人も多いため言及しておきましょう。 そもそも、国内メーカーと外資系メーカーでパソコンに使われているパーツそのものは変わらないのに、国内メーカーを選ぶメリットは日本人が組立品質管理をしているところです。中国で大量生産されたパソコンを国内で販売する外資系メーカーの弱点は、空輸あるいは船便による輸送方法でしょう。日本国内で組み立てられたものが運ばれてくれば当然不良の確率は少なくなります。 設計段階でのミス
組立ミスによる不良
出荷時の配送ミスによる不良 初期不良が起きる要因は設計段階でのミスと紹介しましたが、もちろんパソコン本体を組み立てる際に起きたヒューマンエラーも原因となります。 工場で組み立てする際に初期不良が起きないような仕組みになっていればパソコンを購入しても失敗しないのです。
パーツの取り違いや、付け忘れが起きない環境とは 品質についてご紹介したい部分はたくさんあるのですが、初期不良の原因となる、ヒューマンエラーを防ぐ仕組みについてご紹介します。 まず、僕たちがマウスコンピューター公式サイトからパソコンを購入すると、注文時に構成したものが表となって、出荷曜日別に色分けされます。 オーダー通りのパーツを選ぶ際、間違えてほかのパーツを取り付けてしまうミスを防ぐためにすべてバーコードで部品を管理。 プラスチックコンテナに入れられたパーツで1台分。 さらに、パーツが間違ってコンテナに入れられていないかをチェックし、初めてパソコンの組み立てが行われます。 組立を行う従業員の方は、スキルチェックシートにより個々で製品にバラツキがないように管理されています。手作業で行われる組立作業において、機械的に管理することが必要とされる工程ですが、こうしたスキルの均一化は日本企業の得意分野だと思います。日本人はまじめですからね。 「初期不良の発生は工場内で処理」することを目的としているため、ここから企業秘密の耐久検査を行い、最終チェックへと進みます。 さらに、ランダムで品質管理のための抜き取り検査が行われます。 ベテランの技術者による厳しい最終チェックを通過し、基準に満たないものははじかれ、今まで紹介した工程で起きた問題点などを追求し改善します。 先述したスキルの均一化の部分にもつながる点です。 こうして、マウスコンピューターのパソコンは品質が保たれています。
マウスコンピューターの即日出荷品が少ない理由 マウスコンピューターは競合するライバル各社と比較して紹介されるときに、『マウスコンピューターの納期は長め』と評価されることが多いのですが、今まで記載してきた内容も含めて考えていただければ、即日出荷商品が少ない理由がお分かりいただけるでしょう。 実際、SSDやマザーボードなど、パーツレベルの初期不良は避けられない。パソコンは精密機器が多く使われる電化製品であり、どのパーツも個々に複雑に機能しあっているからだ。 言い換えれば、出荷前に徹底した製品チェックを行えば初期不良を未然に防げるということです。消費者としては、早く届いた方がありがたいのですが、初期不良にあたるくらいなら、少し遅れても許容できます。(少なくとも僕はそう思う。) また、冒頭で紹介した通り、パソコンの設計段階ですでに快適に使える基準をクリアしているのですから、何重にもわたって初期不良を防ぐための品質管理が行われており、「マウスコンピューターのパソコンは買っても大丈夫」だといえます。 また、下記記事に実際にマウスコンピューターの納期について記載した記事を書きましたので、パソコンを購入する方は参考にしてみてください。 3000円お得?マウスコンピューターの翌営業日出荷サービスは積極的に利用しよう それでも初期不良が起きてしまった場合は? 最近、商品を購入する際に過剰サービスを求める人が増えているのも事実で、常に完璧な人が存在しないように、全てが完璧な製品もない。(追及することはできますが) マウスコンピューターが用意するコールセンターは、実際にパソコンを購入してトラブルに見舞われたユーザーからの評価が高いことは上記のスライドの写真を見てもらえればわかると思います。 また、さらにクオリティの高いアフターサービスを求めるのであれば、マウスコンピューターの3年安心パックサービスで長い期間手厚いサポートを受けられますよ。
さいごに
他社を非難するわけではありませんが、株式会社MCJ(マウスコンピュータージャパン)は上場企業です。経営方針や売り上げ、費用がどこに使われているかが白昼の下にさらされます。 ゆえに、工場などの内部情報もこうして公開してくれるわけです。オープンであることは信用に値する企業であると僕は思っているのでパソコンを買うならマウスコンピューターがオススメです。 不安な方は マウスコンピューターの「キーボードが打ちづらい」「ファンがうるさい」「液晶がしょぼい」などの疑問に全機種レビューしてる僕がお答えします。 も参考にしてください。 マウスコンピューター公式ページ
関連記事 マウスコンピューターの評価や評判
マウスコンピューターの「キーボードが打ちづらい」「ファンがうるさい」「液晶がしょぼい」などの疑問に全機種レビューしてる僕がお答えします。
STYLE-17FH054-i7-UHSVI17インチノートパソコンをレビュー
動画編集といえば、高性能なデスクトップパソコンでなければならないと思ってる方も多いでしょうが、2018年現在でインテル第8世代CPUを搭載したノートパソコンであれば、十分動画編集は可能です。 今回レビューするノートパソコンはマウスコンピューターのグループ会社、パソコン工房(ユニットコム)より売れ筋の17インチ液晶を搭載したノートパソコンをレンタルしました。 パソコン工房のノートパソコンは型番の見方が複雑で一見するとわかりにくいといった難点もありますが、とにかくコスパが高いので初心者の方で動画編集をしてみようと思う方は今回紹介するモデルを選ぶとよいでしょう。 レビュー動画も作りましたので是非参考にしてみてください。チャンネル登録もお願いします。 YouTubeでチャンネル登録
STYLE-17FH054-i7-UHSVIの特徴
Core i7 8750Hを搭載しつつ、10万円前後で購入できる高コスパノートPC 主にゲーミングPCに搭載されることの多いCPUがCore i7 8750Hですが、ゲームのプレイのほかに動画のレンダリング(書き出し)が速いため、YouTube等の動画投稿をしたい人は、このCore i7 8750Hを搭載しているノートパソコンをチョイスするのを僕はおすすめしています。
17.3インチの大型液晶ディスプレイ搭載で作業がはかどる 一般的に15.6インチが"ノートPCの中で最も売れるサイズ"となっています。しかし、動画編集者写真の編集作業を行う上では画面のサイズは大きい方が有利です。 同じ解像度(フルHD)でも15.6インチと比べて17.3インチの方が文字が大きく、画像をはっきり人間の目でとらえることができます。
超高速読込のM.2SSDが標準搭載 STYLE-17FH054-i7-UHSVIは大容量データの読み込みが高速になるM.2SSDを搭載しています。驚きなのがこれだけの贅沢な構成でありつつも、税別は10万9,980円。 パーツ構成だけでいえば、2018年に発売されたMacbookPro 15インチと同等のパフォーマンスを持つものが採用されていながら低価格で購入できるのはパソコン工房ならではです。 もちろん、液晶ディスプレイや細かい点ではMacbookProには及ばないものの、動画制作や写真編集の入門機としてのコストパフォーマンスは非常に高く、別途外付けモニターなどを購入することでより専門的な作業を低価格で実現させることができます。 STYLE-17FH054-i7-UHSVI
109,980円~
公式サイトで確認 パソコン工房の評価と評判|秀逸なPCケース、PCパーツは業界最安値クラス
【目的別】初心者向けコスパの高いノートパソコンの選び方とおすすめまとめ STYLE-17FH054-i7-UHSVIのスペック OS
Windows 10 Home 64ビット モニター
17.3インチ(1920×1280)ドット:タッチ非対応 CPU
Core i7 8750H メモリー
8GB ストレージ
250GB(M.2)/1TB HDD グラフィックス
Intel UHD Graphics 630 光学ドライブ
なし 通信機能
無線:IEEE802.11 ac/a/b/g/n対応 2×2 Dual Band Wi-Fi...
